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2010年5月13日 (木)

第573回ブエナVSディザイア

 06年に新設された古馬の牝馬限定G1ヴィクトリアマイルは今年で5年目。昨年はウオッカが7馬身差で圧勝、その前の年もウオッカが2着しており、過去4回のうち2年はウオッカがらみだった。その点では、傾向といえるようなものもまだ見えにくい。

(ヴィクトリアマイル)
       1着    2着    3着
06年     Xd   B c     d
07年    -     -     -
08年    -     B      Za
09年    CXa   -     -
(スローペース調整値-10/0)

 今年の指数上位馬はブエナビスタ、レッドディザイア、ワンカラット、ブラボーデイジー、ムードインディゴ、ニシノブルームーン、アルコセニョーラ、ブロードストリートなど。ウェディングフジコ、アイアムカミノマゴ、ミクロコスモスなども指数上に差はないメンバーだ。
 注目はブエナビスタとレッドディザイアの4歳馬2頭だろう。桜花賞、オークスを勝ったブエナビスタに、秋華賞ではレッドディザイアが巻き返して勝利を手にした。その後、レッドディザイアはジャパンカップで3着、ブエナビスタは有馬記念で2着に食い込むなど、古馬のG1戦線でも十分に戦えることを証明してきた。今年の春には、そろってUAEのドバイに遠征して、評価も高い結果を残してきた。指数上も高く安定したレベルにあって、まさに4歳牝馬として、名実ともにナンバーワンを分け合う存在になっている。
 指数の高さで2頭に続くのが、ブラボーデイジー、ワンカラットなどだが、指数上はそれほど差がないとはいえ、戦ってきたレースのレベルを考えると、ブエナビスタとレッドディザイアの2強には少し差があるように思える。また、他の4歳馬とはすでに決着がついており、その後に大きく成長したことを伺わせる馬も見えない。
 結局、ブエナビスタとレッドディザイアの「どちらにマイルの距離適性があるか」が軸馬の選定基準になりそうだ。過去の実績からは、マイル戦(4000)のブエナビスタと、マイル戦(1100)のレッドディザイアなら、ブエナビスタに距離適性が高いと見るべきだろう。
 また、過去このレースの勝ち馬はすべて、上がりタイムが33秒台の馬たちばかりだった。この時期は馬場状態も良く、ペースがゆるみがちな牝馬限定戦の結果のことだと思うが、この上がりの脚の絶対的スピードの点からも、ブエナビスタの方に分があるのではないか。
 他に上がりの脚で評価が高いのは、ウェディングフジコ、ラドラーダ、ブロードストリート、シセイカグヤ、ムードインディゴなど。ペース次第で2強に割って入る可能性もあるだろう。

 京王杯スプリングCは1番人気馬が苦戦の傾向のある。だからといって大波乱の高配当になるわけではない。指数上は平均指数の上位馬の連対率が高く、今年はエーシンフォワード、サンカルロ、マルカフェニックス、スズカコーズウェイ、テイエムアタックが平均指数上位馬に該当する。
 例年、上がりの脚がある馬たちが活躍する傾向も強く、エーシンフォワード、テイエムアタック、タケミカヅチ、グッドキララ、デリキットピースなどに展開は向きそうだ。

(京王杯スプリングC)
       1着    2着    3着
00年    -      Xa   D
01年    DZd   D      Xa
02年    -     -     A
03年    -     A      Yb
04年      d    Xb   外
05年      b   -      Xa
06年    C c    Xb   BYa
07年     Zb   -     -
08年    BYb   -     AXa
09年    -     AYa   C

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