« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »

2009年1月29日 (木)

第441回波乱もありそうな3重賞

 今週から、関東の開催は東京に変わるが、東京は寒さも身にしみいる真冬。雪で開催が危ぶまれることもある時期で、昨年はこの時期、東京も京都も、雪の影響による中止が相次いだことを思い出す。週末にかけて下り坂の天気予報が少し気になる。

 ダートの重賞・根岸SはここからG1フェブラリーSに向かいたい馬が殺到して、毎年登録馬が50頭前後にもなる。こうなると出走するだけでも大変。
 東京が新コースになった04年以降を見ると、連対馬は前走指数の上位馬が中心。今年はヒシカツリーダー、フェラーリピサ、ビクトリーテツニー、セントラルコーストなどの前走指数が高い。アドマイヤスバルやリミットレスビッド、バンブーエールも過去に高い指数があったり、平均指数が高かったりで、中心になりうる馬たちだ。

(根岸S)  1着    2着    3着
04年    -     -      Xb
05年    A a   DZd   CZ
06年      c   C     B
07年    -     DXc   BZ
08年    AZa   D     C

 実績では前走、公営の園田のJBCスプリントを勝って4連勝中のバンブーエールが一枚上だろう。ただ、先行馬の粘り込みもないわけではないが、ハイペースになりがちなダート短距離戦で、上がりの脚が鋭い馬に展開は向くはず。上がり勝負になったら、スリーアベニューやナンヨーヒルトップ、ブイチャレンジにもチャンスは出てくる。逆に59キロを背負うバンブーエールは苦しいかもしれない。バンブーエールなど先行馬に有利なペースになったとしても、56キロのヒシカツリーダーや、55キロで出走できる4歳馬セントラルコーストに早めに動かれると、一瞬もたつくこともあり得る。
 展開上はフェラーリピサが良く思えるが、病み上がりで順調さを欠くのは気になるし、前走指数が最上位のヒシカツリーダーも、上がり勝負といっても、最後方からの一気の脚が決まるかどうかは疑わしい。日曜日はおそらく、雨の影響が残ってスピードに乗りやすい軽いダート馬場になるはずで、その馬場状態を考えるとセントラルコーストの逃げ切りに懸けてみるのも手かもしれない。

 昨年の東京新聞杯は6番人気のローレルゲレイロが勝って、2、3着に13、12番人気の馬がはいって、3連単は波乱の254万馬券になった。昨年のナビグラフを見るとほとんど団子状態。指数差がなく難解で、大混戦だったことがわかる。今年も昨年に似て、難解な混戦模様に見える。指数上位はローレルゲレイロ、タマモサポート、ファストロック、マルカシェンク、リキッドノーツ、サイレントプライドなどだが、実績では昨年このレースを逃げて勝ったローレルゲレイロが一歩リードしている状況だろう。ただし、ローレルゲレイロもファストロックも、逃げてこその馬たち。タマモサポートも前々でレースをしたい。有力馬たちは無理してでも、行かざるを得ないのではないか。
 波乱を意識して考えるなら、東京の長い直線を伸びてくるのは、キストゥヘヴン、タケミカヅチ、マルカシェンク、リキッドノーツたちであっても不思議はない。

(東京新聞杯)1着    2着    3着
04年    -     C     AXb
05年    -     -     B
06年    D      Yb   A a 
07年    AYa    Yd   -
08年    -     -     -

 京都牝馬Sは比較的ランク馬が強い。特に平均指数の高いabcd馬が過去10年、毎年連対しており、次いで前走指数の高いABCD馬が有力。1番人気馬が期待に応えられないことが多いが、指数ランク外の馬が勝ったのは2回だけで、連軸はランク馬から選択するのが常道だろう。

(京都牝馬S)1着    2着    3着
99年    -      Zb   AZ
00年     Xd   D     A c
01年    A b   AY    D
02年     Xa   -     C
03年    A c   -     -
04年    -     D c   DX
05年    D     B c   A b
06年    A b    Z    -  (23着同着)
07年    A a   -      X
08年    D d   -      Zb

