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2011年3月31日 (木)

第662回底力を問う

 大阪杯は過去10年、1番人気馬が5勝7連対と安定している。スピード指数のランク馬もXYZ馬や平均指数の上位馬などが高率で連対し、比較的堅いレースに見える。
 今年はダノンシャンティ、ドリームジャーニー、オペラブラーボなどが過去の指数が高いXYZ馬で、前走指数ではキャプテントゥーレ、ダイワファルコン、トーホーアラン、ヒルノダムールが、他にヒカルカザブエが平均指数の上位馬だ。
 別定戦で、実績上位の馬は59キロ、58キロを背負うことが多いが、それでもその重量を克服して連対している馬が多い。特に3歳時にクラシック戦線で活躍してきた4歳馬の好走が目立つ。負担重量に負けない底力が問われるようで、軽い上がりの脚だけの馬ではなく、先行力があり差し脚も使える馬が中心といえるだろう。
 その点からはダノンシャンティ、ヒルノダムール、キャプテントゥーレ、ダイワファルコンなどが中心になりそうだ。
 阪神向きのスピードなら、3歳時にNHKマイルをレコード勝ちしているダノンシャンティが最上位ではないか。近走は距離が合わなかったのか、折り合いに苦労していたようだが、距離短縮は好材料。極端なスローペースにはならない内回りの2000なら十分にこなせるだろう。

(大阪杯)  1着    2着    3着
01年    -       d     d
02年    -      Xb    Za
03年    -     AYa   BXa
04年    -      Z    A c
05年    BYd   A       b
06年     Ya   A d    Xa
07年    -     DY      c
08年    A     BYb   -
09年     Yb     a   C
10年    A     B      Xa

 中山で行われていた日経賞は、前走指数の高いABCD馬が10年連続で連対中。今年は阪神での開催だが、距離も2500から2400に変更されて、傾向にも変化が出るかもしれない。一応、今年の前走指数上位は、ローズキングダム、トップカミング、トーセンクラウン、トゥザグローリーなど。他にペルーサやマイネルキッツ、ミヤビランベリなども過去指数や平均指数の上位馬だ。
 外回りの2400戦は、長い直線でしっかりとした上がりの脚を使えることが上位進出の条件だろう。その点からは、ペルーサ、トゥザグローリー、トーセンクラウンなどの上がりの脚が条件に合いそうだ。

(日経賞)  1着    2着    3着
01年    AXa   -     C
02年    CZb   AZa   B
03年    -     A c    Z
04年    -     B      Ya
05年    DYa   C     -
06年    BXa   D     -
07年    AYd    Xd   C c
08年    A a   B d    Yb
09年     Yc   D     -
10年    DYc   AXa   B d

 波乱と高配当が続くハンデ戦のダービー卿CTは、ハンデ戦になった02年以降、過去9年、1番人気馬が勝ったのは1度だけで、トップハンデ馬も1勝しかしていない。ともに3着が1回ずつあるものの、2着は1度もない。それはそれ、中山開催でのことで、阪神は別かもしれないが--。
 今年のトップハンデは59キロのショウワモダン、次いで57.5キロのキングストリート、ライブコンサートに続く。後は56キロ止まりのハンデに設定されている。
 59キロのショウワモダンはさすがに苦しいだろう。ここは先行力と差し脚のバランスがよいキングストリート、キョウエイストーム、スピリタス、ダンツホウテイ、スズジュピター、ブリッツェンなどに期待したい。

(ダービー卿CT)
       1着    2着    3着
02年    B b   -      Xb
03年    D     -      Ya
04年    -     -       d
05年     Z      b   -
06年      d   -      Y
07年    C d   -     -
08年      c   -     -
09年    C     C     -
10年    CZc   CZb   -

 中山牝馬Sもハンデ戦。ここでもトップハンデ馬が苦戦することが多い。外回りの1800戦で、スローペースは必至。上がりに懸ける軽量馬の大駆けもありそうで、レディアルバローザ、クーデグレイス、アドマイヤテンバ、フミノイマージンなどでも上位に浮上できるのではないか。

