« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010年10月28日 (木)

第621回馬場が気になる天皇賞

 台風が接近している。今週末は全国的に荒れ模様で、東京の日曜日は暴風雨という予報も出ている。秋の天皇賞はどろんこ馬場も覚悟しなければならない。馬場の適性は重要なポイントになるだろう。
 秋の天皇賞は過去10年、比較的1番人気が強く、5勝、2着2回の実績がある。スピード指数上も、前走指数や平均指数上位馬を中心にランク馬が活躍している。

(天皇賞・秋)1着    2着    3着
98年    C      Yb   BZ
99年     Xc   -     B
00年      b   AXa   -
01年     Xc    Xa   BXb
02年中山  -     DYa   -
03年    C     AYb   -
04年     Zd   -     -
05年    B     DXa   -
06年    A d   -     -
07年    AXa   -     -
08年    B b   C     -
09年    C     CZ    C

 今年は指数差がないメンバーがそろって大混戦。前走指数はスーパーホーネット、アリゼオ、ブエナビスタ、シンゲン、エイシンアポロン、ネヴァブションなどが上位で、他にショウワモダン、ジャガーメイル、スマイルジャック、アーネストリーも過去指数や平均指数の上位馬だ。
 秋の天皇賞に極端なスローペースはなく、平均ペースでの差し脚比べが基本。後方一気の脚より、先行力のある差し馬に展開は向く。今年もシルポートの逃げでスローペースはなく、例年に似た平均ペースで進むだろう。台風の影響で不良馬場を想定すると、後方一気の脚は考えにくくなる。
 差し脚はシンゲン、ペルーサ、ブエナビスタ、アリゼオ、ネヴァブション、トウショウシロッコなどが鋭く、連軸に向く馬といえそう。
 なかでも先行力もあるのはアリゼオ、ブエナビスタ、シンゲンなどで、ここは順当に、牝馬ブエナビスタを中心に取るのが良いのだろうか。台風の影響があったとしても、馬場状態が「稍重、重」で治まるのならシンゲンやブエナビスタを軸にとりたいが、不良馬場にまで悪くなってしまうと、その馬場適性はどうだろうか。少し気になるところ。
 シンゲンよりは前走稍重の宝塚記念2着のブエナビスタの方がまだ適性が高いと思うが、それなら思い切って3歳馬アリゼオからの手もあるかもしれない。新馬戦は重馬場、稍重の皐月賞で5着、同じく稍重の毎日王冠で古馬相手に勝利をあげた。比較的、力のいる馬場が合うように思えるし、06年以降、毎日王冠の1、2着馬の好走が続くのも好材料にみえる。ただ、大外枠の不利を克服できればという条件が付くが--。
 先行力という点からはキャプテントゥーレの前残りも気になる。

 京都のスワンSはこのところ、波乱の連続。指数上は平均指数の上位馬たちが活躍してきた。今年はエーシンフォワード、ファリダット、ショウナンアルバ、アーバニティの平均指数が高いが、休み明けや近走不調の馬が多く、信頼感はイマイチ。前走の内容が良かったのはオープン戦とはいえ、水準以上の指数で勝ち上がってきた牝馬のグランプリエンゼルだろう。雨の不良馬場を、後方から鋭く伸びてきた差し脚に注目したい。

(スワンS) 1着    2着    3着
00年    A c    Zd   -
01年    BZc   AYb   -
02年    AXa   -     B a
03年    -     A b   -
04年    -     -     -
05年    -     A d   D 
06年    -      Xb   D
07年    -       c   -
08年    BY    A d   -
09年      b   -      Zd

※新しいオンラインサービスとして「西田式スピード指数LIVE(略称・NSライブ)」を公表しました。人気のナビグラフにも対応しており、何よりも速報性と使いやすさを重視したシステムに仕上がっています。是非、ご利用をご検討ください。詳しくはこちらから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月26日 (火)