 今年はザレマ、トウカイルナ、クラウンプリンセス、オディールなどが平均指数の上位馬。他にレインダンス、ニシノマナムスメの前走指数が高い。ただ、牝馬重賞とはいえ、かなり低調なメンバーで、指数上位馬とはいえ、信頼は薄い。しかもスローペース必至で上がりの脚比べになりそうだ。
 上がりの脚ならオディール、テンイムホウ、ザレマ、レインダンス、スペルバインドなどが有力だが、先行力もあるザレマに向く流れになりそうだ。

※スピード指数入り出馬表や、指数ナビグラフの販売を1R単位(50円)から行っております。是非ご利用ください。(開催日前日の17:00販売開始です)
WebMoneyでのご購入はこちら
@niftyでのご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年1月27日 (火)

第440回ナビグラフで見る回顧41AJCC、平安S

200901250602
200901250611
200901250811

 新しい基準タイムの計算作業が終わって、風邪気味だったこともあり、日曜日は1日、自宅で過ごす。相変わらず、新馬、障害戦を除いて全てのレースに参戦しているが、この日はさいさき良く、中山の2レースで3連単96万馬券が的中。そうそうに気持ちと残高に余裕ができた。しかし、後は最終レースまで取ったり取られたり。
 東西のグリーンチャンネルの映像を2画面表示にして見落とさないようにしていても、ときどき締め切りを食らう。買えなかったレースが当たったりして--。
 3場開催は忙しい。
 中山のメインレースはアメリカJCCだったが、ペースも遅く、渋った馬場状態も影響したのか、私が軸に取ったドリームジャーニーは後方のままで、直線もさっぱり伸びなかった。勝ったのは先行集団から抜け出したネヴァブション。中段から追い上げたエアシェイディ、トウショウシロッコが2、3着。2着とはいえ、58キロを背負って伸びた直線の脚色を見ると、エアシェイディはやっぱり強かった。
 京都の平安Sも先行した3頭が1、2、3着。ダートの新星エスポワールシチーの果敢な逃げを、ワンダースピードがゴール直前できっちり交わすレースで、スピード指数も悪くない結果だった。エスポワールシチーは、ここを勝ってG1フェブラリーSに向かうつもりだったようだが、残念ながらその青写真は実現できなかった。それでもいつか、重賞ウイナーにはなれるだろう。
 アメリカJCCも平安Sも、ともに先行馬有利の展開だったようで、ナビグラフをみても、赤いラインの右側のエリアの馬たちの活躍が目立った。先行馬有利の傾向はしばらく続くのではないか。

 基準タイム23版は、27日に発売を開始しました。今年もよろしくお願いします。
年間サポートのお申し込みはこちら
ニフティのダウンロード販売はこちら
ウェブマネーはこちらから、お求めください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月22日 (木)

第439回レベルの高い重賞

今週の重賞は中山でアメリカJCC、京都で平安Sが組まれているが、このレースの勝ち馬はその後に出世したり、G1戦線でも活躍する馬が多く、冬の重賞のなかでもレベルの高いレースだといえる。レベルが高いレースでは、全体としてペースが上がり、指数上位の馬たちが比較的強い傾向を作り出すのだろう。
 アメリカJCCの過去10年の連対傾向をみても、平均指数の上位馬abcが9年で連対し、前走指数上位のABCD馬も9年、XYZ馬も8年で連対している。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
99年    AXa   BYb    Z
00年    -      Xb    Zd
01年    BZa   A d   -
02年    -     C c   B
03年    BXa   C     -
04年    AXb   -      Z
05年    AYb    Za   CX
06年    -     D     -
07年    D a    Z    -
08年    BZ      b   -

