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2009年2月26日 (木)

第449回中山開幕週は逃げ馬有利

 今年の中山記念は出走馬が10頭と、少し寂しい。
 例年、平均指数上位馬の連対率が高く、前走指数の上位馬も活躍している。今年はエアシェイディ、アドマイヤフジ、カンパニー、ドリームジャーニーなどの平均指数が高く、実績、底力からも彼らが中心になるだろう。距離適性からはカンパニーに分があるように思える。他に前走指数で高いトウショウシロッコ、キングストレイルも有力馬の一角を占める存在だ。

(中山記念) 1着    2着    3着
99年    BZb   DXc   -
00年     Xa   DY    D
01年    C a   A     DZa
02年    D     -      Zc
03年    B     -     -
04年    -      Yb    Xa
05年     Xa   -     -
06年     Yc   B a   -
07年      c   A d   C a
08年    CZa   C     -

 ただ、例年、極端なスローペースにはなりにくいレースで、特に2000年以降は馬場状態の良い中山の開幕週に行われることもあって、逃げ、先行馬の前残りが目につく。その点からは先行力のあるアドマイヤフジやキングストレイルに展開は味方しそうだ。週末は雨模様の天気予報だったが、馬場状態が少し気になるところ。平均ペースでしっかりとした上がりの脚を見せてきたカンパニー、エアシェイディ、ドリームジャーニーが直線、追って追って、どこまで迫れるかだろう。

 阪急杯は06年から距離が1400メートル戦に変わった。内回りコースは比較的先行馬に有利のようで、本来ならローレルゲレイロ、ビービーガルダン、フィールドベア、ファイングレインなどに展開は向きそうだが、ファイングレインは59キロが厳しそうだし、ビービーガルダンは休み明け、ローレルゲレイロは前走の大敗が気になるし、フィールドベアは1400の距離が合わないように思える。
 有力な先行馬たちに不安材料が多く、ここは上がりの脚がある4歳馬ファリダット、ドラゴンファングで勝負になるのではないか。

(阪急杯)  1着    2着    3着
06年    -     B     A a
07年    CZa 同着C     BXb
08年    D      Ya   -

 3歳重賞アーリントンカップは、阪神競馬場の馬場改修後、新しくできた外回りコースを使ってのマイルが舞台になった。外回りコースになって、以前の先行馬有利の傾向から、長い直線を叩き合い、より上がりの脚が求められるようになった。
 今年はジョーメテオ、タイガーストーン、アドバンスヘイロー、ダブルウェッジ、ミッキーパンプキン、キングスガレリアなどの指数が高いが、上がりの脚もしっかりとしているのはジョーメテオ、ダブルウェッジ、タイガーストーン、キングスガレリアだろう。

(アーリントンC)
       1着    2着    3着
07年    DZb   AXc    Y
08年    -       c   -
(スローペース調整-20/-10)   

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2009年2月24日 (火)

第448回ナビグラフで見る回顧45フェブラリーS、京都記念、クイーンC

200902220511
200902210511
200902210811

先週より少し早く競馬場に着いたが、あいにく指定席は全て売り切れていた。一般席はまだ余裕があって席は確保できたが、一日中、風が冷たく、また風邪をぶり返しそう。
 未曾有の不景気のさなか、競馬も売り上げが伸びず、苦しい状況に追い込まれないか心配だったが、とりあえず、今年最初のG1フェブラリーSはまずまずの入りのようで、良かった。
 ただ、この日、自分の馬券は堅い配当ばかり。土曜日のプラス分もはき出し、収支はマイナスになってしまった。冷たい風が余計に身にしみる結果だった。
 フェブラリーSはヴァーミリアンの巻き返しに懸けたが、上がりの脚に精彩がなく、6着止まり。ペースは厳しかったが、後続馬も脚を使わされる格好になって、結局、1着のサクセスブロッケン、2着のカジノドライヴ、3着のカネヒキリ、逃げたエスポワールシチーまでも4着に残って、上位を占めたのは先行した馬ばかりだった。
 ナビグラフを見ると1、2、3着馬はグラフの右側に並んでいるペース指数で上位を占めた馬たちだった。もうすこし上がりの脚が問われるのではないかと思っていたが、グラフを見る限り、上がり指数で+10をクリアする馬がいなかったことも確かで、スローペースなら結果も違ったかもしれないが、ペースから考えて見れば、順当な結果だったのかもしれない。
 勝ったサクセスブロッケンの走破タイム1分34秒6はレコードタイムだったが、あくまで金曜日の雨の影響が残って、速いタイムの出やすい締まった堅いダートになったからであって、過信は禁物だろう。
 フェブラリーSはここ10年ほど、7歳以上の馬が勝ったことがなかった。それでもカネヒキリやヴァーミリアンなら克服できるのではないかと思ったが、若さの勢いにはかなわなかったということだろうか。
 土曜日の重賞、京都記念は逃げたヴィクトリーが3着に粘って3連単の配当は少しついたが、1、2着は3番人気のアサクサキングス、1番人気のサクラメガワンダーと入ってここも順当な結果だった。
 荒れたのはクイーンC。人気のミクロコスモスがゴール前の直線、前が詰まって追うに追えず、なす術もなく脚を余したまま、4着に落ちて、3連単は10万を超す配当になった。あの不利がなければ、突き抜けていたのではないかと思うが、それも含めて競馬なのだと、思うしかない。
 来週は中山と阪神に開催が移る。そして引き続きの小倉開催。少しづつ春が近づいてくる。

