« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

2009年6月30日 (火)

第484回ナビグラフで見る回顧63宝塚記念

200906280910

宝塚記念はディープスカイが単勝1.6倍の圧倒的な人気を集めた。2番人気のドリームジャーニーの単勝7.1倍と比べると、その人気のほどがわかる。しかし率直に考えて、単勝1.6倍は買われすぎだっただろう。
 ナビグラフを見ると、上がりの脚がよいのはよくわかる。ディープスカイとドリームジャーニーの2頭だけが平均の上がり指数より15高い位置に設定されているブルーのラインを超して、さらに平均より20も高いレベルを示している。ナビグラフ上、ディープスカイとドリームジャーニーが中心だとすぐ感じる。ただし、ともにスローペースの大阪杯でのこと。ペースが上がってスタミナが問われることが多い宝塚記念で、その脚が生きるとは考えにくい。例年、ペースの平均以上のなかで、最後の上がりの脚がなければならないという傾向があり、今年でいうなら天皇賞上位馬たちのポジションがちょうどその位置に当たる。この点からディープスカイを見直すと、どうしても最後の最後にスタミナが足りない気がして仕方がなかった。
 さらに、ゴール前でウオッカに交わされたとはいえ、巷間、安田記念の2着がずいぶん高く評価されているようだったが、計算されたスピード指数は93程度で、それほど高いものではなかった。仮にその指数の低さがハイペースによって脚をなくした結果だとしたら、ディープスカイのスタミナに疑問が出てくるし、平均スローペースのものであったなら、指数そのものがもっと高くなければならない。しかもここ4戦とも2、3着止まりで一度も勝っていない。いずれにしても、ディープスカイにそれほどの信頼を置いてはいけないのではないか・・・。
 わたしも先週の初め頃は、ディープスカイで行くつもりだった。しかし、あらためてナビグラフを検証してみたら、先に述べたように、他の馬との差はなく、むしろペースが上がったときの上がりの脚に疑問さえ感じる内容に思えて仕方がなかった。そんなわけで、最終的にドリームジャーニーを本命にしたが、結果的にそれが正解だった。
 1着にドリームジャーニー、2着にサクラメガワンダー、3着にディープスカイが入って、3連単の配当は1万630円に過ぎなかったが、気持ちはそこそこ、うれしかった。
 月曜日、馬場指数を計算したが、ディープスカイのスピード指数は95だった。いまのところそのくらいがディープスカイの能力ではないか。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年6月25日 (木)

第483回ディープスカイは?

 宝塚記念は指数上位馬の連対率が高い。過去10年のうち、A馬は8年で連対し、B馬も合わせると、過去10年すべての年でA、B馬のどちらかが連対している。ただ、阪神の馬場改修後、最近の2年間はランク外の馬が勝っており、この点は要注意かもしれない。

(宝塚記念) 1着    2着    3着
99年    BXb   A a    Xb
00年      b   AYc   D
01年    AYb   AYa   -
02年    B b   C b   D
03年      d   A c   BZb
04年    AXb    Za   -
05年    B     -     AXa
06年    A a   -      Z
07年    -     A a   -
08年    -     A a   -

 今年も前走指数の高いA、B馬が中心になるとすると、春の天皇賞を人気薄で勝ったマイネルキッツ、2着のアルナスラインを筆頭に、3着のドリームジャーニー、4着アドマイヤフジなどがピックアップされる。さらに過去の指数が高いディープスカイ、カンパニー、サクラメガワンダーなども連軸の有力馬だろう。
 阪神内回りコースの2200メートルは直線が比較的に短い。それだけに、仕掛けが早くなりがちで、ペースが厳しくなることが多い。結果的に、直線で最後の最後に残されたスタミナが問われるわけで、過去の連対馬の多くは、(先行指数+10/上がり指数0)のレベルを満たす馬たちだった。今年のメンバーで、近走のレースで条件をクリアするのは天皇賞で上位だったマイネルキッツ、アルナスライン、ドリームジャーニー、アドマイヤフジなどだ。ディープスカイはスローペースですばらしい瞬発力をみせているが、近走に(先行指数+10/上がり指数0)のレベルをクリアするレースがない。前走、安田記念はゴール前でウオッカに差されて2着だったが、負担重量の2キロ差に加え、距離適性の違いもあったとは思うが、指数は93と意外と低い結果だった。ペースが厳しかったとしても、もう少し脚が残っていなければならないはずだし、指数も100に近いレベルは示せたのではないか。もちろん近走2000前後の距離に好成績と高指数が多く、安田記念で負けたことが2200の宝塚記念のマイナス材料にはならないとは思うが、万全な本命馬とは思えない。
 連軸馬はスタミナとペースの対応力のある馬から取りたい。ここは天皇賞の上位組のなかでも、勝ったマイネルキッツ、3着のドリームジャーニーに期待したいと思っている。

