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2010年12月28日 (火)

第638回ナビグラフで見る回顧140有馬記念

201012260610
201012250911

 有馬記念が終わり、2010年最後のレース・小倉の12レースも終わって、外に出ると、もう真っ暗だった。中山名物の輝く大クリスマスツリーをバックに、カミさんと写真を撮り、その後、地下の食堂で天ぷらそばを食べる。今年の競馬も楽しかった。

 有馬記念は3歳馬ヴィクトワールピサが、1番人気のブエナビスタの猛追をハナ差抑え込んで勝った。私はブエナビスタ1、2着付けの3連単の流し馬券を買っていて、どっちが勝っても良かったが、ブエナビスタからの1着流しを厚く持っており、できればブエナビスタに勝ってほしかった。
 中段の後ろでレースを進めてきたブエナビスタは、直線に向くと外に回して追い込みに入るが、直線半ばの坂下でもまだ中段の位置。スローペースの流れにのって先行している馬たちも止まる様子はない。早々とヴィクトワールピサが抜けだして先頭に立つ。
 一瞬「駄目だ、ブエナビスタは3着もない」と覚悟したが、坂を上がってから、1頭だけ飛ぶような脚で一気に差を詰めてきて、ヴィクトワールピサをギリギリまで追い詰めたところがゴールだった。ブエナビスタが「勝ったかもしれない」と期待もできる写真判定になったが、結果は2センチの差でヴィクトワールピサが残していた。3着は終始先行していた人気薄のトゥザグローリーで、3連単は6万770円の好配当だった。
 それにしてもブエナビスタは、あそこまでよく届いたと思う。負けはしたが、あの直線の速さと鋭さは、見事で感動的ですらあった。
 レース後、ブエナビスタのスミヨン騎手は「位置取りが後ろ過ぎた」ことを反省していたが、ジャパンカップでの降着に続いて、有馬記念も勝てるレースでの敗戦で、合計2億5800万円の賞金を取り逃がしたことになる。ブエナビスタから馬券を買ったファンだけでなく、悔しい思いをした関係者も一杯いるのだろうと、いらぬ想像もしてしまう。
 それに比べると、スローペースで動くに動けなかった他の騎手たちを尻目に、早めに仕掛けて好位置をキープ、勝利につなげたデムーロ騎手は勇気にみちた騎乗が光ったし、判断も冴えていた。
 結果的に1、2、3着とも外国人騎手が独占して、日本人騎手は安勝の4着が最高位。このところ、外国人騎手たちの活躍が続き、「外国人騎手だけを買う」という馬券戦術もはやっているくらい。日本人騎手ももっと積極的な騎乗で頑張ってほしい。

 来年は新馬券の「WIN5」も発売される。100円が2億円になるという夢の高好配当馬券をめざして、頑張ります。
 また来年も、よろしくお願いします。良いお年をお迎えください。

※次の更新は、1月6日(シンザン記念・フェアリーSの展望)となります。

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2010年12月23日 (木)

第637回GOOD LUCK!!!

 政権交代しても混乱が増すばかりで、景気はなかなか良くならない。未来に夢や輝きを感じないまま、今年も年の瀬を迎える。残されたささやかな夢は有馬記念だ。
 過去17年、前走指数の上位馬が13年間で連対しており、平均指数上位、過去指数の上位馬を含め、指数上位馬たちが圧倒的に強いのが有馬記念だ。指数でランク外の馬が勝ったのは3頭だけで、そのうち2頭は3歳馬、ランク外の古馬が勝ったのは07年のマツリダゴッホだけだった。古馬ではまず、指数上位でなければ勝利は難しい。

(有馬記念) 1着    2着    3着
93年     Za   A d   Dz
94年    A b   B     D
95年    A       d   BYa
96年    DXa   -     -
97年    C     BXb   A
98年    -     -      Xb
99年    A b   AXc   D d
00年    Y a    Xd     b
01年    -     -     -
02年    B     C     A
03年    DXc   B     -
04年    CXa   AXc    Zb
05年    A b    Y    B da
06年     Xa   -     BYc
07年    -     D     AY
08年    A      Z    B a
09年    BYa   -     A b

