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2010年1月28日 (木)

第543回波乱ぶくみの3重賞

 ダートの重賞・根岸SはここからG1フェブラリーSに向う馬が多く、当然ながらレベルは高い。過去の連対馬は平均指数や前走指数の上位馬が中心になっている。
 今年はサマーウインド、ケイアイテンジン、グリフィンゲート、ミリオンディスクの前走指数が高く、平均指数ではワイルドワンダー、セレスハントなどがピックアップされる。スーニ、ダイワディライト、ワンダーポデリオは過去の指数が高い馬たちだ。出走馬の多くはオープンを戦ってきた馬が中心で、ダートの重賞実績では若干物足りないメンバーだが、4歳馬を中心に将来性を感じさせる馬がそろった。

(根岸S)  1着    2着    3着
00年      a   AXc    Z
01年      d   AXa   CX
02年    BZ    AXa     b
03年    BYb   B      Zd
04年    -     -      Xb
05年    A a   DZd   CZ
06年      c   C     B
07年    -     DXc   BZ
08年    AZa   D     C
09年    BYa   A b   D

 例年、先行力のある馬の前残りが多く、その点からはケイアイテンジン、サマーウインド、セレスハント、スーニなどが有利になりそうで、連軸向きだろう。特に1400の距離の適性が高く、前走も相手が低調なオープン戦とはいえ、楽に逃げ切ったケイアイテンジンに注目したい。

 昨年は3連単で88万、一昨年は254万、4年前にも30万馬券が飛び出した東京新聞杯。このところ波乱が続くレースで、指数の上位馬もこの2年、3着にも絡めなかった。指数上抜けた馬が見えず、差のないメンバーのレースになったためだが、今年はどうだろう。
 今年の指数上位馬はレッドスパーダ、エイシンフォワード、プロヴィナージュ、スマイルジャック、マイネルファルケ、グッドキララなど。指数上85のレベルを超す馬たちがほとんどだが、前走90を超す馬となるとレッドスパーダ、エイシンフォワードの2頭だけ。今年も指数差はなく、大混戦とみるべきだろう。
 今年は逃げたい馬がマイネルファルケだけで、2番手グループにレッドスパーダ、プロヴィナージュ、タマモサポートと続く。特に競りかける馬もいないようで、ペースは落ち着くのではないか。とすると先行馬に有利な流れも想定でき、マイネルファルケ、レッドスパーダの前残りが有力に思える。順当に考えるなら、4歳馬レッドスパーダが連軸の中心になるのだろう。NHKマイルで2着、前走はマイルのオープン戦をあっさりと勝ち上がり、距離の適性も高いようだ。軸は堅い場合でも、連下が荒れる可能性もあり、上がりの脚のあるティアップゴールド、スマイルジャック、チョウカイファイト、アブソリュートなどに注意したい。

(東京新聞杯)1着    2着    3着
00年    A     CXa   C
01年    AYb   BZa    X
02年    -      Z    -
03年    B     C     A c
04年    -     C     AXb
05年    -     -     B
06年    D      Yb   A a 
07年    AYa    Yd   -
08年    -     -     -
09年    -     -     -

 京都牝馬Sは前走指数の高いABCD馬が有力。今年はショウナンラノビア、レインダンス、マイティースルー、ザレマ、レジネッタなどの前走指数が高い。逃げるのは休み明けのショウナンラノビアになりそうだが、指数上位馬とはいえ、いきなり勝ち負けは厳しいだろう。中段以降の馬に展開の利がありそうで、上がりの脚のあるマイティースルー、ワンカラット、マイネレーツェル、チェレブリタ、ヒカルアラマンサスなどが有力ではないか。4歳馬でここは52キロで乗れるヒカルアラマンサスやマイティースルーから狙う手もあるかもしれない。

(京都牝馬S)1着    2着    3着
00年     Xd   D     A c
01年    A b   AY    D
02年     Xa   -     C
03年    A c   -     -
04年    -     D c   DX
05年    D     B c   A b
06年    A b    Z    -    (2着同着)
07年    A a   -      X
08年    D d   -      Zb
09年    -     BZ     Ya

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2010年1月26日 (火)