(中山牝馬S)
       1着    2着    3着
01年    -     -     C d
02年    -      Xa   AZa
03年     Xa   -     -
04年     Zb   CXb   A
05年      d   -     A
06年     Xb   -     -
07年    -     C d   -
08年    -     -     -
09年     Xc   -     -
10年     Yb   -     -

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2011年3月29日 (火)

第661回連軸馬のエリア

201103270911
201103270912
201103260911
201103260912

 阪神競馬場で行われた今年の高松宮記念は、8歳馬のキンシャサノキセキが昨年に続いて勝利を手にした。直線、早めに先頭に立ったダッシャーゴーゴーを追うかたちになったが、これを難なく交わしての圧勝だった。キンシャサノキセキは前走59キロを背負って33秒4という出走メンバー最速の上がりタイムで2着に好走しており、ここは他の馬と同じ57キロで戦える定量戦も好材料だったし、何よりも調子が良かったのだろう。1番人気に支持されたジョーカプチーノは、3角手前でダッシャーゴーゴーに前をカットされて行き場をなくし、ずるずる下がるしかなかった。2着はサンカルロ、3着に人気薄のアーバニティが追い込んできて、3連単は12万9290円の好配当になった。

 高松宮記念のナビグラフを見ると、指数で平均より5以上高い赤いラインより上にあり最も上がり指数が高いの馬がキンシャサノキセキだった。2着のサンカルロもキンシャサノキセキのすぐ隣にあり、3着のアーバニティも上がりの脚で2番目に評価される馬だった。これまでこのコラムでも何度か書いてきたが、芝のレースでは、この「赤いラインより上にあり、上がり指数も高い」エリアにある馬が連軸の中心になることが多い。

 先週はスプリングS、フラワーC、毎日杯と、クラシックを目指す3歳馬の重賞も3レース行われた。ナビグラフ上はいずれも、高松宮記念同様、「赤いラインより上にあり最も上がり指数が高いの馬」が中心になっていた。3歳馬の3重賞は、同じ競馬場、同じ距離と、条件的に変わらなかったこともあるかもしれないが、クラシックにつながる3歳戦の特徴がよく現れているように思える。

 毎日杯のトーセンレーヴは単勝2倍の人気を集めたが、3着止まりだった。私も連勝は伊達ではないし、上がりの脚もあると思ってトーセンレーヴから馬券を買ったが、ナビグラフでは上がりの脚はあってもペースの対応力で足りなかったように思える。スプリングSも京王杯2歳Sと朝日杯を連勝してきたグランプリボスを軸にして負けたが、グランプリボスもまた、「赤いラインより上にあり最も上がり指数が高い」エリアにはなかった。

 高松宮記念はキンシャサノキセキから流して結果も良かったが、傾向を無視して、思い込みにとらわれての負けに、反省するしかない。

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2011年3月24日 (木)

第660回復興に競馬も

 かつてない規模の地震と津波に加え、原発事故もあって、競馬は中山と福島の次開催が中止になった。しばらくの間、関東圏で競馬がないのは寂しいが、一日も早い復興のために、いま日本中が気持ちを合わせなければならない時だけに、今回の中止は賢明な判断だろう。しかし、競馬が復興に役立つためには、中止するだけでは力にならない。競馬場での募金活動も良いが、少しでも馬券を買ってもらって、その中から義援金を少しでも多く捻出することで、直接的に復興に貢献することしかないだろう。これまでG1の当日、最終レースで行われてきたJRAプレミアムは中止して、その5パーセント分も義援金に回すという発表があった。それも良いアイデアだ。配当が5パーセント減ったとしても十分に納得しよう。そして馬券を買うことが復興に役立つことを是非、強くアピールしてもらいたい。

 今週は、阪神競馬場で行われるG1高松宮記念。中京競馬場で行われた過去10年のデータでは、指数上位のランク馬たちが好成績を納め、特に前走指数の上位ABCD馬と平均指数の上位abcd馬の連対率が高い傾向にあった。今年は阪神での開催になって、少し傾向も変わるのかもしれないが、阪神の内回りのコースの短距離戦なら、それほど変化はないように思える。

