第389回難解函館記念
ハンデ戦の函館記念は毎年ランク馬が苦戦している。またトップハンデ馬も過去10年で1勝しているだけで、他の年はすべて3着以下。不振が目につく。また1番人気馬も10年で2勝2着1回と、人気馬も信頼性が薄い。
函館記念は毎年、傾向がつかみにくい難解なハンデ戦だ。
(函館記念) 1着 2着 3着
98年 d - -
99年 A d B
00年 - - -
01年 b - A
02年 - - A
03年 B b - DZ
04年 B d Zd A
05年 - - B
06年 C c b -
07年 - - BXd
今年はブレーヴハート、ピサノパテック、フィールドベアー、コーナーストーンが前走指数の上位馬。他に、過去の指数の高いエリモハリアー、コンラッド、マンハッタンスカイ、マヤノライジンなどが指数上の注目馬だ。ただ、3着までのランク馬を見ると、ほとんどが前走指数の高いABCD馬たちで、案外ハンデに恵まれた前走指数上位馬に期待した方がいいのだろうか。
今年のトップハンデはこのレースを3年連続で勝っているエリモハリアーの57.5キロ。次いでフィールドベアー、タスカータソルテの57キロへと続く。同一重賞4連覇がかかるエリモハリアーだが、不利なトップハンデを背負うことに加え、調整過程に少し狂いもあって、順調さにも疑問符が付きそう。積極的に買いたいとは思わない。
過去のレースでは上がりの脚の鋭い馬たちが上位に食い込んでおり、スタミナが問われるハイペースで、加えて上がり勝負が函館記念の特徴だろう。上がり指数の高さは、ブレーヴハート、コンラッド、センカク、フィールドベアー、タスカータソルテ、エリモハリアーの順だが、ハイペースでの上がりの脚はブレーヴハート、コンラッドに見どころがあり、展開に恵まれれば、後方一気の脚が決まるのではないか。
今年は極端にハンデが軽量の馬の出走はなく、ハンデは57.5キロから54キロまでに収まってハンデ上は意外に差がない。ペースが落ち着くようなら、マンハッタンスカイなど先行馬の前残りがあるかもしれない。
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