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2010年10月19日 (火)

第618回ナビグラフで見る回顧130秋華賞、府中牝馬S、デイリー杯2歳S

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 アパパネは強いという鮮やかな印象を残した今年の秋華賞だった。最後は4分3馬身差まで迫られたが、誰もがその差以上の強さを感じたのではないか。牝馬3冠はアパパネで史上3頭目。2歳時にも阪神JFを勝っており、同世代のG1のタイトルをすべて手にするという史上初の快挙だった。アパパネの強さはそれとして、蛯名騎手の落ち着いた騎乗ぶりも印象に残った。好スタートから中段の後ろまで下げて、3角の坂を過ぎるあたりからから徐々に押し上げ、直線は大外から追い込みに懸ける。アパパネの強さを信じ切ってこそできる乗り方だったのではないか。
 2着はオークスの4着馬で、前哨戦のローズSを勝ったアニメイトバイオ、3着にオークス6着、前走、古馬相手にクイーンSを勝ったアプリコットフィズだったが、3連単は1万2550円。アパパネが勝って、この配当は好配当だろう。
 ナビグラフでみても、オークスで上位だった馬たちの上がり指数が抜けて良かったようで、ともに素質の高さを感じさせる。しかし、アパパネと1着を分け合ったサンテミリオンはスタートで出遅れたまま、最後まで良いところなく最下位の18着に沈んだ。レース中、気合いが乗っていなかったということらしいが、過去10年、オークスから直行で秋華賞を勝ったのはテイエムオーシャンとカワカミプリンスだけで、牝馬に限らず、順調に前哨戦を使うことは大切なステップなのだろう。
 牡馬はディープインパクトのあと人気を集める馬が現れないが、牝馬はウオッカ、ブエナビスタの後を継ぐ人気の名牝として、今後のアパパネに期待したい。

 古馬の牝馬重賞は府中牝馬Sだった。4番人気のテイエムオーロラが好スタートを切って、絶妙なペースで逃げ切りを果たした。前走はスローペースを2番手で先行して勝ったが、そのレースでの上がり指数は水準以上のレベルだった。脚をためスローペースで逃げられれば、当然の結果といえなくもないが、あえて逃げ切りに懸けた国分恭騎手の判断が良かったのだろう。2着に入ったセラフィックロンプが指数では(B)の高評価だったが、14番人気と影が薄く、3連単は42万3340円の高配当になった。私は3歳馬のスマートシルエットから流したが、セラフィックロンプとともに先行して差し脚を伸ばしたものの、3着止まりだった。

 デイリー杯2歳Sはただ1頭の牝馬レーヴディソールが、後方から一気の脚を使って差し切り勝ちを納めた。福永騎手のコメントを読むと、まだ全力で追ってないということだったが、それでも上がりタイムは33秒7。そのスピード指数も世代のベスト1で、今後の活躍が期待できる能力の高さがありそうだ。

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