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2009年2月19日 (木)

第447回いよいよG1

 今週は今年最初のG1・フェブラリーS。
 今年はカネヒキリ、ヴァーミリアン、フェラーリピサ、カジノドライヴ、サンライズバッカスなどの有力馬がそろって、熱のこもったレースになりそうだが、さらにダイワスカーレットが出走していたら、さぞ面白かっただろうと思うが、その点が少し残念。
 04年東京競馬場の馬場改修後、公営競馬での成績を減戦処理し、中央競馬の結果だけを反映して上位馬のデータを取ったが、ダートのG1だけに、1、2着馬はスピード指数上位馬が圧倒的に強い傾向が見える。(05年の2着馬はそれまで中央競馬では芝を中心に使われてきたシーキングザダイヤ。前走は公営の川崎記念2着)
 今年の前走指数上位馬は(地方データを減戦処理すると)カネヒキリ、ヴァーミリアン、フェラーリピサ、ヒシカツリーダーなど。平均指数ではカジノドライヴ、トーセンブライトもピックアップされる。

(フェブラリーS)
       1着    2着    3着
04年    AXa     c   -
05年    AZb   -     -
06年    D     A a   -
07年      d    Zc   B
08年    A     C d    Xc

 昨年のダート戦でもっともレベルが高く、内容の濃かっのは、ジャパンカップダートだろう。勝ったのは復活をアピールしたカネヒキリだったが、その指数は104と高いレベルを示していた。1昨年まで、JCダートは東京2100の距離で行われており、東京の1600を舞台に行われるフェブラリーSとはカテゴリーが違うように思えるが、それでもJCダートに出走した馬たちが活躍するレースだった。昨年からJCダートは阪神の1800の距離に変更され、東京の1600を舞台に行われるフェブラリーSはより関連性が高まるのではないか。
 そういう点で、昨年のJCダート上位馬カネヒキリ、ヴァーミリアンが中心になるのは間違いがないだろう。
 指数上は2強にほとんど差はないが、近走はJCダート、大井の東京大賞典ともに、結果としてカネヒキリがヴァーミリアンに先着、連破している。ふつうなら2者の対決には決着がついたといえるのかもしれない。しかしダート1600はペース配分が難しく、1800と比べても、ハイペースになりがち。先行してハイペースに巻き込まれるかもしれないカネヒキリより、中段から瞬発力をで差し切りを狙いたいヴァーミリアンに展開の利があるように思える。
 もちろん2強に立ち向かう馬が、全くいないとは思えない。2強に割ってはいるとしたら、連勝中のフェラーリピサ、4歳馬カジノドライヴとサクセスブロッケン、エスポワールシチー、古豪サンライズバッカスなどだろう。

 京都記念はここ数年、前走指数の高い馬が中心。今年はカワカミプリンセス、サクラメガワンダー、アドマイヤオーラなどの前走指数が高い。次いでダンスアジョイ、チョウサンデイ、トウカイルナも差がない。外回りの2200の距離だけに、例年、直線の差し脚比べになることが多いようで、上がりの脚があるアドマイヤオーラ、ダンスアジョイ、サクラメガワンダー、カワカミプリンセス、タスカータソルテなどに展開は向きそう。

