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2009年5月28日 (木)

第475回ダービー

 ダービーの連対馬の傾向は見ての通り。スピード指数上AB馬を中心に前走指数の高い馬が強く、過去に最も高い指数のあるX馬も加えると、最近の10年すべての年で連対する。ダービーの連軸はスピード指数上位馬、なかでも前走指数の高い馬か、X馬から取るのがセオリーだろう。

(ダービー) 1着        2着        3着
99年      a   A     A c
00年    -     AXc     a
01年    BYb   A d   -
02年     Xa   -      -
03年    A     D     -
04年    BZb   -     D
05年        A a   C b   B
06年    A      X    B a
07年    DXc    Z    DZb
08年    AXa   -     BYb
(スローペース調整-15/-5)

 今年は皐月賞を勝ったアンライバルド、2着のトライアンフマーチ、3着セイウンワンダー、4着シェーンヴァルトに加え、NHKマイルカップの勝ち馬ジョーカプチーノなどの前走指数が高い。過去の指数上位はロジユニヴァースが高く、この5頭が連軸向きの有力馬といえそう。
 最近のダービーはスローペースになりがちだが、それでも指数の上位馬で「スローペースではないレースで上がり指数の高い馬」が中心になっており、この点からも、条件を満たす皐月賞の上位4頭、アンライバルド、トライアンフマーチ、セイウンワンダー、シェーンヴァルトが有力にみえる。なかでも、96の高指数で皐月賞を勝ったアンライバルドが最有力ではないか。道中は後方に控え、4角手前から早めに仕掛けて、直線に向くとコースの中央をすっと抜けだし、先頭に立つとそのまま押し切ってしまった。少しハイペースに助けられた面があったとしても、状況に即した対応ができて、レースセンスも良く、その強さは高く評価しても良いだろう。
 しかし、アンライバルドに全く死角がないわけではない。たとえばアンライバルドの仕掛けが早すぎて、ゴール前で何かに差しきられる状況がないとはいえない。皐月賞でのアンライバルドは直線の脚の伸びも鋭く、非常に強く思えたが、もう少し直線が長かったらどうだっただろう。後方から一気の脚で追い込んできたトライアンフマーチ、セイウンワンダーの上がりの脚が勝っていた部分もあり、トライアンフマーチやセイウンワンダー、シェーンヴァルトにも逆転のチャンスはあるのかもしれない。実際、上がり指数だけならアンライバルドよりトライアンフマーチの方が良かった。

 目黒記念は難解。ハンデ戦だけに、指数の上位馬も苦戦が続く。スローペースの2500とはいっても先行力のある馬がそろっており、意外と厳しいペースになりそう。当然、上がりの脚があるダンスアジョイ、ハギノジョイフル、レインボーペガサス、ニホンピロレガーロなどにもチャンスはありそう。

(目黒記念) 1着        2着        3着
99年    AYb     d   -
00年     Zb   -      Xa
01年     Zb   A a   -
02年    -     -      B
03年      c   -      Xa
04年    -     -      Ya
05年        -     -     A a
06年    D     B a   -
07年      d   D     -
08年    AZd   C b   -

 金鯱賞は10年の内9年で勝ち馬を出している前走指数の上位馬が最有力だ。平均ランクの上位馬も連対率が高く、10年すべての年で連対している。今年はインティライミ、アグネスアーク、サクラメガワンダー、シャドウゲイトの前走指数が高い。過去の指数や平均値で上位のマンハッタンスカイ、ヴィクトリー有力馬の一角を占める。ここは先行力が戻ってきたヴィクトリー、シャドウゲイト、サクラメガワンダーなどが狙えそうだ。

(金鯱賞)  1着        2着        3着
99年    DZc   -     AXa
00年    A c   D     C d
01年    -       c   A
02年    AZb   AXa   -
03年    CXa    Zb   -
04年    DXa     d   -
05年        AXa   B b    Yc
06年    DZ    AYa   C c
07年    A b    Ya    X
98年    BZc   -     A

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2009年5月26日 (火)