(高松宮記念)1着    2着    3着
01年    C c   AYa   -
02年    A a   D     -
03年     Yd   B d    Yb
04年    C     AX    -
05年      c   -     A c
06年    DZb    Zd   -
07年    CZ    -     AZ
08年    B      Zc   AYa
09年    AYd   DXa   D
10年    CZb    Y    D d

 今年の前走指数上位はエーシンフォワード、サンカルロ、ダッシャーゴーゴー、キンシャサノキセキなど。過去の指数上位馬としてジョーカプチーノ、レッドスパーダも名前があがってくる。
 今年はどの馬が逃げるのだろうか、よくわからない。ジョーカプチーノの逃げがふさわしいが、前走たまたま出遅れ、後方からのレースになったにもかかわらず、直線、断然の切れる脚を見せて一気の差し切り勝ちを納めた。怪我の功名か、新境地が開けた印象もあり、ここは控えることもあるだろう。ならば押し出されるようにレッドスパーダが逃げるのか、あるいはエーシンフォワードだろうか。
 内回りを使う1200メートル戦は向正面からのスタート。3角が近く、その3角の曲がりもきつい。3角からは下りが続き、ゴール前に急な上り坂が待ち構えているというコース形態だ。このコースを使う同距離の重賞は高速の野芝で行われる秋のセントウルSだが、3角過ぎからは、どうしてもペースが速くなりがちで、先行馬はゴール前の急坂で捕まってしまう。どちらかというと差し馬の台頭が多く、とくに洋芝をオーバーシードされた、力のいる春の馬場状態では、余計に差し馬に有利ではないか。
 近走に切れる差し脚を見せているのは、ジョーカプチーノ、アーバニティ、サンダルフォン、キンシャサノキセキ、サンカルロ、ダッシャーゴーゴーなどで、連軸はこの馬たちからとりたい。
 実績を考えるならキンシャサノキセキが最上位だろう。調子落ちもないし、ここまで負担重量差のあるなかでもよく頑張っており、ここでは他馬と同じ57キロで、堂々の主役に押し上げられる。4歳の新星ダッシャーゴーゴーも、昨秋のスプリンターズSは2着から降着になったが、すでにG1級の力がある馬で、阪神でも実績がある。この2強に割って入りそうなのが、前走の上がりの脚が光ったジョーカプチーノやアーバニティ、サンダルフォン、サンカルロ、スプリングソング、エーシンフォワード、レッドスパーダなどだろう。

 高松宮記念以外の重賞はすべて3歳の芝1800メートル戦。
 スプリングSはリベルタス、グランプリボス、オルフェーヴル、アドマイヤサガス、べルシャザール、リフトザウイングスなどが指数の上位馬だ。ここは3か月振りのレースになるが、中心は京王杯2歳SとG1朝日杯を連勝しているグランプリボスだろう。この2走の指数の高さを見ても、実績からも、素質の高さは十分。距離はマイルまでしか経験がないが、スローペースに流れる阪神の外回りコースなら守備範囲だろう。
 距離適性とスローペースの差し脚を重視するなら、リベルタス、ステラロッサ、ダブルオーセブン、ニジブルーム、サトノオーなどが上がってくる。

(スプリングS)
       1着    2着    3着
01年    A a   -     -
02年    AXb   B     CXc
03年    DY    A a   B a
04年    B a     d   -
05年    -     -     -
06年    AYb   CXa   B
07年    -     B      X
08年    -     -     BYb
09年    C     -      Z
10年    -     -     AZa
(スローペース調整は-15/-5)

 毎日杯は07年から芝1800メートル戦に条件が変わった。このレースもスローペース必至で、トーセンレーヴ、カグニザント、エチゴイチエ、コティリオン、レッドディヴィス、サンビームなどが有力だろう。ここは先行力もあるトーセンレーヴ、レッドディヴィス、カグニザントなどに注目したい。