 今年はダノンシャンティ、トーセンジョーダン、ネヴァブション、ドリームジャーニー、オウケンブルースリ、ブエナビスタなどが指数の上位馬だ。ただし、ダノンシャンティとドリームジャーニーは指数上位でも休み明けでは、少し苦しいかもしれない。代わって浮上するのが、指数上1の差で続くフォゲッタブル、ルーラーシップ、ジャミールなどで、この3頭は指数上位と考えておきたい。
 過去10年、1番人気馬は(5203)と安定している。勝ち馬を世代別に見ると、3歳馬が2頭、4歳馬が7頭、5歳馬1頭で、圧倒的に4歳馬が強いようだ。
 ナビグラフを見ると、例年、上がり指数で+15以上の馬が中心になっており、今年はペルーサ、ブエナビスタ、エイシンフラッシュ、ローズキングダム、ヴィクトワールピサなどが有力候補にあがってくる。
 しかし、今年は何といっても、4歳牝馬ブエナビスタが中心になるのだろう。昨年、3歳時の有馬記念でもドリームジャーニーの2着に好走。今年の秋には天皇賞を勝ち、ジャパンカップは直線での斜行が問われて2着に降着になったが、実質的には圧勝といえる内容だった。今年、国内戦でブエナビスタが負けたといえるのは、宝塚記念のナカヤマフェスタだけで、牝馬ながら現役最強馬であることは間違いないだろう。もし問題があるとしたら、ジャパンカップの見えない疲れが残ってるかどうかくらい。ここは現役最強馬として、信頼を置きたいと思っている。
 軸馬は堅くても、2、3着に人気薄馬の好走も多々あるレースだが、候補は先行力のある馬たち。トーセンジョーダン、トゥザグローリー、ネヴァブション、ルーラーシップなどに注意したい。

 土曜日の重賞・ラジオNIKKEI杯2歳Sは、先行力のあるオールアズワン、マーベラスカイザーに加え、上がりの脚があるイデア、コティリオン、ショウナンマイティ、ユニバーサルバンクなどが有力だろう。

(ラジオNIKKEI杯2歳S)
       1着    2着    3着
06年    -     -     DXd
07年    CXb   -     -
08年    B b   AYa   -
09年    -     A a   -

 皆さんのご健闘、ご幸運を心よりお祈りいたします。 GOOD LUCK!!!

 12月1日から、新基準タイムの販売を開始しました。新基準タイム2011年版(改訂25版)は、2011年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使うためのもので、今年はご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。年間サポートのお客様には、この高田馬場日記でも紹介しているナビグラフを生成するソフト「ナビグラフ君」を無料で提供いたします。また今年も有馬記念グッズのプレゼントも用意しておりますので、ぜひお早めにお申し込みください。
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2010年12月21日 (火)