第620回ナビグラフで見る回顧131菊花賞、富士S

201010240811
201010230511

 軸にとったローズキングダムは、4角手前でまだ中段の後ろだった。これまでの菊花賞の勝ち馬は、4角で少なくとも先行集団に位置しているのが条件だが、ローズキングダムはまだ10番手あたりでもたついている。この位置では勝てないと思うしかなかった。それでも外から懸命に追い上げ、直線の半ばでは5、6番手にまで押し上げてきたが、他馬とも脚色が同じで勢いもなく、もがいているようにみえる。
 これでは3着もない。と思ったところ、残り150メートルからの脚の鋭さは、空を駈けるようで、見事で鮮やかだった。前を行くコスモラピュタ、レーヴドリアン、ビートブラックたちをあっという間にとらえ、先頭のビッグウィークに1馬身あまり迫ったところがゴールだった。あの位置から良く2着にまで届いた、というのが正直な印象で、改めてローズキングダムの強さを感じるレースだった。
 レース後のローズキングダムの手綱を取った武騎手のコメントを読むと、仕掛けたときにもたつき、4角で少し内にもたれたということだった。武騎手に文句をいうつもりはないが、もう少し前でレースができていたら勝っていたのではないかと、強く思った。
 勝ったのは7番人気のビッグウィーク、2着は1番人気のローズキングダム、3着に13番人気のビートブラック。ローズキングダムを除けば、4、5着馬も含め先行した馬たちが上位を占める結果だった。3連単は33万8840円と高配当になった。

 土曜日の富士Sは毎年荒れる傾向が続いている。今年も勝ったダノンヨーヨーは2番人気に支持された馬だったが、2、3着には14、13番人気のライブコンサート、ガルボが残って、3連単は171万を超す高配当になった。
 菊花賞も富士Sも終わってみれば、先行馬の前残りと、中段以降からの追い込み馬との組み合わせ。競馬の基本の形だが、ナビグラフで見ると、その関係がよくわかる。

※新しいオンラインサービスとして「西田式スピード指数LIVE(略称・NSライブ)」を公表しました。人気のナビグラフにも対応しており、何よりも速報性と使いやすさを重視したシステムに仕上がっています。是非、ご利用をご検討ください。詳しくはこちらから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月21日 (木)

第619回指数上位馬から

 3歳最後のG1菊花賞。
 最近は高配当の連続で、荒れる印象が強いが、スピード指数上は、前走指数の高い馬が連軸の中心になっており、馬券は指数の上位馬からの組み立てがセオリーだろう。

(菊花賞)  1着    2着    3着
00年     X    A c   -
01年    -     -     AZc
02年    -       d   -
03年      c   B     BXa
04年    -     A a   -
05年    AXa   D d   C c 
06年    D     BYc     b
07年    B     -     C d
08年    A     -     -
09年    -     C      Zc
(スローペース調整値-5/5)

 今年はクォークスター、アロマカフェ、トウカイメロディ、ミキノバンジョーなどの前走指数が高く、過去の指数はローズキングダム、ヒルノダムール、ゲシュタルトなどが上位だ。
 菊花賞は例年、神戸新聞杯組が圧倒的に強く、次いでセントライト記念組の連対率が高い。この点から、神戸新聞杯を勝ったローズキングダム、3着ビッグウィーク、5着レーヴドリアンに加え、セントライト記念組からクォークスター、アロマカフェ、他路線組ではトウカイメロディも有力候補にあげられるだろう。
 どの馬にとっても未知の3000メートル戦だけに、スローペースが基本で、その分上がりの脚が求められる。過去のレースを見てみると、出走馬のレベルにも多少は左右されるが、上がり指数でプラス15以上の馬たちがいる年は、その馬たちが中心になることが多く、条件を満たす馬がいなければ、スローペースでないレースで上がり指数の高い馬が中心になっている。今年は、ローズキングダムを筆頭に、クォークスター、サンディエゴシチー、ゲシュタルト、ヒルノダムール、リリエンタールなど、上がり指数でプラス15以上の馬たちがそろっており、連軸はこの条件を満たす馬からとりたい。とすると、前走、神戸新聞杯を勝ったローズキングダムが中心になるのではないか。
 直線、ダービー馬・エイシンフラッシュとの激しい叩き合いを制して勝ったが、そのエイシンフラッシュが出走を回避し、2着以下の馬たちとは大きな差を付けており、神戸新聞杯組ならずとも、一歩抜けた存在に思える。ローズキングダムを負かすとしたら、セントライト記念組かトウカイメロディなどの他路線の馬たちではないか。

 東京の重賞・富士Sも高配当が続き、波乱度の高いレースだ。ただ、指数上位馬も苦戦が目につく。とはいえ例年、上がり指数の上位馬が中心のようで、テイエムアタック、マルカシェンク、セイクリッドバレー、リルダヴァル、リザーブカード、ダノンヨーヨーなどが有力だろう。負担重量も楽な3歳馬リルダヴァルが中心になりそうだが、波乱を意識するなら、目下3連勝で、マイルの距離適性が高いダノンヨーヨーからの手もある。