 今年はドリームジャーニー、エアシェイディ、アルナスライン、ネヴァブションなどの前走指数が高く、キングストレイルも指数平均値では上位に評価される。
 エアシェイディは昨年このレースを勝って、春の安田記念は4着、宝塚記念は7着、秋の天皇賞5着、有馬記念で3着と、G1戦線でも安定して好走してきた。好調さで真っ先に中心に取りたい馬だ。ただ昨年はエアシェイディ1頭だけ、上がりの脚で目立った存在だったが、今年はエアシェイディだけが58キロを背負うことになって、上がりの脚はそれほど抜けたようには見えない。過去の傾向を見ても、先行馬が活躍することが多く、各馬の脚質から考えると、軽い上がりの脚よりもスタミナが問われるレースになりそうで、とすれば、ドリームジャーニーやネヴァブション、キングストレイルなどに向くのかもしれない。

 京都の平安Sも、ここをステップに、次走フェブラリーSに向かう実力馬が活躍するレースで、当然レベルは高い。スピード指数の上位馬もABC、XYZといった馬たちの活躍が目立つ。
 今年はサンライズバッカス、マイネルアワグラス、ダークメッセージ、ワンダースピード、エスポワールシチー、ネイキッドなどが指数上位のランク馬だ。ダートの重賞実績ではサンライズバッカス、ワンダースピード、マイネルアワグラスなどが上位で、ジャパンカップダート4着のサンライズバッカスの底力が最上位だろう。ただ、上がりにかける馬だけに、58キロを背負うのは少し苦しいのではないか。
 平安Sはダートの重賞らしく、例年、パワーと先行力が問われる。この点からは積極的なレースができるエスポワールシチー、エアアドニスに有利かもしれない。
 特に注目は、目下ダートで負けなしの4連勝を続けるエスポワールシチーだ。4連勝とはいっても、まだ前走オープン戦を勝っただけだが、全て逃げるか、先行してのもの。しかもその間の2着馬は全て、次走か2走目に勝ち上がっており、決して展開に恵まれたとか、相手が弱すぎたという4連勝ではない。指数も2走前の97が示すとおり、重賞を勝つために必要なレベルに不足はない。このレースをステップに大きなタイトルも手にできる器ではないか。

(平安S)  1着    2着    3着
99年    A c   BZb   C
00年     Xa   C     A
01年    A     -     -
02年    AYb   A c   AXa
03年    C     -       c
04年    -      Zc    Yd
05年    C c   -     AZc
06年    C b   -     -
07年      c   AXa   C
08年    CYb   AXa   - 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年1月20日 (火)

第438回ナビグラフで見る回顧40日経新春杯

200901180811
200901180810

 もちろんテイエムプリキュアの逃げ切りを想像しなかったわけではないが、それにしても見事な逃げ切り劇だった。ここは49キロのハンデを生かし切った荻野騎手の好騎乗をたたえるしかないだろう。
 ナビグラフでみるとテイエムプリキュアは右下のエリアにあり、赤いラインも超えた、逃げ馬の典型的なポジションにあった馬だ。軸に取らないまでも、連下には拾っておかなければならなかったと反省するしかない。
 私はヒカルカザブエからの流し馬券しか買ってなかった。ヒカルカザブエは馬群に飲み込まれたまま、全く良いところがなかった。4連勝はなかなかできるものではないと思っての選択だったが、一番基本であるべきスピード指数が低くては、自分の予想のスタンスとしてもお話にもならないではないか。
 そういえば、ひとつ前の京都10レース・石清水Sでも人気薄のマチカネハヤテが逃げ切ったが、同馬もテイエムプリキュアと同じようなポジションにあった馬だった。このレースも最後の最後に切った馬に逃げ切られたのでは、自分の甘さに憤懣やるかたなしと言ったところ。軸に取ったセトノアンテウスが2着にきていただけに、日経新春杯よりも余計に悔しさが残った。
 正月明けの馬場日記に「しばらくは先行力のある馬に注意して馬券を組み立てようと思っている」と書いたばかりなのに、と思い返しつつ---。今週は、反省ばかり。それでも高配当が多かった日曜日は少しのプラス。
 我が師匠・タマちゃんはテイエムプリキュアからの1着流し馬券を持っていたとかで、元気な電話があった。

