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2011年1月27日 (木)

第645回真冬の3重賞

 今週から関東の開催は東京に変わる。東京の重賞の第1弾はダートの根岸S。G1フェブラリーSを目標にこのレースを使う馬たちが多く、例年レベルの高いメンバーが揃う。過去の連対馬は、平均指数や前走指数の高い馬たちが上位を構成しており、1、2着馬だけでなく3着馬も指数の上位馬が中心になっている。

(根岸S)  1着    2着    3着
01年      d   AXa   CX
02年    BZ    AXa     b
03年(中山)BYb   B      Zd
04年    -     -      Xb
05年    A a   DZd   CZ
06年      c   C     B
07年    -     DXc   BZ
08年    AZa   D     C
09年    BYa   A b   D
10年    -     AYa   -

 今年はセイクリムズン、サクセスブロッケン、ティアップワイルド、ケイアイガーベラなどが指数上位のランク馬だ。指数のランク外だが、スリーアベニュー、ダノンカモンも差はなく、上位に評価される馬たちだろう。4歳馬は連勝中のスターボードが1頭参戦しているが、古馬陣に比べると指数は少し物足りない。
 根岸Sは1400メートル戦だが、ダートの短距離戦でペースがスローになることはなく、連対馬の前走は1200メートルであることが多い。上がりだけの馬は苦戦の傾向があり、先行力のある馬の前残りが多い。
 ダートの1200戦で先行力と瞬発力があるのはティアップワイルドとセイクリムズンだ。ともに絶好調は間違いないが、距離の適性からセイクリムズンが連軸向きかもしれない。ただ、12月上旬のカペラSから考えると、少しレース間隔が空いており、順調さを重視するならティアップワイルドからの組み立てもあり得る。

 京都牝馬Sはアプリコットフィズ、レディアルバローザ、ヒカルアラマンサス、アグネスワルツ、ブロードストリート、サングレアズールなどが指数の上位馬。マイル戦だけに牝馬限定戦といっても極端なスローペースはないはずで、ペースの対応力と上がりの脚からはレディアルバローザ、ヒカルアラマンサス、プリンセスメモリー、アプリコットフィズなどに展開が向くのではないか。

(京都牝馬S)1着    2着    3着
01年    A b   AY    D
02年     Xa   -     C
03年    A c   -     -
04年    -     D c   DX
05年    D     B c   A b
06年    A b    Z    -  (2着同着)
07年    A a   -      X
08年    D d   -      Zb
09年    -     BZ     Ya
10年    -     -     DYb

 京都の土曜日、シルクロードSは芝短距離のハンデ戦。平均指数上位馬の連対率が比較的高く、今年はジョーカプチーノ、グランプリエンゼル、ファイングレイン、サンダルフォン、ジェイケイセラヴィなどが平均指数の上位馬だ。例年、上がりか先行か、極端なレースになりやすいが、今年は上がりの脚に見所がある馬が少ないし、今週から京都の芝はBコースに替わることも考えると、先行馬に有利になるかもしれない。先行馬というと逃げ馬ジョーカプチーノだ。芝1200は3戦3勝、G1のNHKマイルカップを勝っており、ここは器の違いで圧勝もありそうだが、トップハンデの58キロは少し厳しいかもしれない。他の先行馬の中で見所がありそうなのは、連勝中のスプリングソングだろう。

(シルクロードS)
       1着    2着    3着
02年    D     D b   C
03年    -       d   D b
04年      d   -      Za
05年      b    Y    A
06年    -     D c    Xb
07年    AZd    Ya   B
08年    C d   -       c
09年    -     -     A c
10年     Yd   DZb   A
2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
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2011年1月25日 (火)

