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2011年2月24日 (木)

第653回開幕週は先行馬に注目

 今週の中山記念に、ブエナビスタを抑えて昨年末の有馬記念を勝ったヴィクトワールピサが出走してくる。昨年の最優秀3歳牡馬に輝いたが、強い現4歳世代のなかでもナンバーワンに評価されたわけで、このレースでも大きな注目を集める。
 中山記念は例年、前走指数や平均指数、過去指数などに、全体として指数ランク馬の連対率が高い。今年は平均指数でキョウエイストーム、ヴィクトワールピサ、トーセンキャプテン、リーチザクラウンなどが上位で、他に前走指数などでリルダヴァル、キャプテントゥーレ、トーセンクラウンなどがピックアップされる。

(中山記念) 1着    2着    3着
01年    C a   A     DZa
02年    D     -      Zc
03年    B     -     -
04年    -      Yb    Xa
05年     Xa   -     -
06年     Yc   B a   -
07年      c   A d   C a
08年    CZa   C     -
09年     Xc    Xd   A b
10年      d   -     -

 何といっても注目は有馬記念を勝ったヴィクトワールピサだ。有馬記念の指数はスローペースのために高くはないが、先々週、有馬記念で3着のトゥザグローリーが京都記念を圧勝したことを比較の材料とすると、ヴィクトワールピサの勝利は指数以上に大きな価値があるはず。中山の芝は3戦3勝と相性も良く、距離に不安があるとも思えない。ここは世代ナンバーワンの評価を素直に信じるべきだろう。
 想定されるペースは平均か、スローペース。また、開幕週の馬場状態の良さも考えると、ヴィクトワールピサの相手は先行力のある馬たちが中心。リルダヴァル、リーチザクラウン、キョウエイストーム、レッドシューター、マルカボルト、ミッキードリームなどが有力だろう。

 阪急杯は06年から阪神内回りコースの1400メートル戦になったが、前走指数の上位馬の連対率が高い傾向にある。今年はサワノパンサー、サンカルロ、フラガラッハ、ガルボ、ワンカラット、ビービーガルダンなどの指数が上位だ。
 短距離重賞の実績ではビービーガルダンやワンカラットが目立つが、ビービーガルダンは近走不調続きだし、ワンカラットは1400の距離も、休み明けも気になる。とするとガルボ、サンカルロ、フラガラッハなどに期待することになるが、なかでは差し脚の鋭いサンカルロが中心になるのだろうか。ただ、重賞といっても多少低調なメンバー構成で、指数上特に抜けた存在ではない馬たちを、どこまで信頼したらいいのか。
 例年、開幕週の良好な馬場で、先行馬の活躍が多いことを考えると、前走1600万条件を勝ったばかりで、ここが重賞初挑戦になるサワノパンサーや、スプリングソングでも勝負になるような気がするし、前が止まる展開なら、差し脚のあるサワヤカラスカルにもチャンスはあるかもしれない。いずれにしても波乱含みのレースになりそうで、難解。

(阪急杯)  1着    2着    3着
06年    -     B     A a
07年    CZa 同着C     BXb
08年    D      Ya   -
09年    CYa    Yc   A
10年    AY    -       b

 3歳重賞のアーリントンカップは、カルドブレッサ、ノーブルジュエリー、マジカルポケット、ビップセレブアイ、ラトルスネークなどの指数が高い。阪神外回りコースで、長い直線の上がりの脚比べだとすると、長く良い脚を使えそうなノーブルジュエリー、マジカルポケット、ラトルスネーク、スマートロビン、テイエムオオタカなどが中心になるだろう。

(アーリントンC)
       1着    2着    3着
07年    DZb   AXc    Y
08年    -       c   -
09年    CXc   -     C
10年    AXc   D      Xa
(スローペース調整-20/-10)   

2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
1月12日より2011年版基準タイムに準拠した馬場指数も提供しておりますので、
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2011年2月22日 (火)

第652回若くないカップル

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201102190511

 最近、競馬場の指定席は若いカップルよりも、5、60台過ぎのカップルが目につく。私も還暦を過ぎ、毎週の競馬もカミさんと一緒に行くことが多くなった。先週もどういう訳か、私たち夫婦の周りは、右も左も、前も後ろも、斜め後ろも、若くないカップルばかりだった。おかげで、ずっと静かで、落ち着いてレース観戦ができた。競馬を楽しむ熟年夫婦、老カップルのほほえましい光景は、以前、アメリカに行った時にみた、競馬場の光景、雰囲気に少し似ていた。いつまでも元気で、ふたりで競馬を楽しめますように。

