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2011年4月 7日 (木)

第664回ヒロインの代役

 断然の中心馬と思われてきたレーヴディソールが、骨折のため出走を取り消して、今年の桜花賞は主役不在、混戦模様のレースになった。
 成長過程にある3歳牝馬の桜花賞は、前走指数の高いABCD馬や、平均指数の上位abcd馬、過去に高い指数を示すXYZ馬など、基本的に指数上位馬の活躍が目立つレースだ。ランク馬が勝てなかったのは08年、3連単で700万の驚愕配当になった年だけで、勝ち馬は指数の上位馬からと考えて良いだろう。連軸の候補なら平均指数上位馬の連対率が高い。ただ2、3着はランク外の馬が多く連対しており、指数は低くても連下の相手は手広く取るのが良いかもしれない。

(桜花賞)  1着    2着    3着
01年    DXa     b   A
02年     Yb    X    A a
03年    CYa   -     -
04年    AZc   -     -
05年    AXb   -     A
06年    A a   A     -
07年    A b   AXa   -
08年    -     -     B b
09年     Xa   -     -
10年    B       a   B
(スローペース調整-20/-10)

 今年の前走指数上位馬はフレンチカクタス、マルセリーナ、スピードリッパー、エーシンハーバーなど。他にフォーエバーマーク、ダンスファンタジア、マルモセーラ、トレンドハンターなどが過去指数や平均指数でピックアップできる。
 07年にコース改造で新設された阪神の外回りのマイル戦は、ゴールまでの長い直線が特徴のコース。スローぺース気味のペースでの上がりの脚が問われることが多いが、特にこの桜花賞では、マイル以上の距離で水準以上の上がりの脚を使ってきたかどうかがポイントといえそう。今年の出走馬ではマルセリーナ、ホエールキャプチャ、ダンスファンタジア、デルマドゥルガー、ハブルバブル、ライステラスなどがマイル以上の距離での上がり指数の上位馬だ。
 連軸の中心は上記の馬たちから取りたいと考えているが、安定した上がりの脚、指数の高さでは、真っ先にマルセリーナがよく見える。ここは2月上旬にエルフィンSを勝って以来のレースになるが、ゆったりとしたレース間隔は、牝馬にとって好材料だろう。これまで3戦2勝、唯一3着に負けたのが、牡馬との戦いだったシンザン記念だけ。レーヴディソールと同厩舎の所属で、意識的に対決を避けてきたのかもしれないが、まだ他の牝馬に先着されたことがない点も、十分に評価してもいいだろう。これまで意識的にか、3戦ともマイル戦を使っており、上がりの脚だけでなく、指数のレベルも水準以上。距離の適性も高いだろう。オークスよりは、この桜花賞に分がある馬だ。

 4歳のマイル重賞・ニュージーランドTは、ダノンシャーク、グランプリボス、リキサンマックス、タツミリュウ、ドナウブルーなどの前走指数が上位で、他にロビンフット、オメガブレイン、キョウエイバサラ、リアルインパクトなどが平均指数での上位馬だ。上がりの脚ではロビンフット、リアルインパクト、ラトルスネーク、ニジノブルーム、オメガブレイン、グランプリボス、ディープサウンドなどが鋭い。
 中心は2歳時、京王杯、朝日杯を連勝して最優秀2歳牡馬の栄誉を手にしたグランプリボスだろう。朝日杯のあと、3月のスプリングSから始動したが、道中2番手から早めに先頭に立つも、直線の叩き合いで伸びを欠き4着だった。ここはひと叩きされて着実に調子も上がっているだろうし、距離はスプリングSの1800よりは、マイルのほうが良いのではないか。穴っぽいところでは、牝馬のドナウブルーの連軸も面白いかもしれない。

(ニュージーランドT)
       1着    2着    3着
01年    B a   A c   BX
02年    -     AXa     d
03年    -     B       c
04年    -     -     CXb
05年    DYb   B     -
06年    BXa    Z    CYa
07年    -     -     C d
08年    -       c   DXb
09年      d   CZa   -
10年    CX    -      X
(スローペース調整-15/-5)

 阪神牝馬Sは内回りの1400メートル戦。06年からこの時期の開催になった。
 今年はスプリングサンダー、カレンチャン、サワヤカラスカル、クロワラモー、アイアムマリリンなどの前走指数が上位で、過去の指数ではプロヴィナージュ、プリンセスメモリー、レディルージュなどがあがってくる。ただ、全体に指数は低調で差もなく、波乱もありそう。大混戦とみておきたい。
 内回りだけにペースは少し速くなるだろう。ペースに対応できて、直線瞬発力のあるカレンチャンや、スプリングサンダー、レディルージュ、サングレアズールなどに展開はむくだろう。

(阪神牝馬S)1着    2着    3着
06年    AXa   DY    C
07年    DZb   C     AXa
08年    -      Xa    Yb
09年    DXb     a   D c
10年    C      Z     Xb

 中山で開催されてきたマーチSは波乱が多いハンデ戦。例年、トップハンデ馬は58キロを超すハンデが課せられることが多いせいか苦戦続きだ。1番人気馬も10年で1勝止まり。そんななかでも10年で8勝を上げている指数の上位馬はよく健闘しているといえそう。
 今年はオーロマイスターが58・5のトップハンデ、次いでテスタマッタが58キロを背負う。他の有力馬も57・5キロのハンデが多いなか、ハンデが楽なのは4歳馬タガノジンガロの56キロだろう。500万条件戦で6戦連続2着と足踏みしていたが、年が明けると、500万、1000万、1600万を3連勝と勢いに乗った。前走、初のオープンでも2着を確保して、指数も96の高レベルだった。

(マーチS) 1着    2着    3着
01年    A      Y    B
02年    -     C b   C
03年     Z     Xb   C
04年     Yc    Za   A
05年      c   -      Z
06年    B b   -      Yd
07年    -     C b   BYd
08年    B     -       b
09年    AXa   C     -
10年     Yb   -       d

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