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2009年11月26日 (木)

第527回JCは注目のコンデュイット

 ジャパンカップは地の利もあって、日本馬で指数上位のランク馬が圧倒的に強い。特に前走指数の上位馬ABCD馬が最も連対率が高く、連軸の中心になりそう。ランク外で連対した馬は昨年の勝ち馬スクリーンヒーローを除き、あとはすべて3歳馬で、古馬なら指数上位であることは連対馬の条件になるだろう。外国馬は2勝しているが、外国馬同士のワンツーは中山で開催された年の1度だけだ。

(JC)   1着    2着    3着
99年    AXa   外     外
00年    AZa   BXb   外
01年    -      Yc   BXb
02年中山  外     外     A
03年     Yb   -     AYd
04年    AYa    Z    D
05年    外     DZ    BXa
06年    DXa   -     A b
07年    CXc   BZb   AXa
08年    -     A c   A

 今年の前走指数上位馬はスクリーンヒーロー、ウオッカ、オウケンブルースリ、エアシェイディ、ヤマニンキングリーなど。マイネルキッツ、アサクサキングス、ネヴァブションは過去の指数の上位の馬たちだ。
 ジャパンカップは日本馬が強いと書いたが、何といっても今年の注目は、英国馬コンデュイットだ。昨年3歳でブリーダーズCターフを差し切り勝ち。4歳の今年もサンタアニタ競馬場・芝2400メートルの同レースを、2分23秒7の高速タイムで連勝した。これまでのジャパンカップは外国馬の苦戦が続いているが、参戦してきた外国馬の多くは、日本の速く軽い馬場のに必要な絶対的なスピードに欠ける馬だったからだ。
 前走コンデュイットが示した2分23秒7という走破タイムなら、日本の高速馬場への適性も高いはずだろう。ちなみに3歳時のブリーダーズCターフは2分23秒4で勝っているが、このタイムがブリーダーズCターフのレコードタイムになっている。
 3週前に米国でブリーダーズCを走って来日したが、ハードスケジュールのなか、十分な回復ができたかどうか、調整はどうか気になるところだが、ここは、その天性のスピードと、日本の馬場適性に懸けてみたい。
 日本馬の中では昨年の覇者スクリーンヒーロー、京都大賞典の勝ち馬オウケンブルースリ、春の天皇賞馬マイネルキッツに、ウオッカ、リーチザクラウンなどが有力だろう。

 京阪杯は06年から1800から1200メートルに距離が変更された。過去3年を見る限り、前走指数の上位馬が強いようで、アーリーロブスト、エイシンタイガー、ボストンオーを中心に、アルティマトゥーレ、プレミアムボックス、ヘイローフジ、ラインブラッドなどが浮上してくるだろう。

(京阪杯)  1着    2着    3着
06年    -     A c   B
07年    AXb    Ya   A
08年    D     A b   A c

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2009年11月24日 (火)

第526回ナビグラフで見る回顧84マイルCS、福島記念、東京スポーツ杯2歳S

200911220811
200911210311
200911210511
200911220310

 カンパニーは中段に控え、直線を向くと、あとは内をついて前を行く馬たちを交わすだけという、楽勝のレースだった。2着に人気薄ながら逃げ粘ったマイネルファルケ、3着に先行した外国馬サプレザが入って、3連単は10万を超す高配当になった。
 「やっぱりカンパニーは強かった」というのが、今年のマイルCSの印象だったが、しかし、出走馬の指数上では、G1のレベルにあったのが、カンパニーだけだったという言い方もできそうな気がする。
 ナビグラフを見ても、カンパニー1頭だけが抜けてるのがよくわかる。
 その力関係がわかっていながら、私はスマイルジャックに懸けた。今まで勝てなかった8歳馬が、引退宣言をしてG1を連勝できるのかとか、世の中そんなにうまくはいかないとか、距離が合わないとか、要するに、いろいろナンクセを付けて逆らってはみたが、カンパニーはやっぱり強かった。脱帽。

 福島記念は難しいハンデ戦だったが、逃げるレッツゴーキリシマを2番手で追ったハンデ51キロのサニーサンデーが直線で差し切り勝ち。後方からトウショウシロッコが追い上げて2着に、内をついたトーセンクラウンが3着だった。私は2着のトウショウシロッコから流したが、連下の手が足りなかった。3連単は49万超馬券になった。