(毎日杯)  1着    2着    3着
07年    -       d   CXb
08年    B     -     -
09年    A c   -     -
10年    BX    DYa   -
(スペース調整-15/-5)

 牝馬のフラワーカップは、3歳戦らしく前走指数の上位馬が中心を占めているが、今年は少し低調なメンバー構成になった。当然、スローペースになりそうで、先行力と差し脚のあるシナル、サトノフォワード、上がりの脚の鋭いマイネイサベル、ハブルバブル、マリアビスティー、アフロディーテなどが中心になるだろう。

(フラワーC)
       1着    2着    3着
01年     Xa   -     ダ
02年    C     BZc   A a
03年    C c    Z    -
04年    A a   Bz     Yc
05年    C     ダ     -
06年    D c   BYd   ダ
07年    A a   -     C
08年    A a   C c   A b
09年    -      Yb   -
10年    BXa   C c   -
(スローペース調整は-20/-10)

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2011年3月17日 (木)

第659回

 東北地方太平洋沖地震による未曾有の大災害に被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。
 未来を信じ、力を合わせ、どんなに小さくても、この難関を乗り越えていく力になりたいと思うばかりです。正直、競馬どころではない気分です。本日は予想の原稿は休み、参考に過去のデータのみ掲載させていただきます。

(阪神大賞典)
       1着    2着    3着
01年    AYb   -      Z
02年    AXa   BYb    Zd
03年    C     AXa   -
04年    AYa   DYc   BXb
05年    B d     c   AXa
06年    DXa   C      Yd
07年    AZa   D     Bx
08年    -      Xa   AZb
09年    BYc   D     D
10年    CZc   -     A d
(ファルコンS)
       1着    2着    3着
06年    A b   -     C d
07年    A d    Zc   C c
08年    BXc   A     -
09年    A a   -     -
10年      c     a   -
(スローペース調整は-20/-10)
(フィリーズレビュー)
       1着    2着    3着
01年    -     A c   DYa
02年    -     -      Za
03年    C     BXa   A b
04年    A a   BXb    Zc
05年    BXa   -     -
06年    -     BYb   -
07年    AYb   -     C d
08年    -     -     -
09年     X    -      Z
10年    -     DZb   AXc
(スローペース調整は-20/-10)
 (中京記念)1着    2着    3着
01年      d   -     C
02年    -     CY    -
03年    B     -     -
04年    -       d   DXa
05年     Zb    Xa   -
06年    D      Yb    Xa
07年     Za   -     C
08年    -     A     CZ
09年    -     AXa   A
10年     Xc   -      Yc

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2011年3月15日 (火)

第658回

東北地方太平洋沖地震により被災されました方々に、心からお見舞いを申し上げます。
本日、更新予定の当コラムは、お休みさせていただきます。

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2011年3月10日 (木)

第657回波乱の3重賞

 フィリーズレビューは先週のチューリップ賞同様、桜花賞のトライアルレース。チューリップ賞は外回りの1600メートル戦、フィリーズレビューは内回りの1400メートル戦の違いはあるにしても、チューリップ賞は指数上位馬が圧倒的に強い傾向が顕著だったことに比べると、フィリーズレビューはランク外の馬が多く連対しているのが特徴だろう。前哨戦として、桜花賞と同じ距離のチューリップ賞により有力馬が集まる結果なのかもしれないが、指数上からみても、フィリーズレビューはもともと波乱の傾向が強いといえそうだ。

(フィリーズレビュー)
       1着    2着    3着
01年    -     A c   DYa
02年    -     -      Za
03年    C     BXa   A b
04年    A a   BXb    Zc
05年    BXa   -     -
06年    -     BYb   -
07年    AYb   -     C d
08年    -     -     -
09年     X    -      Z
10年    -     DZb   AXc
(スローペース調整は-20/-10)

