第422回前走指数上位馬が有力
マイルに展開なし。競馬を始めた頃に覚えた競馬格言のひとつだが、今週マイルチャンピオンシップの連対馬の傾向を調べていて、つくづく「その通り」だと思わされた。平均ペースが多いが、先行馬も、差し馬も、追い込み馬も、満遍なく連対しているし、1番人気も5勝とまずまず。ただし2着は1回だけで、他の年は3着もない。だからといって大荒れになるのかというと、馬連で万馬券になったのは10年で2度だけ。マイル戦は実に傾向がつかみにくい。
それでも指数上は前走指数の高いABCD馬が10年のうち9年で連対している。次いでXYZ馬たちの連対率が高い。指数上でランクされない馬たちも7年で連対しているが、ランクにない馬同士の1、2着は過去10年にはなく、馬連なら指数の上位馬とランク外の馬の組み合わせが基本。どういう訳か、3着にはランク馬がずらっと並んでいる。
(マイルCS)1着 2着 3着
98年 AXa - Yc
99年 AXa BY DYc
00年 - C b -
01年 - D Z
02年 - DXa A c
03年 D - C
04年 DYb B X
05年 - X A
06年 BXa C c CZ
07年 DX - Yd
今年はカンパニー、マイネルレーニア、ファイングレイン、スーパーホーネット、ローレルゲレイロの前走指数が高く、他にエイシンドーバー、スズカフェニックスにもランクが付く。
先行力を生かして上位を狙えるのはマイネルレーニアとローレルゲレイロ、外国馬のラーイズアトーニーなどだが、例年ペースは厳しくなりがちで、逃げ馬や先行馬同士の決着がないことをみても、中心には差し脚のある馬を取った方が良いかもしれない。
上がりの脚は、スローペースならスーパーホーネット、スズカフェニックス、エイシンドーバー、キストゥヘヴンなどが鋭いが、先に述べたように極端なスローペースは考えられず、ペースの対応力を考慮すると、カンパニー、スーパーホーネット、エイシンドーバーなどが実質的な上がり上位馬といえそうだ。
例年、毎日王冠で好走した馬たちが活躍する傾向があり、この点からはカンパニー、スーパーホーネットのいずれかが、連軸向きなのではないか。
東京スポーツ杯2歳Sは、デビューから連勝してきたダノンカモン、スズカワグナーが指数も高く中心になりそう。先行力ではスズカワグナーがよいが、上がりの脚はダノンカモンのほうが切れる。
(東スポ杯2歳S)
1着 2着 3着
03年 d - Y
04年 DZ A a DXc
05年 B Xb -
06年 - C DZ
07年 - C -
(スローペース調整-20/-10)
毎年荒れる傾向が強い福島記念はハンデ戦。昨年は馬連でも3万7290円、3連単は63万馬券だった。指数上は平均指数の上位abcd馬が10年のうち7年で連対しており、平均指数上位のホッコーソレソレー、フィールドベアー、タスカータソルテ、グラスボンバーなどが連軸候補。重ハンデ馬の苦戦を考えると、軽ハンデのキャッチータイトル、ドリーミーオペラ、マイネカンナ、ブレーヴハートなどの一発があるかもしれない。
(福島記念) 1着 2着 3着
98年 - Yc BZb
99年 D - BZb
00年 C a CXa Y
01年 b Y Y
02年 - B c -
03年 - D a BXc
04年 - D -
05年 Zb - Z
06年 BZ AZb c
07年 - - -
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