 東スポ杯2歳Sは、1番人気のローズキングダムが勝って、2着は3番人気トーセンファントム、3着9番人気レッドスパークルで、3連単の配当も5万2820円とほぼ順当な結果。

 同じ2歳オープン戦で、3連単318万3000円という高配当になったのが、日曜日の福島2歳Sだった。勝ったモトヒメは15番人気の馬。2着のミオリチャンは4番人気、3着のバトルレッドは13番人気だった。人気のなかったモトヒメとバトルレッドは、前走ともに2桁着順に大敗していた馬だが、2走前には水準以上の指数を示して勝っている馬たちだ。
 ナビグラフでみると、単勝2.1倍に支持された1番人気馬10エーシンホワイティと比べても全く遜色がなく、ここでも十分に勝ち負けになるエリアにある馬たちだったことがわかる。前走大敗が響いて、人気上は大きな差がついたが、指数上は人気の差ほどの差はなかったのだ。
 このレースでは人気のエーシンホワイティが「芝の切れ目でジャンプする感じで、バランスを崩した」ことが痛かった(競馬ブックを参照)と中館騎手がコメントしているが、ほんのちょっとした要素がレースでの勝ち負けを分ける。その程度のアクシデントはどのレースでも、どの馬にもあるだろう。だからこそ、カンパニーの反省は反省としても、人気の馬も疑ってみるというスタンスはいつも必要なのではないか。

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2009年11月19日 (木)

第525回カンパニーは勝てるか

 2011年というと、再来年の話ではあるが、新たに「5重勝」馬券が発売になるらしい。指定された同日5つのレースの単勝を当てるという馬券だが、すべてのレースが18頭のフルゲートだとすると、組み合わせの総数は18の5乗倍で、188万9568通りにもなり、3連単の組み合わせ数4896通りに比べても385倍も多い計算になる。何年か前、アメリカのブリーダーズカップを観に行った時、「6重勝」にあたる「ピック6」馬券を買ったことがあったが、4レースまでは当たったものの、5レース目に外れ。それなりに楽しませてもらった記憶がある。世界的には当たり前にある馬券で、人気も高いようだから、きっと日本でも売れると思うが、やっぱりなかなか当たらないだろう。配当の上限は2億円とあったが、的中者がなければ次回に持ち越しになっるようで、いよいよ日本の馬券も宝くじ並みの時代を迎える。

 今週のG1は京都でのマイルチャンピオンシップ。
 指数上は前走指数の高いABCD馬が10年のうち9年で連対しており、連軸の中心になりそう。他ではXYZ馬たちの連対率が高い。しかし、指数上ランク外の馬たちが10年で5勝、7年で連対しているから、なかなかやっかいな存在。ただ、ランク外で2着までに入った馬たちの多くは、4番人気以上の馬たちで、上位人気は押さえておきたい。

(マイルCS)1着    2着    3着
99年    AXa   BY    DYc
00年    -     C b   -
01年    -     D      Z
02年    -     DXa   A c
03年    D     -     C
04年    DYb   B      X
05年    -      X    A
06年    BXa   C c   CZ
07年    DX    -      Yd
08年    -     CZc   CXa

 今年はカンパニー、スマイルジャック、キャプテントゥーレ、スズカコーズウェイの前走指数が上位。アブソリュート、サンダルフォン、ファイングレインは過去の指数が高い馬たちだ。
 今年は富士Sと天皇賞、スワンSを使ってきた馬が多い。マイルCSのステップになるマイル戦というと富士Sということになるが、東京と京都の違いもさることながら、前哨戦としてはメンバーも低レベルで本番での結果に結びついていない。過去の連対馬の多くは天皇賞や毎日王冠、スプリンターズSなどを使った馬が中心で、今年はカンパニー、スマイルジャック、キャプテントゥーレなど天皇賞組のレベルが高いだろう。
 近走の調子では毎日王冠、天皇賞を連勝してきたカンパニーが最右翼だ。直線の切れる脚は断然の鋭さがあり、このレースで引退するのももったいないと思うほどだ。ただ、安田記念4着が示すように、マイルも守備範囲ではあるが、マイラーではないかもしれない。距離適性は毎日王冠の1800から天皇賞秋の2000にあるような気がするし、06年以降、京都コースでは連対がないのも少し気になる。
 京都のマイル戦なら、スマイルジャックが良いのではないか。これまでマイルは8戦して(2222)だが、今年に限れば4戦(1021)と安定してきた。軽いスピードが生きる新潟で関屋記念を勝っており、京都コースは合うかもしれない。
 外国馬2頭は京都のマイル戦に必要な絶対的なスピードに欠けるようで、軽視しても良いのではないか。