(京都記念) 1着    2着    3着
99年      c   CZc    Yb
00年     Yb     d   BXa
01年    -     -     CXa
02年     Xa   DX    A d
03年    -     BXa   -
04年    A      Xb   Y
05年     Zb   -     -
06年    DZb   -     B
07年    D     A c   AZ
08年    B     C a   -

 3歳牝馬の重賞・クイーンカップは、前走指数の上位馬で平均指数でもランクに上げられる馬たちが中心。条件を満たすアラマサローズ、ダノンベルベール、ディアジーナ、ミクロコスモスなどが中心になりそうだが、ナビグラフ上は、上がり指数の平均+15ラインを超す馬が毎年連対しており、昨年のリトルアマポーラがそうであったように、上がりの脚があるかどうかは重要なポイントになりそう。上がりの脚はミクロコスモスが最上位だろう。

(クイーンC)1着    2着    3着
04年    A a   C b   -
05年    DXc   -     -
06年    B d    Z    -
07年     Xc   C b   AZc
08年    DXb   -       c
(スローペース調整-20/-10)

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2009年2月17日 (火)

第446回ナビグラフで見る回顧44きさらぎ賞・ダイヤモンドS

200902150811
200902150511

 きさらぎ賞は武豊騎手を背にスローペースで逃げたリーチザクラウンが強かった。上がりの脚もしっかりしていて、直線でも他の馬を引き離す一方。2着のリクエストソングには3馬身以上の差をつけての完勝だった。
 私は、上がりの脚があるリクエストソングを中心に取った。指数上、リーチザクラウンは1頭ぬけた存在に見えたが、ハイペースで直線の脚をなくしたとはいえ、前走の負け方が嫌で軸馬には取りたくなかった。武豊騎手とはいえ、何かにせられたらハイペースもあり得るわけで、前走の再現があるかもしれないと思ったからだったが、結果的に、不安は杞憂だった。このまま皐月賞に向かうようだが、春のクラシック戦線にむけて、有力馬の1頭になるのだろう。
 ナビグラフをみても、ごく当たり前の決着にみえる。勝ったリーチザクラウン、2着のリクエストソングはもちろん、人気薄で3着に突っ込んできた9番エンブリオも、指数のランク馬(Y)だったし、連下には押さえなければならない馬だった。
 それにしても、このところ武豊騎手がすごい。先々週は京都牝馬Sをチェレブリタで、先週の共同通信杯もブレイクランアウトで勝っており、リーチザクラウンの勝利で、日曜日の重賞は3連勝になった。今週の土曜日は4勝と固め打ち。先週と今週、9レース以降に限ると、13鞍に乗って7勝、2着2回、3着1回という結果。勝率は50パーセントを超え、連対率は70パーセントに近い。一時期、いつも最後方から、それで、追って届かずのレースが多く、がっかりさせられることも多々あったが、最近は、直線の追い方に気迫が感じられるように思える。がんばれ。
 東京のダイヤモンドSは4歳馬で53キロと恵ハンデ、距離適性もありそうなモンテクリスエスを連軸に取った。もう少し人気がないかと思ったが、終わってみれば6.9倍の2番人気に支持されていた。直線、前が壁になって外に回す不利があったものの、他の馬の脚も止まってしまって、後方から脚を伸ばしての圧勝。人気薄のブレーヴハートが2着に入って3連単は30万馬券になった。モンテクリスエスの勝ちタイム3分29秒4はレコードだったが、ハイペースで先行馬が一杯になったところを、後方から追い込んだ馬たちが上位を占め、結果的に走破タイムも速くなったようだ。きのう、馬場指数を計算すると、勝ったモンテクリスエスでもスピード指数は90にも届いていない。ハイペースという、展開の利が大きかったのではないかと思え、モンテクリスエスのレコード勝ちも過信はできないかもしれない。春の天皇賞など長距離戦線はまだまだ、混沌の状況が続のではないか。
 今週は軸馬に取った馬はそこそこに健闘していたが、2、3着に抜けが多く、馬券には苦労した。

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2009年2月12日 (木)

