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2010年12月 9日 (木)

第633回名牝への道

 阪神の馬場改修があった06年以降、阪神ジュベナイルFの勝ち馬は、ダービーを勝ったウオッカ、オークスを勝ったトールポピー、桜花賞、オークスを連覇したブエナビスタ、さらに牝馬3冠を達成したアパパネと、その後、すべてが輝かしいタイトルホルダーになった。阪神ジュベナイルFは、まさに名牝への道。将来性を見極める上でもっとも重要なレースだといえる。指数上は前走指数上位馬が有力も、この時期はまだ、スローペースで楽勝してきた馬も多く、ランク外の馬たちにも要注意だ。

(阪神ジュベナイルF)
       1着    2着    3着
06年    -     AX    BYa
07年    BZa   -     CY
08年    D       b   -
09年    -     A b   D b
(スローペース調整は-20/-10)

 今年の前走指数はレーヴディソール、ピュアオパール、アヴェンチュラ、ライステラスなどが上位だ。他に過去の指数でマルモセーラ、ツルマルワンピースも評価できる。
 阪神外回りコースは、向正面のスタート地点から3コーナーまで444メートルのバックストレートがあり、大きく緩やかな3、4コーナーを過ぎて、緩やかに下る470メートルの直線が攻防の舞台になる。ゴール前には急な上り坂が待ち構えており、ここを乗り越えないと勝利はないが、下りの直線が長い分スローペースが基本で、直線の叩き合いになりがちだ。当然というか、過去の勝ち馬はすべて、上がり指数で水準以上のレベルにあった馬たちだった。今年は、ダンスファンタジア、レーヴディソール、フォーエバーマーク、マリアビスティー、マイネイサベルなどが上がり指数の上位馬で、連軸の中心になる馬たちだろう。
 ただ、スローペースでの上がりが鋭いということだけでなく、ブエナビスタやトールポピー、ウオッカが勝った年の2着馬アストンマーチャンなどは、スローペースでないレースでもしっかりととした上がりの脚を示しており、この点から考えると、今年はレーヴディソールが中心になるのではないか。
 レーヴディソールは札幌の新馬戦に続き、牡馬相手のデイリー杯2歳Sを圧勝して2連勝。デイリー杯2歳Sは出遅れて最後方からの競馬になったが、上がりの脚の鋭さは際立っており、素質の高さを示している。また10月中旬の段階でのスピード指数75は出色で、今もこの世代の牝馬最高指数にある。
 レーヴディソールの相手は、上がりの脚がある馬たちの中でも、ダンスファンタジアを上位に取りたい。

 中日新聞杯は中京競馬場の馬場改修のため、今年は小倉での開催になった。小倉でも中京開催時の傾向が生きるのかどうか。ハンデ戦だけに指数上位馬も苦戦が多いようだが、逆にハンデで楽になるのが3歳馬。今年でいうとトゥザグローリー、ゲシュタルト、コスモファントムたちだ。小倉の2000メートル戦は、馬場が良ければ先行馬に有利で、この点からも3歳の3頭は有利に運べるのではないか。

(中日新聞杯)1着    2着    3着
06年      d    Xa   -
07年    B     -     -
08年    -     -     B
09年     Xd   -     C

 1昨年新設されたばかりの中山ダート1200の重賞・カペラS。傾向といえるものはまだみえない。ダートの指数上位はスーニ、セイクリムズン、エノク、ビクトリーテツニー、ダイワディライト、ニシノコンサフォス、マハーバリプラムなどだ。先行馬から軸馬を選ぶなら、エノク、セイクリムズン、ダイワディライト、マハーバリプラムなどが連軸の候補になりそう。

(カペラS) 1着    2着    3着
08年    D c   -     -
09年     Zd   D d   -

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