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2010年6月24日 (木)

第585回指数上位が強い宝塚記念

 いま世間の関心は、明日未明に行われるワールドカップ・日本対デンマーク戦一色。私も寝ずに日本の応援をしたいと思っているし、ぜひ勝ち上がってほしいと願っている。頑張れー!!ニッポン!!!
 そのせいもあってか、豪華メンバーがそろった宝塚記念も、いまは少々影が薄いが、感動を覚えるような良いレースをして、盛り上げてもらいたい。

 例年、宝塚記念は前走指数上位馬が活躍する傾向が強い。過去10年のうち、前走指数上位のA、B、C馬が毎年連対しており、平均指数の上位馬も過去9年で連対している。また、前走、天皇賞で5着以上だった馬が10年の内9年で連対しているが、05年の2着ハーツクライ以外はすべて、平均指数で上位にランクされる馬が連軸の中心だった。

(宝塚記念) 1着    2着    3着
00年      b   AYc   D
01年    AYb   AYa   -
02年    B b   C b   D
03年      d   A c   BZb
04年    AXb    Za   -
05年    B     -     AXa
06年    A a   -      Z
07年    -     A a   -
08年    -     A a   -
09年    C a     d    X

 今年は、ドリームジャーニー、ジャガーメイル、ネヴァブション、ロジユニヴァース、などの前走指数が高く、他にブエナビスタ、フォゲッタブル、メイショウベルーガなどが指数上位にランクされる馬たちだ。
 そして今年、天皇賞を勝って、指数でも上位にランクされるのはジャガーメイルだ。天皇賞は直線に向くと、早めに先行集団から抜け出し、前を行くマイネルキッツをぐんぐん追い込み、ゴール前できっちりとらえて圧勝。遅まきながらG1初制覇を果たした。過去の連対馬の傾向からは、ジャガーメイルが最有力に見えるが、もう少し他のデータも検証してみよう。
 去年のこの馬場日記でも同じことを書いたが、宝塚記念の行われる阪神内回り2200メートルはペースが厳しくなることが多く、過去の連対馬の多くは、(先行指数+10/上がり指数0)のレベルを満たす馬たちだった。今年はジャガーメイル、ナムラクレセント、メイショウベルーガ、イコピコなどが条件を満たし、この条件からもジャガーメイルが有力馬に浮かび上がってくる。
 ただ、今年が例年と違うのは、各馬の前走のペースが非常に遅いという点だ。今年、前走のペース指数の平均は(-13)程度のレベルだ。昨年は(+6)、一昨年は(+5)、その前の年は(+0)を示しており、それ以前の年を見ても、宝塚記念に出走する馬の前走ペースは標準的に0から5程度が普通だ。
 遅すぎるペースがもたらすものは何か。それは超スローペースと、その結果としての直線の瞬発力勝負だろう。先に書いたような、(先行指数+10/上がり指数0)のレベルを満たす馬たちが、例年通りには活躍できない可能性もでてくる。
 今年、上がりの脚が鋭いのは、ドリームジャーニー、ブエナビスタ、ジャガーメイル、ネヴァブション、セイウンワンダー、ロジユニヴァース、スマートギアなどで、常識的にはこのメンバーの直線での攻防が見所になりそうだ。
 しかし、超スローペースが必至なら、直線の短い内回りコースの利を生かせるのは、なによりもまず逃げ、先行馬たちではないか。上がりの脚があっても、最後方からでは追って届かずもあり得るだろう。とすると、ロジユニヴァースやアーネストリーなどの逃げ馬の前残りが波乱のポイントになるかもしれないが、上がりの脚があり、尚かつ、先行できる馬から軸馬を取るなら、やっぱりジャガーメイルしかないように思える。

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