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2010年11月11日 (木)

第625回3歳馬が強い女王杯

 昨年のエリザベス女王杯は人気薄の馬が逃げ粘って1、2着を占め、追い込んだ1番人気ブエナビスタは3着まで。3連単は154万を超す大荒れになった。ただ、これは例外的なケースのようで、それまでは毎年1、2番人気のどちらか必ず連対し、配当も比較的堅い傾向のレースだ。指数上もランク馬が勝てなかったのは昨年だけで、なかでも前走指数の上位ABC馬が中心を担ってきた。負担重量で2キロ軽い恵量3歳馬の活躍も多い。

(エリザベス女王杯)
       1着    2着    3着
00年    A b    Xa    Zd
01年     Xa   B     DXb
02年    A b   AZb    Xa
03年    B     A     外国馬
04年    AXa   -     -
05年     Ya   C       c
06年    C     D a    Zc
07年    A      Y    AXa
08年    B b    Xa   -
09年    -     -     B
(スローペースは-10/0)

 今年は、桜花賞、オークス、秋華賞を勝って牝馬3冠を手にしたアパパネが前走指数の最上位馬。次いで秋華賞2着のアニメイトバイオ、牡馬相手に京都大賞典を勝ったメイショウベルーガ、同3着のプロヴィナージュが前走指数での上位馬たちだ。他ではレジネッタ、ヒカルアマランサスの過去の指数が高い。
 昨年は先行力のある馬がそろって、先行馬有利の流れになったが、今年は気持ちスローペースになりそうで、例年のように、直線の脚の鋭さが問われることになるだろう。
 スローペース気味だった年の連対馬の多くは、2000メートル以上の距離で+13から+15以上の上がり指数を示している。今年は3歳馬のアパパネ、サンテミリオン、アニメイトバイオに、5歳馬メイショウベルーガ、アースシンボルなどが条件を満たす。
 直線の追い比べになったら、負担重量で楽な3歳馬、アパパネ、サンテミリオン、アニメイトバイオなどに有利に働くだろう。なかでは牝馬3冠を達成したアパパネが実績でも最上位だが、ローズSでアニメイトバイオがアパパネを差し切ったように、指数上3頭にそれほどの差はなく、逆転もあるはず。ただ、3頭ともに道中は後方に位置を占める馬たちで、直線、先に抜け出す馬をとらえきれない可能性はあるかもしれない。
 その3歳馬たちに勝てる可能性があるのは、彼女たちに比べ、多少前でレースができるメイショウベルーガだろう。近走は、宝塚記念で6着、新潟大賞典で4着、前走は京都大賞典を堂々と勝ち抜いてきた。ともに牡馬の1線級との戦いでの実績だけに、大いに評価して良いのではないか。
 外国馬のスノーフェアリー、アーヴェイも能力の高さは認めても、絶対的なスピードが求められる京都の馬場に合うかどうか。スノーフェアリー陣営は超強気なコメントも出しており、気になる。

 武蔵野Sは波乱含み。指数上は過去の指数上位馬の連対率が高く、今年はダイショウジェット、グロリアスノア、ナニハトモアレなどが該当する。他にケイアイガーベラ、エーシンクールディ、ユノゾフィー、ダノンカモンは前走指数で、バーディバーディ、ワンダーポデリオは平均指数での上位馬だ。
 ダートのマイル戦だけに、脚質は不問。先行馬も追い込み馬も展開上に差はない。ただ今年は少しスローペース気味になりそうで、先行して差し脚のある馬が中心になるのではないか。
 先行力があって距離も合うのはバーディバーディ、バトードールの3歳馬だが、指数上は少し物足りない。ならば、後方からの脚質は気になるが、ユノゾフィーの距離適性に懸ける手もあるだろう。
 距離がもてばという条件は付くが、ケイアイガーベラの先行力は魅力だ。中心に取りたい気になっている。陣営のコメントは「距離に不安はない」ようだが、3走前、船橋のマイル戦で4着に失速しており、距離は少し気になる。
 上がりの脚なら目下4連勝中のシルクフォーチュンが断然鋭い。これまでは1200ばかりで、この馬も1600の距離が合うかどうかだが、直線の長い東京コースは合うはずで、ペース次第では直線一気の浮上もありそうだ。

(武蔵野S) 1着    2着    3着
03年    -     B     -
04年    A     DZc   -
05年    -     -     BYb
06年    C d   DXa     d
07年    -     BXa   A c
08年    D      Xa   -
09年    -      Z    BXa

 京王杯2歳Sは、ライステラス、スカラブレイ、ジンクアッシュ、グランプリボス、エーシンブラン、ブラウンワイルドなどが指数上位だ。好指数で連勝しているライステラスが距離も合いそうだが、他に超スローペースで脚を余している馬が多く、波乱含みのレースだろう。上がりの脚はロビンフット、エーシンブラン、リアルインパクトが鋭い。

(京王杯2歳S)
       1着    2着    3着
00年    BXd   A a   -
01年    -      Xc   -
02年(中山)DYd    Zc   -
03年    DXd   C b   B a
04年    D     -     A b
05年    DYb   -     AXc
06年     Y      c     b
07年    -       d   -
08年    -     A a   CY
09年    BXa   C c   -
(スローペースは-20/-10)

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