 今年の指数上位はフォーエバーマーク、ドナウブルー、ツルマルワンピース、フレンチカクタス、ニシノステディ、ラテアートなどだ。
 今年はフォーエバーマークを筆頭に、逃げ、先行馬に力のある馬が揃った。前が引っ張ってペースがあがり、スローになることは考えにくい。平均ペースでもきっちりと差し脚を使えそうなのは、フォーエバーマーク、ドナウブルー、ツルマルワンピース、クリアンサス、カフェヒミコ、サクラベル、エリンコートなどだろう。
 なかでも距離が合いそうなのは1400戦で2勝している逃げ馬フォーエバーマークだ。前走は東京1400メートルのクロッカス賞を、ハナを奪ってそのまま危なげなく逃げ切って楽勝している。マイル戦だった阪神ジュベナイルFは、逃げられずに6着だったが、1400の距離で単騎逃げられれば相当しぶといだろう。今年のメンバーで3勝しているのはフォーエバーマークだけだし、前走の指数のレベルも高く、連軸の中心に取りたいと思っている。

 中山牝馬Sは牝馬のハンデ戦で、波乱続きのレースだ。今年はハンデ戦といっても、トップハンデ56キロを背負う馬が出走馬の半数7頭もおり、他の馬も55、54キロのハンデが中心で、差がないメンバーの難解なレースといえそうだ。
 指数上は平均指数の高いabcd馬や、過去の指数が高いXYZ馬が比較的活躍しており、軸馬は指数上位馬からがセオリーだろう。ただ、相手はランク外の馬が中心で、連下は手広く抑える必要がありそう。
 今年はモーニングフェイス、オウケンサクラ、ギンザボナンザ、ディアアレトゥーサ、ダイワジャンヌ、アプリコットフィズ、プロヴィナージュ、ヒカルアマランサスなどが指数の上位馬だ。
 過去の傾向を見ると中段からの差し馬が中心で、上がりの脚に見所があるリビアーモ、ヒカルアラマンサス、ダイワジャンヌ、アグネスワルツ、モーニングフェイスなどが連軸の有力候補だろう。

(中山牝馬S)
       1着    2着    3着
01年    -     -     C d
02年    -      Xa   AZa
03年     Xa   -     -
04年     Zb   CXb   A
05年      d   -     A
06年     Xb   -     -
07年    -     C d   -
08年    -     -     -
09年     Xc   -     -
10年     Yb   -     -

 今年、中京記念は小倉競馬場での開催。中京競馬場時代はトップハンデ馬や1番人気馬が不振だったが、小倉に舞台が変わって、どうだろうか。
 同じハンデ戦でも、中山牝馬に比べれると指数上位馬の活躍が多い。今年はバトルバニヤン、サンライズマックス、シルクアーネスト、ナリタクリスタル、シャドウゲイト、チョウカイファイトなどの指数が上位だ。
 近走の上がりの脚はショウナンライジン、ナリタクリスタル、イケドラゴン、ラフォルジュルネ、エーシンジーライン、モエレビクトリー、チョウカイファイトなどが鋭いが、小倉で3連勝している4歳牝馬のラフォルジュルネが面白い存在。ただし、指数はまだ少し低く、過信は禁物だろう。堅実なところでは指数の裏付けのあるナリタクリスタル。距離も合うし、前走は2番人気で7着に負けたが、巻き返しがあるかもしれない。

(中京記念) 1着    2着    3着
01年      d   -     C
02年    -     CY    -
03年    B     -     -
04年    -       d   DXa
05年     Zb    Xa   -
06年    D      Yb    Xa
07年     Za   -     C
08年    -     A     CZ
09年    -     AXa   A
10年     Xc   -      Yc
2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
1月12日より2011年版基準タイムに準拠した馬場指数も提供しておりますので、
是非お早めにお申込ください。詳細はこちら

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2011年3月 8日 (火)