 東京スポーツ杯2歳Sは、指数差がないメンバーで大混戦だが、スローペースは必至で指数が高くても、上がりの脚がない馬は苦しいだろう。上がりの脚ならダイワアセット、トーセンパーシモン、トーセンファントム、アーバンウィナー、レッドバリオス、ローズキングダムなどが鋭い。ここは新馬、特別とマイル戦で連勝しているトーセンファントムを中心に考えている。長く良い脚が使えるようで、距離が伸びるのは、さらに良いのではないか。

(東スポ杯2歳S)
       1着    2着    3着
03年      d   -      Y
04年    DZ    A a   DXc
05年    B      Xb   -
06年    -     C     DZ
07年    -     C     -
08年    -     C     -
(スローペース調整-20/-10)

 ハンデ戦の福島記念は毎年難解なレースで波乱度も高い。距離の適性があって、上がりの脚もあるのはトウショウシロッコ、シャドウゲイト、サクラオリオン、レッツゴーキリシマ、マンハッタンスカイ、トーセンキャプテンなどだが、福島は最終週で、先週の雨もあって馬場は荒れてきており、内ラチは特に力のいる状態だ。先行馬が脚をなくして、大外からの追い込みが決まりやすいのではないか。とすると、展開が向くのは逃げるレッツゴーキリシマより、追い込むトウショウシロッコだろうか。

(福島記念) 1着    2着    3着
99年    D     -     BZb
00年    C a   CXa    Y
01年      b    Y     Y
02年    -     B c   -
03年    -     D a   BXc
04年    -     D     -
05年     Zb   -      Z
06年    BZ    AZb     c
07年    -     -     -
08年    -     C      Zc

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2009年11月17日 (火)

第524回ナビグラフで見る回顧83エリザベス女王杯、京王杯2歳S

200911150811
200911140511

 逃げるのがクィーンスプマンテとテイエムプリキュアだとわかっていても、とても逃げ切れるとは思わなかった。それが、向正面から後続集団をぐんぐん引き離していく。後方集団が直線に向いたとき、クィーンスプマンテとテイエムプリキュアは、すでに直線の中程まで達していた。もう、その時点で、後ろから差を詰めるのは完全に無理だと思うしかなかった。東京競馬場のターフビジョンに映し出された光景に、いつもなら大きな歓声が沸くゴール前のシーンでも、ほとんどため息ばかりで、声がなかった。わたしも最後まで不思議なものを見ている気分だった。
 逃げたクィーンスプマンテとテイエムプリキュアのペースは、決して速かったわけではない。むしろスローペースの流れだった。誰も競りかけてこず、ペースもスローなら、まるで気分良く調教しているようなものだったのかもしれない。クィーンスプマンテの小島調教師はレース前から「追い込み馬が多く、逃げ切れる」と見ていたようで、思い通りの鮮やかな勝利に、心から拍手を送りたい。
 結果がすべての競馬だから、今更何を言っても始まらないが、それにしても、ほかの馬はどうしてたのだろう。レース後、他の有力馬を意識してか、「動くに動けなかった」というコメントが多かったが、スローペースで逃げていた馬から大きく離されていた後続集団のペースは「超」が3つつくくらいのスローペースだったはずだ。騎手は速さやペースを体感として知っているということだが、本当にわかっていたのなら、動けなかったのではなく、わかっていても動かなかったのだろう。動けなかったことが敗因ではなく、自ら動かなかったことが敗因だったのではないかと、意地悪く思ってしまう。
 指数上は2200以上の距離で、先行指数やペース指数が高い2頭クィーンスプマンテとテイエムプリキュアの作戦勝ちだったが、競馬は能力だけではないから、面白いのかもしれない。