 フェブラリーSはトランセンドが堂々と逃げ切って勝った。トランセンドといえども、逃げ切るのは難しいと思っていただけに、あらためてトランセンドの強さ、藤田騎手の手綱さばきには敬服するしかなかった。直線では、マチカネニホンバレ、バーディバーディが迫ってきたが、難なく退けて、余裕の勝利だったといえるだろう。唯一頭、後方から追い込んで2着にきたのが公営のフリオーソ。フリオーソはスタートでスピードに乗れず、後方からのレースになってしまったが、直線の脚はまるで魔法をみているようで、断然の切れだった。
 私は、ペースが上がると思って、中段から差し脚のあるセイクリムズンを軸に馬券を買ったが、セイクリムズンはトランセンドを追いかけるように掛かり気味に先行してしまって、直線を向くとトランセンド、マチカネニホンバレ、バーディバーディなどに置き去りにされて、そのままずるずる下がる一方だった。やはり距離が合わなかったのだろうか。

 3400メートルのダイヤモンドSは、53キロとハンデに恵まれた4歳馬コスモメドウが勝った。前走、京都の万葉S3000メートル戦に続いての勝利で、長距離戦線の新星といえる存在といえそう。2着も3歳時に3600メートルのステイヤーズSを勝っていた4歳馬コスモヘレノスで、この距離のカテゴリーでも強い4歳馬が席巻する勢いを感じる。
 東京の芝コースは内ラチの傷みが目立つようになって、真ん中より外が伸びる。そのラインをしっかり使って伸びたのが、コスモメドウとコスモヘレノスだったが、日曜日も7レースのマイネルグートや、9レースのヒラボクインパクトなど、あえて外に持ち出してそのラインに乗せ、伸びてきた馬が目立った。

2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
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2011年2月17日 (木)

第651回距離がこなせれば

 いよいよ今年も、G1の季節になった。その第1弾はダートのフェブラリーS。
 過去の連対馬は、平均指数の上位馬が毎年連対し、前走指数の上位馬も連対率が高い傾向だった。( 04年東京競馬場の馬場改修後、公営競馬や海外の成績を減戦処理し、中央競馬の結果だけを反映して連対馬の傾向のデータを取った)

(フェブラリーS)
       1着    2着    3着
04年    AXa     c   -
05年    AZb   -     -
06年    D     A a   -
07年      d    Zc   B
08年    A     C d    Xc
09年    -       a   AYa
10年    AXb   -      Xb

 今年の平均指数上位はセイクリムズン、フリオーソ、トランセンド、ダノンカモン、シルクメビウスなど。他にダイショウジェット、マチカネニホンバレも前走指数、過去指数で上位の馬たちだ。
 なかでもジャパンカップダートを逃げ切って勝ったトランセンド、前走、根岸Sを112の高指数で勝ったセイクリムズン、公営の星フリオーソなどが有力に見える。
 トランセンドは昨年12月のJCダートを勝って、このレースに臨む。果敢に逃げて結果を残してきたが、過去10年、フェブラリーSを逃げ切って勝ったのは05年のメイショウボーラー1頭だけで、他の年は3着もない。トランセンドとはいえ、逃げ切るのはなかなか難しいはずで、能力の違いでどこまで押し切れるだろうか。
 セイクリムズンはここ3走、連続100をこす指数を記録しており、素質が開花、本格化したといえる勢いのある馬だ。ただ、勝ち鞍はすべてダート1200と1400の距離で、ダート1600は1戦して7着。相手が強くなって、さらになれない距離に戸惑いはしないだろうか。前走ダート1400の根岸Sを勝った馬で、フェブラリーSを勝ったのは2頭。他に連対馬はいない。距離適性は重要だとすると、弱点になるかもしれない。
 公営の星フリオーソは昨年末の東京大賞典2着のあと、前走、川崎記念では逃げて5馬身差で圧勝劇を見せた。中央競馬には2年振りの登場だが、このところ東京大賞典、川崎記念で好走した馬が9年連続で連対しており、ステップレースとしての重要度が増している。フリオーソにとっては好材料だ。
 他に東京大賞典、川崎記念を使った馬は、シルクメビウス、バーディバーディ、メイショウタメトモなどがいるが、伏兵といえそうなのが4歳馬のバーディバーディだ。JDダート3着の後、前走は東京大賞典でも3着。勝ち馬には差をつけられたが、ともに先行してよく粘り込んでおり、確実に力をつけてきている。4歳馬の成長分をプラスして考えると、上位も狙えるのではないか。
 逃げるのはトランセンドで、フリオーソ、バーディバーディが先行集団を形成。逃げ、先行馬に力のある馬が揃うものの、前がやり合うとは思えないが、ペースは自然と上がるはず。前を行く馬たちは相当苦しいだろう。少なくともそのペースに対応できて、中段から差し脚を使える馬を中心に取るのがセオリーではないか。
 距離が心配だが、いまのところ、差し脚の鋭いセイクリムズンの充実度を上位に評価したいと思っている。