第644回ナビグラフで見る回顧143AJCC、平安S

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201101230811

 十数年前から、野芝の枯れる秋から冬場は、寒さに強い洋芝をオーバーシードして、冬でも美しい緑のターフでレースができるようになった。馬場造園課の皆さんの長年の工夫と努力のおかげだが、冬場でも美しい芝のコースが当たり前になってしまった身からすると、このところの中山の芝は見た目にもかなり痛々しかった。特に直線の内ラチ4、5メートルは土がむき出しになって、全く緑が見えない。馬場は日照時間、気温、雨など自然との闘い、思い通りには行かないことも多く、馬場を管理する皆さんが一番悔しかったことだろうと察するしかない。それでも基盤がしっかりしているため、走破タイムはそれほど遅くはないし、内が伸びないというわけでもない。実際、先週の重賞・AJCCも内ラチを逃げたミヤビランベリが粘って2着に残り、勝ったトーセンジョーダンも真中より内のコースから伸びてきている。見た目ほどにはコースの内、外の差はないようだった。
 中山の開催は、ひとまず先週で終わり、また2月下旬から始まる。美しいターフが見られるとうれしい。
 アメリカJCCはスローペースになったため、先行力のある馬たちが上位を占めることになった。ナビグラフでみるとそのことがよくわかる。私はコスモファントムから流し馬券を買ったが、直線を向いても意外と伸びなかった。スローペースで差し脚を使えるのがコスモファントムではないかと思っていたが、結果は逆で、むしろスローペースの対応力がなかったのかもしれない。

 京都のダート重賞・平安Sは、内枠に入ったダイシンオレンジが終始先行、ゴール前もインバルコ、サクラロミオの猛追をしのぎきって、ハナ差の勝利を手にした。これでダイシンオレンジは、京都ダート1800は(5221)と、コース適性の高さを示す結果だった。

 このところ、気にいっているのが川須栄彦騎手。デビューした昨年は18勝。今年は早くも4勝を上げている。人気がないことが多く、先週も小倉の1レースで5番人気で1着、8レースでも6番人気を2着に持ってきて、3連単は10万超馬券だった。最終レースも10番人気で3着と、くれば高配当をもたらしてくれる。個人的にも相性が良く、しばらく小倉が楽しみ。頑張れ。川須くん。

2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
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2011年1月20日 (木)

第643回先行力が決め手のAJCC、平安S

 中山の最終日・アメリカJCCは、全体として指数上位馬が強い。過去10年、前走指数の上位馬たちが毎年連対しているが、平均指数の上位馬も9年で、XYZ馬も8年で連対中。この10年で、指数ランク外の馬が勝ったのは2頭だけ、2着を含めても指数のランク外の馬が連対したのは3頭だけだ。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
01年    BZa   A d   -
02年    -     C c   B
03年    BXa   C     -
04年    AXb   -      Z
05年    AYb    Za   CX
06年    -     D     -
07年    D a    Z    -
08年    BZ      b   -
09年    B d   BXa   -
10年     Yd   B     DYb

 今年はコスモファントム、トーセンジョーダン、アサティスボーイ、ダイワジャンヌの前走指数が高く、他にネヴァブション、サンライズベガ、ダンスインザモアなどが指数上位のランク馬だ。
 前走、有馬記念を使ったトーセンジョーダン、ネヴァブションが人気を集めそうだが、1番人気馬は過去10年で2勝のみ。あまり当てにならない。2番人気馬は4勝2着2回と安定しているが、そこでも有馬記念組は1勝、2着1回とイマイチの内容に見える。意外と良いのが中山の金杯組で、4勝2着2回とよく健闘している。2500メートルの有馬より、2000メートルの中山金杯のほうが、ここでは距離が合うのかもしれない。
 例年、先行馬が活躍することが多く、先行して差し脚を使える馬を中心にとるべきだろう。とすると、先行力と差し脚で上位のコスモファントム、トーセンジョーダン、ネヴァブション、ダイワジャンヌ、マルカボルトなどが連軸の有力馬として上がってくる。
 ハイペース気味ならトーセンジョーダンやネヴァブションのスタミナが生きそうだが、ここはミヤビランベリの逃げで、それほどハイペースになるとも思えない。少しスロー気味で、差し脚を生かせるのは、前走、中山金杯を勝ったコスモファントムではないか。負担重量もトーセンジョーダンやネヴァブションの58キロに比べると、4歳馬の56キロは大きなメリットだろう。