第636回ナビグラフで見る回顧139朝日杯FS、阪神C、愛知杯

201012190611
201012180911
201012191011

 やっぱりサダムパテックは出遅れて最後方に置かれてしまった。それでも徐々に押し上げ、4角では先行集団に取り付いて、直線を向くと、一気に脚を使って伸びてくるようにもみえた。しかし、じりじりとしか伸びず、大外から飛んできたグランプリボスに交わされ、内からはリアルインパクト、リベルタスにも先着を許し、サダムパテックは4着だった。
 ナビグラフで見ると、勝ち馬から5着のリフトザウイングスまですべて、キングスポジション付近に、ひとかたまりに位置している馬たちで、もともと差のない馬たちのレースであり、サダムパテックがダントツに抜けていたわけではないのだろう。
 しかし、トリッキーなコース形態が影響した結果もあったのではないか。中山のマイルは、2角を目指して各馬が内に寄ってきやすく、スタートから2角までのポジション取りが非常に難しい。基本的にはスムースに先行できる内枠や中枠の馬たちに有利で、外枠の馬たちは先行するために無理に脚を使う分、不利が大きい。外枠なら後方にじっとしていて、直線に懸けるのが良いようだ。当然というか、内枠外枠に限らず、出遅れは大きなハンデになるはずで、サダムパテックもそのコースの罠にはまってしまったのだろう。 
 2歳牝馬の阪神ジュベナイルFは、2006年の阪神のコース改造で、中山のマイルに似たポケットスタートで、2角までが短いトリッキーなコースから、外回りの1600に生まれかわった。新コースは向正面からスタートしてコーナーもゆったり大きく、直線も長くなって、スムースなレースができるようになった。その結果、何よりも阪神ジュベナイルFの勝ち馬の質が大きく変わった。それまでの勝ち馬、たとえばタムロチェリー、ピースオブワールド、ヤマニンシュクル、ショウナンパントル、テイエムプリキュアなどを見てもわかるとおり、その後のレースでクラシックの勝利に結びつくことはなかった。それがコースが変わってからは一変した。ダービーを勝ったウオッカ、オークスを勝ったトールポピー、桜花賞、オークスを連覇したブエナビスタ、さらに牝馬3冠を達成したアパパネと、その後、すべてが輝かしいタイトルホルダーになった。
 改造前の阪神ジュベナイルFの勝ち馬たちに比べれば、過去の朝日杯の勝ち馬の方がその後も活躍した馬は多いが、それでも新コース以降の阪神ジュベナイルFの勝ち馬のレベルに比べれば、どうしても見劣りしてしまうのは否めない。
 持てる能力を十分に発揮するために、あるいは能力の高い馬を選別するためにレースが行われることを由とするなら、トリッキーなコースでの勝ち負けや結果は、あくまでそのレースに限っての特異な出来事に過ぎないように思えてしまう。朝日杯が今のまま、中山のマイルで行われる以上、トリッキーなコースの有利不利が今後も起こりうるが、そこでの勝ち負けは将来性に結びつくものではないし、あまり勝ち負けにこだわらない方が良いかもしれない。サダムパテックは負けたが、それで将来性が疑われることもないだろう。

 夏競馬の最終戦に位置づけられ、かえってメンバーの低下が著しいスプリンターズSに比べると、冬場に短距馬の出られるレースが少なく、逆に高メンバーが集まるようになったのが阪神カップ。今年はキンシャサノキセキが昨年に続いて連勝。これで今年はオーシャンS、高松宮記念を勝ち、スプリンターズSは2着と、7歳になってなお元気で、結果を残している。人気になった3歳馬ゴールスキーは5着に負けたが、まだ底力が足りないのかもしれない。

 愛知杯は牝馬限定のハンデ戦で難解だったが、6番人気のセラフィックロンプが勝ったものの、1番人気のブロードストリート、2番人気のヒカルアマランサスがきっちり追い込んできて2、3着を占め、意外と順当な結果だった。

 今年の競馬も後1週。有馬記念に夢を懸けて、全力入魂といきたいところです。頑張ってください。

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2010年12月16日 (木)

第635回サダムパテックを信頼

 過去10年、朝日杯フューチュリティSは平均指数の上位abcd馬と、過去指数の高いXYZ馬の連対率が高い傾向にある。また、1番人気馬は10年間で(2341)と2勝しかしてないが、3着以下に負けたのは1頭だけで、他の1番人気馬はすべて3着内に残っており、比較的安定している。配当を見てもあまり荒れる傾向にはないようだ。

(朝日杯)  1着    2着    3着
00年    -     BXb   DYa
01年    D b    Xc   -
02年    DYc   -       c
03年    B     BXd   DZb
04年    -     AX     Za
05年    AXa    Yc   -
06年    -      Xb   D a
07年      b   -     -
08年      d    Za   -
09年    -     AYa     b
(スローペース調整は-20/-10)