 東京のダイヤモンドSは、例年、波乱含みのハンデ戦とはいえ、比較的指数上位馬が強い傾向にある。距離3400メートルという長距離レースだけに、距離適性の高い指数上位馬を中心に取りたい。
 近走、2500メートル以上の距離で好走して、指数や差し脚で評価できそうなのはコスモヘレノス、ビービーファルコン、ビートブラック、モンテクリスエス、ミヤビランベリ、コスモメドウ、スリーオリオンなどで、前走万葉S組が中心のようだ。トップハンデ馬が苦戦続きという点から、ただ1頭、58キロの重ハンデを背負うミヤビランベリは苦しいだろう。
 ペースはスローペース必至。差し脚のある先行馬が狙い目になりそうで、京都の万葉Sで勝ったコスモメドウ、3着のスリーオリオンが、ここも引き続きハンデが楽で気になるところ。同レースで2着のモンテクリスエスは、長距離で安定した成績を残しており、56キロのハンデなら、この馬からの組み立てが順当なのかもしれない。例年ハンデの軽い4歳馬の活躍が目立ち、この点からはコスモヘレノス、ビートブラック、コスモメドウは要注意だ。

(ダイヤモンドS)
       1着    2着    3着
04年    -     A     BZb
05年    B     DZ     Z
06年    D d   D     C d
07年    CXa   -     A
08年     Za    Xb   B
09年    -     -     C
10年    AZc   -     -

2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
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2011年2月16日 (水)

第650回穴八幡

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201102130811
201102120511

 高田馬場には平安時代中期に創建された穴八幡宮という神社がある。事務所からは歩いて20分くらい、時折、そのあたりまで散歩に出かけることもある。古くは高田八幡という名だったが、江戸時代に山裾を切り開いたところ、横穴から阿弥陀如来像が現れ、以来その名を穴八幡宮と呼ぶようになったらしい。江戸の頃より虫封じの祈祷で有名だが、何といっても金回りが良くなるというありがたい御利益のある「一陽来復」の御守りをいただける、ギャンブル向きのお宮サンでもある。私も毎年、「一陽来復」の御守りをいただき、自宅の居間にお祭りをし、また「懐中守り」も、いつも財布にも忍ばせている。
 御利益のほどは、わが心持ちの次第。今年も大穴、お願いします。

 風邪はすっかり良くなった。日曜日は元気に東京競馬場に出かけ、御守りのおかげか、まずまずの結果だった。

 共同通信杯は少し迷ったが、結局ベリー騎手のユニバーサルバンクを軸に3連単馬券を買った。ユニバーサルバンクは意外と人気がなく、最終的には6番人気、1番人気は武豊騎手のダノンバラードだった。レースは好スタートを切った蛯名騎手のディープサウンドがスローペースで逃げ、ユニバーサルバンクは2番手を追走。直線の半ばでユニバーサルバンクがトップに立って、そのまま押し切るかと思ったが、内ラチから3番人気のナカヤマナイトが抜け出してきて、ユニバーサルバンクをクビ差捕らえて勝った。
 ナビグラフでは、上位3頭はともに、勝ち負けになるキングメーカーともいうべきエリアにいる馬たちだった。