(富士S)  1着    2着    3着
00年     Zd   BYb   -
01年    B b   DXa   -
02年    D c   -     AYa
03年    D     -     -
04年    CYa   AZ    C
05年    B b   -     C 
06年    -     BZd    Xb 
07年    -     -       d
08年      c   -     -
09年     Yd   -     -

※新しいオンラインサービスとして「西田式スピード指数LIVE(略称・NSライブ)」を公表しました。人気のナビグラフにも対応しており、何よりも速報性と使いやすさを重視したシステムに仕上がっています。是非、ご利用をご検討ください。詳しくはこちらから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月19日 (火)

第618回ナビグラフで見る回顧130秋華賞、府中牝馬S、デイリー杯2歳S

201010170811
201010170511
201010160811

 アパパネは強いという鮮やかな印象を残した今年の秋華賞だった。最後は4分3馬身差まで迫られたが、誰もがその差以上の強さを感じたのではないか。牝馬3冠はアパパネで史上3頭目。2歳時にも阪神JFを勝っており、同世代のG1のタイトルをすべて手にするという史上初の快挙だった。アパパネの強さはそれとして、蛯名騎手の落ち着いた騎乗ぶりも印象に残った。好スタートから中段の後ろまで下げて、3角の坂を過ぎるあたりからから徐々に押し上げ、直線は大外から追い込みに懸ける。アパパネの強さを信じ切ってこそできる乗り方だったのではないか。
 2着はオークスの4着馬で、前哨戦のローズSを勝ったアニメイトバイオ、3着にオークス6着、前走、古馬相手にクイーンSを勝ったアプリコットフィズだったが、3連単は1万2550円。アパパネが勝って、この配当は好配当だろう。
 ナビグラフでみても、オークスで上位だった馬たちの上がり指数が抜けて良かったようで、ともに素質の高さを感じさせる。しかし、アパパネと1着を分け合ったサンテミリオンはスタートで出遅れたまま、最後まで良いところなく最下位の18着に沈んだ。レース中、気合いが乗っていなかったということらしいが、過去10年、オークスから直行で秋華賞を勝ったのはテイエムオーシャンとカワカミプリンスだけで、牝馬に限らず、順調に前哨戦を使うことは大切なステップなのだろう。
 牡馬はディープインパクトのあと人気を集める馬が現れないが、牝馬はウオッカ、ブエナビスタの後を継ぐ人気の名牝として、今後のアパパネに期待したい。

 古馬の牝馬重賞は府中牝馬Sだった。4番人気のテイエムオーロラが好スタートを切って、絶妙なペースで逃げ切りを果たした。前走はスローペースを2番手で先行して勝ったが、そのレースでの上がり指数は水準以上のレベルだった。脚をためスローペースで逃げられれば、当然の結果といえなくもないが、あえて逃げ切りに懸けた国分恭騎手の判断が良かったのだろう。2着に入ったセラフィックロンプが指数では(B)の高評価だったが、14番人気と影が薄く、3連単は42万3340円の高配当になった。私は3歳馬のスマートシルエットから流したが、セラフィックロンプとともに先行して差し脚を伸ばしたものの、3着止まりだった。

 デイリー杯2歳Sはただ1頭の牝馬レーヴディソールが、後方から一気の脚を使って差し切り勝ちを納めた。福永騎手のコメントを読むと、まだ全力で追ってないということだったが、それでも上がりタイムは33秒7。そのスピード指数も世代のベスト1で、今後の活躍が期待できる能力の高さがありそうだ。

※新しいオンラインサービスとして「西田式スピード指数LIVE(略称・NSライブ)」を公表しました。人気のナビグラフにも対応しており、何よりも速報性と使いやすさを重視したシステムに仕上がっています。是非、ご利用をご検討ください。詳しくはこちらから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月14日 (木)

第617回アパパネVSサンテミリオン

 今週は3歳牝馬の最後のG1・秋華賞。
 過去10年で1番人気馬が勝ったのはテイエムオーシャンとファインモーションの2頭だけだ。1番人気よりも強いのが2番人気馬で、10年で6勝をあげている。1、2番人気で合計8勝はまずまずの結果だが、ともに勝てなかった年が2度あったが、ともに10番人気以下の馬が勝って、1昨年は3連単で1098万超馬券になった。今年はオークスの勝利を同着で分け合ったアパパネとサンテミリオンが人気を集めることになりそうだが、果たしてどんな結果が待ち受けているのだろうか。
 秋華賞の過去10年を指数でみると、平均指数上位のabcd馬が10年の内9年で連対しており、次いでXYZ馬やABCD馬も、まずまずの連対率を示している。

