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2009年12月24日 (木)

第535回今年最後の選択

 スポーツ紙の一面に有馬記念の文字が躍り、きょう出馬表も発表された。いよいよ今年最後のG1有馬記念。不景気な気分を吹き飛ばすような、盛り上がりに期待したい。
 過去16年、有馬記念の連対傾向をみると、指数上位馬が圧倒的に強く、なかでも前走指数の上位馬が12年で連対し、平均指数の上位馬は11年で連対している。指数ランク外の馬が勝ったのは3頭だけで、そのうち2頭は3歳馬。ランク外の古馬が勝ったのは1昨年のマツリダゴッホだけだった。古馬の場合はまず、指数上位でなければ上位は難しいのが有馬記念だ。

(有馬記念) 1着    2着    3着
93年     Za   A d   Dz
94年    A b   B     D
95年    A       d   BYa
96年    DXa   -     -
97年    C     BXb   A
98年    -     -      Xb
99年    A b   AXc   D d
00年    Y a    Xd     b
01年    -     -     -
02年    B     C     A
03年    DXc   B     -
04年    CXa   AXc    Zb
05年    A b    Y    B da
06年     Xa   -     BYc
07年    -     D     AY
08年    A      Z    B a

 今年はエアシェイディ、ドリームジャーニー、マイネルキッツ、リーチザクラウンなどが前走指数の上位馬。アンライバルド、ネヴァブションは過去指数や平均指数上位でピックアップされる。
 今年の特徴は中心をになうべき4歳世代が不在であることと、5歳馬も1頭だけで、3歳馬が7頭も参戦していることだろう。3歳馬はまだ指数が低く、指数上は古馬陣に一日の長があるようにみえるが、伸び盛りの3歳馬の成長力を考えると、どの馬も十分戦える能力はありそうに思える。
 例年、上がり指数で+15以上の馬が連対しており、ブエナビスタ、ドリームジャーニー、エアシェイディ、ミヤビランベリ、スリーロールス、シャドウゲイト、アンライバルドなどが条件を満たす。ただ、古馬の場合は指数でランク上位でなければならない。とすると、古馬のなかではドリームジャーニー、エアシェイディがピックアップされる。
 有馬記念はジャパンカップ組の好走が多いが、今年のジャパンカップ組は5着のエアシェイディが最上位、次いでマイネルキッツ、リーチザクラウン、ネヴァブション、コスモバルクが出走体制を整えた。しかし、ウオッカの鼻出血に象徴されるように、今年のジャパンカップ上位組は激しい消耗の末、有馬出走にすらこぎ着けなかった。その消耗を考えると、ドリームジャーニーが秋の天皇賞6着の後、苦手な東京コースのジャパンカップを回避して、この有馬記念に直行したのは案外と良い選択だったのかもしれない。中山コースは(2213)とまずまずの適性を示し、今年の宝塚記念を勝っているなら2500の距離適性もあるはずだろう。
  3歳馬のなかでは、上がりの脚が断然のブエナビスタが最上位だ。3歳牝馬で負担重量も53キロ。古馬陣とは4キロの差があり、最後の直線勝負だけなら、圧倒的に有利だ。前走のエリザベス女王杯ではクイーンスプマンテの大逃げにしてやられたが、上がりタイムは最速の32秒9を記録しており、その脚は極限のレベルと見て良い。
 上がりの脚という点では前走ステイヤーズSを勝ったフォゲッタブルも力がありそうだが、今年はリーチザクラウンの単騎逃げが必定で、ペースがスローになることはないとすると、フォゲッタブルの上がりの脚は少し疑ってみるべきか。
 平均ペースの対応力という点で評価が高いのは、ドリームジャーニー、セイウンワンダー、アンライバルド、ブエナビスタ、マイネルキッツなどで、今年の有馬記念の中心馬はドリームジャーニー、ブエナビスタ、セイウンワンダーなどに絞られるのではないか。
 今年大活躍だった横山典騎手に乗り替わったブエナビスタも良いが、いまはスタミナに一日の長がある5歳馬ドリームジャーニーから手広く攻めてみようかと思っている。

 ラジオNIKKEI杯2歳Sは、連勝中のヴィクトワールピサ、前走高指数勝ちのコスモファントム、エーシンウェズン、上がりの脚があるヒルノダムールなどが有力。

(ラジオNIKKEI杯2歳S)
       1着    2着    3着
06年    -     -     DXd
07年    CXb   -     -
08年    B b   AYa   -

 いよいよ今年最後のG1有馬記念です。皆さんのご健闘、ご幸運を心よりお祈りいたします。 GOOD LUCK!!!

(おしらせ)「新基準タイム24版」の申し込みを受け付けております。今年も有馬記念グッズのプレゼントもあります。詳しくはこちらをご覧ください。

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