 京都記念は、直線大外から一気に伸びたトゥザグローリーが圧勝、連れて伸びたメイショウベルーガが2着。私が軸にとったヒルノダムールは早め先頭も、2頭に差しきられて3着だった。トゥザグローリーの強さが目についたが、有馬記念3着はさすが、伊達ではなかった。逆にヒルノダムールはスパッと切れる脚がみえず、今後は距離適性も含め、レースの選択が難しい。

 3歳牝馬のクイーンカップは、単勝1倍台の圧倒的な人気を集めたダンスファンタジアが直線、切れる脚が発揮できないまま馬群に沈んだ。鋭く伸びたのは2番人気のホエールキャプチャだった。2歳時、阪神ジュベナイルフィリーズで2着だった馬で、2歳女王レーヴディソールに最も近い馬といえそう。それにしてもダンスファンタジアはどうしたのか。完全に力負けの印象で、巻き返しはあるのだろうか。

 穴八幡のもうひとつの名物が、途切れ途切れながら江戸時代からの伝統という流鏑馬の祭事。やはり馬と縁の深い神社で、馬券運向上にも御利益があるに違いない。きょうの帰りにでも、散歩かたがた、お参りにいってみよう。

2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
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2011年2月10日 (木)

第649回春の主役を目指して

 今週の土曜日は各地で雪の予報がででおり、競馬の開催にも影響があるかもしれない。暦の上では立春をすぎ、春のきざしも待たれるところだが、今年はなかなか暖かくならない。それでも春に向けて、3歳馬たちの熱い戦いはこれからが本番。今週の共同通信杯も、春の主役を勝ち取る3歳馬の戦いだ。当然、能力の高い馬たちが集まり、過去の連対馬の傾向をみても、指数上位馬が圧倒的に強い傾向がはっきりしている。前走指数の上位馬はこの10年間、連続して連対しており、なかでも前走指数の最も高いA馬は8年で連対を果たしている。指数のランク外で勝ったのは07年1番人気に推されたフサイチホウオーだけだ。

(共同通信杯)1着    2着    3着
01年    AXa   D     -
02年    A b   AZ      d
03年    DZ    -     -
04年    D b   AXa    Z
05年    AXb   -      Xc
06年    DY    AXa   D b
07年    -     AXb   C b
08年    B b   C c   DY
09年      d   AXb   C
10年    AZc   A     -
(スローペース調整値-20/-10)

 今年のA馬にはナカヤマナイト、次いでベルシャザール、ユニバーサルバンク、ダブルオーセブンの前走指数が高い。過去指数、平均指数ではディープサウンド、ダノンバラード、ロビンフットもピックアップされ、指数上位の有力馬たちといえそうだ。
 例年、スローペースになりがちなレースで、上がりタイムで33秒台の脚がある馬たちが浮上、直線の瞬発力が問われることが多い。ただ、能力の高い馬たちが揃っており、スローペースなら先行馬も十分に脚が残っているわけで、後方一気の脚が生きる展開とはならず、基本的に先行して差し脚のある馬たちに有利なレースと考えた方がよい。
 この点から考えると、中心はナカヤマナイト、ユニバーサルバンク、ベルシャザールなどが有力馬として浮上してくる。ナカヤマナイトとベルシャザールは、前走、ホープフルSの2、1着馬だが、このレースに出走した他の馬たちのその後の活躍をみると、このホープフルSのレベルの高さがわかる。
 個人的には素直にナカヤマナイトを中心に取るべきかと思っているが、鞍上が外国人騎手のユニバーサルバンク、ベルシャザールを中心に、という手も捨てがたく、まだ少し迷っている。

 3歳牝馬の重賞・クイーンカップも、前走指数の上位馬が圧倒的に強く、今年はダンスファンタジア、ニシノステディー、ラテアート、マイネイディールなどが指数上、有力馬といえそうだ。他にカトルズリップス、マイネイサベル、メーヴェも過去の指数が高い馬たちだ。
 牝馬のレースだけに、マイル戦でもペースが上がるとも思えない。先行馬の前残りならニシノステディー、マイネイディールあたりが面白いが、常識的にはスローペースで切れる脚のあるダンスファンタジアに流れは向くのではないか。ただ1頭の3勝馬で、マイルで2勝を上げており距離の不安もない。2歳時、G1阪神ジュベナイルFでは折り合いを欠いて直線失速して9着に負けたが、多少、気ムラなところがあるのかもしれない。とはいえ、前走は、直線あっさりと抜け出して、底力を見せており、気性の問題はあまり心配ないのかもしれない。他にラテアート、カトルズリップス、デルマドゥルガーなどの上がりの脚が鋭いが、逆転まであるかどうか。