第474回ナビグラフで見る回顧58オークス、東海S

200905240511
200905240710

 最近はダービーや有馬記念など、人気のあるレースの日の指定席は、事前にはがきで申し込みのうえ、抽選に当たらないと手にできない。私もときどき申し込んではいたが、よほど申し込みが多く倍率が高いのか、これまで一度も当たったことがなかった。それが今年やっとオークスの日の「キャンセル待ち」が当たって、カミさんを誘ってでかけた。
 集合時間の11時過ぎ、番号順に1列に並んで待つ。見たところ「キャンセル待ち」は300枚くらい出しているようで、200番台の私の周りの話題は、自分たちの番まで席が残っているかどうかだったが、ほどなく全員が指定席券を手にすることができ、心配することはなかった。

 オークスは断然の人気のブエナビスタが後方から追い込み、きわどいところでレッドディザイアを交わして勝った。写真判定がでて場内にブエナビスタ勝利のアナウンスが流れると、大きな完成と拍手がわいた。高配当の時のざわめきに似たため息とは違って、場内は喜びと安堵の大きな拍手に包まれていたように思えた。私もカミさんも、周りの席の多くの人が、ブエナビスタのウイニングランを立ったまま、拍手で迎え、勝利をたたえ続けていた。それが自然で、当たり前の行為に感じ、実に心地よいひとときだった。3着には桜花賞の3着馬ジェルミナルが入って、3連単は2430円の低配当だったが、競馬の楽しさは配当の高さだけではないことを示す祝福の拍手だった。競馬は自分が予想した馬が勝つことがなによりもまず、うれしいし、楽しい。だからより多くの人が競馬の楽しさに触れる、喜びに包まれるためにも、強い馬が強い勝ち方をする、人気の馬が人気通りに勝つことが時として必要だし、競馬の楽しさの基本形なのではないか。スターホースを生み出す上でも欠かせないのは、ファンの期待に応えて勝つという信頼ではないか。ブエナビスタはこの勝利で、確実にスターとしての信頼を得たのではないか。
 いつかウオッカ、ダイワスカーレットの時代から、ブエナビスタ、レッドディザイアの時代へと移っていくのだろうが、それにしても牡馬はどうしたのだろう。人間の世界と同じで、ヒロインの時代がしばらく続くのかもしれない。

 東海Sはごちゃついた馬群を割って7歳の古豪ワンダースピードが勝った。ダート6連勝で人気になった4歳馬ウォータクティクスは最下位に沈んだ。ここで勝ったらカッコよかったのにね。

 カミさんは女性入場者限定のプレゼントの抽選に当たって、「お風呂セット」をもらっって帰った。
 今週はダービー。アンライバルドは男らしさを見せつけて、新ヒーローの座をつかむことはできるのだろうか。がんばれ。

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2009年5月21日 (木)

第473回ブエナビスタには逆らえない

 今年のオークスは桜花賞を勝ったブエナビスタが断然の人気を集めるだろう。前走の桜花賞は最後方から大外に回して、一気に駆け上がってきた。マイル戦とはいっても、直線の長い阪神の外回りコースで、あの空を飛ぶような美しい差し脚を見せられたのでは、距離が伸びてより適性を発揮しそうだと思うし、直線の長い東京も合わないわけがないと思わされる。桜花賞馬としてスピード指数も水準以上の高さを示しており、ここは逆らっても仕方がないのかもしれない。
 オークスの過去10年の傾向を見ると、前走指数の高い馬たちが中心。ランク外の馬たちの連対も多いが、スローペース必至の2400メートル戦で、指数は低くても近走スローペースで好走してきた馬たちが台頭することがあるからなのだろう。

(オークス) 1着    2着    3着
99年    D     B     A a
00年    B b   A     -
01年    -      Y    C a
02年    -     -     C b
03年    A b   -     -
04年     Zd   DXa    Z
05年    A a   BXb    Xc
06年    -     -     D
07年    BY    -      Y
08年     Zb   B     A d
(スローペース調整-20/-10)

