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2009年10月15日 (木)

第515回ブエナビスタの真価

 昨年の秋華賞は3連単で1098万円を超す高配当だった。しかし、指数上は勝ったブラックエンブレム(11番人気)はY馬、2着のムードインディゴ(8番人気)はAa馬で、3着のプロヴィナージュ(16番人気)が拾いにくい馬ではあったが、それにしても1000万馬券になるとは驚いた。今年は圧倒的な人気を集めそうなブエナビスタが出走する。当然、高配当馬券はブエナビスタの取捨次第だ。
 秋華賞の過去10年、指数上位馬では平均指数上位abcd馬が10年の内9年で連対し、ランク馬の中では信頼性が高い。次いでXYZ馬やABCD馬もそこそこに連対している。

(秋華賞)  1着    2着    3着
99年    -     C c   D
00年    -     -     B
01年     Za    Z    A
02年    A     BXb   -
03年     Xb    Ya    Zd
04年    A a   -     -
05年    BZc   CXa   -
06年      d   -     -
07年    BXa   -     BYb
08年     Y    A a   -
(スローペース調整値-15/-5)

 今年の平均指数上位はレッドディザイア、ブロードストリート、ブエナビスタ、ワイドサファイアなどだ。他ではクーデグレイス、ミクロコスモス、ジェルミナルなどの指数が高いが、イイデエース、アイアムカミノマゴ、ワンカラット、ホクトグレインなども差はない。
 先にも述べたが、今年は桜花賞、オークスを連勝してきたブエナビスタが圧倒的な人気を集めそうで、何よりもこの馬の取捨がテーマになりそうだ。オークスを勝った後、フランスの凱旋門賞挑戦の意欲も見せていたが、結局、札幌記念を勝てず、凱旋門賞挑戦を断念せざるを得なかった。前走の札幌記念は1番人気に支持されたが、後方から追って届かずの2着。古馬に混じってのレースで2着なら「良くやった」といいたいところだが、指数そのものに伸びがなかったのは少し不満が残る。それに、それまでの超スローペースに比べれば、多少ペースは速かったとはいえ、上がり指数そのものも評価ほどには高くはなかった。超スローペースならすごく切れるが、少しペースが上がると(あるいは力のいる馬場だったりすると)、とたんに上がりの脚が鈍る傾向があるのかもしれない。ただ、同世代相手のレースではパーフェクトに近い結果を残しており、実際、上がりの脚や瞬発力では(同世代との比較では)断然の鋭さ指数を示している。軽い京都の芝なら、後方からでも届くのではないか。しかし、無理してあら探しをすることはないが、指数の伸びを見る限り、それほど成長を感じないのも確かだ。万全の信頼という点では、少し弱気にならざるを得ない。
 過去の秋華賞ではローズS組が圧倒的に上位を独占してきた。今年ローズS組の前走指数は86とまずまずのレベルで、そのレースを勝ったブロードストリート、2、3着のレッドディザイア、クーデグレイスを中心に考えた方が良いかもしれない。
 とくにここ数年、スローペースでないレースで上がり指数の高い馬が中心になる傾向があり、ローズSで上がりの脚が良かったレッドディザイアからという手もありそう。桜花賞2着、オークス2着、ローズS2着と惜しいレースが続き、ブエナビスタにも勝てないままだが、ブエナビスタと差がないレースをしているのはこのレッドディザイアだけ。ぜひぜひ、巻き返しに期待したい。
 大穴なら先行できるホクトグレインか。

 府中牝馬Sは10年の内8年で連対している前走指数上位馬や、平均指数の上位馬が有力。ランク馬同士の決着も多く、全体として指数上位馬が強いレースだ。今年はカワカミプリンセス、マイネカンナ、トールポピー、エフティマイア、リトルアマポーラに加え、チェレブリタ、ブラボーデイジー、ピエナビーナスなどが指数の上位を構成する。
 上がりの脚があるのはカワカミプリンセス、ベッラレイア、リトルアマポーラ、エリモファイナル、トールポピーなど。指数の高さと安定感からカワカミプリンセスが中心になりそうだが、長く勝てないでいる上に、休み明けは気になるところ。それでもこのメンバーなら能力上位ではないか。

(府中牝馬S)1着    2着    3着
99年      c   BYa   -
00年    AZc    Zc   CXa
01年    -      Xa   A d
02年    AXb     d   BYa
03年    BXa   CYb   -
04年    A     CYc   CZb
05年    -     -      Zb
06年    AX    C d   B a
07年    C     A     CYa
08年    -     AXa   -

  デイリー杯2歳Sは指数上位のランク馬がなかなか勝てないが、前走指数上位2頭AB馬は10年の内9年で連対している。前走指数の上位馬からというのが、馬券のセオリーだろう。今年はリディル、アグネスティンクルが前走指数最上位のA馬だ。
 上がりの脚はフローライゼ、エイシンアポロン、ダノンパッション、リディルなどが切れそう。前走、内でじっとしたまま先行、直線に向くとすっと抜け出す落ち着いたレースで圧勝したリディルが中心だろう。

(デイリー杯2歳S)
       1着    2着    3着
99年    -     B a   B
00年    -     A b   -
01年    -     A a   DZd
02年    BZb   -      Yc
03年    AXa     d   -
04年    -     A a   -
05年    -     -     A a
06年    -     AXa    Yd
07年      b   B a     d
08年    B a   CXc   -
(スローペース調整値-20/-10)

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