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2008年10月21日 (火)

第413回ナビグラフで見る回顧28秋華賞

Shukasho2008

 秋華賞は1、2着が指数のランク馬で決まったのに、3連単は1000万を超す配当になった。東京競馬場の指定席も大きなどよめきに包まれた。私はマイネレーツェルからの3連単1、2着流しの馬券を持っていたが、マイネレーツェルは中途半端な位置から、直線もただずるずる下がるだけのレースで、声を出す場面すらなかった。手にした馬券には1着のブラックエンブレムもあったし、もちろん2着のムードインディゴもあった。でも軸馬が全くさえないレースで大敗した上、3着がノーマークの馬では、惜しいとか、悔しいとか、気持ちを揺さぶるような、わき上がってくるものがなかった。
 先週の重賞予想のコラムにも書いたが、今年の秋華賞は指数上は非常に混戦で、指数ナビグラフを見ても、抜けた馬は見えなかった。特にこの世代の牝馬は桜花賞の700万馬券、オークスの44万馬券と、荒れ続けている。上位馬に万全の信頼がないし、人気薄でも一発逆転ができるほどの差しかないということだったのだろう。そして、その様相は秋になっても変わらず、その点から1000万馬券も十分に納得できる結果だった。
 レースは2角過ぎから先頭にたったプロヴィナージュがペースをあげた。直線に入ってもまだまだプロヴィナージュが粘るところ、先行集団でじっとしていたブラックエンブレムが内ラチから一気に伸び、道中ブラックエンブレムの後ろに位置していたムードインディゴが直線外に回して追い込んできた。結果はブラックエンブレムがリードを守り切って勝ったが、3、4、5着は先行した馬たちが占めた。
 ナビグラフを見ると、勝ったブラックエンブレムは上がり指数に見どころがあり、2着のムードインディゴはスローペースでないレースで上がり指数が最も良い馬だった。また3着に逃げ粘ったプロヴィナージュはペース指数の上位馬だった。終わってみればいつも高配当の主役はペース指数、先行指数にあることを思い知らされる。
 昨日、馬場指数を計算して各馬のスピード指数を確認したら、勝ったブラックエンブレムの指数84が最高だった。もう少し高い指数になるかと思ったが、それほどでもなかった。
 レース後の騎手のコメントを読んでみると、人気馬が特に不調であったわけでもなく、むしろどの馬も絶好調だったらしい。そしてレース中も大きな不利を受ける馬がいたわけでもない。それなのに有力馬、人気馬はたちが直線で全く伸びなかったのはなぜだろう。先行馬たちが残ったこととを考えれば、ハイペースではないはず。なのに後方に位置していた人気馬たちは上がったペースについて行けず、直線で脚が止まってしまったようにみえた。これまでスローペースのレースしか経験してない馬が多かったことも要因なのかもしれないが、それにしても、この世代の牝馬はその程度のレベルなのではないか。ダイワスカーレット、ウオッカの秋華賞時のものと比べると指数そのものには差がないが、上がり指数が全く違う。ダイワスカーレット、ウオッカの世代とはかなりの差があるように思える。

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