(秋華賞)  1着    2着    3着
00年    -     -     B
01年     Za    Z    A
02年    A     BXb   -
03年     Xb    Ya    Zd
04年    A a   -     -
05年    BZc   CXa   -
06年      d   -     -
07年    BXa   -     BYb
08年     Y    A a   -
09年    AYa   A a    Xc
(スローペース調整値-15/-5)

 今年はディアアレトゥーサ、ワイルドラズベリー、アパパネ、ベストクルーズなどが平均指数上位馬で、他にクラックシード、コスモネモシン、エーシンリターンズ、オウケンサクラ、レディアルバローザなども前走指数や過去の指数で上位にランクされる馬たちだ。オークス馬の1頭・サンテミリオンはスローのレースばかりで、平均指数のランクでは計算の対象外になっているが、春の指数ランクでは最上位にあり、指数が足りないわけではない。
 注目は何といってもアパパネとサンテミリオンだろう。
 アパパネは桜花賞、オークスを勝って、ここで3冠を目指す。前走のローズSは直線に向いて、一気に追い出すところで、前が詰まってしまった。それでも一旦抜け出すと、そのまま先頭で押し切るかと思われたが、前述の不利も影響したのか、外から追い込んできた3頭に差しきられてしまった。4着という結果に陣営は、「休み明けだったことと、強めの調教も1本だけ、全体に余裕のある馬体でのこと」と、悲観はしていないらしい。
 片やもう1頭のオークス馬・サンテミリオンは、デビュー後3着に負けたのがフラワーカップだけで、(4010)と高勝率を示している。スローペースで差し脚を使うレースが多い。今回、落馬事故で主戦の横山典弘騎手から藤岡佑介騎手に乗り替わる。
 ともに今回、全く不安がないわけではないが、世代を代表する2強であることは確かだろう。順調さという点では、負けたとはいえ1度使ったアパパネの方が良い。また2400の距離ならサンテミリオンのスタミナが上位に見えるが、2000の距離適性ではスピードのあるアパパネに分があるのではないか。また極端なスローペースにはなりにくい京都の2000メートルだけに、スローペースしか経験のないサンテミリオンより、ペースの対応力があるアパパネを上位にとるべきだろう。

 府中牝馬Sの連対馬の傾向を見ると、圧倒的に4、5歳馬が多く、6歳以上は苦戦が続くようだ。指数上はニシノブルームーン、ブライティアパルス、ブロードストリート、セラフィックロンプ、ウェディングフジコ、ブラボーデイジー、リビアーモなどが上位馬だが、馬齢からは4、5歳のブライティアパルス、ブロードストリート、ブラボーデイジー、リビアーモが中心になりそう。なかでも重賞実績ではブライティアパルス、ブロードストリート、ブラボーデイジーが上位だ。
 例年上がりの脚がポイントになっており、連軸には上がりの脚のある馬たちから選びたい。とすると、6歳以下で上がりの脚があるスマートシルエット、ブロードストリート、テイエムオーロラ、シングライクバードなども浮上してくる。
 いずれにしても難解なレースで、重賞実績では欠けるが、連勝で勢いのある3歳馬スマートシルエットの上がりの脚からという手もあるかもしれない。

(府中牝馬S)1着    2着    3着
00年    AZc    Zc   CXa
01年    -      Xa   A d
02年    AXb     d   BYa
03年    BXa   CYb   -
04年    A     CYc   CZb
05年    -     -      Zb
06年    AX    C d   B a
07年    C     A     CYa
08年    -     AXa   -
09年    -     -     -

  デイリー杯2歳Sは前走指数上位の2頭が10年のうち9年で連対している。今年はグランプリボス、ショウナンアリビオが前走指数の上位馬だが、距離が合うのはグランプリボスの方だ。
 今年は前走、スローペースだった馬が多く、より上がりの脚が問われるだろう。切れる脚のあるトップシャイン、レーヴディソールは特に要注意だ。

(デイリー杯2歳S)
       1着    2着    3着
00年    -     A b   -
01年    -     A a   DZd
02年    BZb   -      Yc
03年    AXa     d   -
04年    -     A a   -
05年    -     -     A a
06年    -     AXa    Yd
07年      b   B a     d
08年    B a   CXc   -
09年    A a    Yb   -
(スローペース調整値-20/-10)