 京王杯2歳Sは指数上位馬のエイシンアポロン、アニメイトバイオが順当に1、2着。3着に8番人気のツルマルジュピターが入って、3連単は12万8660円。私はドロからの流しで失敗した。素直にいけば良かった。

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2009年11月12日 (木)

第523回女王杯はブエナビスタ中心

 今週のエリザベス女王杯から年末の有馬記念まで、7週連続G1戦が続く。うかうかしてたら、あっという間に年末になってしまいそうだ。
 エリザベス女王杯が「3歳上」G1になったのは1996年からだが、その年から過去13年ずっと、指数のランク馬が勝ち続けている。2着もランク馬が多く、13年間でランク外の馬が2着に入ったのは2頭だけだ。ランク馬の中でも中心は前走指数の上位ABC馬で、13年連続で連対している。1、2番人気馬もどちらか必ず、毎年連対しており、配当も比較的堅い傾向のレースだ。世代でみると、負担重量で2キロ軽い恵量3歳馬の活躍が目につく。

(エリザベス女王杯)
       1着    2着    3着
99年    AXa   -      Zb
00年    A b    Xa    Zd
01年     Xa   B     DXb
02年    A b   AZb    Xa
03年    B     A     外国馬
04年    AXa   -     -
05年     Ya   C       c
06年    C     D a    Zc
07年    A      Y    AXa
08年    B b    Xa   -
(スローペースは-10/0)

 今年はムードインディゴが前走指数の最も高いA馬で、次いで3歳馬ブエナビスタがB馬、ブロードストリート、ピエナビーナスがC馬の評価だ。カワカミプリンセス、メイショウベルーガ、リトルアマポーラ、レインダンス、チェレブリタなどが過去の指数の上位馬で、指数上の有力馬だ。
 今年は先行力のある馬がそろって、極端なスローペースはないだろう。その分より距離適性が問われるそうで、2000以上の距離で高指数を示しているカワカミプリンセス、ブエナビスタ、メイショウベルーガ、リトルアマポーラなどが中心になりそう。
 なかでも3歳馬で指数上もB馬、上がりの脚も断然のブエナビスタが最有力だろう。前走の秋華賞は3着に降着になったが、あらためて能力の高さを証明できたし、高速馬場の京都なら、素直に信頼しても良いのではないか。
 気になるのはフランスから参戦してきた3歳馬シャラナヤだ。5月にデビューして5戦3勝。前走はロンシャン競馬場の古馬G1オペラ賞を最後方から追い込んで勝った。切れる脚もありそうで、あっさりと勝ってしまう可能性もある。

 京王杯2歳Sは比較的人気薄馬の好走が多く、波乱含みのレースだ。指数上はコスモセンサー、エイシンアポロン、アニメイトバイオ、ノーワンエルス、ドロ、エステーラブなどが中心になりそう。先行力ならコスモセンサー、エイシンアポロン、上がりの脚ならアニメイトバイオ、エステーラブが良さそうだ。前走、新馬戦で直線の坂下からすっと伸びて圧勝したドロの大駆けもあるのではないか。

(京王杯2歳S)
       1着    2着    3着
99年    -     -      Zd
00年    BXd   A a   -
01年    -      Xc   -
02年(中山)DYd    Zc   -
03年    DXd   C b   B a
04年    D     -     A b
05年    DYb   -     AXc
06年     Y     c      b
07年    -       d   -
08年    -     A a   CY
(スローペースは-20/-10)

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2009年11月10日 (火)

第522回ナビグラフで見る回顧82アルゼンチン共和国杯、武蔵野S、ファンタジーS

200911080511
200911070511
200911080811

 期待ばかりではものは動かないが、民主党政権になって、少しは景気も持ち直すのだろうか。馬券の売り上げも相変わらず苦しい状況にあるようで、先週の日曜日も東京競馬場は入場料無料、ジョッキーベイビーズなどの新アトラクション、トウカイテイオー関係のイベントなどを組み込んだものの、入場者は前年比10パーセント減。5万2000人程度しか入らず、指定席は昼を過ぎても売れ残っていた。競馬を楽しむには気持ちに余裕がなければならず、馬券に資金が回ってくるまでには、まだまだ時間がかかるのだろう。

