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2010年10月 7日 (木)

第615回G1馬の底力を問う

 東京の開幕週を飾る重賞は毎日王冠。過去10年のデータからは、前走指数の上位馬が過去10年間、連続して連対しており、平均指数の上位馬も9年で連対していて、指数の上位馬たちが圧倒的に強い傾向にある。2、3着もランク馬が中心で、全体的にも指数の上位馬が中心になっている。
 過去10年、1番人気で勝ったのはテレグノシス1頭だけ。2着も1昨年、昨年とウオッカが2度記録しているだけで、1番人気馬の苦戦が目に付く。

(毎日王冠)  1着    2着    3着
00年       c   CXb   D
01年     D d   C c    Z
02年(中山) CYb   AXa   -
03年      Xb   D c    Ya
04年     BXa   A a   C d
05年      Z    C d   -
06年       b   C d   C
07年     -     B      Yc
08年      Zc   A      Xa
09年     B       d   -

 今年の前走指数上位はスマイルジャック、ショウワモダン、ネヴァブション、エイシンアポロンなど。他にシルポート、マイネルスターリー、アリゼオなども過去の指数や平均指数が高い。
 今年は出走頭数も10頭と少なく、メンバー全体も少し小粒な印象がする。G1を勝っているのはショウワモダンだけだ。このレースは安田記念組の活躍が目につき、前走その安田記念を制したショウワモダンが中心になりそうだが、過去10年、59キロを背負って勝った馬はない。ショウワモダンは目下重賞3連勝で、実績で最上位とはいえ、苦戦の材料にはなりえる。
 安田記念で3着だったスマイルジャックは、勝ったショウワモダンとの指数差は1しかなかった。前走の安田記念は唯1頭、内から伸びてきたが、ショウワモダン、スーパーホーネットが走った外のほうが馬場状態は良かったはずで、上がりの脚はスマイルジャックが最も鋭かったのではないか。今回57キロで乗れる分、逆転も十分に可能だろう。
 他では、逃げ馬はシルポートだけで、同馬のマイペースの逃げ切りを狙うのも面白いかもしれない。

 京都大賞典も指数上位馬が強い。平均指数上位馬が10年連続で連対し、前走指数の上位馬も9年で連対している。毎日王冠に比べると1番人気馬が比較的強く、59、58キロを背負っても好走する馬が多いが、この4年間に限ると、1番人気は2着が1度あるだけで、以前ほどは信頼感はない。
 今年の指数上位はオウケンブルースリ、フォゲッタブル、スマートギア、メイショウベルーガ、ベストメンバー、ベンチャーナインなど。
 このレースも菊花賞を勝ったオウケンブルースリがただ1頭のG1馬。ジャパンカップではウオッカの2着、ハナ差に迫っており、指数も実績も最上位だ。休み明けだけに完調とまではいかないまでも、この相手なら勝ち負けになるのではないか。

(京都大賞典) 1着    2着    3着
00年     D b   -     B
01年     CYb   DYd   -
02年      Xa    Yb   AZc
03年     AXa   AYa   -
04年      Xb   AZb   D
05年     B a    Xa   A
06年     D d    Ya   C
07年      Z    B b   -
08年     -     B b   DYa
09年     -     A c   -

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