※新しいオンラインサービスとして「西田式スピード指数LIVE(略称・NSライブ)」を公表しました。人気のナビグラフにも対応しており、何よりも速報性と使いやすさを重視したシステムに仕上がっています。是非、ご利用をご検討ください。詳しくはこちらから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月12日 (火)

第616回ナビグラフで見る回顧129毎日王冠、京都大賞典

201010100511
201010100811

 日曜日は10時少し前に着いたが、東京の指定席は早々と売り切れていた。前日の雨も上がって、馬場も緑が美しい。カミさんとふたり3階の一般席に座ったが、3連休の中日ということもあったのだろう、私たちの後ろに2組、右隣も若いカップルだった。競馬場に若いファンが増えるのはうれしい。心の中で「がつんと当てて、彼女に良いとこ見せてやれ」と幸運を祈ったが、どうも鳴かず飛ばずだったようで、いつのまにか彼女も居眠りを始める始末。なかなかうまくいかないことも多いけど、頑張れ、青年。

 毎日王冠は人気の3歳馬ペルーサが出遅れ、最後方からではレースにならず。2番人気のショウワモダンも全く良いところなし。3番人気のスマイルジャックは先行したが、ゴール前では脚が上がって4着まで。結局、3歳馬のアリゼオとエイシンアポロンが、馬体を合わせて伸びてきて、ハナ差のワン・ツー。3着に7歳馬のネヴァブションが入って3連単は31万5200円と高配当になった。
 3歳馬が毎日王冠を勝ったのは22年前のオグリキャップ以来のことらしい。先週のスプリンターズSでも、3歳馬のダッシャーゴーゴーが降着になったとはいえ大好走しており、3歳馬の実りの秋を感じさせるレースだった。--とはいえ、指数上はG1を勝つにはまだ少し物足りないレベルで、過信はできないが--。

 京都大賞典はドリームフライトが大逃げを打った。直線、ハイペース気味に追走した先行馬たちの脚が止まると、中段からメイショウベルーガが差し脚を伸ばし、後方から追い上げてきたオウケンブルースリの追撃を抑え、快勝した。
 終わってみれば2番人気、1番人気馬の決着で、結果も順当。3着も4番人気のプロヴィナージュだったから、3連単は3880円と堅い配当だった。ナビグラフで見ても、結果は当然のように思え、他には考えにくいレースだった。
 個人的には、惜しい3着抜けが多かったが、土、日とも10万を超す配当を当てて、まずまずの開幕週だった。

※新しいオンラインサービスとして「西田式スピード指数LIVE(略称・NSライブ)」を公表しました。人気のナビグラフにも対応しており、何よりも速報性と使いやすさを重視したシステムに仕上がっています。是非、ご利用をご検討ください。詳しくはこちらから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月 7日 (木)

第615回G1馬の底力を問う

 東京の開幕週を飾る重賞は毎日王冠。過去10年のデータからは、前走指数の上位馬が過去10年間、連続して連対しており、平均指数の上位馬も9年で連対していて、指数の上位馬たちが圧倒的に強い傾向にある。2、3着もランク馬が中心で、全体的にも指数の上位馬が中心になっている。
 過去10年、1番人気で勝ったのはテレグノシス1頭だけ。2着も1昨年、昨年とウオッカが2度記録しているだけで、1番人気馬の苦戦が目に付く。

(毎日王冠)  1着    2着    3着
00年       c   CXb   D
01年     D d   C c    Z
02年(中山) CYb   AXa   -
03年      Xb   D c    Ya
04年     BXa   A a   C d
05年      Z    C d   -
06年       b   C d   C
07年     -     B      Yc
08年      Zc   A      Xa
09年     B       d   -

 今年の前走指数上位はスマイルジャック、ショウワモダン、ネヴァブション、エイシンアポロンなど。他にシルポート、マイネルスターリー、アリゼオなども過去の指数や平均指数が高い。
 今年は出走頭数も10頭と少なく、メンバー全体も少し小粒な印象がする。G1を勝っているのはショウワモダンだけだ。このレースは安田記念組の活躍が目につき、前走その安田記念を制したショウワモダンが中心になりそうだが、過去10年、59キロを背負って勝った馬はない。ショウワモダンは目下重賞3連勝で、実績で最上位とはいえ、苦戦の材料にはなりえる。
 安田記念で3着だったスマイルジャックは、勝ったショウワモダンとの指数差は1しかなかった。前走の安田記念は唯1頭、内から伸びてきたが、ショウワモダン、スーパーホーネットが走った外のほうが馬場状態は良かったはずで、上がりの脚はスマイルジャックが最も鋭かったのではないか。今回57キロで乗れる分、逆転も十分に可能だろう。
 他では、逃げ馬はシルポートだけで、同馬のマイペースの逃げ切りを狙うのも面白いかもしれない。