「新基準タイム改訂23版(2009年版)関連サービス」のお申込みを受付けております。
詳しくはこちらをご覧ください。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2009年1月15日 (木)

第437回日経新春杯は好素質の軽ハンデ馬から

 京都の重賞はハンデ戦の日経新春杯。指数の上位馬もそれなりに重ハンデを課せられるようで、苦戦を強いられることが多い。また、最近はトップハンデ馬も連に絡めず、苦戦が続くレースだ。

(日経新春杯)1着    2着    3着
99年     BYa   D d   -
00年    C     -     -
01年      c   AXa   D
02年    C       a   A
03年    D     BXa   A
04年    -     -     BZa
05年    -     -     -
06年     Y    -     B c
07年    -      Yc   -
08年     Zb   -     -

 指数の高さや安定感、重賞での実績などから、有馬記念の2着馬アドマイヤモナークが抜けた存在だが、先に述べたように58キロのトップハンデは気になるところ。
 過去10年のデータからは、近走2400メートル前後の距離で上がり指数が10以上あることが有力馬の条件になっているが、上がりの脚が問われるようなレースでは、重ハンデ馬は直線で切れる脚が使えず、もたつくことが多い。その点で58キロのトップハンデを背負うアドマイヤモナークは苦しいかもしれない。このレースは勢いのある4、5歳馬が53、54キロのハンデに恵まれる傾向にあり、アドマイヤモナークとの4、5キロのハンデ差は大きいだろう。
 軽ハンデを利して、切れる脚をより発揮できそうなのがヒカルカザブエ、ドリームフライト、タガノエルシコなどだ。ともに前走で1600万条件戦や1000万条件戦を勝ち上がってきたばかりの馬たちだが、なかでも目下4連勝中のヒカルカザブエが基礎能力も高く、ここに来ていよいよ本領を発揮してきたといえそう。ヒカルカザブエはまだ6戦して4勝。芝の2000以上の距離では4戦4勝と距離の不安もない。スピード指数はまだそれほど高くはないが、ここは54キロとハンデにも恵まれており、上がりの脚が問われるレースなら、中心に推せるのではないか。

 京成杯は3歳馬の重賞。クラシックを目指す成長過程の馬たちのレースだけに、例年、前走指数上位馬の活躍が目立つ。今年はセイクリッドバレーを筆頭に、トゥリオンファーレ、サクラルーラー、サンライズキール、アーリーロブスト、ファインビスティーなどの指数が上位だ。連勝中のナカヤマフェスタも差はない。ここは平均ペース以上で上がりの脚が上位のセイクリッドバレーを中心に取りたい。極端なスローペースになってしまうと少し苦しいかもしれないが、このメンバーなら極端なスローペースはないはず。この2走はクラシック戦線での主役もありそうなトーセンジョーダン相手に2、3着と好走し、指数も81、84と高レベルにある。2走とも中山の2000メートル戦で、コース、距離の経験は大きいだろう。

(京成杯)  1着    2着    3着
99年      b   -     -
00年    BYb   D b   AZb
01年    -     AXa   C
02年    -     A a   -
03年    -     A a    Xd
04年    AZa   BXb   -
05年    -      Zd   -
06年    A a   D     BYb
07年    AX    -     -
08年    D     CXd   B a
(スローペース調整-20/-10)

※スピード指数入り出馬表や、指数ナビグラフの販売を1R単位(50円)から行っております。是非ご利用ください。(開催日前日の17:00販売開始です)
WebMoneyでのご購入はこちら
@niftyでのご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年1月13日 (火)

