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2009年8月27日 (木)

第501回波乱の新潟記念

 今週は競馬よりも衆議院選挙の方が気になる。結果によっては国のしくみやルール、政治や、経済の構造が大きく変わるかもしれない。当然、無関心ではいられない。馬券の売り上げも景気に左右されるし、農水省管理下の中央競馬も政治と無関係ではあり得ない。今週は選挙に押されて、馬券の売り上げも少し落ちるのかもしれないが、いち国民としてしっかりと見つめていたい。
 さて、新潟記念はハンデ戦。毎年、前走指数の上位馬たちが連対を果たしており、夏に調子を上げている馬が中心になりそうだ。

(新潟記念)  1着     2着     3着
01年       a     Y     A
02年     C      -      -
03年      Xa    D b     Xc
04年     DZb      d    B d
05年     -      BZd    D d
06年     A      C      BYb
07年     CYc    -      -
08年     -      DZc    -

 今年の前走指数上位馬はホッコーパドゥシャ、エリモハリアー、マイネレーツェル、ダンスアジョイ、ダイシンプラン、ハギノジョイフルなど。過去の指数でエアシェイディ、マルカシェンク、トウショウシロッコなども浮上する。
 ただ、最近は7、8歳馬の連対はなく、中心は4、5歳馬だ。この点からエリモハリアー、エアシェイディ、ホッコーパドゥシャ、ダンスアジョイは指数が高くても軸馬には取りにくい。合わせて休み明けや、トップハンデ馬も苦戦続きで、ハンデが疑問なマルカシェンクも敬遠したい。とすると指数上位馬で残るのはマイネレーツェル、ダイシンプラン、ハギノジョイフル、トウショウシロッコなどに収まってしまう。
 この何年間、スローペースでないレースで、上がり指数が高い馬が連軸の中心になってきたが、今年はスローペース必至で、軽量を利して上がりの脚に懸ける馬を中心に取った方が良いかもしれない。上がりの脚が鋭いのは52キロのハギノジョイフル、54キロのサンライズベガ、53キロのイケトップガン、52キロのセラフィックロンプ、56キロでもトウショウシロッコなどだろうか。なかでも近走、好調が続いているのはサンライズベガだろう。指数のランクはつかないものの、前走、新潟1600万条件の日本海Sを先行して余裕の差し切り勝ち。この新潟記念が古馬になっての重賞初挑戦だが、その割には54キロのハンデは見込まれた気がする。しかし、それもこの馬の評価だろう。近走は指数も安定しており、先行力を生かしたレースができれば、新潟コースも合うようだし、十分に戦えるのではないか。ここ3年は人気薄の軽ハンデ馬が波乱を演出しており、この点から気になるのが52キロのハギノジョイフル。不良馬場の目黒記念でただ1頭、後方から追い上げ3着にあがってきたが、そのときも52キロのハンデだった。まだオープンでの勝ち星はなく、前走も大敗しているが、指数は悪くないレベルで、波乱の立役者としての条件は備えている気がする。

 キーンランドCはここ2年、ランク外の馬が勝っているが、連軸は前走指数の上位馬が中心だろう。今年はグランプリエンゼル、タニノマティーニ、トレノジュビリー、ピサノパテック、ウエスタンビーナスの前走指数が高い。過去の指数、平均指数ではビービーガルダン、アポロドルチェ、シンボリグランもピックアップされる。注目は3歳牝馬で51キロで乗れるグランプリエンゼルだろう。前走も札幌の「函館SS」を先行して直線半ばで先頭に立つと、そのままあっさりと勝った。2着は57キロの古豪タニノマティーニだったが、その差は決定的な差に思えた。今回も51キロで戦える有利さは変わらないだろう。

(キーンランドC)
       1着     2着     3着
06年    B d    BXb    A
07年    -      AZb    -
08年    -      BYd    AXa

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2009年8月25日 (火)