 今年はリベルタス、アドマイヤサガス、タガノロックオン、サダムパテック、グランプリボスなどが、前走指数や平均指数で上位にある。他に過去の指数でブラウンワイルド、マイネルラクリマがピックアップされる。
 前走のレースは、東スポ杯と京王杯組が強く、最近はとくに過去5年で4勝をあげている東スポ杯組が中心を担っている。前走1200メートルを使った馬たちは3着もない。
 東スポ杯は東京競馬場の1800が舞台で、スローペースで上がり勝負になりやすいとはいえ、京王杯の1400と比べると、よりスタミナを求められるレースだ。中山のマイル戦は比較的平均ペースで流れることが多い。極端なスローペースにはなりにくく、長い距離を経験し、そこで上位の能力を発揮できていれば、比較的ペースが厳しくなる朝日杯でも通用するということなのだろう。
 とすると、今年は東スポ杯を勝ったサダムパテックが連軸の最有力候補になる。スタートで出負けして中段からのレースになったが、直線では1頭だけレベルが違う脚を使って圧勝した。ただ少し気になるのはスタートが良くないこと。朝日杯は先行馬が活躍することが多く、あまり後ろからでは届かないこともあるかもしれない。ただ、長く良い脚を使えるだけに、多少の出負けはカバーがつくのではないか。
 マイル以上の距離で、上がりの脚が良いロビンフット、リフトザウイングス、エーシンブラン、リベルタスに加え、京王杯の上位馬グランプリボス、リアルインパクトも上がりがよく、サダムパテックの連下の相手になりそう。仮に、サダムパテックが後方から届かなかった場合でも、先にゴールできるのも上記の馬たちだろう。

 阪神カップは芝の1400メートル戦。前走の内容が最も良かったのは3歳馬ゴールスキーだ。500万、1000万、1600万条件戦を3連勝の後、G1マイルチャンピオンシップに挑戦して、高指数で3着は上々。勢いだけではできないだろう。このレースは内回りコースの短距離戦で、ペースが少しゆるむと瞬発力のある先行馬に有利になる。この点からも先行力に加え差し脚もあるゴールスキーに向くはずだ。相手は上がりの鋭いファリダット、リーチザクラウン、レッドスパーダなど。先行力ではビービーガルダン、アーバニティなども。

(阪神C)  1着    2着    3着
06年    -      Z    D
07年    AXa   -     -
08年    BZ    A b   -
09年    C d   A a   -(2着同着)

 愛知杯は難解な牝馬限定のハンデ戦。今年は小倉での開催だが、難しさは変わらないだろう。順当なら上がりの脚のあるサンレイジャスパー、シングライクバード、ムードインディゴ、レジネッタ、レディアルバローザ、タガノエリザベートなどが中心になりそう。気になるのは最軽量ハンデ49キロの3歳馬バイタルスタイル。指数は低いが、恵量を生かしての逃げ切りがあるかもしれない。

(愛知杯)  1着    2着    3着
06年     X    -     B
07年     Zb   -      Xa
08年    -     -       b
09年     Zc   -     DZ
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2010年12月14日 (火)

第634回ナビグラフで見る回顧138阪神ジュベナイルF、カペラS、中日新聞杯

201012120911
201012120611
201012111011

 日曜日は姪の結婚式があって、朝早くの新幹線で名古屋に向かった。花嫁の幸せに満ちた笑顔が美しい。たくさんの人たちの祝福のうちに、新しい家庭を築くスタートができることの幸せを思う。おめでとう。

 披露宴は3時過ぎに終わったので、そのままの格好でウインズ名古屋に出かけ、阪神ジュベナイルFの馬券も買って、中継を見た。久々のウインズ名古屋だったが、もともと少し狭いせいもあってか、少し混んでいるふうにみえた。禁煙フロアーはあるようだが、全面禁煙にはなっておらず、相変わらずというか、タバコのにおいがすごい。