第436回ナビグラフで見る回顧39フェアリーS・シンザン記念

200901110811
200901110611
200901110803

 名古屋の地元、築地口交差点の角に、シンザンというパチンコ屋があった。子供の頃は「妙な名前だな」と思ったが、それが3冠馬シンザンに由来する名前で、そこの社長がシンザンのオーナーだと知ったのは、大学に入ってからだった。シンザン記念はいつも、ふるさとに思いがつながる。
 シンザン記念は3歳クラシックを目指す馬たちが集まるレースだけに、例年ABCなど前走指数の高い馬が中心になってきた。今年も前走指数が最も高かった2番人気アントニオバローズが勝った。直線では12番人気のダブルウェッジがしぶとく粘っていて、少しはらはらしたが、最後はアントニオバローズがクビ差で勝利をつかんだ。3着にも10番人気のトップカミングが入って3連単は27万9100の高配当になった。
 このレースをナビグラフで見ると、勝ったアントニオバローズはもちろん、人気薄だった2、3着馬も、前走、比較的ペースが厳しいレースをしていた馬たちであることが分かる。この時期の3歳馬は、多少ハイペースのレースを経験してきた馬の方が、次走の変わり身につながりやすいようで、先行力の指標である展開指標が役に立つことが多い。
 牝馬のフェアリーSも、4、5番手に先行したジェルミナルが直線鮮やかに抜け出し、2着には追い込んだアイアムネオ、逃げたグッデーコパが3着に残った。牡馬中心のシンザン記念と牝馬限定のフェアリーSをナビグラフで比べてみると、ペースが遅かった分フェアリーSのほうが上がりの脚のウェイトが高く見える。
 日曜日の京都3レースは3連単で322万馬券になったが、1、2着馬はもちろん、15番人気で3着に入ったディアトゥドリームも買える馬ではなかったかと思いつつ、参考までにナビグラフを掲載しておきます。個人的には4着になった15番フレッドバローズからの馬券で、ここはもちろん不発でした。

「新基準タイム改訂23版(2009年版)関連サービス」のお申込みを受付けております。
詳しくはこちらをご覧ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 8日 (木)

第435回シンザン記念はABC

 今週は京都でシンザン記念、中山で牝馬のフェアリーSが組まれている。ともに3歳の重賞でこれからのクラシック戦線を見通す上でもポイントになりそうなレースだ。ただフェアリーSは今年から開催時期だけでなく距離も1600メートルに変わって、過去のレースの比較は難しい。
 シンザン記念はABCなど前走指数の高い馬が中心のレースで、成長過程にある馬たちだけに前走指数は重要な意味を持つ。当然、過去10年の勝ち馬はすべて何らかの指数ランクがある馬たちだった。

(シンザン記念)
       1着    2着    3着
99年    AX      d   -
00年     Ya   -      Z
01年    C     CY      c
02年    C a     b   C
03年    BXa   -     -
04年    AYc   B b    Zd
05年    CXa   A d   D
06年      d   -     A a
07年    C     A      Xa
08年    BYb     d   -
(スローペース調整値-20/-10)

 今年の前走指数上位馬はアントニオバローズ、モエレエキスパート、ハマノエルマー、ピースピースなど。キングスレガリア、ツルマルジャパンは過去の高指数ランク馬だ。勝つのは、このうちのどれかだろう。
 マイル戦だからか、過去のレースは先行力のある馬も上がりの脚のある馬も、均等に連対しており、特に脚質は問われないようだ。連軸には平均以上の指数を示している馬で先行力のある馬や、上がり指数の上位馬が有力になりそうだ。今年、指数上位馬で先行力があるのはアントニオバローズ、ツルマルジャパン、ミッキーパンプキンなどで、上がり指数の上位馬はピースピース、キングスレガリアになどだ。
 過去の連対馬は朝日杯組が中心になっており、この点からは朝日杯5着のピースピースが連軸向きかもしれないが、上がりの脚があるといっても、際だった脚には思えず、余程ハイペースにでもならない限り、追って届かずの負けパターンがあるかもしれない。あるいは朝日杯6着のミッキーパンプキンからの手もあるが、3番手で先行して直線外からの馬たちに交わされての6着。勝ち馬セイウンワンダーとは0.6秒差だったが、大きな不利があったわけでもなく、ハイペースであったわけでもなく、それでいて直線伸びきれなかった点からすると、完全に力負け。それほど推せる内容があったようには思えない。
 それならアントニオバローズから、という組み立ての方が良いのではないか。前走、未勝利戦を勝ったばかりだが、道中は「物見をしながら、遊びながら」で、2馬身半差の圧勝。スピード指数も76と高レベルにあり、相手が弱かったからというわけではない。これからの成長力を考えるなら、ここはアントニオバローズからの狙いが面白いのではないか。