※スピード指数入り出馬表や、指数ナビグラフの販売を1R単位(50円)から行っております。是非ご利用ください。(開催日前日の17:00販売開始です)
WebMoneyでのご購入はこちら
@niftyでのご購入はこちら
OCNでのご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009年6月23日 (火)

第482回ナビグラフで見る回顧62マーメイドS

200906210910

 先週から阪神、福島、札幌競馬が始まった。芝の状態の良い開幕週だからだろうか、それにしても、逃げ残りや前残りが多かったような気がした。気になって調べてみたら、福島では土、日の24レース中、なんと19レースで逃げ馬が3着までに残っており、そのうち13レースでは逃げ切り勝ちを果たしていた。複勝率で79パーセント、勝率でも54パーセントという驚異的な率だ。同様に、阪神の逃げ馬の複勝率は50パーセント、札幌では37パーセントだった。
 芝、ダートを問わず、直線の短い小回りコースでは逃げ馬や先行馬の活躍が多いから、開幕週に限らず、今後も逃げ、先行馬には注意がいるだろう。
 このことと関係あるのかどうか。この開催から札幌のダートのクッション砂の厚さが9センチに変更された。他場では8・5センチだから、その0・5センチの差が今後どんな違いになって現れてくるのだろうか。興味深い。
 阪神の重賞・マーメイドSも9番人気のコスモプラチナが、あれあれという間に逃げ切って勝ってしまった。5走前の昨年の夏88の高指数で勝っているが、近走の成績は2桁着順続きで、指数も物足りず、おまけに6ヶ月もの休み明けだったから、軽視してしまったが、レース後の和田騎手のコメントを読むと「休み明けでも、調教の動きがすごく良かった」ようで、やっぱり夏の牝馬は格より「勢い」や「調子」が第一だと思わされた。
 初重賞挑戦で2着に入ったニシノブルームーンも、3連勝で勢いがある馬だった。ハンデも52キロと恵まれ、ナビグラフ上も、先行馬の中で差し脚は抜けた存在に見えた。人気になったベッラレイアやリトルアマポーラは4着、3着と善戦はしたが、なかなか信頼に応えられない。あのダイワスカーレットやウオッカは別格としても、(ユキチャンではなく)もう少し牝馬に強い馬が現れると面白くなるのだが。
 今週は宝塚記念。ウオッカの回避は仕方ないが、ディープスカイを中心に面白いレースを期待したい。逃げ馬は・・・・。いないか。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年6月18日 (木)

第481回マーメイドSは軽量馬

 今週の重賞は阪神のマーメイドSだけ。少し寂しいが、いよいよ新馬戦も始まるし、夏競馬に向かって気分一新。がんばりましょう。
 マーメイドSは06年から牝馬限定のハンデ戦になったが、06年は阪神が改修中のため京都競馬場で行われ、参考になる過去のデータが少ない。昨年は12頭建ての12番人気のトーホウシャインが勝って、3連単は193万馬券と荒れた。牝馬のハンデ戦はなかなか難しい。