第542回ナビグラフで見る回顧92AJCC、平安S

201001240611
201001240811

 中山と京都に中京が加わって、先週から3場開催になった。おおよそ15分間隔だったレースが10分間隔になっただけだが、とたんに忙しくなって、ときどき馬券を買いそびれる。締め切りに間に合わなかったレースで高配当が当たってたりすると、余計に入れ込んで、心の平静を失う。一日、すべてのレースを買い続けながら、当たっても外れても、心穏やかに競馬を楽しむという心境にはとてもなれない。JARのテレビコマーシャル「クラブKEIBA」の主人公たちのような、さわやかな笑顔もつくれず、今年も結果に振り回されてばかりの1年になるのだろう。それも、それでよい。勝って喜び、負けて泣き。競馬ならでは喜怒哀楽と一緒に、この1年を生きよう。

 日曜日は、新基準タイム作成の最後の追い込みで、朝から事務所に出て仕事をこなしながら、電話投票で馬券を買ったが、全体に安い配当が多く、指数上位のランク馬で決まった中京の10レース、3連単302万馬券も持っていなかったし、同じくランクで決まって22万馬券の京都最終レースも外してしまって、気分は盛り上がりに欠けた。
 アメリカJCCも指数上位のランク馬の決着で、3連単は11万馬券だった。昨年に続いてネヴァブションが勝って、2着にシャドウゲイト、3着トウショウシロッコという結果だったが、上位馬はすべて先行した指数上位馬たちで、後方から伸びたマイネルキッツは、追って届かずの4着止まり。ベルモントルパンの逃げで、多少ペースが遅かっただけに、道中の位置取りの差が結果につながったようで、マイネルキッツももう少し前だったらどうだっただろうと思ったが、もともと59キロは厳しかったのかもしれない。

 逆に、京都の平安Sは上がりの脚がある馬たちのレースになった。平安Sのナビグラフを見ると、勝ったロールオブザダイス、2着のダイシンオレンジ、3着のネイキッドは上がり指数の高い順にランクされる馬たちで、上がり指数の順位そのままが着順になった。3連単の配当は1万9800円と安かったが、このレースもランクが上位を占めた。

 毎年、この時期から春にかけて、スピード指数の上位馬が大活躍することが多い。チャンスはまだまだ。また来週がんばろう。

 心優しいコメント、ありがとうございます。ひと言、ひと言、すごく励まされます。ご返事もせず、申し訳ありませんが、これからもよろしく。

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2010年1月21日 (木)

第541回指数上位馬が強いAJCC

 中山の重賞・アメリカJCCは、前走指数上位のABCD馬が9年で連対して、前走の価値は高い。また、平均指数で上位のabc馬も9年で連対し、XYZ馬も8年で連対しており、全体としても指数上位馬が強い。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
00年    -      Xb    Zd
01年    BZa   A d   -
02年    -     C c   B
03年    BXa   C     -
04年    AXb   -      Z
05年    AYb    Za   CX
06年    -     D     -
07年    D a    Z    -
08年    BZ      b   -
09年    B d   BXa   -

 今年はマイネルキッツ、キャプテントゥーレ、シャドウゲイト、ネヴァブション、トウショウシロッコなどが指数の上位だ。
 先行馬が活躍することが多いレースで、脚質から考えると、先行力のあるキャプテントゥーレが有力に見える。ただ、2200の距離が経験がないから、スローペースで上がりの勝負になれば勝機もありそうだが、ペースが上がると少し苦しいかもしれない。今年はベルモントルパンのスローペースの逃げが想定されるが、ただ、同馬が直線まで先頭にいるとは思えず、早めに競り懸けられ3角から一気にペースが上がるのではないか。とすると、結果的にスローペースの上がり勝負にはなりにくく、ペースの対応力が問われることになる。
 距離の経験があり、指数の高さ、実績で評価できるのはマイネルキッツ、ネヴァブションだろう。中心には実績上位のマイネルキッツを取りたいと思っている。前走の有馬記念は勝ち馬からは大きく離されての5着だったが、指数も内容も悪くはなかった。このメンバーでは指数の高さや安定感でも一歩リードしているように見える。確かに59キロは楽ではないが、他の有力馬も58キロを背負うなら、文句は言えない。春の天皇賞の勝ち馬で、このメンバーでは底力でも1番だろう。