 阪神ジュベナイルFは、スローペースでピュアオパールが逃げ、直線の叩き合いになったが、レーヴディソールが直線でのスピードの違いを見せて、一気の差し切り勝ち。断然の人気に応え、堂々の3連勝を決めた。スローペースだったから先行馬が残る可能性もあったはずだが、1頭だけ33秒台の上がりタイムで差し切って、力の違いを見せつけたレースだった。2着のホエールキャプチャとは半馬身差だったが、着差以上の強さが印象的だった。このまま順調にいけば、当然、桜花賞、オークスの最有力候補になるだろう。2番人気のダンスファンタジアは折り合いを欠いてレースにならなかったのが少し残念だった。

 ナビグラフで見ると、勝ったレーヴディソール、2着のホエールキャプチャ、3着のライステラス、4着のアヴェンチュラまでが、スローペースでないレースで、上がり指数が上位にあった馬たちで、例年の傾向をも踏襲する結果だった。

 中山のダート1200の重賞・カペラSは、ハイペースで先行馬が崩れるなか、中段からセイクリムズン、ティアップワイルド、エノクが脚を伸ばして、1、2、3着。3番人気のセイクリムズンは(Aa)馬、5番人気のエノクも(Bb)馬で指数上はどうということはないが、2着のティアップワイルドは指数上も少し買いにくい人気薄馬で、3連単は21万超馬券になった。

 中日新聞杯は中京競馬場の馬場改修のため、今年は小倉での開催だった。今年の3歳馬が強いのか、はたまた古馬たちがだらしないのか。結果は基礎能力も高く、加えてハンデも楽な3頭の3歳馬、トゥザグローリー、コスモファントム、ゲシュタルトがきれいに1、2、3着を占めた。

 有馬記念の登録馬も発表されて、今年の競馬もあと2週。いい夢を見たい。

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2010年12月 9日 (木)

第633回名牝への道

 阪神の馬場改修があった06年以降、阪神ジュベナイルFの勝ち馬は、ダービーを勝ったウオッカ、オークスを勝ったトールポピー、桜花賞、オークスを連覇したブエナビスタ、さらに牝馬3冠を達成したアパパネと、その後、すべてが輝かしいタイトルホルダーになった。阪神ジュベナイルFは、まさに名牝への道。将来性を見極める上でもっとも重要なレースだといえる。指数上は前走指数上位馬が有力も、この時期はまだ、スローペースで楽勝してきた馬も多く、ランク外の馬たちにも要注意だ。

(阪神ジュベナイルF)
       1着    2着    3着
06年    -     AX    BYa
07年    BZa   -     CY
08年    D       b   -
09年    -     A b   D b
(スローペース調整は-20/-10)

 今年の前走指数はレーヴディソール、ピュアオパール、アヴェンチュラ、ライステラスなどが上位だ。他に過去の指数でマルモセーラ、ツルマルワンピースも評価できる。
 阪神外回りコースは、向正面のスタート地点から3コーナーまで444メートルのバックストレートがあり、大きく緩やかな3、4コーナーを過ぎて、緩やかに下る470メートルの直線が攻防の舞台になる。ゴール前には急な上り坂が待ち構えており、ここを乗り越えないと勝利はないが、下りの直線が長い分スローペースが基本で、直線の叩き合いになりがちだ。当然というか、過去の勝ち馬はすべて、上がり指数で水準以上のレベルにあった馬たちだった。今年は、ダンスファンタジア、レーヴディソール、フォーエバーマーク、マリアビスティー、マイネイサベルなどが上がり指数の上位馬で、連軸の中心になる馬たちだろう。
 ただ、スローペースでの上がりが鋭いということだけでなく、ブエナビスタやトールポピー、ウオッカが勝った年の2着馬アストンマーチャンなどは、スローペースでないレースでもしっかりととした上がりの脚を示しており、この点から考えると、今年はレーヴディソールが中心になるのではないか。
 レーヴディソールは札幌の新馬戦に続き、牡馬相手のデイリー杯2歳Sを圧勝して2連勝。デイリー杯2歳Sは出遅れて最後方からの競馬になったが、上がりの脚の鋭さは際立っており、素質の高さを示している。また10月中旬の段階でのスピード指数75は出色で、今もこの世代の牝馬最高指数にある。
 レーヴディソールの相手は、上がりの脚がある馬たちの中でも、ダンスファンタジアを上位に取りたい。

