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2010年9月 9日 (木)

第607回秋競馬スタート

 今週から秋競馬が始まる。中山、阪神に、引き続きの札幌が舞台だ。この時期、中山も阪神も野芝のみの状態で行われるため、芝のレースは非常に速いタイムがでる。絶対的な速さへの対応力に注意がいるだろう。
 中山は、芝1600メートル・京成杯オータムハンデがメインレースだが、古馬のハンデ戦らしく、ランク馬も苦戦が続くレースだ。また1番人気馬も、最近は7年連続で、勝利どころか連対さえできない。

(京成杯オータムハンデ)
        1着     2着     3着
00年     CXb     Za    B
01年     A c    DXa     Z
02年(新潟) CXa     Xb      c
03年      Zc    -      B
04年     AXa    -      C b
05年     -        d     Zb
06年     -       X     -
07年     -      CXc    -
08年     B      -      D d
09年      -      AZd    -

 今年はキョウエイアシュラ、ファイアーフロート、テイエムアタック、サンカルロ、ムラマサノヨートー、ファストロック、セイクリッドバレーなどが指数の上位だ。
 例年、同じマイルの重賞・関屋記念や安田記念を使った馬たちの連対率が高く、その距離で好走しているキョウエイアシュラ、ムラマサノヨートー、サンカルロ、セイクリッドバレー、テイエムアタックなどがピックアップされる。しかし、ともに後方から脚を伸ばす馬たち。前走新潟の関屋記念でもテイエムアタック、セイクリッドバレー、ムラマサノヨートーの脚が目立ったが、それはあくまで直線の長い新潟でのことだ。直線の短い中山で、開幕週の京成杯オータムハンデは、過去のデータからをみても基本的に先行馬有利に思える。
 とすると、逃げるファイアーフロート、メイショウレガーロ、ファストロックなどに展開の利があるはずだが、マイルの距離適性からは、4歳馬ファイアーフロートが良いのではないか。前走は骨折で休み明け、加えて57キロを背負っての逃げだったが、ゴール前ギリギリねばって5勝目をあげた。重賞は今回が初挑戦だが、成長余力もありそうで基礎能力の高さに期待したい。

 阪神日曜日の重賞はセントウルS。芝1200メートルの短距離戦で、サマー・スプリント・シリーズの最終戦になるが、スプリンターズSのステップレースとしても重要なレースになりそう。今年は香港からグリーンバーディーも参戦してきている。
 今年の指数上位はキンシャサノキセキ、ヘッドライナー、サンダルフォン、ショウナンアルバ、ショウナンカザン、メリッサなどだが、前走、念願のG1高松宮記念を制覇して、短距離重賞4連勝中のキンシャサノキセキが横綱だろう。問題は59キロをこなせるかどうか。同じことはシンガポールのG1を勝って59キロを背負う香港馬グリーンバーディーにもいえる。このレースは過去10年で牝馬が8勝と大活躍しており、その最大の要因は牝馬は55キロという負担重量の軽さにあるのではないか。とすると、他の牡馬は57キロまでの負担重量のなか、中段から差し脚を伸ばしたいキンシャサノキセキ、グリーンバーディーにとって、この2キロ差、牝馬との4キロ差は、案外と大きな重荷になるかもしれない。
 好走歴の多い牝馬から有力馬を選ぶなら、スカイノダン、メリッサなどが候補になりそうだ。

(セントウルS)1着     2着     3着
00年     -      DXa     Yd
01年     B c     Xa    A b
02年     C c    D      AXd
03年     BXc    BZd    -
04年     -       Yb     Xa
05年      Yb    C      AZa
06年(中京) AYd    外      D
07年     -      -      A a
08年     -        c    -
09年       Zd    CXb    -

 阪神の朝日チャレンジカップは内回りコースの2000メートル戦。1番人気馬が連対できない京成杯オータムハンデに比べると、朝日チャレンジカップは圧倒的に1番人気が強く、目下6年連続連対中、そのうち5年で勝利をあげている。当然、指数の上位馬も強く、平均指数上位馬と前走指数の高い馬の連対率が高い。
 今年は出走頭数が9頭と少し寂しいが、昨年このレースを勝ったキャプテントゥーレを筆頭に、アドマイヤメジャー、ベストメンバー、プロヴィナージュ、ベンチャーナインなどが指数上位馬だ。7か月振りのレースになるが、指数の高さと安定感、格からみても重賞3勝、皐月賞馬のキャプテントゥーレが最右翼にみえる。ただ、近走はマイル中心に戦っており、距離の2000はどうだろうか。このキャプテントゥーレに迫るのが4歳馬アドマイヤメジャーだろう。条件戦とはいえ目下2連勝中で、その指数の高さはいずれも重賞級のレベルにあり、距離も合う。それならアドマイヤメジャーから組み立てる手もあるかもしれない。他では上がりの脚があるベストメンバーや、先行力を生かしたいプロヴィナージュなどが有力だろう。

(朝日チャレンジカップ)
        1着     2着     3着
00年     D       Xc    C
01年     A c    DXa     Z
02年     DXa      d    B
03年     DZc    BYa    A
04年     A b     Zb    -
05年      X     B b    DX
06年(中京) B d    AXc    -
07年     AZc    B b    -
08年     CYc    B b      d
09年      -      -        b

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