 京都のダート重賞・平安Sも、平均指数や前走指数上位馬を中心に活躍が目に付く。今年はマチカネニホンバレ、インバルコ、ダイシンオレンジ、ピイラニハイウェイなどの平均指数が上位だ。
 京都のダート1800は、スタートして1コーナーまでの距離が短く、内枠の先行馬が有利になりやすい。外枠から先行するには、かなり無理して脚を使うことになり、後半に苦しくなる。この6年をみても、勝ち馬はすべて、内枠の4番までの馬たちだった。
 指数上位馬で先行力があるのはマチカネニホンバレ、ダイシンオレンジだが、なかでも京都ダート1800で(4221)と高適性を示しているのがダイシンオレンジ。前走のJCダートはまだ息ができてなかったのか、外枠から無理して先行して8着は仕方ないところだろう。得意な京都コースで、うまく内枠を引ければ連軸に推せるのではないか。ただし、1番人気馬は最近の10年、1勝もできず、2着が3回だけ。ここはダイシンオレンジが人気になりそうで、少し気にしておくことも有りだろうか。マチカネニホンバレも内枠からなら、連軸候補になるだろうし、また、中段から差し脚を伸ばすインバルコ、タガノクリスエス、ピースキーパーからの組み立てもあるかもしれない。

(平安S)  1着    2着    3着
01年    A     -     -
02年    AYb   A c   AXa
03年    C     -       c
04年    -      Zc    Yd
05年    C c   -     AZc
06年    C b   -     -
07年      c   AXa   C
08年    CYb   AXa   - 
09年     Xa    X    -
00年      c     c   A
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2011年1月18日 (火)

第642回ナビグラフで見る回顧142日経新春杯、京成杯

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201101160611

 日曜日の朝、グリーンチャンネルをつけると、中山競馬場は一面の雪景色だった。この日、日本中が大きな寒気に包まれ、東京も氷点下の寒さ。風邪気味もあって、中山に出かけるのはやめ、自宅で電話投票に切り替えたが、あいにく先週のような勢いがなく、高配当とも縁がなかった。
 日経新春杯は、ルーラーシップが勝って、2着にヒルノダムール、3着にローズキングダムという結果だったが、明け4歳馬たちが上位を独占して、今年の4歳馬の強さを証明するレースになった。トップハンデを背負って1番人気に支持されたローズキングダムは3着がやっとで、トップハンデ馬や1番人気馬が苦戦するという傾向は、そのまま生きていた。外国人騎手が強いということも、また--。
 勝ったルーラーシップの指数は90台の半ばを示しており、これからの重賞戦線でも引き続き4歳馬の活躍が期待できそうだ。
 私は4歳馬でハンデの軽かったビートブラックから馬券を買った。ビートブラックは果敢に逃げて4角まで先頭を走っていたが、そこまで。逃げなかったらもう少しやれたと思うが、上位陣とはまだ力差があるように見えた。

 3歳の重賞・京成杯はスローペースで上がりの良かったスマートロビンが人気を集めていたが、想定されたほどにペースはスローにならず、先行馬たちが上位に残るレースになった。勝ったのは、終始3、4番手で先行し、直線では狭い内をこじ開けるように伸びた2番人気のフェイトフルウォー。8番人気のデボネアが2着、3着は7番人気のプレイだった。3連単は15万6000円と好配当だったが、私はフェイトフルウォーから流したものの、2着のデボネアが抜けてしまった。もう少し手を広げておけばと思ったが、思い通りには行かないのが競馬の常。「信なるを信ずるは信なり、疑わしきを疑うもまた信なり」(荀子)

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2011年1月13日 (木)

第641回ローズキングダムの取捨

 ハンデ戦の日経新春杯は、指数上位馬苦戦の傾向が強い。また、最近トップハンデ馬は8年連続で連にからめず、1番人気馬も10年間で1勝、2着2回のみ。前走、1000万や1600万条件で戦ってきた馬でも上位に食い込めるのが特徴のハンデ重賞といえそうで、「格より調子」を重視すべきハンデ戦だろう。

(日経新春杯)1着        2着        3着
01年      c   AXa   D
02年    C       a   A
03年    D     BXa   A
04年    -     -     BZa
05年    -     -     -
06年     Y    -     B c
07年        -            Yc      -
08年     Zb      -          -
09年     -     C b   -
10年    -     -     -