第445回春とともにきさらぎ賞

 きょうの東京は暖かく、ゆるんだ空気に春のにおいがする。ダービーを頂点とするクラシックを目指す3歳馬にとっては、暖かさに向かうこれからの1戦1戦が勝負どころ。スペシャルウィークやネオユニヴァースなどのダービー馬を輩出してきた今週の重賞きさらぎ賞も、重要なポイントになるレースだ。
 過去10年、きさらぎ賞は指数の上位馬が強く、なかでも過去に高い指数を示すXYZ馬や平均指数の上位馬abcdが9年で連対して、上位を占める。

(きさらぎ賞)1着    2着    3着
99年      c   AYa   A
00年    D     -      Yc
01年    -      Za   A
02年    D     BYd   A c
03年     Zd   DYb   C c
04年    DXb   BY    -
05年    AZa   BYc   D
06年    -     CXb    Zc
07年     Xa    Yc   -
08年    -     BYa    Xc
(スローペース調整-20/-10)   

 今年はリーチザクラウン、エンブリオ、スズノハミルトンがXYZ馬。他にトモロポケット、キタサンガイセン、ベストメンバーなどが平均指数で、ハイローラーは前走指数で上位馬だ。
 例年、先行馬が上位に残ることが多く、ペースの対応力と上がりの脚がともに求められれる。少なくとも出走メンバーのペース平均値より-5程度のペースを経験して、加えて上がり指数の上位であることが軸馬の条件のようで、その点から、リーチザクラウン、ベストメンバーが連軸の候補になりそう。
 先行力なら前走指数が81で最も高いリーチザクラウンを取り上げたいが、前走、ペースが少し速く、相手も強かったとはいえ、逃げ切れずに2着に負けたのはどうだろうか。それなら前走、リーチザクラウンとも差のない79の高指数で寒竹賞を勝ったベストメンバーからという手もあるのではないか。
 リーチザクラウンの逃げでスローペースはないと思うが、上がりの脚だけならキタサンガイセン、ハイローラー、リクエストソングが切れる。特にリクエストソングは余力で2連勝中。ここからの馬券の組み立てもあるだろう。

 ダイヤモンドSはハンデ戦に加え、スローペースになりがちな芝の長距離レースといっても、連対馬は前走指数の高い馬たちが中心を占め、指数上位馬が強い傾向にある。
 今年の前走指数上位馬はベンチャーナイン、フローテーション、スノークラッシャー、ハギノジョイフル、ゴーウィズウィンドなど。指数上は4歳馬にランク馬が多く、恵ハンデに映る。
 4歳馬では有馬記念組のフローテーションやベンチャーナインが指数も高く、連軸に向くのではないかと思うが、例年、ペースの如何に関わらず、上がりの脚は必須条件であり、軽ハンデの台頭も多い。ならば、同じ4歳馬でも52キロのスノークラッシャーが面白いのではないか。まだ1000万条件を勝ったばかりで、しかも2200以上の距離は初体験。3400が持つかどうかは疑問もあるが、スローペースは必至で、上がりだけになったら3着くらいはあるかもしれない。同じような理由で53キロのハンデで4歳馬モンテクリスエスにも気が動く。距離適性はモンテクリスエスの方があるだろう。

(ダイヤモンドS)
       1着    2着    3着
04年    -     A     BZb
05年    B     DZ     Z
06年    D d   D     C d
07年    CXa   -     A
08年     Za    Xb   B

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2009年2月10日 (火)