第500回ナビグラフで見る回顧71札幌記念、レパードS

200908230109
200908230411

 ぐいぐい追い込んできたが、前を行くヤマニンキングリーをわずかにとらえきれず、ブエナビスタは2着に終わった。期待されていただけに結果は残念だったが、直線がもう少し長かったら、間違いなく差し切っていただろうと思える脚色で、決して悲観することもないだろう。むしろ3歳牝馬として、よく頑張ったと評価して良いのではないか。
 52キロという負担重量で大きく恵まれたからではあるが、ナビグラフで見てもブエナビスタ1頭だけが、上がりの脚で断然のエリアにあった。一方、勝ったヤマニンキングリーは先行力やスタミナを生かせるエリアにあり、実際その通りのレースで、先行して押し切ってしまった。上がりのいい馬と、先行力のある馬の組み合わせは馬券の常道。その点でも納得のレースだった。個人的にはブエナビスタの3連単1、2着流しを手広く買っていたから、人気薄の4着馬マンハッタンスカイが3着に残ってくれていたら、超うれしかったのだけど。
 ブエナビスタは予定していたフランス凱旋門賞へのチャレンジは見送り、この秋は国内で戦うとのこと。ブエナビスタの参戦で今年の札幌記念は馬券もよく売れたというし、数少ない人気の馬だけに、不景気の中の日本競馬を盛り上げるためにも、うれしい選択ではないかと思う。
 今年、新設された3歳ダートの重賞・レパードSはトランセンドが圧勝した。終わって当日の馬場指数を計算したら、トランセンドの指数は100を超す高さになった。これからのダート戦線をリードする馬になりそうな高レベルで、今後の活躍次第だが、ジャパンカップダートさえも視野に入ってくるかもしれない。もちろん2、3、4着のスーニ、スタッドジェルラン、アドバンスウェイも水準以上のレベルの指数を示しており、今年の3歳はダート戦線が面白くなる気がする。

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2009年8月20日 (木)

第499回52キロは断然有利

 この春、桜花賞、オークスと連勝して、3歳牝馬女王の座を手にしたブエナビスタが今週の札幌記念に登場する。札幌記念は3年前から定量戦になって、3歳牝馬は52キロで出走できる。古馬陣の背負う57キロの負担重量と比べると5キロの差があり、この差は指数上から考えても圧倒的に有利にみえる。直線一気の脚を使って追い込むブエナビスタにとって、他の馬より5キロも軽いことの利は非常に大きいだろう。また、過去の勝ち馬は3、4、5歳馬が中心で、牝馬の活躍も目につく。先週のクイーンSは先行馬有利の1800の距離だったが、札幌記念は2000メートル戦。過去の連対馬の傾向を見ても、先行馬が圧倒的に有利というデータはない。むしろ恵量を生かして瞬発力のある馬が多く連対しており、この点からも、今年の中心はブエナビスタで良いのではないか。

(札幌記念)  1着     2着     3着
99年     A b    C      CYa
00年      Y     B       Yc
01年     C       Zc    A a
02年       d     X     A
03年      Yb    AXa    -
04年     AZ     BYa    CXb
05年     A a    -       Y
06年     -      D      B
07年     -      -      -
08年     -      AYc    C

 札幌記念は定量戦になったここ3年、指数上位馬が勝っていないものの、基本的には指数上位馬の強いレースだといえそう。今年はヤマニンキングリー、マツリダゴッホ、タスカータソルテ、ブエナビスタ、シャドウゲイト、ミヤビランベリ、シェーンヴァルトなどが指数の上位馬だ。なかでも指数の高さと安定感ではヤマニンキングリー、マツリダゴッホが目立つ。
 ブエナビスタの相手も上記の指数上位馬が中心になりそうだが、ただ、休み明けでの出走になる馬が多く、この夏、使われてきた順調さでミヤビランベリ、シャドウゲイト、サクラオリオン、マンハッタンスカイなども差はないのかもしれない。

 今年、新設された3歳ダートの重賞・レパードSはトランセンド、シルクメビウス、スーニ、アドバンスウェイの前走指数が高く、スタッドジェルラン、グロリアスノア、ワンダーアキュートも差はない。
 先行力があり、力で押し切れるのがトランセンド。前走は古馬を相手のレースで1番人気に支持された。道中のペースも楽ではなかったはずだが、2番手から直線あっという間に抜け出して、大差で圧勝。指数も90の高レベルだった。ここもフサイチセブンの逃げならハイペースはないはずで、トランセンドには展開も味方しそうだ。万一、ペースが厳しくなっても十分に耐えられると思うが、追い込む脚のあるシルクメビウス、ディアジーナ、スーニなどの逆転があるかもしれない。

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2009年8月18日 (火)