 今年のトップハンデは58キロを背負うローズキングダム。昨秋、ブエナビスタの降着でジャパンカップのタイトルを手にしたが、予定していた有馬記念は疝痛のために直前に回避せざるを得なかった。幸い、たいした問題もなかったようだが、しかし、順調さを欠いたのは確かだし、100パーセント有馬に向けて仕上げていたはずで、日経新春杯が頭にあってのことではなかったはず。指数上も、スローペースのレースが多いとはいえ、トップハンデを背負って勝てるほどの強さは感じないし、トップハンデ馬苦戦の傾向も合わせて考えると、どうしても買いたい馬とは思えない。
 古馬陣にこれといった逸材が不在で、ローズキングダムと同世代の4歳馬、ヒルノダムール、ルーラーシップ、ビートブラック、コスモヘレノス、ゲシュタルトなら、どの馬も連軸候補になるのではないか。なかでも2400メートルの距離適性が高く、差し脚でも評価できるのはビートブラックだろう。菊花賞の3着馬として評価されているが、2400メートルは2戦2勝と、むしろ2400の距離適性の方が高いと思える。前走、1600万条件を勝ったばかりで、同世代の中では55キロと最もハンデが軽く、ここは当然、恵量。好走に期待したい。
 他に、エーティーボス、オートドラゴン、メイショウクオリアなどが伏兵だろう。

 3歳重賞・京成杯は指数上位馬が中心。今年はフェイトフルウォー、プレイ、メイショウトチワカ、マイネルギブソン、マイネルメダリストなどが指数の上位馬たちだ。前走、ペースが厳しかったホープフルS組が指数の上位を占めており、レース内容の点からフェイトフルウォー、プレイが中心になりそう。ただ、想定されるペースは超スローペースもありそうで、差し脚は必須条件だとすると、インナージョイ、スマートロビン、ヌーベルバーグ、ジャービスなどの鋭い差し脚がレースを制する場面があるのではないか。

(京成杯)  1着        2着        3着
01年    -     AXa   C
02年    -     A a   -
03年    -     A a    Xd
04年    AZa   BXb   -
05年    -      Zd   -
06年    A a   D     BYb
07年    AX        -          -
08年    D     CXd   B a
09年      Y    -     -
10年     Xa   A     CZb
(スローペース調整-20/-10)

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2011年1月12日 (水)

第640回ナビグラフで見る回顧141シンザン記念、フェアリーS

201101090811
201101100611

 5日の金杯の後、すぐに3日間の連続開催。いつものことだけど、締め切りに追われながら、馬券を買いつづけ、今年もあわただしく新年が過ぎていく。それでも押さえで買った馬券が思わぬ好配当をもたらしてくれたこともあり、正月早々ご祝儀を出せるほど。馬券の結果が悪くなかったのは幸いだった。運の助けを借りながら、今年も頑張ろう。

 3歳の重賞・シンザン記念は、直線、3番手から早めに先頭に立った7番人気のレッドデイヴィスが、そのまま押し切って圧勝した。1、2番人気馬は4、5着とふるわず、3番人気のオルフェーヴル、6番人気のマルセリーナが差し脚を伸ばして2、3着に浮上して、3連単は27万を超す高配当になった。ナビグラフを見ると上がり指数で+6以上ある馬たちが上位を占めるという結果だった。勝ったレッドデイヴィスの前走は、年末の500万条件戦だったが、4角手前から先頭を走りながら、直線で大きく外にふくれて1位入線も10着に降着になっていた馬で、人気の盲点になっていたようだ。
 シンザン記念の1番人気は牝馬のドナウブルーだった。私もこのドナウブルーから馬券を買ったが、ドナウブルーはうまく先行集団にとりつき、脚をためているように見えた。しかし、直線では意外と伸びず、5着止まり。道中、少し掛かり気味だったと、福永騎手がコメントしていたが、そんな影響もあったのだろうか。
 片や、3歳牝馬の重賞・フェアリーSは、人気のダンスファンタジアが直線の坂下で先頭に立ち、他馬を寄せ付けずにゴール。重賞のタイトルを手にした。前走、阪神JFでは2番人気に推されながらも9着に負けたが、ここはクラストゥス騎手に乗り替わって、堂々の巻き返しだった。2着はスピードリッパー、3着はアドマイヤセプターと順当な結果で、3連単は1万3600円だった。
 ダービー、オークス目指して、3歳クラシック戦線はこれからが本番。今年、牝馬は有力どころがそろいつつあるが、牡馬はまだ能力上位といえるような駒がそろわず、混沌としたまま。いまのところ、今年も牝馬の方が良い馬がそろっているように思える。頑張れ草食男子。

