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2009年10月29日 (木)

第519回混戦の天皇賞

 秋の天皇賞は2000メートル戦。もともと層が厚い距離というだけでなく、マイラーでもステイヤーでも参戦が可能で、古馬のナンバーワンを決定するにふさわしい、もっとも充実したメンバーがそろうレースだ。今年もウオッカ、ドリームジャーニー、カンパニーをはじめ、実力も実績も備えた豪華なメンバーがそろった。しかし、予想は簡単ではない。昨年こそ1番人気ウオッカ、2番人気ダイワスカーレット、3番人気ディープスカイと、人気馬が上位を占めて、配当も安かったが、それはかなり例外的な結果。過去の成績を見ると秋の天皇賞は毎年混戦で、本来波乱含みのレースだ。
 スピード指数上では、中山開催になった02年以外、過去10年すべての年で指数上位馬が勝っている。2着もランク馬が目につくが、3着は指数のランク外の馬が中心だ。指数上位馬のなかでもabcdといった平均指数の上位馬は過去10年、全ての年で連対しており、次いで過去に高指数を示しているXYZ馬、前走指数の上位馬も高率で連対している。

(天皇賞・秋)1着    2着    3着
98年    C      Yb   BZ
99年     Xc   -     B
00年      b   AXa   -
01年     Xc    Xa   BXb
02年中山  -     DYa   -
03年    C     AYb   -
04年     Zd   -     -
05年    B     DXa   -
06年    A d   -     -
07年    AXa   -     -
08年    B b   C     -

 今年はドリームジャーニー、エアシェイディ、シンゲン、サクラメガワンダーの平均指数が高い。前走指数はアサクサキングス、ウオッカ、カンパニー、スクリーンヒーローが高く、連軸候補の一角を占める。
 今年のメンバーから考えると、超スローペースはあり得ないし、ハイペースも考えられない。ハナを切って逃げそうなのはエイシンデピュティ、ウオッカ、マツリダゴッホなどだが、どの馬が逃げるにしても、少しスローペース気味の流れになるだろう。今週から東京の芝はBコースに変わって、先週のように内が伸びないということもない。ペースと馬場状態、コース変わりは、先行馬に有利に働くはずで、後方一気の脚に懸けたい馬たちは苦しいのではないか。
 指数上位馬のなかで、先行力があり差し脚でも評価できるのは、ウオッカ、カンパニー、ドリームジャーニーなど。次いでエイシンデピュティ、サクラメガワンダー、シンゲンなどもあがってくる。
 順当なら平均指数で最上位のドリームジャーニーが連軸に向くのではないか。ただ、これまで東京コースの成績は(0013)。よほど相性が悪いのか、一度も連対がない。とはいえ、それは過去のこと。この1年間、東京は走っておらず、不安定な成績が多かった昨年に比べると、今は充実度が違う。前走のオールカマーではただ1頭59キロを背負いながら、33秒台の上がりの脚を見せたように、天皇賞に向けての充実ぶりは評価が高いはず。心配には及ばないのではないか。むしろ、東京コースとの相性の悪さで人気が下がるようなら、より狙って面白い存在になるだろう。
 ドリームジャーニーに比べると、ウオッカは(5311)の成績が示すとおり、まさに東京巧者だ。その5勝のはダービー、安田記念をはじめとして、すべて東京のG1を勝ったものだ。逃げることもできるし、先行して差し脚にかけることもできる。ただ1頭の牝馬で、他と比べて2キロ減の負担重量差は大きいアドバンテージになるだろう。
 また、カンパニーの鋭い脚も東京向きだろう。前走、毎日王冠の上がり指数は出走メンバー最高のものだったし、8歳になっても衰えるどころか、G1馬のタイトルも可能な水準に到達しているように見える。
 個人的に軸馬はドリームジャーニー、ウオッカ、カンパニーのどれかから取りたいと思っているが、まだ心を決めかねている。3着馬は指数ランク外の馬も多いから、連下の選択にもまだまだ悩みそうだ。

 スワンSも毎年、波乱気味。指数上は平均指数や前走指数の高い馬が中心とはいえ、03年から07年まで、指数のランク馬が勝てなかった。今年は例年以上に指数に差がないメンバーのレースでより難解。前走指数上位はドラゴンウェルズ、ショウナンカザン、スズカコーズウェイ、トレノジュビリー、ボストンオーなど。指数ランク外でも瞬発力で最上位の3歳馬グラスキングも狙える。

(スワンS) 1着    2着    3着
99年    AYa    Zc   BXa
00年    A c    Zd   -
01年    BZc   AYb   -
02年    AXa   -     B a
03年    -     A b   -
04年    -     -     -
05年    -     A d   D 
06年    -      Xb   D
07年    -       c   -
08年    BY    A d   -

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