第498回ナビグラフで見る回顧70クイーンS、北九州記念

200908160109
200908161010

 クイーンSは2着のザレマから流したが、内をついて勝ったピエナビーナスを押さえていなかった。いつも連下は極力手広く流す方だが、この日は小倉1レースの25万馬券、新潟2レースの32万馬券と立て続けに、3着馬を押さえきれずに、負けたのが後を引いてしまったようだった。朝からずっと自分自身の流れも良くなかったようで、気持ちだけでなく、馬券にも広がりを持てなかったのだろう。馬券の「うまくいく、いかない」は、運に左右されることも多い。それで、いちいち落ち込んでいるわけではないにしても、ほんの少し、運が向いてくれればと思わないわけでもない。ピエナビーナスの古川騎手が「勝つ時はほんと何もかもうまくいくものだね」(競馬ブック参照)とコメントしていたが、うまくいくときも、うまくいかない時も含めて、勝負の世界はほんと、その通りですね。
 クイーンSのナビグラフでは、勝ったピエナビーナスも2着のザレマも上がり指数で好エリアにある馬たちだったが、北九州記念もまったく同様に、勝ったサンダルフォン、2着のレディルージュが上がりの好エリアの馬たちだった。
 北九州記念は結果として、6頭の指数上位のランク馬が1着から5着を占め、指数上は非常にわかりやすく、取りやすいレースだったが、なぜだろう。私の軸馬は5着だった。 武豊騎手のメリッサから流したが、前走、良かったのは先行したからで、ここでもそういうレースを期待していたものの、小回りコースの短距離戦で最後方からでは、いかにも後ろ過ぎたのではないか。「もう少し前がやり合ってくれると思っていたんだけど、アテが外れてしまった」とは武豊騎手のコメント。騎手も思い通りにいかないことも多いのだろう。武豊騎手も最後の最後、神頼みをするのかな。私は毎週神頼みばかり?。(幸運の女神にお願い。来週はよろしく)。
  今週、日曜日のメインは新潟の「天の川特別」を取っただけだった。

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2009年8月13日 (木)

第497回クイーンSは実績上位馬中心

 牝馬の重賞・クイーンSは比較的能力の高い馬たちが集まる。札幌開催になった2000年以降のデータをみても、平均指数の上位馬の連対率が高く、次いで前走指数の上位馬が健闘している。

(クイーンS) 1着     2着     3着
00年     AYd    B d    D b
01年     CXb    -      -
02年     -       Xc    -
03年     -      CZc    BXb
04年     D      B d    -
05年       d    -      D
06年     A      CX       c
07年     C d    B      -
08年      Xb    CZ      Z

 今年はザレマ、ムードインディゴ、レインダンス、マイネカンナが平均指数の上位で、他にスペルバインド、アメジストリングの前走指数が高い。
 今年は3歳馬の参戦はなく、負担重量で浮上する馬はいない。とすると近走の調子がいい馬か、コースの適性が高いスタミナに優れた馬か、いずれにしても先にあげた指数上位馬が中心になるだろう。
 札幌の芝コースはタフな洋芝のコースで、さらに小回りで直線も短め。特に芝1800はスタートも1コーナーに近く、前半はスローペースが基本だ。追い込み馬は3コーナーから早めに動かないと直線だけでは追っても届かないことが多い。結局、前半がスローペースの分、どうしても先行馬に有利な展開になる。過去のレースをみても、逃げ、先行馬が圧倒的に強い傾向も頷けるだろう。
 スタミナのいる札幌の洋芝で、先行力のある馬なら今年はザレマだ。前走は阪神の2000メートルのマーメイドSで10着に大敗したが、大敗の原因は、展開も距離も合わなかったからではないか。2000メートル戦はこれまで2勝しているが、いずれも3歳時のもので、古馬になってからの連対はすべて1800までの距離に集中しており、札幌の1800メートルのほうが条件が合うのではないか。

 北九州記念はハンデ戦。短距離戦のせいか指数の上位馬が強い傾向にある。昨年こそ人気馬が上位を占めたが、もともと波乱度も高いレースで、1昨年は指数ランク馬の組み合わせで、3連単157万馬券も出た。
 今年のメンバーではカノヤザクラやマルカフェニックス、サンダルフォンなどが短距離線戦での安定勢力で人気も集めそうだが、それなりのハンデが課せられており、少し苦しいのではないか。このレースは毎年52キロまでの軽ハンデ馬が3着内に入線しており、負担重量は取捨のポイントになるだろう。今年はメリッサやウイントリガー、レディルージュなどのハンデが恵量のようで、なかでも注目はメリッサだろう。前走、北九州短距離Sで芝の初勝利をあげたばかりだが、先行力があり小倉の短距離は合うようだし、上がりの脚もなかなかの鋭さが目につく。52キロのハンデなら、その上がりの脚も生かせそうで、ここはメリッサの夏の勢いに乗る手だ。