 京都大賞典も指数上位馬が強い。平均指数上位馬が10年連続で連対し、前走指数の上位馬も9年で連対している。毎日王冠に比べると1番人気馬が比較的強く、59、58キロを背負っても好走する馬が多いが、この4年間に限ると、1番人気は2着が1度あるだけで、以前ほどは信頼感はない。
 今年の指数上位はオウケンブルースリ、フォゲッタブル、スマートギア、メイショウベルーガ、ベストメンバー、ベンチャーナインなど。
 このレースも菊花賞を勝ったオウケンブルースリがただ1頭のG1馬。ジャパンカップではウオッカの2着、ハナ差に迫っており、指数も実績も最上位だ。休み明けだけに完調とまではいかないまでも、この相手なら勝ち負けになるのではないか。

(京都大賞典) 1着    2着    3着
00年     D b   -     B
01年     CYb   DYd   -
02年      Xa    Yb   AZc
03年     AXa   AYa   -
04年      Xb   AZb   D
05年     B a    Xa   A
06年     D d    Ya   C
07年      Z    B b   -
08年     -     B b   DYa
09年     -     A c   -

※新しいオンラインサービスとして「西田式スピード指数LIVE(略称・NSライブ)」を公表しました。人気のナビグラフにも対応しており、何よりも速報性と使いやすさを重視したシステムに仕上がっています。是非、ご利用をご検討ください。詳しくはこちらから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月 5日 (火)

第614回ナビグラフで見る回顧128スプリンターズS、シリウスS、札幌2歳S

201010030611
201010020910
201010020111

 昨年のローレルゲレイロに続き、今年もスプリンターズSは逃げ馬が勝った。
 スタート直後、香港馬のウルトラファンタジーが強引にハナを奪って、そのまま真っ先にゴール板を駆け抜けていった。内ラチから鋭く伸びて2着かと思わせたダッシャーゴーゴーは4着に降着になって、繰り上がったキンシャサノキセキが2着、3着にサンカルロが入った。勝ったウルトラファンタジーは10番人気で、3連単は35万8410円の高配当になった。
 これでスプリンターズSは、逃げ馬が過去7年で5勝をあげるという結果になった。短距離戦だけに、すこしペースが落ち着けば、逃げ馬も息がもち、容易に脚も止まらない。前が楽をしている分、後方から差し切るのは至難の技というわけで、ハイペースにでもならない限り、逃げ、先行馬に有利なのが短距離戦なのだろう。特にG1に出走してくるような力のある馬たちなら、逃げ馬の好走は、当然の結果だということを、改めて思い知らされた。
 香港馬ウルトラファンタジーは、戦前から逃げ宣言をしたにもかかわらず、個人的には「8歳馬の活躍はない」と決め込んで、ほとんど無視していたから、どうあがいても、当たり馬券には遠かった。
 土曜日の阪神・シリウスSは、人気薄の軽ハンデ馬・チョイワルグランパが気になっていて、3連単マルチ馬券を買った。1番人気のキングスエンブレムが直線抜けだし、先行していたラヴェリータが2着に粘った。1、2着馬からは少し離されたが、チョイワルグランパもうまく馬群をさばいて3着に上がってきて、3連単で7万450円。上々の内容だった。
 札幌2歳Sは直線に向くと、外から早めに仕掛けて先頭に立った3番人気のオールアズワンがそのまま楽勝した。2着は2番人気のアヴェンチュラ、3着は1番人気のアドマイヤセプター。人気馬通しの決着で3連単は6200円と、堅い配当だった。
 日曜日はカミさんの誕生日だった。競馬の後、娘とも合流して高田馬場のレストランで会食。妹の娘は今年の冬に結婚することになったと連絡があったし、弟の息子には子供が生まれるという。我が家も家族3人、こうして一緒に食事ができるのは、そんなにはないかもしれない。

※新しいオンラインサービスとして「西田式スピード指数LIVE(略称・NSライブ)」を公表しました。人気のナビグラフにも対応しており、何よりも速報性と使いやすさを重視したシステムに仕上がっています。是非、ご利用をご検討ください。詳しくはこちらから。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »