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2009年7月 2日 (木)

第485回負担重量の戦い

 今年の函館スプリントSは函館競馬場のスタンド工事のため、札幌での開催になった。函館と比べると札幌競馬場は高低差がないフラットなコースだが、直線の長さやコースの形態は基本的によく似ており、芝の種類もケンタッキーブルーグラスをベースにした同じような洋芝だから、札幌に変わっても過去の傾向に大きな差はないのではないか。

(函館スプリントS)
       1着    2着    3着
99年     Yc   A d   -
00年    -     CZc   -
01年    B     BZ    A c
02年    B d   DYb     d
03年     Xc   B b   -
04年    A b   -      X
05年    A     BZb   -
06年    -     A     DZ
07年    A b   -     B c
08年    AXb    Zd    Yc

 これまでは前走指数の高い馬たちが圧倒的に強いようで、過去10年、ABC馬が毎年連対している。直近の5年間ではA馬が連続して連対しており、前走指数の上位馬が中心になりそうだ。今年は3歳牝馬で51キロの負担重量で乗れるグランプリエンゼルが前走指数の最も高いA馬の評価になった。次いでアポロフェニックス、メイショウトッパー、メジロシリング、マヤノツルギなどが前走指数の上位馬たちだ。
  負担重量を無視するならここは4歳馬アポロフェニックスが好調ではないか。前走はオープン戦とはいえ、好スタートで2番手につけ、直線で差し脚を伸ばすという余裕の勝利だった。先行力もあり、安定した指数の高さとレース内容に好感が持てる。しかし、問題はアポロフェニックス自身にではなく、3歳牝馬で51キロの負担重量で乗れる軽すぎるグランプリエンゼルとの重量差だ。負担重量差は5キロもある。この差は大きい。
 グランプリエンゼルの前走はNHKマイルでの3着。指数も82とまずまずのレベルにある。このレースでも82の指数レベルで走れれば、3歳馬の成長余力で十分に逆転も可能だろう。というより、負担重量の5キロ差がある分、圧倒的に有利ではないか。先行力もあり、古馬のペースでも戸惑うことはないだろう。直線の叩き合いになったら、確実に重量差が生きてくるのではないか。
 例年と比べると今年のメンバーは少し小粒にみえるし、8、9歳の高齢馬に一時期の勢いはない。過去にも牝馬の活躍が多いレースで、ここは3歳牝馬グランプリエンゼルにかけてみたい。

 ラジオNIKKEI賞は3歳限定のハンデ戦。過去3年とも勝ち馬のハンデは55キロ以下の馬たちで、軽ハンデ馬が好走する傾向が強い。人気馬やトップハンデ馬も苦戦が続き、指数上もランク外の馬の活躍が多く、傾向はつかみにくい。
 基本的には、NHKマイル4着のマイネルエルフを筆頭に、ストロングリターン、サトノロマネなどの能力が高いように見えるが、そこそこにハンデは課せられている。過去3年の上位馬たちはみな、軽ハンデを生かして、上がり指数の高い馬が中心になっており、指数上位といっても素直に飛びつけない。軽ハンデは前走重賞で大敗しているか、500万条件戦を勝ったばかりの馬であることが要件だろう。その点から考えると500万条件を勝ったばかりのケイアイドウソジンやシャイニーデザート、メイショウコウセイ、スーパーシズクンでも勝負になるのかもしれない。

(ラジオNIKKEI賞)
       1着    2着    3着
06年      c   -     -
07年    -      Z     Z
08年    -      Xb   -

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