 京都の平安Sも前走指数の上位ABCD馬を中心に、平均指数の上位馬、過去の高い指数のあるXYZ馬やなどの活躍が目につく。
 今年はダイショウジェット、ネイキッド、ダイシンオレンジ、ウォータクティクス、アドバンスウェイに加え、トーセンアーチャー、トシナギサ、ロールオブザダイスなどが指数上位の有力馬だ。
 平安SはフェブラリーSに向かう馬たちのステップレースの色合いが強く、例年、出走馬のレベルも高いが、今年は重賞で活躍してきた馬が少なく、メンバーは小粒で低調の印象が残る。
 その中では重賞を勝っているウォータクティクスが能力上位といえそう。ダート1700、1800メートル戦は7戦6勝。勝ったレースはすべて逃げきりだった。ダート中距離戦で負けたのは、逃げられなかった前走のトパーズSだけだが、多少ペースが厳しかったのかもしれない。ダート2300の東海Sもスタートに失敗して逃げられず、中盤に無理してハナを取りに行って大敗しており、いまのところダート1800でハナを取ることが条件のように見える。今年はトシナギサ、アドバンスウェイなど他に逃げたい馬もおり、ウォータクティクスがすんなりとハナを奪えるかどうかが、鍵を握るだろう。
 他では、上がりの脚があるロールオブザダイス、トーセンアーチャー、ネイキッド、ダイシンオレンジなども有力だろう。

(平安S)  1着    2着    3着
00年     Xa   C     A
01年    A     -     -
02年    AYb   A c   AXa
03年    C     -       c
04年    -      Zc    Yd
05年    C c   -     AZc
06年    C b   -     -
07年      c   AXa   C
08年    CYb   AXa   -
09年     Xa    X    -

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2010年1月19日 (火)

第540回ナビグラフで見る回顧91京成杯、日経新春杯

201001170611
201001170811

 日曜日。中山、京都ともに第1レースに、まず勝てると思える馬がいて、それがともに狙い通りに勝って、さい先の良いスタートだった。が、後は勝ったり負けたり。大きな幸運には巡り会えなかった。昼過ぎ、関西の知人が中山にくるというので合流したが、その後も惜しいレースが多く、いまひとつ波に乗りきれなかった。
 京成杯は逃げる馬がなく、押し出されるようにアドマイヤテンクウがスローペースで逃げた。直線、道中3番手に控えていたエイシンフラッシュとの叩き合いにわずかに遅れての2着だった。3着は中団から追い込んできたレッドスパークルで、2、3、1番人気の順に入線して、3連単は3170円。取らないよりましだけど、という配当だった。
 ナビグラフを見るとよくわかるが、上がりの脚があるのはブルーラインより上にあるアドマイヤテンクウ、エイシンフラッシュ、レッドスパークルの3頭。上がりの脚がある指数上位馬にスローペースで先行されたら、後方から追い込んで届く馬はいないだろう。京成杯はまさにそういうレースだった。
 日経新春杯はドリームフライトの逃げでスローペースにはならなかった。それでも先行馬にとってはペースが苦しかったのか、中段に控えていた馬たち、メイショウベルーガ、トップカミング、レッドアゲートが差し脚を伸ばして1、2、3着を占めた。勝ったメイショウベルーガは2番人気、2着トップカミングは1番人気だったが、3着に入ったレッドアゲートが12頭建ての12番人気で、3連単は8万9590円と好配当になった。
 ナビグラフで見ると、京成杯同様、3頭ともにブルーラインより上に位置していた馬たちだった。
 ふたつの重賞は条件が全く違うが、ともにスローペース基準の緑のラインが平均値よりも右にあり、もともとクラスのペースと比べるとペースが少し遅いメンバーたちのレースで、当然というか、上がり指数の平均は+を示し、上がり指数+15のラインは少しだけ中心に向かって下がっている。こういうレースは、特に芝の重賞では、上がり指数の上位馬が活躍することが多いように思える。
  夜、高田馬場の叙々苑で焼き肉をたべながらの競馬談義。競馬の後はこれが楽しい。

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2010年1月14日 (木)

第539回上がりの脚の戦い

 日経新春杯は7年連続、トップハンデ馬が連にもからめず、苦戦を強いられるている。指数の上位馬もそれなりに負担重量が厳しく、苦戦が続く。1番人気馬も最近は5年連続で連対もないから、そこそこの好配当が期待できるが、意外とがんばっているのが、2、3番人気馬で、結果として、期待ほどには大波乱は少ない。

