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2009年11月19日 (木)

第525回カンパニーは勝てるか

 2011年というと、再来年の話ではあるが、新たに「5重勝」馬券が発売になるらしい。指定された同日5つのレースの単勝を当てるという馬券だが、すべてのレースが18頭のフルゲートだとすると、組み合わせの総数は18の5乗倍で、188万9568通りにもなり、3連単の組み合わせ数4896通りに比べても385倍も多い計算になる。何年か前、アメリカのブリーダーズカップを観に行った時、「6重勝」にあたる「ピック6」馬券を買ったことがあったが、4レースまでは当たったものの、5レース目に外れ。それなりに楽しませてもらった記憶がある。世界的には当たり前にある馬券で、人気も高いようだから、きっと日本でも売れると思うが、やっぱりなかなか当たらないだろう。配当の上限は2億円とあったが、的中者がなければ次回に持ち越しになっるようで、いよいよ日本の馬券も宝くじ並みの時代を迎える。

 今週のG1は京都でのマイルチャンピオンシップ。
 指数上は前走指数の高いABCD馬が10年のうち9年で連対しており、連軸の中心になりそう。他ではXYZ馬たちの連対率が高い。しかし、指数上ランク外の馬たちが10年で5勝、7年で連対しているから、なかなかやっかいな存在。ただ、ランク外で2着までに入った馬たちの多くは、4番人気以上の馬たちで、上位人気は押さえておきたい。

(マイルCS)1着    2着    3着
99年    AXa   BY    DYc
00年    -     C b   -
01年    -     D      Z
02年    -     DXa   A c
03年    D     -     C
04年    DYb   B      X
05年    -      X    A
06年    BXa   C c   CZ
07年    DX    -      Yd
08年    -     CZc   CXa

 今年はカンパニー、スマイルジャック、キャプテントゥーレ、スズカコーズウェイの前走指数が上位。アブソリュート、サンダルフォン、ファイングレインは過去の指数が高い馬たちだ。
 今年は富士Sと天皇賞、スワンSを使ってきた馬が多い。マイルCSのステップになるマイル戦というと富士Sということになるが、東京と京都の違いもさることながら、前哨戦としてはメンバーも低レベルで本番での結果に結びついていない。過去の連対馬の多くは天皇賞や毎日王冠、スプリンターズSなどを使った馬が中心で、今年はカンパニー、スマイルジャック、キャプテントゥーレなど天皇賞組のレベルが高いだろう。
 近走の調子では毎日王冠、天皇賞を連勝してきたカンパニーが最右翼だ。直線の切れる脚は断然の鋭さがあり、このレースで引退するのももったいないと思うほどだ。ただ、安田記念4着が示すように、マイルも守備範囲ではあるが、マイラーではないかもしれない。距離適性は毎日王冠の1800から天皇賞秋の2000にあるような気がするし、06年以降、京都コースでは連対がないのも少し気になる。
 京都のマイル戦なら、スマイルジャックが良いのではないか。これまでマイルは8戦して(2222)だが、今年に限れば4戦(1021)と安定してきた。軽いスピードが生きる新潟で関屋記念を勝っており、京都コースは合うかもしれない。
 外国馬2頭は京都のマイル戦に必要な絶対的なスピードに欠けるようで、軽視しても良いのではないか。

 東京スポーツ杯2歳Sは、指数差がないメンバーで大混戦だが、スローペースは必至で指数が高くても、上がりの脚がない馬は苦しいだろう。上がりの脚ならダイワアセット、トーセンパーシモン、トーセンファントム、アーバンウィナー、レッドバリオス、ローズキングダムなどが鋭い。ここは新馬、特別とマイル戦で連勝しているトーセンファントムを中心に考えている。長く良い脚が使えるようで、距離が伸びるのは、さらに良いのではないか。

(東スポ杯2歳S)
       1着    2着    3着
03年      d   -      Y
04年    DZ    A a   DXc
05年    B      Xb   -
06年    -     C     DZ
07年    -     C     -
08年    -     C     -
(スローペース調整-20/-10)

 ハンデ戦の福島記念は毎年難解なレースで波乱度も高い。距離の適性があって、上がりの脚もあるのはトウショウシロッコ、シャドウゲイト、サクラオリオン、レッツゴーキリシマ、マンハッタンスカイ、トーセンキャプテンなどだが、福島は最終週で、先週の雨もあって馬場は荒れてきており、内ラチは特に力のいる状態だ。先行馬が脚をなくして、大外からの追い込みが決まりやすいのではないか。とすると、展開が向くのは逃げるレッツゴーキリシマより、追い込むトウショウシロッコだろうか。

(福島記念) 1着    2着    3着
99年    D     -     BZb
00年    C a   CXa    Y
01年      b    Y     Y
02年    -     B c   -
03年    -     D a   BXc
04年    -     D     -
05年     Zb   -      Z
06年    BZ    AZb     c
07年    -     -     -
08年    -     C      Zc

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