(クイーンC)1着    2着    3着
04年    A a   C b   -
05年    DXc   -     -
06年    B d    Z    -
07年     Xc   C b   AZc
08年    DXb   -       c
09年    CYb   B b   -
10年    B a   A a   DXa
(スローペース調整-20/-10)   

 京都記念は、このところ人気馬が力通りに走ることが多く、比較的堅い配当が続く。
 先行力が生きる展開なら、前走、有馬記念3着のトゥザグローリーが中心になりそうだが、京都の芝は内が荒れ始めており、外の方が伸びる傾向が見えてきている。とすると、上がりの脚比べ、直線の決めて比べになるのではないか。距離を考えると一瞬の切れではなく、長く良い脚を使えるかどうかだが、この点から評価できるのがダノンシャンティ、ロードオブザリング、ヒルノダムールの4歳馬たちと、古豪陣ではセラフィックロンプ、ヒカルカザブエなどだ。
 順当なら、近走は2着続きでなかなか勝てないものの、実績上位といえそうな4歳馬ヒルノダムールが中心になるのだろう。

(京都記念) 1着    2着    3着
01年    -     -     CXa
02年     Xa   DX    A d
03年    -     BXa   -
04年    A      Xb   Y
05年     Zb   -     -
06年    DZb   -     B
07年    D     A c   AZ
08年    B     C a   -
09年     Za   BYa   -
10年    A       c   AXa

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2011年2月 8日 (火)

第648回風邪が長引き

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 先週から引いている風邪がなかなか治らない。熱はないが、きょうもまだハナがグズグズするし、時折咳が激しく、苦しい。「歳のせいね」とカミさんにあしらわれ、「そうかな」と思ったりもする。

 日曜日は自重して、自宅での電話投票になった。
 東京の1レース。休み明けのサマーダリア(C)から流したら、後方から直線一気に駆け上がってきて、あっさりと突き抜けて勝ってしまった。サマーダリアは11番人気で単勝は35.2倍。しかし、サマーダリアと一緒に後方から伸びてきた2着のツクバオトメ(10番人気)が抜けてしまった。3着は6番人気のプリンセスドリームだったが、ナビグラフを見ると、数少ない上がり指数の上位馬たちの組み合わせ。3連単は131万4150円。うーん。朝から逃がした魚は大きかったが、それでもこの日は終日ボチボチ、まずまずの結果だった。

 きさらぎ賞は、大逃げのリキサンマックスがそのまま逃げ切ってしまうのではないか、と思えたが、直線に向くと、トーセンラーが飛ぶように上がってきて、ゴール前では計ったように差し切って勝った。父・ディープインパクトを彷彿とさせる上がりの鋭さは、まさに驚きに似たものだった。もちろんトーセンラーの素質があってのことだが、デムーロ騎手の仕掛けるタイミングもすばらしかったのではないか。大逃げを打ち、遙か前方を行くリキサンマックスのペースは、どの騎手にもわかっていたはず。それでも差を詰めようという騎手はいなかった。自分からは動くに動けない状況に陥ってしまっていたようで、その状況をこじ開けるように、真っ先に勇気を持って動いたのがデムーロ騎手だったのだろう。リキサンマックスが8番人気と人気がなく、馬連でも万馬券、3連単は8万9500円もついた。