第656回強かったレーヴディソール

201103050911
201103060611
201103050611

 春は名のみ。月曜日の雪には驚いたが、東京はきょうも少し寒い。高くそびえるスカイツリーも、はるかにかすんで、うっすらとしか見えない。

 桜花賞を目指す3歳牝馬のチューリップ賞は、圧倒的に人気を集めたレーヴディソールが難なく勝った。道中は後方から4頭目に控え、直線半ばから、軽く追っただけで前を行くライステラス、メデタシをとらえ、あっという間に4馬身の差をつけての圧勝。上がりタイムをみるても、他の馬たちは34秒7前後だったが、レーヴディソール1頭だけが33秒6を示し、1秒以上の差をつけた。ここではレベルが違うことを証明するようなレースだったわけで、差がありすぎて、かえって拍子抜けしてしまうほどだった。これでデビューから4連勝。同じ距離、同じコースで行われる桜花賞の勝利も、すでに手中にあるように思える。今年のヒロインはレーヴディソールで決まりだろう。

 牝馬のレーヴディソールに比べると、皐月賞のトライアル・弥生賞は少し低調で、差のないメンバーだった。スローペースだったこともあって、ゴールの直前でもまだ馬群はひとかたまりのまま。その集団から半馬身だけ抜けだしたのが、1番人気に推されたサダムパテックだったが、後は2着から6着までが同タイム。牡馬のクラシック戦線はまだ、混沌としたままのようだ。

 負担重量がポイントになると思ったオーシャンSは、意に反して58キロのダッシャーゴーゴーが勝ち、59キロのキンシャサノキセキが2着。負担重量が楽だと思って連軸にした56キロのレッドスパーダはあいにく3着だった。ままならない。

2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
1月12日より2011年版基準タイムに準拠した馬場指数も提供しておりますので、
是非お早めにお申込ください。詳細はこちら

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2011年3月 3日 (木)

第655回春本番に向けて

 今週の弥生賞は、上位3着まで皐月賞の優先出走権が得られる。いよいよクラシックを視野に熱い戦いが始まる。過去10年の連対馬をみると、前走指数の高いA、B馬の2頭が強く、他に平均指数上位馬やXYZ馬の連対率も高い。

(弥生賞)  1着    2着    3着    
01年    A a   BZb   -
02年    D d   AXa    Z
03年    A     B d     b
04年    -     BYc   C d
05年    B     C     AYb
06年    BZd   BXa    Yb
07年    AXc   -     -
08年    -      Z    AXc
09年    AXa   -      Z
10年    B     AXb   C a
(スローペース調整は-20/-10)

 今年の指数上位はデボネア、ショウナンマイティ、オールアズワン、プレイ、サダムパテックなど。過去の勝ち馬はほとんどが、前走、重賞を勝っている馬たちだったが、今年はその条件を満たす馬がいない。過去にさかのぼっても、重賞を勝ったことがあるのはオールアズワンとサダムパテックの2頭だけで、例年と比べると少し物足りないメンバーのように見える。
 想定されるペースはスローペース。マイペースで逃げるプレイがそのまま逃げ粘ることもあり得るが、展開上は先行するオールアズワン、ショウナンマイティ、ウインバリアシオン、デボネアなどの先行差し切りの形が見えてくる。なかでも、スローペースの対応力と、切れる上がりの脚があるショウナンマイティ、ウインバリアシオンなどが有利などではないか。
 切れる脚で連勝しているギュスターヴクライ、ターゲットマシンなどが、後方から追い込んできそうだが、どこまで届くか。

 3歳牝馬の重賞・チューリップ賞も3着まで、桜花賞の優先出走権が得られる。このレースも前走指数の高いA、B馬を中心に、指数上位馬が圧倒的に強い。特に07年、阪神の馬場改修後は、阪神JFの勝ち馬が毎年連対しており、彼女たちのその後の活躍も含めて、強い馬が順当に勝ち上がれるコースになったといえそうだ。

(チューリップ賞)
       1着    2着    3着
01年    AXa   DYb   -
02年     Xc   CYa   C
03年    D c   A a   B
04年    AYa   -     -
05年    A a   -     -
06年     Z    CYd   -
07年    AXa   BZ    -
08年      c   AYa   BXb
09年    AZa   -     -
10年    -     B     -
(スローペース調整は-20/-10)

