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2010年3月11日 (木)

第555回高配当に期待

 3月は毎年、馬券が荒れるような気がする。その印象を決定づけているのが今週の3つの重賞なのかもしれない。フィリーズレビューの3連単は昨年が66万、一昨年は46万の高配当だったし、中山牝馬Sは昨年が139万、一昨年26万、3年前は60万、そして同じく中京記念は25万、76万、23万と、春の嵐のような高配当が続いている。配当は、あくまで結果のことだとしても、そんな高配当をひとつ、ふたつ、取れたらうれしい。

 フィリーズレビューは3歳牝馬の桜花賞トライアルレースだ。3歳クラシックを目指す戦いでは、本来、基礎能力の高い指数上位馬が活躍することが多いが、牝馬はなかなか牡馬のようにはいかない。それでも過去10年でみると、前走指数の高いAB馬と、過去の高指数XY馬、平均指数上位のabc馬などの連対率が高い。

(フィリーズレビュー)
       1着    2着    3着
00年    BXa   ダ     A b
01年    -     A c   DYa
02年    -     -      Za
03年    C     BXa   A b
04年    A a   BXb    Zc
05年    BXa   -     -
06年    -     BYb   -
07年    AYb   -     C d
08年    -     -     -
09年     X    -      Z
(スローペース調整は-20/-10)

 今年はレディアルバローザ、テイラーバートン、ニシノモレッタ、ラナンキュラス、モトヒメ、カレンチャンなどが指数上位のランク馬だ。公営笠松のラブミーチャンもこのグループに加わってくるだろう。
 人気の点では阪神JFで4着のラナンキュラスに集まりそうだ。上がりの脚は最も鋭い
はずだが、上がり指数そのものはさほど高くないし、抜けた力はないのではないか。阪神内回りコースの芝1400は直線が短い。その分ペースは速くなりがちで、一昨年こそ先行馬の脚が止まって、後方に控えていた馬たちが上位を占めたが、過去の傾向は圧倒的に先行馬が残る展開が多いレースだ。今年は特に逃げ、先行馬に力のある馬がそろって、連軸の中心は逃げ、先行馬からとるのが良いのではないか。
 とすると、連軸候補はラブミーチャン、レディアルバローザ、ニシノモレッタ、モトヒメなどだろう。先行して差し脚もあるレディアルバローザは距離と阪神コースの適性も高く、レディアルバローザからから狙うのが常道かとも思ったが、ラブミーチャンの人気が薄いようなら、連軸の中心に取ってみたい。
 ラブミーチャンはこれまですべて逃げ切り勝ちで、目下負け知らずの6連勝中。11月京都のダート戦をレコードタイムで勝った時のペース指数をみると他を圧倒しており、そのスピードについて行ける馬はいないだろう。ここも単騎マイペースでラブミーチャンが逃げて、そのまま押し切ってしまう可能性が高い気がする。問題は芝の適性だが、速いタイムの出る軽いダート戦を、速いタイムで勝っており、芝の適性もあるはずだ。
 昨年12月の全日本2歳優駿を勝ち、2歳馬ながらNARグランプリ2009で史上初の年度代表馬に選出された公営の期待の星に、ぜひ懸けてみたくなった。

 中山牝馬Sは牝馬のハンデ戦だ。牝馬は牡馬よりもハンデの影響を受けやすいのだろうか、トップハンデ馬が苦戦することが多い。またこの3年は1番人気馬も勝てず、波乱が続くレースだ。指数上は10年のうち8年で連対する平均指数の高いabcd馬が中心に見えるが、それほどの信頼はない。しかも、相手もほとんどがランク外の馬たちで、軽ハンデで上がりの脚がある馬に要注意だろう。

(中山牝馬S)
       1着    2着    3着
00年      c    Ya   -
01年    -     -     C d
02年    -      Xa   AZa
03年     Xa   -     -
04年     Zb   CXb   A
05年      d   -     A
06年     Xb   -     -
07年    -     C d   -
08年    -     -     -
09年     Xc   -     -

 今年はアルコセニョーラ、ニシノブルームーン、サンレイジャスパー、レジネッタなどの平均指数が高い。他ではリビアーモ、ブライティアパルス、コロンバスサークル、ウエスタンビーナスなどが指数上位の馬たちだ。
 先行勢で、距離適性があり、差し脚でも評価が高く、安定した力があるといえるのはコロンバスサークルだろう。4歳馬でハンデも53キロと恵まれている。指数はまださほど高くはないが、着実に力を付けてきており、上がりの脚の鋭さからも中心に推せそう。他ではマイネレーツェル、リビアーモ、チェレブリタ、ニシノブルームーンなどの上がりの脚がよい。

 中京記念もハンデ戦。過去10年、トップハンデ馬が1度も勝てず、1番人気馬も不振が続く。指数上も特徴がつかみづらい。
 ハンデ戦だけに、上がりの脚があるホワイトピルグリム、シャインモーメント、シルバーブレイズ、エアシャトゥーシュ、サンライズベガ、トウショウシロッコなどがよさそうだが、ペースや展開に左右される分、個人的にはあまり気が乗らない。
 中京コースは先行馬が有利のはずで、ここは単騎で逃げられそうなモエレビクトリーにもチャンスがあるかもしれない。前走は馬場が合わなかったとしても、少し負けすぎの印象はあるが、その分人気はないはずだし、中京のハンデ戦なら話は別だろう。ここは巻き返しに懸けてみようかと思うが、ただ、05年以降は逃げ馬がなかなか勝てないデータもあるが--。ならば馬場が合いそうなドモナラズからの手もあるのか。うーん。難しい。

(中京記念)
       1着    2着    3着
00年    A      Zb    Xa
01年      d   -     C
02年    -     CY    -
03年    B     -     -
04年    -       d   DXa
05年     Zb    Xa   -
06年    D      Yb    Xa
07年     Za   -     C
08年    -     A     CZ
09年    -     AXa   A

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