(日経新春杯)1着        2着        3着
00年    C     -     -
01年      c   AXa   D
02年    C       a   A
03年    D     BXa   A
04年    -     -     BZa
05年    -     -     -
06年     Y    -     B c
07年    -      Yc   -
08年     Zb   -     -
09年    -     C b   -

 今年のトップハンデはサンライズマックスとインティライミの57.5キロ。過去の重賞での実績を考えればトップハンデも当然だが、最近はあまり良いところがない。トップハンデ馬が連にもからめず、苦戦を強いられるているという傾向からも、積極的に買う気にならない。
 京都外回りの2400メートル戦だけに、上がりの脚は必須で、近走、上がり指数が10以上あることが有力馬の条件だといえそう。この条件を満たすのはトップカミング、メイショウベルーガ、ベストメンバー、セラフィックロンプ、ゴールデンメイン、サンライズマックスなど。
 なかでも2400の距離が合うのはトップカミングとベストメンバーの4歳馬たちではないか。2頭の比較では、皐月賞5着、続いての京都新聞杯を勝っているベストメンバーが上位だろう。期待されながらも、骨折でダービーには参戦できなかったが、素質の高さは証明済みだ。問題は8ヶ月の休み明けだが、調教の内容は良かったようで、レース勘が戻っていれば、このメンバーでも好勝負できるのではないか。順調さという点を評価するなら、トップカミングからの手もあるだろう。指数はまだ低いが、ハンデ差もあり、侮れない存在だ。54キロの軽ハンデを利して切れる脚を発揮できる牝馬メイショウベルーガも気になるし、テイエムプリキュア、ドリームフライトの逃げ残りも波乱の要因になるかもしれない。

 京成杯はスローペース必至。本来なら、クラシックを目指す成長過程の馬たちのレースだけに、前走指数上位馬がレースの中心を占めるはずだが、今年は上がりの脚比べになるのかもしれない。切れる上がりの脚ならアドマイヤテンクウ、レッドスパークル、エイシンフラッシュ、フラガラッハ、ローグランド、フーガフュークなどが有力だろう。
 多くの馬が新馬、未勝利を勝ち上がってきたばかりというメンバーの中で、上級条件で好走してきたアドマイヤテンクウ、レッドスパークル、エイシンフラッシュ、ブルーソックスなどは良い意味で経験がいきるのではないか。
 スローペース必至だけに、牝馬のフーガフュークから狙う手もありそう。前走は後方から一気の脚で牡馬相手にレコード勝ち。指数も水準以上だったし、負担重量での2キロ差が生きるかもしれない。

(京成杯)  1着    2着    3着
00年    BYb   D b   AZb
01年    -     AXa   C
02年    -     A a   -
03年    -     A a    Xd
04年    AZa   BXb   -
05年    -      Zd   -
06年    A a   D     BYb
07年    AX    -     -
08年    D     CXd   B a
09年      Y    -     -
(スローペース調整-20/-10)

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2010年1月13日 (水)

第538回ナビグラフで見る回顧90シンザン記念、フェアリーS

201001100811
201001110611

 シンザン記念は勝ったガルボを軸に3連単を買ったが、2着のシャインも、3着のセレスロンディーも手になかった。ガルボが人気を集めるのかと思っていたら、最終的にはピサノユリシーズが1番人気となり、ガルボは単勝7.2倍の4番人気だった。せめて単勝だけでも買っていればと思ったが、競馬の世界でタラレバはただ、往生際が悪いだけだ。

 それにしてもガルボは、横綱相撲というか、3番手で先行して、直線は他を寄せ付けずあっという間の3馬身差。堂々とした勝ちっぷりだった。もちろんフロックの勝利ではない。ガルボがこのシンザン記念で示した80の指数は、ローズキングダムが朝日杯で記録した79を上回って、目下のところ世代のナンバーワン指数になった。

 牝馬のフェアリーSは軸にとったアプリコットフィズがコスモネモシンに交わされて2着。3着には1番人気だったテイラーバートンが食い込んできたが、それでも勝ったコスモネモシンは単勝67.2倍の11番人気の馬で、3連単は8万7200円と好配当になった。このレースでは、軸にとったアプリコットフィズが2着で、結果的に好配当につながったから良かったが、配当は時の運が大きいし、あくまで結果としてのこと。配当ばらりにとらわれると、痛い目に合うことも多い。