 今年はハピシン、ケイティーズジェム、メデタシ、ビッグスマイル、レーヴディソール、ライステラスなどが指数上位馬だが、ここは阪神JFの勝ち馬レーヴディソールが中心になりそう。デビューから負け知らずの3連勝、マイルも2勝して、さらに阪神のマイル戦に必須の上がりの脚も鋭さ断然となれば、この馬をおいて中心馬はない。

 芝の短距離重賞・オーシャンSは波乱のレース。3連単の配当は5年連続で10万を超す高配当が続いている。今年の指数上位は、レッドスパーダ、ケイアイアストン、キンシャサノキセキ、エーシンホワイティ、アポロフェニックスなどだ。
 実績上位で安定感もあるG1馬キンシャサノキセキが最上位にあるものの、59キロの負担重量はどう考えても苦しいはず。また、4歳馬ダッシャーゴーゴーも58キロを背負うことになったが、どうだろうか。昨年も同じようなことを書いて58キロのキンシャサノキセキに勝たれてしまった。今年も負担重量の苦しいはずのキンシャサノキセキ、ダッシャーゴーゴーにあっさり勝たれてしまうかもしれないが、一応、負担重量で多少楽な4歳馬エーシンホワイティ、先行力のあるレッドスパーダ、瞬発力でジェイケイセラヴィ、牝馬グランプリエンゼルなどを中心に取りたいと考えている。

(オーシャンS)
       1着    2着    3着   
06年    -     D     -
07年     Xb   -     -
08年    C     -     C
09年    A b   -     -
10年    BZc   -      Y

2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
1月12日より2011年版基準タイムに準拠した馬場指数も提供しておりますので、
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2011年3月 1日 (火)

第654回大見出し

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 道中は後方に位置しながら、直線に向くと大外に持ち出し、あとは堂々と突き抜けるだけだった。やっぱりモノが違うという強い印象を残して、ヴィクトワールピサが中山記念を快勝した。有馬記念でブエナビスタを抑えて勝った能力は、このメンバーでは抜けていたというしかない。逃げたキャプテントゥーレが2着に粘り、後方から伸びたリーチザクラウンが3着。3連単は4210円という堅い配当だったが、十分に納得でき、楽しませてもらったレースだった。

  たぶんヴィクトワールピサの人気だったのだろう。日曜日の中山競馬場は朝からそこそこ混んでいた。強い馬が人気になって、強い勝ち方を見せてくれれば、また競馬場に足を運んでくれるファンも増えるのではないか。

 競馬は強い馬がいてこそだが、それらを台無しにするのがJRAの騎手たちの下手さ加減ではないか。土曜日の小倉12レースでは、勝ったと思った黛騎手がゴール前で追うのをやめるような不可思議な騎乗が取りざたされ、即日30日間の騎乗停止になった。最初からレースにならない馬なら別だが、逃げ馬が出遅れたり、差し馬が勝負所で前が詰まったり、最近特に、騎手の技量のなさ、下手さ加減、勘の悪さが目について仕方がない。それも含めての競馬とはいえ、馬券を買う側からすると、下手クソな騎乗が競馬をつまらなくしている最大の要因のように思える。

 阪急杯は順当な結果。サンカルロが中段の外から伸びて勝ち、2着は先行して狭くなった内をこじ開けた1番人気のガルボ、3着は後方一気のフラガラッハだった。勝ったサンカルロは5歳馬だが、2、3着はともに強いといわれる4歳世代の馬たち。今年は4歳世代から目が離せない。
 土曜日の3歳重賞・アーリントンカップは、ダートで勝ってきたノーザンリバー、キョウエイバサラが1、2着を占め、3着も5番人気のテイエムオオタカ。3連単は32万超馬券になって、荒れた。

 荒れたといえば、日曜日の中山12レース。4番人気のノボレインボーが勝ち、2着に13番人気のマジックモーメント、3着に3番人気のトーセンベルファムが入って、3連単は94万6900円という大荒れになった。幸い、スポニチの紙面上でもノボレインボーを◎にした予想が当たって、翌日、大きな見出しになった。
 やっぱり、うれしい。

2011年1月1日付けで、基準タイムを2011年版(改訂25版)に更新いたしました。
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