第443回クラシックへトーセンジョーダン
今週の共同通信杯はクラシックを目指す馬たちの前哨戦。ここで脱落するようでは先が見えない。クラシックを目指す有力馬が集まり、当然ながら圧倒的に指数のランク馬が強い。前走指数、平均指数、過去に高い指数を示すXYZ馬、どれを取ってもなによりも指数が高いということが、このレースの上位馬の条件だ。
(共同通信杯)1着 2着 3着
99年 Yb d -
00年 d Xa -
01年 AXa D -
02年 A b AZ d
03年 DZ - -
04年 D b AXa Z
05年 AXb - Xc
06年 DY AXa D b
07年 - AXb C b
08年 B b C c DY
(スローペース調整値-20/-10)
今年はトーセンジョーダン、マッハヴェロシティ、メイショウパルマ、トップカミング、カノンコード、シェーンヴァルトなどが指数の上位馬。
なかでも3連勝中のトーセンジョーダンの指数が抜けているように見える。前走も平均ペースを2番手で折り合い、直線もすっと抜け出し、最速の上がりタイムでの圧勝。能力の違いを見せた。レースのセンスも良さそうだし、今のところ弱点が見えない。
ここはトーセンジョーダンの相手探しだろう。となると伏兵は一杯いそうだ。まずは指数の高さでマッハヴェロシティ、メイショウパルマ、トップカミング、カノンコード、シェーンヴァルトなどはあげるとして、ヒシポジションの逃げなら超スローペースもありそうで、シゲルエボシダケ、ダイワプリベール、マイネクラリティ、ショウナンアルディにも注意はいるだろう。
(シルクロードS)
1着 2着 3着
02年 D D b C
03年 - d D b
04年 d - Za
05年 b Y A
06年 - D c Xb
07年 AZd Ya B
08年 C d - c
京都は芝1200のシルクロードS。ハンデ戦になった02年以降、平均指数の上位馬が毎年連対している。他の指数ランク馬では前走指数の高い馬が中心。今年、平均指数の上位はタマモホットプレイ、スプリングソング、モルトグランデ、プレミアムボックスなど。前走指数ではウエスタンダンサー、サープラスシンガー、マチカネハヤテなどがピックアップできる。レースはサープラスシンガーとマチカネハヤテが逃げる展開。その後ろにウエスタンダンサー、スプリングソング、モルトグランデが続く。ペースはそれほど速くはならないはずで、基本的には先行馬に有利だろう。
好調を思わせるのは前走、初重賞挑戦で阪急杯を勝ったウエスタンダンサーだ。スピード指数もスローペース気味にもかかわらず、鋭い直線の脚で90にまとめた。これで近走は芝1200戦を4戦して3勝、2着1回という充実ぶりだ。他ではスプリングソングが安定しているが、ハンデ戦になってからハンデ頭が勝ったのは1度だけ。ここは4歳馬で57キロとはいえ、連軸には取りにくい。
人気のないところではタマモホットプレイの後方一気の追い込み、マチカネハヤテの逃げ残りがあれば面白い。
(小倉大賞典)1着 2着 3着
00年 - A b B
01年 b D CZa
02年 X c D
03年 Zc A B
04年 B - d
05年 Xa - -
06年 X B Xa
07年 a C c X
08年 Ya Zc Xb
小倉大賞典もハンデ戦。例年は正月の第1回小倉競馬最終週のレースとして組まれていたが、今年は正月競馬が中京で行われた関係で、小倉開幕週のレースになった。当然、馬場状態は絶好で、過去の傾向も変わってくるかもしれない。馬場状態の良さで有利になるのは逃げ馬、先行馬だ。指数上位の逃げ、先行馬はミヤビランベリ、フィールドベアー、マストビートゥルー、ヤマニンキングリーなど。
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