 アルゼンチン共和国杯は11番人気と低評価だったミヤビランベリがスローペースに落として、まんまの逃げ切り勝ち。2着のアーネストリーは4番人気だったものの、3着は10番人気のヒカルカザブエが追い込んで3連単は92万2600円と高配当になった。
 ハンデ戦で個々の評価も難しいレースだったが、結果的には2400以上の距離で85以上の高指数を示してきた、いわゆる距離適性の高い馬たちのレースになった。その中でも特に、上がり指数でも高い数値を示したことのあるアーネストリー、ミヤビランベリ、ヒカルカザブエが上位を占め、私自身にとっても、距離の経験と適性の重要度に加え、最後まで脚を使えるスタミナとしての上がり指数の大切さを、今更ながら思い知らされる結果になった。

 ダートの重賞・武蔵野Sは成長著しい3歳馬ワンダーアキュートが圧勝。ここまで1600万、G3戦を連勝していたものの、指数上は87がベストで、このメンバーに入ると目立った高さになく、軽視してしまったが、成長力は一番だったのだろう。私は3歳馬トランセンドの巻き返しに懸けてみたが、もともと上がりの脚がないのに、後方に控えてしまっては、どうにもならなかった。
 ナビグラフで見ると、上がり指数で断然だった2着のダイショウジェットが人気薄で、3着の8番人気ワイルドワンダーも上がり指数の上位馬だった。

 2歳の重賞ファンタジーSも3連単24万3520円と高配当になった。ラナンキュラスが人気を集め、先行したものの直線伸びきれず4着に後退。勝ったのは後方から一気に駆け上がってきたタガノエリザベートだった。タガノエリザベートは上がり指数の上位馬だった。
 距離適性が高く、上がりの脚もある馬。先週はそんな結果が多かった気がする。

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2009年11月 5日 (木)

第521回スローペースの対応力

 今週の重賞アルゼンチン共和国杯はハンデ戦。過去の傾向を見てもわかるとおり、指数の上位馬たちも苦戦を強いられることが多い。最近はトップハンデ馬も苦戦続きだが、今年はトップハンデ馬でも57・5キロ止まりのハンデで、この重量ならハンデ上位馬も、また指数上位馬も十分に戦えるのではないか。

(アルゼンチン共和国杯)
       1着    2着    3着
99年    -     B     C c
00年     Y    -     -
01年    -     B     -
02年中山  C     A b   -
03年      d   -     -
04年    C     -      Yb
05年    -     -       b
06年      d    Xa   A
07年    -      Xb   C
08年    -     -      Xc

 アルゼンチン共和国杯は芝の2500で行われ、当然、スローペースが基本だ。過去の連対馬たちは上がり指数は悪くても+10以上、できれば+15以上の上がり指数は必要とされてきた。何よりもスローペースの対応力が問われるわけで、切れる脚のない馬は苦しい戦いになるだろう。
 今年は特に、上がりの脚に懸けたい馬が多いようで、それなりに上がり指数の高い馬たちがそろった。なかでもスマートギア、ハギノジョイフル、ハイアーゲーム、ミヤビランベリ、ジャガーメイル、ダンスアジョイ、トウカイトリックなどの上がり指数が水準以上のレベルにある。ただ、距離の適性を考えると、ミヤビランベリ、ジャガーメイル、トウカイトリックなどが有力馬に浮上してきそうだ。
 先行馬が粘り込むとしたら、エアジパングやアーネストリー、ヒカルカザブエなどだろう。3歳馬で50キロの軽ハンデ馬ヴィーヴァヴォドカの逃げ残りもあるかもしれない。