(マーメイドS)
       1着    2着    3着
07年    C      Zc     d
08年    -     -     BXa

 今年の指数上位馬はクラウンプリンセス、ニシノブルームーン、ウエディングフジコ、ベッラレイア、ザレマ、レインダンスなど。平均指数ではムードインディゴ、レッドアゲートもあがってくる。しかし、全体として指数のレベルは低調で、85をこすのがやっとの馬たちばかりで、80の指数を示していれば、勝負に加われるだろう。
 牝馬の2000メートルのハンデ戦なら、スローペースは必至。近走、上がりの脚があるのはブーケフレグランス、ニシノブルームーン、ベッラレイアなど。次いでクラウンプリンセス、ザレマ、リトルアマポーラ、マイネカンナなど。
 実績ではエリザベス女王杯を勝ったリトルアマポーラ、同3着のベッラレイア、京都牝馬S2着のレインダンス、阪神牝馬S2着のザレマなどが有力だが、当然のようにハンデは課せられており、もともと軽ハンデ馬が活躍するこのレースに限っては狙いにくい。
 軽ハンデを考えると、ここは52キロと断然の恵量ニシノブルームーンが狙い所ではないか。前走は1600万条件とはいえ、牡馬相手に先行して差し切る堂々のレースで完勝している。スローペースのため指数は79程度だったが、これで500万、1000万、1600万を3連勝だ。今回のレースが重賞初挑戦だけに、ハンデは恵まれているはずだし、ハンデ戦になってからのマーメイドSの結果を見ても、ハンデに恵まれた1600万や1000万条件馬たちの好走が目立って多い。夏の牝馬戦は格より勢いだろう。
 また、阪神の内回り2000は直線が短く、スローペースは先行馬に有利に働くはずで、この点からも先行力のあるニシノブルームーンに向くのではないか。

※スピード指数入り出馬表や、指数ナビグラフの販売を1R単位(50円)から行っております。是非ご利用ください。(開催日前日の17:00販売開始です)
WebMoneyでのご購入はこちら
@niftyでのご購入はこちら
OCNでのご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009年6月16日 (火)

第480回ナビグラフで見る回顧61エプソムC、CBC賞

200906140511
200906140710

 梅雨に入っても雨が少ないようで、日曜日の名古屋は朝から日差しが強く、暑い一日だった。法事の後、メインレースは名古屋の実家のテレビで観た。
 エプソムCはシンゲンを軸に、CBC賞はエイシンタイガーを軸に電話投票で馬券を買っておいたが、エプソムCはシンゲンが圧勝したものの配当が安くてどうにもならず。CBC賞はエイシンタイガーが2着に残ったが、最後に大外から伸びて鮮やかに勝ったプレミアムボックスが押さえてなくて、馬券にならなかった。3連単で2720円の配当だったエプソムCは置いておいても、45万を超す高配当になったCBC賞は、悔いの残る結果になってしまった。
 エプソムCもCBC賞も別定とハンデ戦の違いはあっても、ナビグラフ上はよく似た形に見える。ともに上がり指数で+15ラインを超す馬、エプソムCではヒカルオオゾラ、CBC賞ではプレミアムボックスが、上がりの脚では有力であったことがすぐわかる位置にあり、他の上位馬、シンゲンやキャプテンベガ、あるいはエイシンタイガーやプレミアムボックスも、赤いラインをこす馬の中でも特に有力馬であることくらい、直感的にわかるエリアにある馬たちだった。この形はナビグラフ上、よくあるパターンで、もっとも基本的な形といえそうだ。
 なのに、CBC賞では何でプレミアムボックスを押さえてなかったのか。言い訳になってしまうが、このレース、ハイペースはなさそうで、先行馬有利のことばかりが頭にあったのだろう。先行馬の中ではハンデの軽い3歳馬エイシンタイガーが有利だと思ったが、前が楽している分、後方一気では届かないと判断して、あえてプレミアムボックスは押さえなかった。しかし、スローペース気味で先行馬有利という判断は合っていたとしても、後方一気が届いてしまう結果は想像外だった。なかなか思い通りにはいかないのが競馬の予想とはいえ、限られた自分の想像の世界にとらわれず、指数が高い、あるいは上がりがいい、先行力があるという、ひとつだけでも良いところがある馬なら、まず、押さえておくのが結果的にも良いのだろう。
 夜、東京に戻ったら、大雨だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月11日 (木)

