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2008年12月25日 (木)

第432回波乱の予感・有馬記念

 今年に限ったことではないが、毎年、毎年、有馬記念だけは当てたいと願っている。もちろんこの1年、競馬を楽しませてもらっただけで十分だが、「終わりよければ全てよし」の言葉通り、有馬記念が当てられれば、この不況下であっても、少しは楽しい正月が過ごせそうだし、幸せな気分でこの1年間を振り返るここともできる。ここは是非にも掉尾を飾りたい。
 有馬記念の過去15年、指数上位馬の連対傾向は以下の通り。指数上何かしらのランクがある馬が圧倒的に強く、ランク外の馬が勝ったのは3頭だけ。そのうち2頭は3歳馬で、ランク外の古馬が勝ったのは昨年のマツリダゴッホだけだった。同じことは2、3着についてもいえる。3歳馬を除いて、古馬の場合はまず指数上位のランク馬が中心になるようだ。有馬記念の軸馬は、指数上位のランク馬から選ぶのがセオリーだろう。
 また、ここ11年間は3、4歳馬が勝ち続けており、3歳馬に加え4歳のランク馬が中心を占める。牝馬は93年の2着ヒシアマゾン以降、昨年ダイワスカーレットが久々に連対をはたしたものの、基本的には苦戦することが多い。また、02年以降昨年まで6年連続で外国人騎手が3着内に活躍中しているのも特徴にあげておこう。

(有馬記念) 1着    2着    3着
93年     Za   A d   Dz
94年    A b   B     D
95年    A       d   BYa
96年    DXa   -     -
97年    C     BXb   A
98年    -     -      Xb
99年    A b   AXc   D d
00年    Y a    Xd     b
01年    -     -     -
02年    B     C     A
03年    DXc   B     -
04年    CXa   AXc    Zb
05年    A b    Y    B da
06年     Xa   -     BYc
07年    -     D     AY

 今年はダイワスカーレット、エアシェイディ、ドリームジャーニー、カワカミプリンセス、メイショウサムソン、アサクサキングス、マツリダゴッホ、、アドマイヤモナークなどが指数の上位馬。3歳馬ではフローテーションが浮上しそうだし、ランク外とはいえジャパンカップを勝ったスクリーンヒーローも無視はできないはず。こうして名前をあげていくと、14頭建てとはいえ、どの馬にもチャンスがありそうに思えてきて、なかなか絞りきれない。
 昨年のコラムにも書いたが、有馬記念の2500の距離はスタミナのウェイトが高く、01年のような超スローペースでない限り、過去の勝ち馬は(先行指数5/上がり指数10)、もしくは(先行指数10/上がり指数5)程度のレベルをクリアしている。ダイワスカーレットやマツリダゴッホなど、今年は先行馬に能力の高い馬もそろっており、極端なスローペースは考えられないから、過去の勝ち馬の条件である(先行指数5/上がり指数10)、もしくは(先行指数10/上がり指数5)のレベルはクリアしていなければならないだろう。今年この条件を満たすのはマツリダゴッホ、アルナスライン、カワカミプリンセス、メイショウサムソン、ダイワスカーレット、アサクサキングス、エアシェイディで、勝つ条件を備えているのは、この7頭に絞られそうだ。この7頭のなかで、苦戦が続く牝馬を除き、さらに勝利に最も近い3歳馬、4歳牡馬だけをピックアップするとアルナスライン、アサクサキングスだけになってしまう。今年の勝ち馬の条件として、3、4歳馬だけに絞らない方がよいかもしれない。ここはマツリダゴッホ、アルナスライン、メイショウサムソン、アサクサキングス、エアシェイディの5頭を連軸候補としよう。もちろんダイワスカーレットも有力候補には違いないが、勝ち馬のない牝馬だけにやむなく連軸候補からは外す。
 合わせてナビグラフ上の特徴も見てみる。データを取ったのは2000年以降。5走内で上がり指数+15以上を示している馬が毎年連対していること、さらにペースの平均値をクリアする馬で上がり指数の上位馬が活躍していることが特徴のようで、エアシェイディ、マツリダゴッホ、スクリーンヒーロー、アドマイヤモナーク、フローテーション、アルナスライン、メイショウサムソンなどがピックアップできる。前記の5頭の連軸候補の中でアサクサキングスを除く4頭、マツリダゴッホ、アルナスライン、メイショウサムソン、エアシェイディがこの条件でも残る。
 順当なら中山が得意なマツリダゴッホの連覇に懸ける手なのかもしれない。あるいはアルナスラインの成長力に期待する手もある。が、波乱を意識するなら、7歳馬の勝利はここ20年で1頭もいないことを承知で、思い切ってエアシェイディからという組み立てもあるのではないか。天皇賞はウオッカ、ダイワスカーレットの壮絶な戦いが話題になったが、負担重量差を考えれば5着とはいえエアシェイディの99の指数は実質的に最上位の指数だ。調教も順調のようで、あっという結果も、あるような気がしている。

 ラジオNIKKEI杯2歳Sは馬場改修後のデータ。連勝中のリーチザクラウンが少しぬけた存在で、次いでロジユニヴァース、イグゼキュティヴの指数が高い。

(ラジオNIKKEI杯2歳S)
       1着    2着    3着
06年    -     -     DXd
07年    CXb   -     -

 有馬記念は今年最後の大一番。皆さんのご幸運をお祈りします。GOOD LUCK

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コメント

 西田式スピード指数は、とても素晴らしいタイム理論だと思います。はじめて著書を拝見したときに深い感銘を受けたことを思いだします。単勝のみで、負けたときに少しづつ増額する地味な方法で、馬券を購入しています。今年も、収支はプラスでした。西田式スピード指数を使用した後に、マイナスだった年は、ただの1年もありません。西田さんには、大変感謝しています。ありがとうございます。

投稿: エトワール | 2008年12月28日 (日) 22時52分

西田先生、いつも西田式スピード指数にはお世話になっております
15年くらい前、初期の頃からのファンで今ではこのデータが無いと馬券は買えないほどです(笑)
おかげで今年最後の有馬記念も三連複で獲ることができました
重ねて御礼申し上げます

投稿: サワムラ | 2008年12月29日 (月) 13時50分

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