 今年は桜花賞で上位だったブエナビスタ、レッドディザイア、ジェルミナルに加え、忘れな草賞を勝ったデリキットピースの前走指数が高く、指数上の最有力馬。他に過去の指数上位のルージュバンブー、ブロードストリート、サクラローズマリーも有力馬の候補になる馬たちだ。
 オークスはスローペースが基本で、上がりの脚比べになる。過去の連対馬をみても中段からの差し馬が中心で、切れる脚があれば後方一気でも届く。今年のメンバーで上がりの脚が鋭いのはブエナビスタ、レッドディザイア、ジェルミナル、ハシッテホシーノ、ブロードストリート、サクラローズマリーなどだが、なかでも+22というブエナビスタの上がり指数が少し抜けているように思える。冒頭にも書いたとおり、今年はブエナビスタが不動の中心で良いのではないか。
 今年のオークスのテーマはブエナビスタの相手探しだ。指数上評価の高いのがレッドディザイア、ジェルミナル、デリキットピース、ブロードストリート、サクラローズマリーなど桜花賞上位馬と忘れな草賞の上位馬たち。なかでも桜花賞では最後までブエナビスタに食らいついていたレッドデザイア、ジェルミナルが、上がりの脚でも上位にあり、ブエナビスタの対抗馬として最有力ではないか。他ではフローラS組も要注意だが、指数そのもが物足りないし、上がり指数もイマイチのレベル。過信は禁物だろう。

 東海Sは2300の距離で行われる数少ないダートの長距離重賞。昨年は13番人気と16番人気馬が1、2着に入って、3連単は513万を超す配当になった。それ以前の年も3連単はすべて10万を超える高配当で、荒れる傾向は続いているようだ。指数上は前走指数の上位馬が強い傾向。今年はアドマイヤスワット、ウォータクティクス、ワンダースピード、ピサノエミレーツなどの前走指数が高く、過去の指数が高いアロンダイト、メイショウトウコンを含めて有力馬の一角を占めそう。注目は目下6連勝中の新星ウォータクティクス。指数上は上位も可能なレベルで、距離適性があれば逃げ切りもありえる。

(東海S)  1着    2着    3着
00年    BXb   AYc     d
01年    BYb   C c   -
02年    AXa   -     -
03年    地     AYb   B c
04年    -     AYa   D
05年    -     DYc   BXa
06年    D     -     -
07年    DX      b   C a
08年    -     -     -

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2009年5月19日 (火)

第472回ナビグラフで見る回顧57ヴィクトリアマイル、京王杯スプリングC

200905170511
200905160511
200905160509

 ウオッカがゴールしてもまだ、後続馬はずっと後ろでもがいていた。ウオッカが強かったのか、ほかの馬が弱かったのか--。とっさにそんなことを想像してみたが、きっとどちらも、いえることなのだろう。月曜日に計算した馬場指数から各馬のスピード指数を検証してみても、牡馬に伍してG1で戦ってきたウオッカは実績通りに強かったし、他の馬は指数上せいぜい1000万条件のレベルという結果だった。それが7馬身の差として現れたのだが、あまりに違いすぎる能力差は、今後もいかんともしがたいのではないか。
 私はウオッカからの3連単1着流しの馬券を握りしめてはいたが、2、3着のブラボーデイジーもショウナンラノビアもなかった。

 それにしても小雨交じりの強い風が吹いて、寒い1日だった。そのせいか、あるいは新型インフルエンザのせいもあってか、東京競馬場はG1デーにもかかわらず、入場者は多くなかった。

 土曜日の京王杯スプリングカップはスズカコーズウェイが、直線、馬場の真ん中からしぶとく伸びて、トウショウカレッジ、ファリダットをわずかに抑えて勝った。今年も1番人気の馬(スマイルジャック)は勝てず、3連単は6万超の配当で中波乱。このくらいの配当をバシッと当てないと、馬券上手にはなれないのだろう。私はファリダットを軸に3連単1、2着流しの馬券を買っていたが、馬券下手の証明か、あいにく3着流しはもってなかった。

 そういえば土曜日の東京9レースはカルカソンヌ(Ya)が勝って、2着に人気薄のシングンレジェンド(B)、3着にロードパンサー(D)と入って、指数上位のランク馬決着になったが、3連単の配当は驚きの178万1180円。このレースも3着のロードパンサーからの1、2着馬券しか買ってなかった。他もランク馬の好走で高配当が多かったが、今週はなぜか、運もなかった。

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2009年5月14日 (木)

