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2011年2月17日 (木)

第651回距離がこなせれば

 いよいよ今年も、G1の季節になった。その第1弾はダートのフェブラリーS。
 過去の連対馬は、平均指数の上位馬が毎年連対し、前走指数の上位馬も連対率が高い傾向だった。( 04年東京競馬場の馬場改修後、公営競馬や海外の成績を減戦処理し、中央競馬の結果だけを反映して連対馬の傾向のデータを取った)

(フェブラリーS)
       1着    2着    3着
04年    AXa     c   -
05年    AZb   -     -
06年    D     A a   -
07年      d    Zc   B
08年    A     C d    Xc
09年    -       a   AYa
10年    AXb   -      Xb

 今年の平均指数上位はセイクリムズン、フリオーソ、トランセンド、ダノンカモン、シルクメビウスなど。他にダイショウジェット、マチカネニホンバレも前走指数、過去指数で上位の馬たちだ。
 なかでもジャパンカップダートを逃げ切って勝ったトランセンド、前走、根岸Sを112の高指数で勝ったセイクリムズン、公営の星フリオーソなどが有力に見える。
 トランセンドは昨年12月のJCダートを勝って、このレースに臨む。果敢に逃げて結果を残してきたが、過去10年、フェブラリーSを逃げ切って勝ったのは05年のメイショウボーラー1頭だけで、他の年は3着もない。トランセンドとはいえ、逃げ切るのはなかなか難しいはずで、能力の違いでどこまで押し切れるだろうか。
 セイクリムズンはここ3走、連続100をこす指数を記録しており、素質が開花、本格化したといえる勢いのある馬だ。ただ、勝ち鞍はすべてダート1200と1400の距離で、ダート1600は1戦して7着。相手が強くなって、さらになれない距離に戸惑いはしないだろうか。前走ダート1400の根岸Sを勝った馬で、フェブラリーSを勝ったのは2頭。他に連対馬はいない。距離適性は重要だとすると、弱点になるかもしれない。
 公営の星フリオーソは昨年末の東京大賞典2着のあと、前走、川崎記念では逃げて5馬身差で圧勝劇を見せた。中央競馬には2年振りの登場だが、このところ東京大賞典、川崎記念で好走した馬が9年連続で連対しており、ステップレースとしての重要度が増している。フリオーソにとっては好材料だ。
 他に東京大賞典、川崎記念を使った馬は、シルクメビウス、バーディバーディ、メイショウタメトモなどがいるが、伏兵といえそうなのが4歳馬のバーディバーディだ。JDダート3着の後、前走は東京大賞典でも3着。勝ち馬には差をつけられたが、ともに先行してよく粘り込んでおり、確実に力をつけてきている。4歳馬の成長分をプラスして考えると、上位も狙えるのではないか。
 逃げるのはトランセンドで、フリオーソ、バーディバーディが先行集団を形成。逃げ、先行馬に力のある馬が揃うものの、前がやり合うとは思えないが、ペースは自然と上がるはず。前を行く馬たちは相当苦しいだろう。少なくともそのペースに対応できて、中段から差し脚を使える馬を中心に取るのがセオリーではないか。
 距離が心配だが、いまのところ、差し脚の鋭いセイクリムズンの充実度を上位に評価したいと思っている。

 東京のダイヤモンドSは、例年、波乱含みのハンデ戦とはいえ、比較的指数上位馬が強い傾向にある。距離3400メートルという長距離レースだけに、距離適性の高い指数上位馬を中心に取りたい。
 近走、2500メートル以上の距離で好走して、指数や差し脚で評価できそうなのはコスモヘレノス、ビービーファルコン、ビートブラック、モンテクリスエス、ミヤビランベリ、コスモメドウ、スリーオリオンなどで、前走万葉S組が中心のようだ。トップハンデ馬が苦戦続きという点から、ただ1頭、58キロの重ハンデを背負うミヤビランベリは苦しいだろう。
 ペースはスローペース必至。差し脚のある先行馬が狙い目になりそうで、京都の万葉Sで勝ったコスモメドウ、3着のスリーオリオンが、ここも引き続きハンデが楽で気になるところ。同レースで2着のモンテクリスエスは、長距離で安定した成績を残しており、56キロのハンデなら、この馬からの組み立てが順当なのかもしれない。例年ハンデの軽い4歳馬の活躍が目立ち、この点からはコスモヘレノス、ビートブラック、コスモメドウは要注意だ。

(ダイヤモンドS)
       1着    2着    3着
04年    -     A     BZb
05年    B     DZ     Z
06年    D d   D     C d
07年    CXa   -     A
08年     Za    Xb   B
09年    -     -     C
10年    AZc   -     -

2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
1月12日より2011年版基準タイムに準拠した馬場指数も提供しておりますので、
是非お早めにお申込ください。詳細はこちら

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コメント

フェブラリーS、私の本命はダノンカモンです。

投稿: 名古屋の伊藤 | 2011年2月17日 (木) 23時16分

ダノンカモンの名前が出てきませんでしたが、どうなのでしょう?

やや重だと台頭しそうな馬を考え中です。

投稿: りんどほし | 2011年2月20日 (日) 10時42分

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