 牝馬のフェアリーSはグッデーコパ、エリザベスムーン、パールシャドウ、カイテキプリンの前走指数が高く、カツヨトワイニング、イナズマアマリリス、ダイワバーガンディは過去の指数の上位馬。未勝利戦とはいえ、前走高指数勝ちのエリザベスムーン、サフラン賞の勝ち馬カツヨトワイニング、連勝中のパールシャドウ、上がりの脚でグッデーコパなどが中心になりそう。

※スピード指数入り出馬表や、指数ナビグラフの販売を1R単位(50円)から行っております。是非ご利用ください。(開催日前日の17:00販売開始です)
WebMoneyでのご購入はこちら
@niftyでのご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年1月 7日 (水)

第434回ナビグラフで見る回顧38金杯

Kinpaie2009
Kinpaiw2009

 少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
 今年も、よろしくお願いします。

 有馬記念が終わって、いつも通りに月曜日に馬場指数を計算して、年末年始の雑用をこなし、31日から2日までが年末年始の休み。新年は4日から競馬が始まる関係で、3日はもう、締め切りだった。競馬の開催スケジュールにそって生活していると、それこそ盆も正月もないが、競馬が1週でもないと、それはそれで寂しいに違いない。
 有馬記念の勢いが残っているのか、正月競馬もまずまずの結果だった。
 4日の中山金杯は、上がりの脚があるオペラブラーボの巻き返しに期待したが、結局58キロのハンデを嫌ったアドマイヤフジが、道中2番手から直線半ばで先頭に立ち、そのまま押し切って勝った。2番人気のヤマニンキングリーが中段から伸びて2着、人気薄のミヤビランベリが3着に逃げ残って、3連単は23万馬券になった。1番人気に支持されたオペラブラーボは直線で伸びる勢いを見せはしたが、6着止まり。
 冬から春にかけては、寒くなる分、馬体に脂肪がつきやすい時期でもあり、軽いスピードよりスタミナが問われることが多くなるようだ。結果的に、先行馬でスピード指数のランクでも上位の馬たちの活躍がより目立つことになる。この中山金杯もハンデ戦とはいっても、指数上ランク外で上がりの脚に懸けるオペラブラーボを軸馬に取ってはいけなかったのかもしれない。
 そんな反省もあって翌日の京都金杯は、人気がないのが少し不思議なくらいだったが、先行力のあるAZc馬のタマモサポートを軸に取った。もちろん余裕十分だった前走のレース内容が良かったことが軸馬にあげた理由だったが、実際、離れた3番手でレースを進め、直線もそのまま押し切る強さを見せてくれた。2、3着は3番人気のマルカシェンクと2番人気のファリダットで、3連単も4万3690円の配当だったが、納得の結果に、ほっとした。
 ナビグラフを見ると中山金杯も京都金杯も、勝った馬は先行力のある馬たち。しばらくは先行力のある馬に注意して馬券を組み立てようと思っている。
 三浦皇成騎手ももちろんだが、アドマイヤフジの川田騎手や、タマモサポートの津村騎手など、最近は若手の騎手が元気で競馬が面白く思える。

「新基準タイム改訂23版(2009年版)関連サービス」のお申込みを受付けております。
詳しくはこちらをご覧ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »