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2008年12月 9日 (火)

第427回ナビグラフで見る回顧35ジャパンカップダート

Golden_whip2008
Jcd2008

 日曜日の阪神最終12レースはA-Z-Zのランク馬の組み合わせで、3連単は105万7640円の高配当になった。勝ったA馬のクラウンプリンセスは5番人気、2着のZ馬マッチメイトは単勝万馬券の14番人気、3着のZ馬ピサノアルハンブラは7番人気だった。このゴールデンホイップTは国際騎手招待のレースで、このレースでも上位3頭は外国人騎手だったが、外国人騎手や公営の騎手の参加で、例年、このシリーズはペースが厳しくなるのが特徴。厳しいペースに意外な馬が変わり身を見せることも多く、このレースではマッチメイトが、まさにそういう馬だったといえそうだ。参加しているのは一流の騎手ばかりだから、騎手の腕の違いなのだろうが、ペースの厳しさも高配当につながったのではないか。
 ナビグラフを見ると、このマッチメイトはペース指数で+15のライン付近にある馬で、指数上ランクZ馬であることを除いたとしても、ペースからも穴馬の条件を備えていたといえそう。勝ったクラウンプリンセスはスローペースでないレースで上がり指数が最も高く、連軸向きの馬だった。
 マッチメイトは1枠1番の馬だったが、ペース指数、先行指数を気にして見ていると、前で粘るのは内枠の1、2枠の馬が多いような気がする。おそらく内枠は先行する上で、外枠よりも多少有利なのではないか。外枠の場合は少し勢いをつけないと、ラチ沿いに位置取ることは難しいが、内枠なら出たなりでラチ沿いを行くことができる。逆にたもたしていると、外から押し寄せる馬群に包まれて、一旦後方まで下げざるを得なくなるのも内枠で、後方一気の脚を生かしたい馬なら別だが、騎手の心理からしても先行せざるを得ない枠なのかもしれない。騎手の腹が決まれば、もともとペース指数で上位にある馬だけに、意外と粘りやすいのかもしれない。
 105万馬券以外にも、中山11レースターコイズSは23万、土曜日の阪神8レースは14万など、先週はランク馬同士の組み合わせで高配当が多かった。
 そしてJCダートも、結果的には(公営、海外レースは減戦)Z-C-AXというランク馬同士の決着だった。勝ったカネヒキリは05年のJCダート勝ち馬。その後フェブラリーSも勝っている堂々のG1馬だけに、屈腱炎とわかった段階でふつうは引退させるのが常識だっただろう。それが2度の屈腱炎の手術を乗り越え、2年数ヶ月ぶりの勝利を手にした。復活劇にかけた関係者は本当に嬉しかっただろうと思う。心から祝福を贈りたい。それにしてもルーメール騎手はエリザベス女王杯も勝っており、これで秋のG1は2勝目。先週のジャパンカップはデムーロ騎手が勝っているから、しばらくは外国人騎手から目が離せない。--というより、日本人騎手に気合いが感じられないだけか。あるいはあまり上手ではないだけか。

(おしらせ)現在、新基準タイム23版の受付を行っております。基準タイムは馬場指数とともにスピード指数の根幹をなすデータで、毎年最新のデータを加えて改訂しているものです。完成は2月上旬を予定していますが、年内12月26日までにお手続きをいただければ、抽選で有馬記念グッズのプレゼントもあります。詳しくはこちらをご覧ください。

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コメント

日本人騎手は「仲良しこよし」だから駄目なんでしょうね。

投稿: 名古屋の伊藤 | 2008年12月11日 (木) 22時47分

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