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2010年10月14日 (木)

第617回アパパネVSサンテミリオン

 今週は3歳牝馬の最後のG1・秋華賞。
 過去10年で1番人気馬が勝ったのはテイエムオーシャンとファインモーションの2頭だけだ。1番人気よりも強いのが2番人気馬で、10年で6勝をあげている。1、2番人気で合計8勝はまずまずの結果だが、ともに勝てなかった年が2度あったが、ともに10番人気以下の馬が勝って、1昨年は3連単で1098万超馬券になった。今年はオークスの勝利を同着で分け合ったアパパネとサンテミリオンが人気を集めることになりそうだが、果たしてどんな結果が待ち受けているのだろうか。
 秋華賞の過去10年を指数でみると、平均指数上位のabcd馬が10年の内9年で連対しており、次いでXYZ馬やABCD馬も、まずまずの連対率を示している。

(秋華賞)  1着    2着    3着
00年    -     -     B
01年     Za    Z    A
02年    A     BXb   -
03年     Xb    Ya    Zd
04年    A a   -     -
05年    BZc   CXa   -
06年      d   -     -
07年    BXa   -     BYb
08年     Y    A a   -
09年    AYa   A a    Xc
(スローペース調整値-15/-5)

 今年はディアアレトゥーサ、ワイルドラズベリー、アパパネ、ベストクルーズなどが平均指数上位馬で、他にクラックシード、コスモネモシン、エーシンリターンズ、オウケンサクラ、レディアルバローザなども前走指数や過去の指数で上位にランクされる馬たちだ。オークス馬の1頭・サンテミリオンはスローのレースばかりで、平均指数のランクでは計算の対象外になっているが、春の指数ランクでは最上位にあり、指数が足りないわけではない。
 注目は何といってもアパパネとサンテミリオンだろう。
 アパパネは桜花賞、オークスを勝って、ここで3冠を目指す。前走のローズSは直線に向いて、一気に追い出すところで、前が詰まってしまった。それでも一旦抜け出すと、そのまま先頭で押し切るかと思われたが、前述の不利も影響したのか、外から追い込んできた3頭に差しきられてしまった。4着という結果に陣営は、「休み明けだったことと、強めの調教も1本だけ、全体に余裕のある馬体でのこと」と、悲観はしていないらしい。
 片やもう1頭のオークス馬・サンテミリオンは、デビュー後3着に負けたのがフラワーカップだけで、(4010)と高勝率を示している。スローペースで差し脚を使うレースが多い。今回、落馬事故で主戦の横山典弘騎手から藤岡佑介騎手に乗り替わる。
 ともに今回、全く不安がないわけではないが、世代を代表する2強であることは確かだろう。順調さという点では、負けたとはいえ1度使ったアパパネの方が良い。また2400の距離ならサンテミリオンのスタミナが上位に見えるが、2000の距離適性ではスピードのあるアパパネに分があるのではないか。また極端なスローペースにはなりにくい京都の2000メートルだけに、スローペースしか経験のないサンテミリオンより、ペースの対応力があるアパパネを上位にとるべきだろう。

 府中牝馬Sの連対馬の傾向を見ると、圧倒的に4、5歳馬が多く、6歳以上は苦戦が続くようだ。指数上はニシノブルームーン、ブライティアパルス、ブロードストリート、セラフィックロンプ、ウェディングフジコ、ブラボーデイジー、リビアーモなどが上位馬だが、馬齢からは4、5歳のブライティアパルス、ブロードストリート、ブラボーデイジー、リビアーモが中心になりそう。なかでも重賞実績ではブライティアパルス、ブロードストリート、ブラボーデイジーが上位だ。
 例年上がりの脚がポイントになっており、連軸には上がりの脚のある馬たちから選びたい。とすると、6歳以下で上がりの脚があるスマートシルエット、ブロードストリート、テイエムオーロラ、シングライクバードなども浮上してくる。
 いずれにしても難解なレースで、重賞実績では欠けるが、連勝で勢いのある3歳馬スマートシルエットの上がりの脚からという手もあるかもしれない。

(府中牝馬S)1着    2着    3着
00年    AZc    Zc   CXa
01年    -      Xa   A d
02年    AXb     d   BYa
03年    BXa   CYb   -
04年    A     CYc   CZb
05年    -     -      Zb
06年    AX    C d   B a
07年    C     A     CYa
08年    -     AXa   -
09年    -     -     -

  デイリー杯2歳Sは前走指数上位の2頭が10年のうち9年で連対している。今年はグランプリボス、ショウナンアリビオが前走指数の上位馬だが、距離が合うのはグランプリボスの方だ。
 今年は前走、スローペースだった馬が多く、より上がりの脚が問われるだろう。切れる脚のあるトップシャイン、レーヴディソールは特に要注意だ。

(デイリー杯2歳S)
       1着    2着    3着
00年    -     A b   -
01年    -     A a   DZd
02年    BZb   -      Yc
03年    AXa     d   -
04年    -     A a   -
05年    -     -     A a
06年    -     AXa    Yd
07年      b   B a     d
08年    B a   CXc   -
09年    A a    Yb   -
(スローペース調整値-20/-10)

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