第444回ナビグラフで見る回顧43小倉大賞典、共同通信杯、シルクロードS

200902071011
200902080511
200902080811

 土曜日の小倉大賞典は馬場状態の良い開催初日だったせいか、前が止まらず、先行馬の差し脚比べになった。勝ったサンライズマックスは、いつもは中段より後ろでレースを進める馬だが、「開幕週だったし、内枠だったから」という横山典騎手のコメント通り、5番手につけた積極的な先行策が功を奏した。2着のヤマニンキングリーも5、6番手から伸び、3着のミヤビランベリは2番手からのレースだった。Yd-Ba-Aという指数ランク馬通しの決着で、3連単は3万5500円と、まずまずの配当だった。
 ナビグラフでは近走の2走内に赤いラインを超す馬が4頭いたが、その馬たちが1、2、3、5着。私はその内の1頭、15番人気のマストビートゥルーを軸に取ったが、4角で馬群に包まれ、もたつく場面もあっての5着。もう少しスムースなレースだったらと思わずにいられなかった。
 風邪が抜けず、少し熱もあって、今週も日曜日は終日、自宅で電話投票。
 共同通信杯は指数で圧倒している2番人気トーセンジョーダンが2着。勝ったのは1番人気のブレイクランアウト、3着は9番人気のトップカミングだった。
 トーセンジョーダンはこれまで、比較的ペースの厳しいレースで83、90という高指数を示してきた馬。スローペースの新馬戦では6着に負けており、この共同通信杯ではスローペースに対応できるどうかがポイントだった。
 ハイペースで高指数を示すことと、スローペースに対する対応力、まして直線の脚の鋭さとは、イコールではない。高指数の馬が得意なのはおおむねハイペース気味のレースであって、スローペースで直線の脚が問われると、意外ともろさを出すこともある。負ける要因は直線の切れる脚がないことだ。逆に切れる脚のある馬の弱点は、ハイペースを追走して、なし崩しに脚を使わされ、直線で消耗してしまうこと。前者は短距離馬の特徴と重なり、後者は長距離馬と適性が重なる。
 トーセンジョーダンは、やはりと言うべきか、スローペースにとまどいが見えた。直線では脚が伸びず、このままずるずると後退するのではないかと思うほどだったが、それでも必至に追って、追って、2着を確保。軽く鋭い脚はないようだが、スタミナや根性はありそうで、平均ペースになるクラシック戦線でも、十分に戦える素材であることは間違いはないだろう。
 短距離のハンデ戦・シルクロードSはハイペースになって、アーバンストリート、ソルジャーズソング、モルトグランデなど、後方から追い込んだ馬たちが上位を占めた。ナビグラフでは3頭ともブルーのラインを超す上がり指数を示したことがある馬たちだった。
 私は平均ペースか、少しスロー気味になるのではないかと想像していたから、後方一手のアーバンストリートとソルジャーズソングはハナから頭になかった。軸に取ったウエスタンダンサーは牝馬で56キロのハンデが厳しかったのか、疲れがたまっていたのか、15着に大敗した。

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2009年2月 5日 (木)

第443回クラシックへトーセンジョーダン

 今週の共同通信杯はクラシックを目指す馬たちの前哨戦。ここで脱落するようでは先が見えない。クラシックを目指す有力馬が集まり、当然ながら圧倒的に指数のランク馬が強い。前走指数、平均指数、過去に高い指数を示すXYZ馬、どれを取ってもなによりも指数が高いということが、このレースの上位馬の条件だ。

(共同通信杯)1着    2着    3着
99年     Yb     d   -
00年      d    Xa   -
01年    AXa   D     -
02年    A b   AZ      d
03年    DZ    -     -
04年    D b   AXa    Z
05年    AXb   -      Xc
06年    DY    AXa   D b
07年    -     AXb   C b
08年    B b   C c   DY
(スローペース調整値-20/-10)

 今年はトーセンジョーダン、マッハヴェロシティ、メイショウパルマ、トップカミング、カノンコード、シェーンヴァルトなどが指数の上位馬。
 なかでも3連勝中のトーセンジョーダンの指数が抜けているように見える。前走も平均ペースを2番手で折り合い、直線もすっと抜け出し、最速の上がりタイムでの圧勝。能力の違いを見せた。レースのセンスも良さそうだし、今のところ弱点が見えない。
 ここはトーセンジョーダンの相手探しだろう。となると伏兵は一杯いそうだ。まずは指数の高さでマッハヴェロシティ、メイショウパルマ、トップカミング、カノンコード、シェーンヴァルトなどはあげるとして、ヒシポジションの逃げなら超スローペースもありそうで、シゲルエボシダケ、ダイワプリベール、マイネクラリティ、ショウナンアルディにも注意はいるだろう。

(シルクロードS)
       1着    2着    3着
02年    D     D b   C
03年    -       d   D b
04年      d   -      Za
05年      b    Y    A
06年    -     D c    Xb
07年    AZd    Ya   B
08年    C d   -       c

 京都は芝1200のシルクロードS。ハンデ戦になった02年以降、平均指数の上位馬が毎年連対している。他の指数ランク馬では前走指数の高い馬が中心。今年、平均指数の上位はタマモホットプレイ、スプリングソング、モルトグランデ、プレミアムボックスなど。前走指数ではウエスタンダンサー、サープラスシンガー、マチカネハヤテなどがピックアップできる。レースはサープラスシンガーとマチカネハヤテが逃げる展開。その後ろにウエスタンダンサー、スプリングソング、モルトグランデが続く。ペースはそれほど速くはならないはずで、基本的には先行馬に有利だろう。
 好調を思わせるのは前走、初重賞挑戦で阪急杯を勝ったウエスタンダンサーだ。スピード指数もスローペース気味にもかかわらず、鋭い直線の脚で90にまとめた。これで近走は芝1200戦を4戦して3勝、2着1回という充実ぶりだ。他ではスプリングソングが安定しているが、ハンデ戦になってからハンデ頭が勝ったのは1度だけ。ここは4歳馬で57キロとはいえ、連軸には取りにくい。
 人気のないところではタマモホットプレイの後方一気の追い込み、マチカネハヤテの逃げ残りがあれば面白い。

(小倉大賞典)1着    2着    3着
00年    -     A b   B
01年      b   D     CZa
02年     X      c   D
03年     Zc   A     B
04年    B     -       d
05年     Xa   -     -
06年     X    B      Xa
07年      a   C c    X
08年     Ya    Zc    Xb

 小倉大賞典もハンデ戦。例年は正月の第1回小倉競馬最終週のレースとして組まれていたが、今年は正月競馬が中京で行われた関係で、小倉開幕週のレースになった。当然、馬場状態は絶好で、過去の傾向も変わってくるかもしれない。馬場状態の良さで有利になるのは逃げ馬、先行馬だ。指数上位の逃げ、先行馬はミヤビランベリ、フィールドベアー、マストビートゥルー、ヤマニンキングリーなど。

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2009年2月 3日 (火)

第442回ナビグラフで見る回顧42東京新聞杯、京都牝馬S、根岸S

200901310511
200902010811
200902010511

 ナビグラフを見ていると、荒れるレースは各馬の密集の度合いが強く、団子状態にあることが多いことがわかる。グラフの中心に密集して団子状態にあるということは、各馬の指数に差がないことを表しているわけで、人気にかかわらず、どの馬にもチャンスがあるレースだといえる。
 今年の東京新聞杯のグラフも荒れそうな団子状態だったから、ここはと思って、重馬場得意の14番人気リキッドノーツを軸に取った。しかし、そう思い通りにはいかない。期待したリキッドノーツは不良馬場を最後方から追い込み、健闘はしたものの7着止まりだった。勝ったのは5番人気のアブソリュート、2着に15番人気のキャプテンベガ、3着9番人気のスマイルジャックという結果で、3連単は88万8960円になった。想像通りの波乱だったが、軸馬を間違えていては意味もない。改めてグラフを見ると、勝ったアブソリュートは2走前、スローぺースとはいえメンバー最速の上がり指数を示しており、買うポイントがなかったわけではなかった。
 このところずっと好調だった馬券も、先週は土日とも、運もなく、リズムにも乗れずに負けた。日曜日の重賞、京都牝馬Sのザレマ、根岸Sのセントラルコースト、軸馬にあげた馬はともに3着。他のレースでも、どういう訳か軸に取った馬が3着に沈むことが多かった。
 京都牝馬Sはザレマの先行力に懸けたが、2番手から直線早めに先頭に立つも、内からチェレブリタに差され、外からはレインダンスに襲いかかられて、粘りきれずに3着。ナビグラフからは、素直にレインダンスからという手だったのではないかと、今頃、反省している。
 根岸Sは7番人気のセントラルコーストの逃げ切りに期待をかけたが、スタートするとダンツキッスイが果敢にハナを取りに行って、セントラルコーストは2番手から。ハイペース気味のペースでもよく頑張って、直線の坂下ではわずかに先頭。あわやと思う場面もあったが、フェラーリピサとの叩き合いに負けて、さらにゴール前100メートル当たりでヒシカツリーダーにも交わされてしまった。終わってみればBYa-Ab-Dという指数上位馬の決着で3連単は8万8510円の好配当になったが、セントラルコーストの3着付け馬券は買ってなかったから、どうにもならない。ここも少し狙いすぎたかもしれないと思わないではないが、結果は結果。このレースなら3着でも納得している。納得いかなかったのはたぶん、直線で前が詰まって追うに追えなかった横典のビクトリーテツニーだろう。力のある馬だし、切れる瞬発力もあり、どこかで必ず巻き返しがあるはずだ。

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