第471回ウオッカの相手は

 今週は人気のウオッカが出走するヴィクトリアマイル。数少ない古馬の牝馬限定G1戦だ。まだ3年の実績しかないレースで、指数上の傾向はつかみにくいが、今年、指数上位はカワカミプリンセス、ウオッカ、リトルアマポーラ、ジョリーダンス、ザレマ、チェレブリタなどだ。

(ヴィクトリアマイル)
       1着    2着    3着
06年     Xd   B c     d
07年    -     -     -
08年    -     B      Za
(スローペース調整値-10/0)

 ヴィクトリアマイルは年々、上がり勝負の傾向が強くなっている。上がりの脚なら、カワカミプリンセス、ウオッカ、ジョリーダンスなどを中心に、ヤマニンエマイユ、ブーケフレグランス、リトルアマポーラ、ザレマ、サワヤカラスカルなどが上位に続く。
 実績からはウオッカが最有力だろう。昨年は33秒2という最速の上がりの脚を使ったものの、追い込みきれずに2着だったが、位置取りが後ろ過ぎただけのこと。これまでマイル戦は(5200)と連対率100パーセントを誇り、距離適性は高い。昨年の安田記念も97の高指数で勝っており、順当に中心に推せるのではないか。ウオッカに次ぐのがカワカミプリンセスだ。前走、大阪杯の上がり指数は破格の鋭さで、好調は間違いないだろう。
 指数上はウオッカ、カワカミプリンセスの2頭が少し抜けた存在で、他は少しもの足りない。この2強の一角を崩すのは、まだ成長を期待できる4歳馬たちだろう。なかでも上がりの脚があるブーケフレグランス、リトルアマポーラ、ザレマ、サワヤカラスカルなどにチャンスがありそう。

 京王杯スプリングCは、過去9年間、1番人気の馬が連対できない傾向にあり、波乱もありそう。指数上は平均指数の上位馬が強く、今年はトウショウカレッジ、ソルジャーズソング、カネトシツヨシオー、リザーブカードなどが平均指数で上位。他にウエスタンダンサー、ファリダット、スピードタッチなども前走指数などが高い馬たちだ。
 前残りならマヤノツルギやボストンオー、ステキシンスケクンなどもありそうだが、どうしてもハイペースになりがちで、切れる脚のあるトーセンクラウン、ファリダット、トウショウカレッジ、ウエスタンダンサーなどに展開は向くのではないか。

(京王杯スプリングC)
       1着    2着    3着
99年    BXa   -     AZb
00年    -      Xa   D
01年    DZd   D      Xa
02年    -     -      A
03年    -     A      Yb
04年      d    Xb   外
05年      b   -      Xa
06年    C c    Xb   BYa
07年     Zb   -     -
08年    BYb   -     AXa

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2009年5月12日 (火)

第470回ナビグラフで見る回顧56NHKマイルC、京都新聞杯、新潟大賞典

200905100511
200905090810
200905090411

 指数の差のないメンバーだったし、今年のNHKマイルカップは荒れるかもしれないと思っても、3連単で238万という想像を超える波乱の結果に、「うーん」とうなるばかりで声もなかった。1着から3着まですべてが、自分の馬券にない馬たちでは、悔しさもわいてこない。日曜日はNHKマイルカップだけでなく、他のレースも良いところなく、結果は大敗。
 月曜日、いつものように馬場指数を計算すると、勝ったジョーカプチーノの指数は92と、歴代の勝ち馬と比べても上位にランクされる高い指数になった。ジョーカプチーノの勝利は、展開に助けられてのフロックではない。その実力は高く評価すべきだろう。

 馬場指数を計算して、ペース指数と上がり指数を検証してみると、逃げたゲットフルマークスを追走した先行馬たちと、離れて集団を構成していた後続のグループとではレースの様相が全く違うように見える。先行した馬たち、なかでも5着までに入った馬たちは平均ペースか、いくらか緩いペースで、ペース指数は-7から-8前後。それでも上がりの脚をしっかり伸ばし、そのまますんなりと上位を確保した。ジョーカプチーノの高い指数が示すとおり、レース内容も上出来だった。しかし、それ以降の集団は完全にスローペースで、団子状態のまま直線に向いて、上がりの脚に懸けることになったが、直線での不利も重なって、上位の馬たちと同じ脚色になってしまっては万事休す、上位の先行集団との差を詰めることもできなかった。レース結果からは、まるで2つのレースが同時に行われているような内容で、もっと積極的に逃げたゲットフルマークスを追走すべきではなかったのかと思わざるを得ない。