第479回エプソムCはシンゲンに期待

 今年は基準タイムの計算が終わった後、2月の中旬から日曜日は毎週、毎週、休みなく競馬場に通った。それが今週で東京は最終週。来週から関東開催は福島に移る。あいにくというか、今週の日曜日は、名古屋で父の1周忌と母の7回忌の法要があって、競馬場にはいけず、読経の合間の電話投票になりそう。でも、これは不謹慎かな。
 日曜日のエプソムカップは、前走指数の高いABC馬と平均指数の上位馬abcd馬が10年のうち8年で連対して、指数上位馬の健闘が目立つレース。特に03年の東京コース改修後は、前走指数上位のABC馬が毎年連対している。

(エプソムC)1着    2着    3着
99年     -     B     -
00年    BYa    Xa   C
01年      b   -     -
02年     Yd    Xa   -
03年    A     B     -
04年     Zb   AYa   -
05年    -     C d   B b
06年    B     BYa   -
07年      c   C a   C d
08年    -     A b    Yc

 今年はシンゲン、ホッコーパドゥシャ、アーネストリー、ダイシングロウなどの前走指数が高く、エリモエクスパイア、ヒカルオオゾラ、キャプテンベガなども過去の指数や平均指数でピックアップされる。
 順調さから軸馬を選ぶなら、前走、新潟大賞典を98の高指数で圧勝したシンゲンだろう。これまで骨折などの不運もあって、6歳馬ながらまだ13戦しかしていないが、それで7勝をあげている。休み明けの2008年10月以降は4戦3勝。東京競馬場は7戦5勝、藤田騎手とは6戦4勝と、それぞれ相性も良い。
 不安があるとすると、ダイシングロウやヒカルオオゾラ、ホッコーパドゥシャなどの差し脚が生きるような超スローペースになった場合だろう。ただ、このメンバーならそれほどのスローペースは考えにくいし、過去のレースを振り返っても、極端なスローペースはなく、平均ペースが基本になっている。ここはシンゲンに向く流れとみていいのではないか。

 3年前からこの時期の開催になった中京のCBC賞。ハンデ戦ということもあってか、指数上位馬が勝てない。今年はエイシンタイガー、スピニングノアール、ボストンオー、カノヤザクラ、モルトグランデ、トレノジュビリー、コウユーキズナなどが前走指数の上位馬で、さらにソルジャーズソング、タニノマティーニの過去指数が高い。指数上、ランクの該当馬が多いが、それほどに混戦だということだろう。
 小回りの中京コースは元来、逃げ、先行馬が有利。CBC賞も例外ではなく、過去3年とも先行馬が上位を占めている。今年どうしても逃げたいのはメイショウキトリくらい。当然ペースは落ち着きそうで、今年も先行馬に有利な展開だろう。先行馬から軸馬を選ぶならコウユーキズナやエイシンタイガー、トレノジュビリーが中心になりそう。もしハイペースなら、後方一気の脚があるスピニングノアールで勝負にならないだろうか。

(CBC賞) 1着    2着    3着
06年    -      Z      b
07年    -     D c   -
08年    -     A       a

※スピード指数入り出馬表や、指数ナビグラフの販売を1R単位(50円)から行っております。是非ご利用ください。(開催日前日の17:00販売開始です)
WebMoneyでのご購入はこちら
@niftyでのご購入はこちら
OCNでのご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年6月 9日 (火)