 東京新聞杯はダノンヨーヨーから馬券を買っていた。しかしスタートで出負けして、そのままずるずると下げてしまった乗り方には、正直がっかりした。結局、最後方からのレースになって、33秒2の最速の上がりで追い込んではきたものの6着がやっと。勝ったのは4、5番手から上がりの脚も確かだったスマイルジャックで、2、3着も勝ち馬と同じ位置にいたキングストリームとゴールスキーだった。ナビグラフを見ても、先行力のある馬たちのレースだった。
 3着のゴールスキーの手綱を取ったのはリスポリ騎手だったが、1番枠に「ショックだった。この枠では難しい乗り方を強いられると思っていたとおり、直線も開いてほしいところが開かず、挟まれかけてスピードダウンしてしまった。これも競馬なので仕方ありませんが、スムーズだったら勝ち負けになっていたと思います」(「競馬ブック」参照)というコメントは、3着に負けても好感が持てるものだった。あらかじめ想定されるレースのイメージを明確に持っているかどうかは、その場で突発的に起こるであろう状況に、どう対処するかを考えることでもある。漫然と乗り数だけをこなす印象(あくまで私の個人的な印象ですが)の強い日本人騎手に比べると、少なくとも外国人騎手のほうが、事前にレースのイメージを持っており、状況に対する判断や能力も優れているような気がする。やっぱり、外国人騎手頼みの馬券が良いような気にさせられてしまう。

 小倉大賞典は、サンライズベガが勝ち、2着はバトルバニヤン。人気のリルダヴァルが3着に負けて、3連単は17万超馬券になったが、指数上は(Xc-Za-Yd)というランク馬の決着だった。このところリルダヴァルは人気を背負いながら、なかなか勝てない。このレースも良い位置で先行して、直線これからというところで、勝ったサンライズベガに進路をカットされ、外に持ち出すロスが、そのまま勝敗につながったようだった。運もないのか、重賞のタイトルはなかなか遠い。

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2011年2月 3日 (木)

第647回春本番に向けて

 東京新聞杯は、例年、人気薄馬の台頭で波乱含みだ。指数上位馬たちも苦戦を強いられることが多く、ランク外の馬にも注意がいる難しいレースだ。

(東京新聞杯)1着    2着    3着
01年    AYb   BZa    X
02年    -      Z    -
03年(中山)B     C     A c
04年    -     C     AXb
05年    -     -     B
06年    D      Yb   A a 
07年    AYa    Yd   -
08年    -     -     -
09年    -     -     -
10年    AYa   D b   A

 今年の指数上位馬はダノンヨーヨー、スマイルジャック、ゴールスキー、キングストリート、フラガラッハ、シルポート、オーシャンエイプスなど。このレースは別定重量戦で、G1馬ショウワモダンは60キロ、前走重賞勝ちのシルポートは58キロを背負うことになって、負担重量の点からみると、この2頭はかなり苦しい気がする。
 レースの決め手になる上がりの脚が鋭いのはダノンヨーヨー、スマイルジャック、ゴールスキーなどで、他にカウアイレーン、ネオヴァンドーム、フラガラッハも差なく続く。
 マイルの距離適性から考えると、中心はダノンヨーヨーだろう。マイルCSでは1番人気に推されたが、出負けして後方からのレースになってしまった。直線、真ん中から脚を伸ばしたが、内をついたエーシンフォワードにはクビ差届かなかった。それでもマイルは(6311)と断然の成績がひかる。
 そのマイルCSの3着馬が4歳馬のゴールスキー。ダノンヨーヨーとはわずかにハナ差の3着で、マイルは(3020)とダノンヨーヨーと比べても全く遜色がない。4歳馬の成長余力を考えたら、この馬からの組み立てもあるような気がする。

 京都の重賞は3歳のきさらぎ賞。このレースの上位馬たちは、クラシック戦線でも好走する馬が多く、いよいよダービーに向けての本格的な戦い、振り分けが始まる。
 連対馬の傾向をみても、圧倒的に指数上位馬が強く、なかでも平均指数の上位馬abcdや、過去に高い指数を示すXYZ馬が中心を占める。08年を除けば、ここ10年間、毎年1、2番人気の馬のどちらかが連対している。

(きさらぎ賞)1着    2着    3着
01年    -      Za   A
02年    D     BYd   A c
03年     Zd   DYb   C c
04年    DXb   BY    -
05年    AZa   BYc   D
06年    -     CXb    Zc
07年     Xa    Yc   -
08年    -     BYa    Xc
09年    AXa   -      Y
10年    -     A a   -
(スローペース調整-20/-10)   