 中日新聞杯は中京競馬場の馬場改修のため、今年は小倉での開催になった。小倉でも中京開催時の傾向が生きるのかどうか。ハンデ戦だけに指数上位馬も苦戦が多いようだが、逆にハンデで楽になるのが3歳馬。今年でいうとトゥザグローリー、ゲシュタルト、コスモファントムたちだ。小倉の2000メートル戦は、馬場が良ければ先行馬に有利で、この点からも3歳の3頭は有利に運べるのではないか。

(中日新聞杯)1着    2着    3着
06年      d    Xa   -
07年    B     -     -
08年    -     -     B
09年     Xd   -     C

 1昨年新設されたばかりの中山ダート1200の重賞・カペラS。傾向といえるものはまだみえない。ダートの指数上位はスーニ、セイクリムズン、エノク、ビクトリーテツニー、ダイワディライト、ニシノコンサフォス、マハーバリプラムなどだ。先行馬から軸馬を選ぶなら、エノク、セイクリムズン、ダイワディライト、マハーバリプラムなどが連軸の候補になりそう。

(カペラS) 1着    2着    3着
08年    D c   -     -
09年     Zd   D d   -

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2010年12月 7日 (火)

第632回ナビグラフで見る回顧137ジャパンカップダート、ステイヤーズS、鳴尾記念

201012050911
201012040611
201012040911

 12月の声を聞くと、あっという間に時が過ぎる。今年の競馬もあと3週。有馬記念ももうすぐにやってくる。
 すぐにやってくるといえば、きょうのスポーツ紙に来年4月24日から始まる5重勝馬券「WIN5」の発売要項が記事になっていた。最大188万9568通りの組み合わせになるようで、「100円で2億」という、夢もふくらむ馬券だが、2億とはいかなくても、ぜひ当てたいなあ。4月なんて、すぐそこ。競馬の楽しみが、また増える。

 ジャパンカップダートは4歳馬トランセンドが逃げ切り勝ちを納め、初のG1のタイトルを手にした。勝ったトランセンドのスピード指数は100をクリアする高レベルで、正真正銘のダートの新星登場といえそうだ。今後の活躍が楽しみになってきた。2、3着には人気薄のグロリアスノア、アドマイヤスバルが食い込んで、3連単の配当は9万4860円と、まずまずの好配当になったが、ナビグラフを見ても、中心にぎゅっと凝縮したメンバー構成で、もともと大混戦だったはず。波乱の要素は大きかったのだろう。

 ジャパンカップダートに比べると、ステイヤーズSのナビグラフは比較的ばらけた印象にみえる。レースは先行した3歳馬コスモヘレノスが直線の叩き合いを制して勝ったが、後方から脚を使って追い込んできたジャミール、中段で脚をためていたネヴァブションが2、3着に浮上してきた。人気になった3歳馬トウカイメロディは、先行したものの直線では脚が上がってしまって9着、息が持たなかったのだろうか。ナビグラフからは上がりの脚に特徴があるようにみえ、ここは無理に先行するより、後方から脚を伸ばした方が良かったのではないかと思わされた。

  鳴尾記念のナビグラフは、平均のグレイラインに沿って上下に長く展開されている。上がりの脚が最も良いのは3歳馬ルーラーシップで、結果もその通り。直線の脚色はルーラーシップ1頭だけが目立って鮮やかに映った。2、3着も、ともに3歳馬のヒルノダムールとリルダヴァル。いよいよ世代交代の時期なのだろう。
 堅い配当に泣かされ続けた東京、京都の最終日に比べると、中山、阪神、小倉に開催が変わって、配当も向上。今週は一息つけた。

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2010年12月 2日 (木)