第478回ナビグラフで見る回顧60安田記念、ユニコーンS

200906070511
200906060511

 久々、天気の良い日曜日だった。人気のウオッカが出走するからだろうか。この日は朝から女性の入場者が多く目についた。私の後ろの席も若い女性のグループだった。しかしこれが、一日中意味もなく思いつくことをしゃべり続けるお馬鹿さんたちで、賑やかを通り越して、全くうるさいばかりだった。それでも、まだ競馬場にきてくれるだけでもいいかと思って、ここはそっと席を立ち、集中できる場所を探すことにした。
 安田記念は、その昔ノースフライトが勝って馬連で万馬券になったが、それを1万円分買っていたこともあって、個人的にもこれまで何かと相性がよく、わたしの好きなレースのひとつだ。今年はナビグラフでみてもウオッカとディープスカイが少し抜けた存在に思え、ウオッカを1着、ディープスカイを2着にした3連単の馬券を厚めに買った。
 それだけに、直線にむいて、これからというところで、ウオッカの前に大きな壁ができて、出るところがない場面では、半分あきらめざるを得なかった。しかし、ウオッカは人気だけでなく実力も一流だった。「ウオッカが危ない、ウオッカが勝てない」。どよめきと、ざわめきの中、ようやく前があくと、そこから一気呵成に突き抜けて、前を行くディープスカイを大きく交わしさった。そのスピードの速さには本当にビックリした。終わってみれば、まるでヒロインをより美しく見せるための見事な演出のようだった。ライバルだったダイワスカーレットがいたら、もっと盛り上がっただろうと思いながら、私は心地よい風に吹かれていた。
 それにしても、もし負けていたら、武騎手もさぞ、コメントに困ったのではないか。何はともあれ、勝てて良かった。武騎手にとっても、ウオッカ自身にとっても。何よりもファンのためにも。
 そういえば、ターフィーショップでは、あいかわらず「白毛」ユキチャンのグッズを売っていたが、いまはもう、それほど人気があるとも思えないのに、いつまで物珍しさだけで引っ張るつもりなのだろう。競馬の場合、人気と実力はイコールであってほしい。

 土曜日の3歳ダート重賞・ユニコーンSは配当は安かったが、指数の上位馬が上位をしめた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 4日 (木)

第477回ウオッカVSディープスカイ

 マイルのG1安田記念は、平均指数上位のabcd馬が過去10年のうち8年間で連対している。今年の指数上位はディープスカイ、ウオッカ、アルマダ(指数は昨年の安田記念2着時のもの)、ローレルゲレイロ、カンパニー、スーパーホーネットなどだ。

(安田記念) 1着    2着    3着
99年    -     CXc    Z
00年    外     C b外   Yb
01年    AYb   -      Z
02年    -     -     B
03年      c   -     BXa
04年      a   AXa    Zd
05年    C c   -     外
06年    C外     Zb   外
07年     Yd   A     -
08年    -     外     AX

 最近、安田記念の前哨戦にスローペースが多く、本番の安田記念でも上がりの脚がより重要になっている。今年も例外ではないようで、上がりの脚があるディープスカイ、ウオッカ、スーパーホーネット、トウショウカレッジ、カンパニーなどが中心になりそう。ともに指数上位の馬たちでもあり、連軸はその馬たちから選びたいと思っているが、順当なら07年ウオッカと08年ディープスカイのダービー馬対決ではないか。
 ウオッカはマイルに距離適性があり、牝馬で2キロ減の負担重量は有利に思える。ディープスカイはNHKマイルカップ以来、久々のマイル戦だが、ここは厳しいペースはないはずで、ペースに戸惑うこともないだろう。長くいい脚が使える馬だけに東京コースはあうのではないか。ともに順調な仕上がりとか。ここは後世に語り継がれるような、歴史に残るようなレースを期待したい。
 ただ1着から3着までを指数上位馬が占めたのは04年だけで、連下には指数上位のランク馬だけでなく、コンゴウリキシオー、スマイルジャック、スズカゴーズウェイなどのランク外の馬にも注意がいる。また香港馬のサイトウィナー、アルマダはぜひとも押さえておきたい。
 少し気になるのは日曜日の天気と馬場状態だ。東京の週末はまたまた雨模様で、パンパンの良馬場はないだろう。先週のダービーのような不良馬場になったら、上がりの脚に頼る馬より、先行力のある馬、たとえばローレルゲレイロやウオッカ、コンゴウリキシオーなどが中心になるのかもしれない。