 結果的に、先行馬が1着から5着を占め、「上がりの脚」にばかり意識が向いていた自分の予想は、空しいものになってしまった。ナビグラフでは勝ったジョーカプチーノと3着のグランプリエンゼルがともにペース指数の上位馬で、2着のレッドスパーダはスローペースで上がりが良かった馬だった。そういえば去年の今頃も、先行馬の活躍で高配当が多い、というようなことをしきりに書いていたような気がする。

 京都新聞杯はベストメンバーが勝って、2着に上がりの良いデルフォイ、3着はロードロックスターが入って順当な結果。3連単で45万の高配当になったハンデ戦・新潟大賞典は休み明けのシンゲンが98の高指数で圧勝。休み休みの6歳馬で、まだ13戦しかしていないが、これで7勝目。重賞は初制覇だが、指数の高さからも素質はかなりのものだろう。

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2009年5月 7日 (木)

第469回波乱もあるNHKマイルC

 NHKマイルカップは近年、荒れる傾向が強くなってきている。3年前は3連単で20万超の高配当だったし、1昨年は1番人気が2着に入っても3連単はビックリの973万馬券。昨年も1番人気が勝って3番人気が2着でも3連単は11万を超える配当だった。いずれも人気薄の馬の好走の結果だが、3歳馬はそれほどに、大きな変わり身を見せる馬が多いということなのだろう。
 指数上はランク外同士で決着した03年を除いて、前走指数の高いABCD馬と平均指数の上位abcd馬が、ともに10年の内9年で連対している。3歳馬のG1で、スローペースの少ないマイル戦だけに、指数の上位馬の活躍が目立つ。

(NHKマイルC)
       1着    2着    3着
99年    -     B a   -
00年      c   CY    AYc
01年    AYa   -     D
02年    DZ     Zd   BXa
03年    -     -     Cd
04年     Xa   BY    AYd
05年    AXa   B b   CXb
06年    -     D a   -
07年    -     AXc   -
08年    A a   B     -
(スローペース調整-10/0)

 今年の前走指数上位はフィフスペトル、ワンカラット、ブレイクランアウト、サンカルロなど。他に平均指数でマイネルエルフ、ティアップゴールド、過去の指数上位馬としてアイアンルック、タイガーストーン、ミッキーパンプキン、スガノメダリストなどがあがってくる。今年は、例年以上にランクの該当馬が多く、差のないメンバーのレースとみることができ、当然、波乱の様相も強くあらわれるのではないか。
 過去10年の傾向で顕著なのは、近5走内に1600以上の距離を走っていない馬は勝つことはもちろん、2、3着もないこと。また、直近2走の着順がともに5着以下の馬が3着までに入ったこともない。同世代との熾烈な戦いだけに、敗北のダメージは大きいのかもしれない。さらに、例年ペースが厳しくなることが多く、逃げて2着に残ったのは01年のグラスエイコウオーだけで、逃げて勝った馬は1頭もいない。
 近年、NHKマイルカップは上がりの脚がより重要になっており、昨年も一昨年も上がり指数で+10以上の馬が連軸の中心を担ってきた。それ以前は上がり指数で+10を超す馬がいない年もあるが、おおむね該当馬がいる年はそういう馬が中心になっており、ひとつの目安になるだろう。ただ、連下に取る馬の上がり指数は距離に関係なく±0あたりが標準で、悪くても-5は必要のようだ。
 今年、上がり指数が+10を超すのはアイアンルック、ブレイクランアウト、ワンカラット、フィフスペトル、サンカルロなどで、今年の連軸馬候補だといえそう。
 なかでも前走、毎日杯を勝ったアイアンルック、桜花賞では直線の不利がありながらも4着に追い込んだ牝馬のワンカラット、共同通信杯を勝った後、皐月賞を回避してこのレースに臨むブレイクランアウトの3頭が最有力ではないか。