第631回新星に期待JCダート

 ジャパンカップダートが阪神ダート1800に変更されて今年は3年目。外国馬の参戦はないが、ダート線戦の主役に踊り出るのは誰だろうか。
 東京で行われていた年も含めて、これまでの傾向を見ると、前走指数の上位馬や平均指数上位馬の連対率が高く、連軸は指数上位馬が中心だ。指数上でランク外の馬の多くは苦戦を強いられている。

(JCD)  1着    2着    3着
00年東京  A b   CZa   外
01年東京  A a   DXb    Y
02年中山  芝     DXb   芝
03年東京  外     A     -
04年東京  BZb   DXa   A
05年東京  A     C a    Y
06年東京  -     AXa   -
07年東京   Z      b   AZa
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
08年阪神   Z    C     AX
09年阪神  B c   C     -
(ランクは公営、海外のレースを減戦して集計)

 今年はキングスエンブレム、トランセンド、オーロマイスター、ラヴェリータなどの前走指数が高く、過去の指数、平均指数ではヴァーミリアン、アドマイヤスバル、ダイショウジェット、シルクメビウスなどが上位馬だ。
 ダートの重賞実績では、G1を9勝しているヴァーミリアンが最右翼だが、今年は8歳になり、前走の帝王賞9着を見ると、少しかげりが見える気がする。過去10年、7歳以上の馬の連対はなく、馬齢で見ても強くは推せない。
 若手では、昨年のジャパンカップダートの2着馬シルクメビウスが上位だろう。ただ前走、船橋で行われたJBCクラシックでは、切れる脚はみせたものの4着と、不本意な結果だった。昨年のジャパンカップダートではエスポワールシチーが逃げ切り勝ちを納め、1昨年は先行したカネヒキリが差し切り勝ちと、阪神のダート1800は先行馬有利の傾向があり、追い込みに懸けるシルクメビウスは展開上は苦しいかもしれない。
 展開的に有利な先行馬で能力がありそうなのは、トランセンド、オーロマイスター、グロリアスノア、アリゼオ、ラヴェリータ、キングスエンブレムなどだろう。差し脚ではキングスエンブレム、ラヴェリータ、アリゼオ、グロリアスノアが良さそうだが、今年、どうしても逃げたいのは4歳馬トランセンドだけだ。
 トランセンドは前走ハイペースで逃げ切って、ようやく重賞タイトルを手にしたばかりだが、3歳時にはダート戦で100を超す指数を示したこともあり、このメンバーに入っても指数上は全く見劣りしないレベルの馬だ。もちろんG1戦を逃げ切るのは楽ではないし、至難の業にちがいないが、ここはあえて単騎で逃げるトランセンドに懸けてみたいと思っている。

 中山の名物マラソンレース・ステイヤーズSは平均指数や前走指数の上位馬が中心になってきた。今年はネヴァブション、ジャミール、エアジパング、コスモヘレノス、フォゲッタブルなどが指数上位だが、3歳馬トウカイメロディも差はない。
 連軸の中心は上がりの脚があるトウカイメロディとネヴァブション、ジャミールなどだろう。なかでも距離が合うのは3歳馬トウカイメロディではないか。

(ステイヤーズS)
       1着    2着    3着
00年    DY    C     AXa
01年    A b   AXa    Yc
02年     Zc   -     DYd
03年    -     -     CYa
04年     Xa    Zc   -
05年    BXa   CZc   A
06年    A b   BXc   C
07年      d   CYc   DZa
08年      d   A      Yb
09年    A     -       d

 鳴尾記念は06年から芝1800メートルの別定戦になった。阪神の外回りコースは上がりの脚が問われることが多く、切れる脚のあるヒルノダムール、セイクリッドバレー、ルーラーシップ、リトルアマポーラなどの脚が生きそうだが、阪神の開幕週で馬場も良いはずで、先行して差し脚を使えるアドマイヤメジャー、リルダヴァル、フローテーションからの手もあるだろう。

(鳴尾記念) 1着    2着    3着
06年    B c   C      Yd
07年    -     BZc   DXa
08年    AXa   -     -
09年    C      Yb   AY

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