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2011年1月 6日 (木)

第639回明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
本年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。

 1月5日。中山には10時過ぎに着いたが、指定席はすべて売り切れ。正月競馬を待ちわびていた人たちで、朝から満員の盛況だった。景気も少し持ち直して、上向いて来ているのだろう。今年は庶民のフトコロが潤って、競馬が盛り上がるよう、こころから祈りたい。

 私の2011年の馬券は、電話投票で買っておいた中山1レースが当たって、好スタートを切れた。しかし、この日の中山は割と堅い配当が多く、京都の金杯を取ってやっと一息という結果だった。今年も、勝った、負けたの繰り返しながら、毎週の競馬が待ち遠しい、馬券を買うのが楽しいという1年にしたい。

 今週は8日、9日、10日の3日間開催。3歳の重賞・シンザン記念は9日、京都が舞台だ。春のクラシックを目指す3歳の重賞だけに、過去10年はABCなど前走指数の高い馬が中心を占め、勝ち馬はすべて何らかの指数ランクがある馬たちだった。

(シンザン記念)
       1着    2着    3着
01年    C     CY      c
02年    C a     b   C
03年    BXa   -     -
04年    AYc   B b    Zd
05年    CXa   A d   D
06年      d   -     A a
07年    C     A      Xa
08年    BYb     d   -
09年    A a   -     -
10年    B a   -      Y
(スローペース調整値-20/-10)

 今年はツルマルレオン、シゲルシャチョウ、ワイズリー、ギリギリヒーロー、シャイニーホークなどが前走指数の上位馬たちだ。他にアドマイヤサガス、マーベラスカイザー、レッドデイヴィスは過去指数でピックアップされる。
 過去の連対馬は、同世代の一線級が集まった朝日杯組が中心になるのは当然だろう。ここで11着と大敗したが、もともと不利な外枠に加え、直線で大きくバランスを崩して全くレースにならなかったアドマイヤサガスが、敗因もはっきりしており、巻き返しても不思議はないし、本来の能力からすると最有力のはずだろう。ただ、あまり切れる脚があるとは思えず、ペースの対応力で少し疑問も感じる。
 特に今年のメンバーを見ると、上がりの脚に懸けたい馬が多く、切れる脚がある馬たちの後半勝負になりそうで、上がりの脚は必須条件だ。とすると、指数上位馬の中ではギリギリヒーロー、シゲルシャチョウ、ワイズリーなどが候補になるし、加えて、指数のランク外だが、鋭い上がりの脚で京都のマイル戦を連勝しているドナウブルー、新馬勝ちのマルセリーナも要注意だろう。

 3歳牝馬の重賞・フェアリーSは1昨年から距離が1600メートルに、開催も12月から1月に変更された。スローペースで指数を下げている馬が多いが、前走指数上はスピードリッパー、ピュアブリーゼ、ヤマノラヴ、フレンドサンポウなどが上位だ。過去指数ではピュアオパール、アドマイヤセプター、コンプリートがあがってくる。牡馬のシンザン記念の中心が朝日杯なら、牝馬は阪神JFだが、今年はダンスファンタジア1頭だけ。レースでは折り合いを欠いて9着止まりだったが、もともと能力は高く、切れる脚もあり、有力馬の一角を占める馬だろう。他に上がりの脚に見所がありそうなのはビービーバカラ、アドマイヤセプター、イングリッド、ピュアブリーゼなど。まだ未熟な3歳牝馬のレースでもあり、波乱もありそう。連下は手広くとりたい。

(フェアリーS)
       1着    2着    3着
09年    A a   -     -
10年     Zc   D     BXa
(スローペース調整値-20/-10)

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