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2009年3月 5日 (木)

第451回人気馬が強いクラシック前哨戦

 今週の3歳重賞・弥生賞は皐月賞のトライアル。01年、このレースを勝ったアグネスタキオンは本番の皐月賞でも勝ったし、05年の勝ち馬ディープインパクトは勝ち続けて3冠馬になった。クラシック戦線で活躍できるかどうか、ポイントになるレースで、必然的に世代を代表する馬たちが多く名乗りを上げる。今年は3連勝中のロジユニヴァースを筆頭にセイウンワンダー、アントニオバローズなどが人気を集めそうだ。
 実力馬が集まる弥生賞だけに、過去10年の連対馬は前走指数の高いA、B馬の2頭が圧倒的に強い傾向がわかる。A、B馬以外にも平均指数上位馬やXYZ馬の連対率も高い。指数ランク外の馬で勝った2頭・コスモバルク、マイネルチャールズは、ともに前走で重賞を勝っており、3着以内に入った馬をみてもすべて、前走に勝っている馬たちだった。いずれにせよ指数の上位馬、ランク馬の圧倒的な強さが目立つレースだ。
 また、過去10年、1、2番人気馬が9勝しており、唯一勝てなかった02年でも2番人気馬が2着に入っており、実績を伴って上位人気に支持される馬たちが中心になる。

(弥生賞)  1着    2着    3着    
99年    AYa   C     B
00年    AXa   -      Yc
01年    A a   BZb   -
02年    D d   AXa    Z
03年    A     B d     b
04年    -     BYc   C d
05年    B     C     AYb
06年    BZd   BXa    Yb
07年    AXc   -     -
08年    -      Z    AXc
(スローペース調整は-20/-10)

 今年の前走指数はロジユニヴァース、アントニオバローズがA、B馬。次いでケイアイライジン、キタサンアミーゴの前走指数が高い。セイウンワンダー、アーリーロブストもランクにはあがらなかったが、ほとんど指数差がなく、有力馬の一角を占めるだろう。
 多くの有力馬が75前後の指数のなか、目下3連勝中のロジユニヴァースの前走指数86は一歩抜けた存在に見える。前走は12月末、阪神競馬場でのラジオNIKKEI杯2歳Sだったが、1番人気の有力馬リーチザクラウンが果敢に逃げるところを2番手につけ、直線で難なく交わしさる圧勝劇だった。比較的力のいる馬場状態だったことを考えても、内容は高く評価できるレースだったし、2000の距離を経験したことも大きかっただろう。もし、弱点があるとすると、スローペースになって上がりの脚比べになったとき。新馬戦で34秒台の上がりタイムを記録したことはあるから、杞憂かもしれないが、心配がないわけではない。もちろん、例年、先行力のある馬が活躍しており、ロジユニヴァースに展開も味方すると考えた方がいいのだろう。
 先行力の点ではアントニオバローズも引けをとらない。ただ、アントニオバローズは勝ったレースの距離が1600までというのは気にかかる。それならロジユニヴァースと同じ目下3連勝中のアーリーロブストの上がりの脚に期待した方がよいのではないか。前走は今回と同じコースと距離、中山の2000で行われた京成杯だったが、スローペースの2番手から混戦のたたき合いを制しての勝利は、着差以上の強さだった。何よりも距離の経験、スローペースの対応、上がりの脚の鋭さもあり、ロジユニヴァースと互角に戦い、勝てる可能性があるのはこの馬だけではないか。

 3歳牝馬のチューリップ賞も指数上位馬が強い。前走指数の上位ABC馬は9年で連対し、平均指数上位abcd馬も同じく9年連対している。牡馬の弥生賞ほどではないにしても、チューリップ賞も上位人気馬が安定して強く、1、2番人気の馬がともに連対できなかったのは過去10年で1度だけだった。

(チューリップ賞)
       1着    2着    3着
99年    AYc   AYa    X
00年    -     -      Z
01年    AXa   DYb   -
02年     Xc   CYa   C
03年    D c   A a   B
04年    AYa   -     -
05年    A a   -     -
06年     Z    CYd   -
07年    AXa   BZ    -
08年      c   AYa   BXb
(スローペース調整は-20/-10)

 今年はブエナビスタ、ブロードストリート、マイティースルー、フェイズシフト、カウアイレーンなどの指数が高いが、ジュベナイルFの勝ち馬ブエナビスタが断然の中心馬だろう。前走のジュベナイルFでは最後方から直線大外にまわして、1頭だけ全く脚色が違う鋭さで他馬を置き去りにしてしまった。追い込み馬だけに、指数の高さはそれほどでもないが、いまのところブエナビスタを凌駕できる馬は同世代の牝馬には見あたらない。

 オーシャンSは中山芝1200戦。4年前に重賞に格上げされたレースだが、指数上位馬は苦戦が続く。実績ではキンシャサノキセキが最上位だが、例年、先行馬の前残りが多く、アーバニティやサープラスシンガーなどで勝負になるかもしれない。

(オーシャンS)
       1着    2着    3着   
06年    -     D     -
07年     Xb   -     -
08年    C     -     C

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