 今年はオルフェーヴル、トーセンラー、カーマイン、タナトスなどが平均指数の上位馬で、連軸の有力候補になりそう。他にメイショウナルト、ギリギリヒーロー、コティリオン、マーベラスカイザーなども指数のランク馬だ。
 最近の連対馬は、前走1800や2000のレースで先行して上位に食い込んでいる馬が多く、前走が1600や1400だった馬は、連軸向きとはいいにくい。前走、1800以上の距離で、比較的先行して結果を残してきたのはトーセンラー、ウインバリアシオンだが、ここは前走3着とはいえ、勝ち馬とは(クビ+ハナ差)と全く差がなかったトーセンラーを中心に取りたい。

 小倉大賞典は、ハンデ戦としては比較的指数の上位馬が強い傾向にある。ただトップハンデ馬は過去10年で、3勝3着1回だけで、信頼性はイマイチだ。
 小回りの小倉が舞台だけに、先行力があり差し脚も使えるリルダヴァル、バトルバニヤン、サンライズベガ、クレバートウショウ、オートドラゴンなどが中心になりそう。

(小倉大賞典)1着    2着    3着
01年      b   D     CZa
02年     X      c   D
03年     Zc   A     B
04年    B     -       d
05年     Xa   -      -
06年     X    B      Xa
07年      a   C c    X
08年     Ya    Zc    Xb
09年     Yd   B a   A
10年(中京)-     D     -
2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
1月12日より2011年版基準タイムに準拠した馬場指数も提供しておりますので、
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2011年2月 1日 (火)

第646回ナビグラフで見る回顧144根岸S、京都牝馬S、シルクロードS

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 日曜日の早朝3時半までサッカーのアジアカップを観て、少し寝て、東京競馬場に向かった。寝不足もあってか、吹きさらしの指定席は、寒くて寒くて--。結局、日曜日の夜に風邪を引く羽目になった。
 きょう病院に行って診てもらったが、インフルエンザではなかった。
「インフルエンザの予防接種は」
「してません」
「予防接種しないでも、いままでインフルエンザになってないのなら、これからもあまり心配はないですよ」
 医者が言うのだから、「そんなものなのか」と思ったが、とりあえずは、ただの風邪で良かった。

 混戦と思われていた根岸Sだったが、中段から一気に差し切って勝った2番人気のセイクリムズンが圧倒的な強さを見せた。当日の馬場指数を計算して、セイクリムズンのスピード指数を計算すると、優に110を超え、久しく見なかったレベルの指数になった。2着にはダノンカモン、3着にダイショウジェットが入ったが、この2、3着馬も指数上100を超すレベルに到達しており、今後も活躍が期待できそう。勝ったセイクリムズンの強さは確かな上がりの脚に表れているようで、ただ1頭、上がりタイムで35秒0を計時し、上がりの脚の差は歴然としてあるように映った。この後はフェブラリーSに向かうと思うが、この上がりの脚があれば、距離が200メートル伸びても、堂々の中心馬になるのではないか。
 私はセイクリムズンに逆らって、ティアップワイルドを軸に流した。好スタートを決めて3番手で先行、直線伸びるかと思ったが、そのまま脚が止まってしまって5着までだった。結果として相手にならず。セイクリムズンのレベルがひとつ上という印象だった。

 京都牝馬Sは直線、コースの真ん中から伸びてきた5番人気のショウリュウムーンが、3歳春のチューリップ賞以来となる久々の勝利を手にした。1番人気のヒカルアマランサスが最後方から伸びてきて2着を確保。3着は先行したサングレアズールだった。
 1か月以上使い込んできたせいか、京都の芝コースは内ラチがあまり伸びず、コースの真ん中より外からの強襲が決まりやすくなっている。しばらくこの傾向は続きそうで、上がりの脚がある馬たちに注意がいるだろう。

 そういえば、土曜日の芝短距離重賞・シルクロードSは圧倒的な人気を集めたジョーカプチーノがスタートで出負け、先手を取れず万事休すかと思ったが、出遅れをモノともせず、後方から追い込んで勝ってしまった。外が伸びるという京都の芝コースの影響も多少はあったかもしれない。それでも過去にも3歳の春に1度、後方からのレースで勝ったことはあるが、もともと逃げる一手しかなかった馬が、中段からでもレースができることを学んだことは、今後に大きなプラスになるかもしれない。

2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
1月12日より2011年版基準タイムに準拠した馬場指数も提供しておりますので、
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