 京都の3歳重賞・京都新聞杯は平均指数の上位馬が毎年連対しており、今年はリクエストソング、ベストメンバー、メイショウドンタク、ロードロックスターが有力馬だろう。ここは皐月賞組のベストメンバー、リクエストソングが連軸の中心と見て良いのではないか。ただ気になるのはベストメンバー、リクエストソングが人気を分け合うと思うが、05年のインティライミを除いて、他の年は1番人気が勝てないレースが続いていること。今年も荒れる傾向が続くとしたら、上がり指数の良いデルフォイ、ニシノホウギョク、ジョウノワンダー、ガウディ、スマートタイタンなどから入る手もあるかもしれない。

(京都新聞杯)1着    2着    3着
03年    A c   -     -
04年     Z    CYa   -
05年    -       d   AXa
06年     Yd    Xa   A c
07年    BYb   B c   -
08年    -     A b   -
(スローペース調整-15/-5)

 高配当の続くハンデ戦の新潟大賞典。指数上は平均指数の上位馬の連対率が高く、今年はオースミグラスワン、アドマイヤフジ、オペラブラーボ、ハイアーゲームが有力。ただ上がりの脚比べになりがちな新潟だけに、58キロを超すオースミグラスワンとアドマイヤフジのハンデは少し苦しいのではないか。上がりの脚ならダイシングロウ、アーネストリー、トウショウウェイヴが切れる。

(新潟大賞典)1着    2着    3着
02年    D c    Ya    Xb
03年     Xb   -       d
04年    A b   B     -
05年    A c    Xa   B
06年    -     CYb   -
07年      c   -     -
08年    -     C     -

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2009年5月 5日 (火)

第468回ナビグラフで見る回顧55天皇賞(春)、青葉賞

200905030810
200905020511
200905020809

 清志郎が死んだ。ロックを聴かない自分でも、清志郎だけは特別にすてきに思える存在だった。どんなに猥雑で、激しい言葉であっても、どんなに派手に着飾って、厚い化粧を施しても、決して人として下品にはならない。ロマンチストでひたすらまじめなロックンローラー。自分の青春時代と重なる「僕の好きな先生」が一番好きな歌だった。
 なんだかね、寂しい。

 不景気の中であっても、さすがにゴールデンウィークのまっただなか。天皇賞の当日はいつもより早く出かけたが、東京の指定席はすでに満席だった。かろうじて一般席を確保して、いつもと変わらず、あたふたと馬券を買い続ける。
 天皇賞はドリームジャーニー(AYb)からの3連単マルチ馬券を買った。ドリームジャーニーはゴール前でサンライズマックスを交わして、ぎりぎり3着を確保。勝ったマイネルキッツはC馬だったし、2着のアルナスラインもBdという指数ランク上位の馬だったから、スピード指数上は比較的取りやすいレースだったはずで、頼まれたカミさんの馬券もみごとに的中していた。レース直後にカミさんに電話すると、自宅でテレビ中継を見ていたようで、3着の写真判定を気にしつつ、高配当に高ぶる気持ちを抑えられない様子だった。勝ったマイネルキッツは12番人気だったから、どの賭け式の配当も高配当で、3連単は22万1080円もついた。
 ナビグラフをみても、上位馬たちはすべて、ペース指数で-15、あるいは-10のレベルをクリアする上がり指数の上位馬という、最近何年間の傾向をそのまま写したような結果だった。
 土曜日の青葉賞も、ナビグラフの赤いラインより上にあって、上がり指数の最も高いアプレザンレーヴを中心に、マッハヴェロシティ、トップカミングが2、3着だった。アプレザンレーヴはスローペースのため指数上は上位にランクされないものの、近2走とも赤いラインより上にあり、上がり指数は最上位だったわけで、ナビグラフを見ればそのレベルが非常につかみやすくなる。
 そういえば土曜日の京都9レース・ 與杼特別は3連単714万1270万円の高配当に驚かされたが、ナビグラフ上は上がり指数で平均値より15以上高いレベルにある馬たちのレースだった。1着のゲットクールは16頭建ての16番人気だったが、芝のレースとはいえ、上がり指数は水準をオーバーする馬だったし、2着のテイエムフルパワー、3着のニットウサランもブル-ラインより上にある馬だった。私は上がり指数上位の4頭のなかの1頭、1番人気の12番マルブツサクラオーを軸に買ったが、あいにくと直線脚が止まって4着に落ちてしまった。それにしてもこの組み合わせで700万とはね。

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