 この時期の3歳戦は、まだ1戦しかしていない馬も多いし、1戦ごとに大きく成長する馬も多い。もともと未熟な若駒たちのこと。シンザン記念やフェアリーSがそうであったように、軸馬を決めたとしても、伏兵の台頭も意識しながら、連下は手広く考えた方が良い結果につながるのだろう。

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2010年1月 7日 (木)

第537回3歳重賞は前走指数

 正月、家族で栃木の山深い湯西川温泉に出かけた。サービスも料理も良かったし、雪の舞う露天風呂もなかなかだったが、案の定、風邪を引いた。診察の結果、新型インフルエンザではなかったのは幸いだったものの、未だに咳が抜けない。結局5日の金杯は事務所でテレビを見ながら、電話投票で済ますことになった。馬券は手広く押さえる作戦が功を奏して、高配当もいくつか拾え、正月早々、好スタートが切れた。ただ、京都の最終レースは人気薄のA馬エリモサリュートが逃げ切って3連単で65万9630円の高配当になったのに、あいにく3着馬がなかった。
 今週は中山と京都を舞台に3日間開催。新年、浅草寺でいただいてきたお札に手を合わせ、はたまた、幸運の女神たちにも、長期滞在をお願いしておこう。

 京都は日曜日にシンザン記念が組まれている。成長過程にある3歳の重賞だけにABCなど前走指数の高い馬が中心のレースで、過去10年の勝ち馬はすべて何らかの指数ランクがある馬たちだった。

(シンザン記念)
       1着    2着    3着
00年     Ya   -      Z
01年    C     CY      c
02年    C a     b   C
03年    BXa   -     -
04年    AYc   B b    Zd
05年    CXa   A d   D
06年      d   -     A a
07年    C     A      Xa
08年    BYb     d   -
09年    A a   -     -
(スローペース調整値-20/-10)

 今年はレト、ガルボ、キョウエイアシュラ、カネトシディオス、エーシンホワイティなどの前走指数が高く、エスカーダ、セレスロンディーは過去の指数が高い。過去の指数の傾向から、勝ち馬はこの中にあるのではないか。
 過去の連対馬は前走、朝日杯組が中心になっており、この点からは、朝日杯で4着と健闘したガルボが今年の中心になりそうだ。12月に行われた朝日杯では、最優秀2歳牡馬に選ばれたローズキングダムが圧勝したが、そのレースで同馬が記録した79の指数が同世代の最高指数。ガルボは中段から直線追い上げて、73の指数で4着だったが、内容は上々だった。勝ち上がるのに4戦もかかってしまったが、近走はペースの対応力も出来てきて、加えて上がりの脚もしっかりとしてきており、素質は高いのではないか。同じく朝日杯で7着だったキョウエイアシュラも安定したレース内容が評価できそうだし、マイネアロマ、ピサノユリシーズ、エーシンホワイティなどは上がりの脚に鋭さがあり、上位を狙える素材だろう。
 京都の外回りのマイル戦だけに、基本は差し脚のある馬に有利のはず。ただ、今年はスローペースで上がりの脚に懸けてきた馬が多く、また、どうしても行きたい逃げ馬も見えず、その分スローペース気味になって、先行馬の前残りにつながる可能性もあるはず。先行勢では1200戦を高指数で連勝してきたレトを筆頭に、メイショウカンパク、エスカーダなどにもチャンスはあるのではないか。

 牝馬の3歳重賞フェアリーSは昨年から距離が1600メートルになり、開催も12月から1月に変更された。今年はセントアンズ、テイラーバートン、コスモレニ、アプリコットフィズ、カホマックス、コスモネモシンなどが指数の上位馬だが、指数上はセントアンズ、テイラーバートンの2頭が一歩リードしているように見える。上がりの脚はアプリコットフィズが切れる。ただ、まだ1戦しかしていない馬も多いし、もともと未熟な3歳牝馬のこと。軸馬を決めたとしても、伏兵の台頭もあるはずで、連下は手広く考えた方が良い。

(フェアリーS)
       1着    2着    3着
09年    A a   -     -

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