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2008年10月14日 (火)

第411回ナビグラフで見る回顧27毎日王冠、京都大賞典

Mainichiokan2008
Kyotodaishoten2008

 思いもかけず、ウオッカが逃げるかたちになって、場内は大きくどよめいた。
 ウオッカはゴールの手前でスーパーホーネットには交わされたが、ギリギリ2着は確保して、ダントツ1番人気馬の面目を保った。
 東京は開幕週で馬場状態が良く、ウオッカのペースも極端なスローというわけではなかったが、出走馬のほとんどが33秒台の上がりタイムを示しており、切れる脚がなければレースにならなかったようだ。あのレベルの馬たちなら当然とも言えるが、スローペースでなおかつ馬場状態がよい分、前が止まらず、上がりの脚のある先行馬が上位を独占することになったのだろう。
 そして、勝ったスーパーホーネットも、もちろん2着のウオッカも、3着のアドマイヤフジも、3走内に上がり指数で+15以上を示したことがある馬たちだった。ナビグラフでは、+15のラインを示すブルーラインより上にある馬たちだ。
 この連載の376回(安田記念の項)などでも書いたが、上がり指数+15のラインが平均値の原点に近づけば近づくほど、上がりの良い馬たち、上がり指数で+15ラインを超す馬たちの戦いになる。今年の毎日王冠もまた、そういうレースだったといえる。
 ウオッカの逃げ粘っての2着には、いろいろな意見もあるようだが、57キロの負担重量も微妙に影響があったのかもしれない。そして京都大賞典のアドマイヤジュピタもまた、59キロの負担重量に泣かされた口なのだろうか。結果的にスローペースの上がり勝負に対応できず、なす術もなく大敗してしまった。
 ただナビグラフで見ると、アドマイヤジュピタは上がり指数で上位に位置しており、59キロもこなせないはずはないと思うが、全く気力を感じない走りだった。59キロの負担重量よりも、休み明けでまだ、本調子ではなかったのかもしれない。今の時期、休み明けの馬の取捨は難しい。

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