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2010年2月18日 (木)

第549回初ダート馬の取捨

 先週からバンクーバーの冬期オリンピックが始まった。がんばれニッポン。期待しつつも、日本の活躍はあまり目立たず、いまひとつ盛り上がりに欠ける。そのオリンピックの影響もあったのだろう。先週は馬券の売り上げも低調だったようで、今週のダートのG1フェブラリーSも思いやられる。
 しかし馬券の売り上げは別にして、レースは面白いはずだ。今年のフェブラリーSのポイントはザレマ、ローレルゲレイロ、リーチザクラウン、レッドスパーダ、スーパーホーネットなど、芝で実績を残してきた馬たちが、こぞってダートに挑戦する点で、エスポワールシチー、サクセスブロッケンなど、ダートの既存勢力にどこまで対抗できるのか、面白い戦いが見られるのではないか。

(フェブラリーS)
       1着    2着    3着
04年    AXa     c   -
05年    AZb   -     -
06年    D     A a   -
07年      d    Zc   B
08年    A     C d    Xc
09年    -       a   AYa

 04年東京競馬場の馬場改修後、(公営競馬や海外の成績を減戦処理し)中央競馬の結果だけを反映して連対馬の傾向を取った。04年以降、毎年連対している平均指数上位abcd馬が中心になりそうで、次いで前走指数の上位馬の連対率が高い。
 今年の平均指数上位はトーセンブライト、エスポワールシチー、サクセスブロッケン、ミリオンディスクなど。他に前走指数の上位はスーニ、グロリアスノア、オーロマイスターなどだが、ダートの実績ではエスポワールシチーとサクセスブロッケンが抜けた存在に見える。
 エスポワールシチーは昨年秋のJCダートを勝っており、公営の成績を含めると、目下4連勝。ダートは10戦8勝、2着1回。昨年のフェブラリーSでの4着が唯一、連対を外したレースだったが、上位とは指数の差は少なかったし、その頃に比べれば、いまは馬そのものが変わってきているように映る。先行力を生かすレース振りも安定しており、中心に推せるのではないか。
 サクセスブロッケンは昨年のフェブラリーSの勝ち馬。その後しばらく勝ちきれないレースが続き、JCダートも4着だったが、前走は大井の東京大賞典を圧勝。完全復調を感じさせる内容だった。
 順当なら、実績上位のエスポワールシチーとサクセスブロッケンの2頭が有力に思えるが、他では前走根岸Sを使ってきた馬たちが気になる。なかでもグロリアスノア、オーロマイスター、スーニなどは指数も高く、連下の有力馬になりそうだ。
 問題は、先にも述べたとおり、ザレマ、ローレルゲレイロ、リーチザクラウン、レッドスパーダ、スーパーホーネットなど、芝で実績を残してきた馬たちの取捨だろう。東京は木曜日の雪の影響が残って、たぶんダートは比較的速いタイムが出るのではないか。とすると、彼らにも出番はあるはず。特に、不良馬場のダービーで2着だったリーチザクラウンはダートの適性もありそうな気がする。ここも果敢に逃げるようなら勝機もででくるのではないか。ただ、逃げ、先行馬が多く、どうさばいていくのか。武騎手の手綱さばきも見所だろう。また、距離がどうかと思うが、ローレルゲレイロが逃げるシーンも頭に浮かび、マイペースでの粘り込みも気になる。
 いまのところダートの実績、指数の高さと安定感を評価して、エスポワールシチーを連軸にとりたいと考えているが、いずれにしても連下は手広く押さえることになりそうだ。

 京都記念には有馬記念の1、2着馬、ドリームジャーニーとブエナビスタがそろって参戦してきた。ここは負担重量差もあって、指数上ともにA馬の評価になった。ドリームジャーニーは59キロの負担重量が気になるが、他の馬たちとはかなり指数差があり、59キロも克服は出来るはず。順当ならこの2強の戦いだろうと思うが、ドリームジャーニーが後方からのレースになって、追っても前に届かない場合、割ってはいるとしたらサンライズマックスではないか。

(京都記念) 1着    2着    3着
00年     Yb     d   BXa
01年    -     -     CXa
02年     Xa   DX    A d
03年    -     BXa   -
04年    A      Xb   Y
05年     Zb   -     -
06年    DZb   -     B
07年    D     A c   AZ
08年    B     C a   -
09年     Za   BYa   -

 3歳牝馬の重賞・クイーンカップは、前走指数の上位馬で平均指数でもランクに上げられる馬たちが中心。今年はプリンセスメモリー、アプリコットフィズ、ギンザボナンザ、テイラーバートンなどが有力馬の条件を満たす。
 距離の経験を含めて考えると、アプリコットフィズ、ギンザボナンザ、テイラーバートンなどに目が向くが、スローペース必至のレースだけに、上がり指数の高さも必須条件で、この点からはプリンセスメモリー、ブルーミングアレー、ビービーエーディンなどがピックアップされる。

(クイーンC)1着    2着    3着
04年    A a   C b   -
05年    DXc   -     -
06年    B d    Z    -
07年     Xc   C b   AZc
08年    DXb   -       c
09年    CYb   B b   -
(スローペース調整-20/-10)   

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