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2011年4月19日 (火)

第667回シルポートの逃走劇

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 電車も普通に動いている。停電もなくなった。プロ野球も始まった。そして東京も暖かくなった。いつの間にか、桜の枝は若葉に包まれ、今年は花見もしないまま過ぎたことに気づかされる。相変わらず続く大きな余震に、身も心も揺さぶられる日々だが、被災地の皆さんの暮らしを思えば、こうして普通の生活ができることが何よりもありがたいと、しみじみと思う。1日もはやく、平穏な日々の生活が戻るように、祈ります。

 コース沿いの桜が満開だった春の阪神最終日。読売マイラーズカップはシルポートが舞う桜の中、マイペースで逃げ切った。2、3着馬も先行したクレバートウショウ、ダノンヨーヨーだったが、勝ったシルポートも2着のクレバートウショウも、人気の盲点になっていた馬のようで、1番人気のダノンヨーヨ-がらみの3連単でも123万を超す高配当になった。

 結果的には、スローペースに落として逃げたシルポートの小牧騎手の好騎乗が光ったレースだった。逃げ馬に上がり34秒3の脚を使われては、後続馬は苦しいだろう。先行したクレバートウショウ、ダノンヨーヨーも33秒台の上がりタイムだったから、いくらスマイルジャックが後方から33秒0といえ驚異的な上がりの脚を使っても、届くわけがなかった。

 個人的には先行馬に有利と思って、近走、先行して結果を残してきたスマイルジャックを中心に馬券を組みたてていたから、スマイルジャックの三浦騎手が、好スタートを切った馬をなぜ後方まで下げてしまったのか、いまでも全く腑に落ちない。そのスマイルジャックに比べると、いつも最後方にいるはずのダノンヨーヨーの内田騎手は4、5番手で先行している。内田騎手は「ペースが遅いと思って」、早々とその位置に馬を持って行ったわけで、ペースに対する判断と、位置取りの違いがすべてだった気がする。

 ここは、「元地方競馬の騎手」だった小牧騎手、岩田騎手、内田騎手など、ベテラン騎手たちの勝負勘、ペース判断が冴えたレースだったわけで、三浦騎手はまだまだ、若い。
 長く中止されていた関東の競馬も、いよいよ今週末から始まる。注目は混戦模様の皐月賞だが、東京競馬場は久々の分、混むだろうなあ。

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