 武蔵野Sはダートの重賞だけに、前走指数の上位馬が中心だが、03年、05年の勝ち馬がそうであったように、指数が少し低くても負担重量で楽な3歳馬の台頭も目立つ。今年の前走指数の上位はヴァンクルタテヤマ、ワイルドワンダー、サクセスブロッケン、セレスハント、シルクメビウスなどだ。
 指数の高さと安定感ではフェブラリーSを100の指数で勝って、前走も南部杯2着のサクセスブロッケンが有力だが、59キロの負担重量はどうしても気になる。また、前走大井のJDダービーを快勝した3歳馬テスタマッタの、後方から1頭だけ飛んでくるような追い込みの脚も魅力十分で、負担重量にかかわらず狙ってみたくなるが、58キロは苦しいのではないか。他では3歳馬のトランセンドとシルクメビウスをはじめ、古馬ではネイキッド、ナムラハンター、ダイショウジェット、セレスハントなども上位を狙える馬たちだが、距離が合わなかったり、伸びしろを感じなかったりで、いまひとつ決め手にかける気がする。先行馬の流れになるなら、3歳馬シルクメビウスやトランセンドを狙ってみても良いかもしれない。

(武蔵野S) 1着    2着    3着
03年    -     B     -
04年    A     DZc   -
05年    -     -     BYb 
06年    C d   DXa     d
07年    -     BXa     A c
08年    D      Xa   -

 成長過程にある2歳馬の重賞は、基本的に前走指数の上位馬が圧倒的に強い。今週のファンタジーSも前走指数の高いA、B馬を中心に、ランク馬が強い傾向にある。今年はラナンキュラス、スイートエスケープ、ユメノキラメキ、ラブグランデ-などの前走指数が高いが、連勝でここに臨む2頭・ラナンキュラス、ステラリードが中心になりそう。

(ファンタジーS)
       1着    2着    3着
99年    AZd   -      Za
00年     Xb   BYa   -
01年    AXa   -      Y
02年    A a   -     A a
03年    -      X    -
04年    D     -      Xa
05年    CYb   A a   BZ
06年    A a    Yb    Zc
07年    C     AXc   -
08年     Z    B c   A a

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2009年11月 3日 (火)

第520回ナビグラフで見る回顧81天皇賞(秋)、スワンS

200911010511
200910310811

 木曜日の段階で、天皇賞の軸馬はドリームジャーニー、ウオッカ、カンパニーのどれかから--と悩んでいたが、最終的に選んだのがドリームジャーニーでは、どうにも下手すぎてお話にならない。スタートで出遅れたドリームジャーニーは4コーナーまで最後方。それでいて、外に回すわけでもなく、集団の真ん中に突っ込んでいったが、もともとすぱっと切れる脚がある馬でもないから、その時点でもう勝ち目はなかった。
 エイシンデピュティの逃げでスローペースになったとはいえ、勝ったカンパニーは何と32秒9という信じられないような上がりタイムだった。ウオッカも同タイムの上がりの脚を使ったが3着まで、2着には先行して33秒6の脚をみせたスクリーンヒーローが残った。道中はスローペースだったにもかかわらず、終わってみれば、その驚異的な上がりタイムで、これまでの1分57秒2のレコードと同じ勝ちタイムにまとめた。さすがG1のレースということに違いないが、結果を分けたのが、極限的ともいえる上がりの脚だけだったということに、少し納得がいかない気持ちも残った。それも競馬だといえばそれまでだけど--。3頭とも東京の芝で勝ち星のあった馬たちで、コースの巧拙も影響したのかもしれない。
 それでも勝ったカンパニーがC馬、2着スクリーンヒーローはCZ馬、ウオッカはC馬と、指数上は順当な結果だったし、ナビグラフで見ても、カンパニー、ウオッカは赤ラインをクリアし、最も上がり指数が高かった馬たちだった。それで3連単10万2110円は好配当だった。

 スワンSはフランスのスミヨン騎手が絶妙な手綱さばきで、低迷の続いたキンシャサノキセキを久々の勝利に導いた。2着は人気薄の3歳馬アーリーロブスト、3着マルカフェニックスで、3連単は88万1590円。今年も波乱に終わった。
 1、2着馬をナビグラフで見ると、ペース指数+15をクリアする馬たちで、結果的にも逃げたマイネルレーニアを追って、先行した馬たちだ。ただ、キンシャサノキセキもアーリーロブストも、4、5走前には上がり指数で上位にあった馬たちでもあり、ハイペースにはならず、平均ペースも味方したのかもしれない。

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