 ユニコーンSは01年を除いて、過去7年連続してXYZ馬とabcd馬が連対中。3歳のダート戦だけに、スピード指数で上位にあることは必須条件だ。今年はシルクメビウス、メトロノース、グロリアスノア、ドクターラオウの前走指数が高く、平均指数ではカネトシコウショウ、シンゼンオオジ、平均指数でエジソン、デイトユアドリームなどがピックアップされる。
 例年、平均ペースでも確かな上がり指数を示していた馬が中心になってきたが、今年は上がりに見所がある馬がいない。強いてあげればカネトシコウショウ、デイトユアドリームなどだが、ペースは平均的になりそうで、ならば、先行力を生かして直線で差しきるレースができるシルクメビウスや、ダート初挑戦のゲットフルマークス、ミッキーペトラなどに展開は向くのではないか。

(ユニコーンS)
       1着    2着    3着
01年    -     芝     -
02年    公     AXa    Yb
03年    Yd    B b   芝
04年    Zd    芝     D d
05年    AXa    Y    B b
06年    D      Yc   CZ
07年    A b    Xa   -
08年    BXc    Zc   -
(スローペース調整-15/-5)

※スピード指数入り出馬表や、指数ナビグラフの販売を1R単位(50円)から行っております。是非ご利用ください。(開催日前日の17:00販売開始です)
WebMoneyでのご購入はこちら
@niftyでのご購入はこちら
OCNでのご購入はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 2日 (火)

第476回ナビグラフで見る回顧59ダービー、目黒記念、金鯱賞

200905310510
200905310512
200905300711

 直線の中程、3番手に付けていたロジユニヴァースが内ラチから伸びてきて、堂々新しいダービー馬になった。ロジユニヴァースはただ1頭、本馬場を花道に、新しくダービージョッキーになった横典を背に正面に戻ってきた。拍手と歓声のわきあがるスタンドに向けて正対し、脱帽して馬上から一礼した姿は、人馬ともどろんこではあっても、すごく輝いて美しく見えた。その後もターフビジョンに映し出される横典の表情は、どれも、これも、笑顔に包まれて、本当にうれしそうだった。馬券は外れたのに、その笑顔を見ているだけで、私もうれしくさせられてしまった。おめでとう。おめでとう。おめでとう。

 今年のダービーは、昼過ぎから降り出した激しい雨で、不良馬場になった。不良馬場を意識して、積極的に前でレースをした馬たちが上位を占め、人気になったアンライバルドをはじめとする皐月賞の上位馬は、後方からの競馬になって、直線も伸びず、全く見所もないまま終わってしまった。もちろんどろんこの馬場では、後方から追い込むのは難しかったに違いないし、馬場状態が良かったら、また違った結果もあったかもしれない。しかし、だとすれば、馬場状態に合わせた騎乗をすればいいのであって、今回の結果とはまた別の問題ではないか。
 ナビグラフで見ると、逃げたジョーカプチーノ(D)を含め、ロジユニヴァース(X)、2着のリーチザクラウン、3着のアントニオバローズ(Z)、4着ナカヤマフェスタ(b)はすべて、ペース指数で上位にあった馬たちで、もともとスタミナに優れていた馬たちだったといえそう。馬場も見方に、横典の好騎乗が光った今年のダービーだった。

 最終レースの目黒記念もダービー同様に、先行馬した8番人気のミヤビランベリ(Z)が勝ち、2着にも先行した1番人気のジャーガーメイル(Aa)が入った。3着は唯一後方から追い込んだ人気薄ハギノジョイフルだったが、ナビグラフで見ると3頭ともペース指数の上位馬たちで、スタミナの素養がある馬たちだった。
 あそこまで馬場が悪くなることも珍しいが、馬場が悪いなら、先行馬を買うのが馬券の鉄則かもしれない。

 馬場状態の良かった土曜日、中京の重賞・金鯱賞はサクラメガワンダー(CXa)が直線差しきって圧勝。2着はシャドウゲイト(C)、3着ホワイトビルグリム。小回りの中京は馬場状態に関わらず、ペースが厳しくなりがちで、スタミナのある馬に有利なコース形態。ナビグラフを見るとその傾向がはっきりわかる。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »