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2009年8月 4日 (火)

第494回ナビグラフで見る回顧68小倉記念

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 先々週の大雨の中での競馬のあと、小倉の芝は内ラチがボコボコとして、テレビの中継の画面からも少し痛んでいるように見えた。そのためか、先週の芝のレースでは直線、外に回して追い込む馬が目立った。気になって騎手のコメントを拾ってみると、内が荒れているから馬場の良い外に持ち出す派と、必ずしも「内は伸びない」というわけではないから内をつく派に分かれていたようで、多少、馬場状態に対する騎手の判断の違いがあったようだ。

 小倉記念についていえば、ぽっかりと空いた内ラチをついて勝ったダンスアジョイの角田騎手の判断が的確だったのだろう。内ラチを通って先行した馬たちはすべて直線で脚をなくし、最後方にまで下がっていったことを考えれば、今年の小倉記念はペースが速かったか、いわれるように内ラチは多少荒れていてエネルギーの消耗がきつい状態だったかのどちらかだが、結果から見るとそのどちらも影響したのではないかと思える。

 「小倉記念は2000年にハンデ戦になったが、ハンデ戦といっても比較的ランク馬が強い傾向が続いている。平均指数の上位abc馬は過去9年すべての年で連対し、XY馬も8年で連対しているが、だからといって配当が安いわけではない。06年はランク馬の組み合わせで3連単100万超馬券もでており、ここ3年は波乱の傾向が強い」と書いたのは先週の木曜日のこと。終わってみれば、平均指数上位の(b)ダンスアジョイが勝って、過去の指数上位の(Yd)ホッコーパドゥシャが2着、3着も前走指数の上位(B)のクラウンプリンセスだったわけで、小倉記念は結果的に、指数の上位馬の組み合わせで3連単で97万8500円の高配当になった。

 もちろん、指数のランク馬同士で決着したといっても、簡単なレースではなかった。元々ハンデ戦はどの馬にも勝つチャンスが生まれるように負担重量を加減してレースで、当然、負担重量で計算された指数を加減しているスピード指数では、指数のランク該当馬も増えることになって、予想はより難しくなる。今年の小倉記念のナビグラフをみても、有力馬がグラフの中心に固まって集中しており、もともと差のないメンバーのレースだったことがわかる。勝ったダンスアジョイはポツンと上がりの脚が目立つ位置にあるが、それは2走前、超スローペースでのもので、あまり信用はできないだろう。3着のクラウンプリンセスはハンデも楽で、上がりの脚が使えそうに見える位置にあったが、2着に入った1番人気のホッコーパドゥシャは個人的にハンデが少し重過ぎと思ったし、グラフ上も目立つ位置にあったわけではなかった。もちろん、そうした個々の判断が間違っていたわけで、なかなか思い通りにはいかないのが凡夫の凡夫たるゆえんか。

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