(北九州記念) 1着     2着     3着
06年     B      DYb    -
07年     D      A d    D
08年     -       Yc    A

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2009年8月11日 (火)

第496回ナビグラフで見る回顧69関屋記念、函館2歳S

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 レースの前、午後から降り出した雨の勢いが強くなってきた。今年の関屋記念はマイネルレーニアがスローペースでレースを引っ張り、直線の半ばで馬群は横一線になった。残り200メートルの地点から、後方にいたスマイルジャックが直線の中央を割って伸びてくる。その外からヒカルオオゾラが追う。2頭の内で先行していたマイネルスケルツィが執拗に粘っている。その関係はゴールまで変わらなかった。

 スマイルジャックは2番人気、ヒカルオオゾラは1番人気だったが、3着に入ったマイネルスケルツィが13番人気で3連単は5万6290円の配当だった。私は8番人気のタマモナイスプレイから馬券を組み立てたが、結果は8着。1000万と1600万条件で2連勝の勢いもプラスに出るのではないかと期待してみたが、まだ重賞を勝てるほどの力はなかった。

 ここ何年間の関屋記念は、長い直線で脚を使うことを意識してか、スローペースが基本になっている。スローペースでしっかりとした上がりの脚を使える馬でなければ、勝ち目はない。勝ったスマイルジャックも2着のヒカルオオゾラも、ナビグラフでみると、平均より+15のブルーラインを超す位置のある馬だった。4着のキャプテントゥーレもこの位置にあり、スローペースのレースではまず、このエリアにある馬から軸馬を選ぶのがセオリーだといえる。

 いよいよ2歳の重賞が始まった。2歳重賞戦は余裕で勝ち上がってくる馬もいて、必ずしも前走指数の高い馬ばかりが連対しているわけではないが、連軸には前走指数の高い馬を中心に取るのがよい。

 今年の函館2歳Sは1番人気のステラリードが勝ち、2着も2番人気のキョウエイアシュラ。3着も追い込んだ6番人気のソムニアで、配当は堅く収まった。ナビグラフでも1、2着は全く順当。赤いラインの中で最も上がりの良い馬2頭の決着だった。特に勝ったステラリードの上がり指数は他と比べると一歩抜け出しているように見える。

 これからもダービーに向けて、数々の重賞が戦われるが、格が上がればあがるほど、2、3歳限定の重賞戦の中心は赤いラインを超す馬たちで、上がり指数のいい馬たちが有力になる。ナビグラフでいうとまさに、ステラリードやキョウエイアシュラと同じようなエリアにある馬たちであり、指数の上位というだけでなく、上がり指数を合わせて考えることで、軸馬の絞り込みに役立つ。

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2009年8月 6日 (木)

第495回波乱の芽もある関屋記念

 関屋記念は新潟外回りコースのマイル戦。新潟コースが新しくなった01年以降のデータからは、平均指数の上位馬の連対率が高く、03年以外はすべての年で連対をはたしている。他に前走指数上位のABCや過去の指数の高いXYZなどのランク馬も、そこそこの連対率をしめしている。

(関屋記念) 1着    2着    3着
01年    CX    A b    Ya
02年    AZa    Xb   -
03年    -     -     A a
04年    A a    Z    -
05年      a   BX    --(3着同着)
06年     Zd   -     AXa
07年    -     AXa   -
08年     Yc    Zc   -

 今年の平均指数上位はヒカルオオゾラ、キングストレイル、ライブコンサート、キャプテンベガなど。前走指数や過去の指数はマイネルレーニア、タマモナイスプレイ、キャプテントゥーレ、マルカシェンクなどが高い。
 ここは底力のあるヒカルオオゾラやキングストレイル、キャプテントゥーレ、タマモナイスプレイ、カネトシツヨシオーなどが有力だろう。なかでも注目は皐月賞を逃げ切って勝った後の骨折で、この関屋記念が1年4ヶ月ぶりのレースになるキャプテントゥーレだろう。皐月賞は86の指数だったが、過去の同レースの勝ち馬の指数と比べると、多少は低いもののレベルとしてはまずまずだった。久々とはいえ、仕上がりも悪くないようで、クラシック戦線の主役をつとめた馬なら、あっさりと勝って当然のレースだ。ここで苦戦するようでは先が思いやられるが、しかし、1年以上の休み明けは気になるし、なによりも、直線の長い新潟の外回りのマイル戦を逃げ切るのは苦しいのではないか。
 ならば「ヒカルオオゾラが中心に」とも思うが、前走のエプソムCで直線早めに抜け出し勝ったかと思ったところ、シンゲンにあっさりと差しきられたレース内容はどうしても新潟向きとは思えない。
 新潟外回りのマイル戦は例年、スローペースが基本で、上がりの脚の勝負になることが多い。直線のスピード、上がりの脚は、タマモナイスプレイやスマイルジャック、バトルバニヤンなどが上位で、この点からは人気薄の馬も馬券に絡むチャンスは十分にあるのではないか。

 成長過程の函館2歳Sは前走指数の高い馬が中心。もちろん、余裕で新馬戦を勝ち上がってくる馬も多く、必ずしも前走指数の高い馬ばかりが連対しているわけではないが、連軸には指数の高い馬を中心に取るのがセオリーだ。
 今年の前走指数上位馬はキョウエイアシュラ、ステラリード、クロワラモー、ノーワンエルス、バトルレッドなど。ここはただ1頭の2勝馬キョウエイアシュラと、新馬戦で水準の高い切れる脚を見せたステラリードの2頭が中心になりそう。

(函館2歳S)1着    2着    3着
99年    A a   C     B b
00年    C b   BXa   A
01年    D a   C     -
02年    A     -     BXb
03年    D d   B b   -
04年    -     A a   B
05年    C b   C b   A a
06年    -     CXd   -
07年    A a   -     D d
08年    -     AYa   -
(スローペース調整値-20/-10)

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2009年8月 4日 (火)

第494回ナビグラフで見る回顧68小倉記念

200908021010

 先々週の大雨の中での競馬のあと、小倉の芝は内ラチがボコボコとして、テレビの中継の画面からも少し痛んでいるように見えた。そのためか、先週の芝のレースでは直線、外に回して追い込む馬が目立った。気になって騎手のコメントを拾ってみると、内が荒れているから馬場の良い外に持ち出す派と、必ずしも「内は伸びない」というわけではないから内をつく派に分かれていたようで、多少、馬場状態に対する騎手の判断の違いがあったようだ。

 小倉記念についていえば、ぽっかりと空いた内ラチをついて勝ったダンスアジョイの角田騎手の判断が的確だったのだろう。内ラチを通って先行した馬たちはすべて直線で脚をなくし、最後方にまで下がっていったことを考えれば、今年の小倉記念はペースが速かったか、いわれるように内ラチは多少荒れていてエネルギーの消耗がきつい状態だったかのどちらかだが、結果から見るとそのどちらも影響したのではないかと思える。

 「小倉記念は2000年にハンデ戦になったが、ハンデ戦といっても比較的ランク馬が強い傾向が続いている。平均指数の上位abc馬は過去9年すべての年で連対し、XY馬も8年で連対しているが、だからといって配当が安いわけではない。06年はランク馬の組み合わせで3連単100万超馬券もでており、ここ3年は波乱の傾向が強い」と書いたのは先週の木曜日のこと。終わってみれば、平均指数上位の(b)ダンスアジョイが勝って、過去の指数上位の(Yd)ホッコーパドゥシャが2着、3着も前走指数の上位(B)のクラウンプリンセスだったわけで、小倉記念は結果的に、指数の上位馬の組み合わせで3連単で97万8500円の高配当になった。

 もちろん、指数のランク馬同士で決着したといっても、簡単なレースではなかった。元々ハンデ戦はどの馬にも勝つチャンスが生まれるように負担重量を加減してレースで、当然、負担重量で計算された指数を加減しているスピード指数では、指数のランク該当馬も増えることになって、予想はより難しくなる。今年の小倉記念のナビグラフをみても、有力馬がグラフの中心に固まって集中しており、もともと差のないメンバーのレースだったことがわかる。勝ったダンスアジョイはポツンと上がりの脚が目立つ位置にあるが、それは2走前、超スローペースでのもので、あまり信用はできないだろう。3着のクラウンプリンセスはハンデも楽で、上がりの脚が使えそうに見える位置にあったが、2着に入った1番人気のホッコーパドゥシャは個人的にハンデが少し重過ぎと思ったし、グラフ上も目立つ位置にあったわけではなかった。もちろん、そうした個々の判断が間違っていたわけで、なかなか思い通りにはいかないのが凡夫の凡夫たるゆえんか。

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