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2011年5月31日 (火)

第679回オルフェーヴルの強さ

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 前日からの雨が続いて、今年のダービーは不良馬場でのレースになった。2年前のダービーがそうであったように、ぬかるんだ不良馬場では、後方から追い込むのは相当難しいと思ったから、私自身、中段から脚を使えそうなサダムパテックを中心に考えていた。サダムパテックは道中、中段の後方で落ち着いているように思えた。直線を向いてこれからという勝負所、後方からオルフェーヴルが進出してきて、サダムパテックも内から合わせるように並びかけていくが、そこでサダムパテックの脚は止まった。オルフェーヴルは挟まれて出しどころがなくなりそうになったが、ひるむことなく自らの力でスペースをこじ開け、ただ1頭だけ全く違うスピードで、ゴールに飛び込んでいった。

 2着のウインバリアシオンには1馬身4分の3、さらに3着以降の馬たちには10馬身に近い差をつけの圧勝劇だった。皐月賞に続いてダービーも制覇したオルフェーヴルの強さばかりが心に残った今年のダービーだった。オルフェーヴルは1番人気、2着のウインバリアシオンは10番人気、3着のベルシャザールは8番人気で、3連単は10万300円と好配当になった。騎乗していた池添騎手は7度目の挑戦でついにダービージョッキーの称号を手にした。

 月曜日、馬場指数を計算し終えてオルフェーヴルのスピード指数を計算すると、指数そのものは標準的なレベルだったものの、上がり指数は2着のウインバリアシオンともども驚異というべき数値になった。

 今年と同じように不良馬場だった2年前のダービーの上がりタイムは39秒0が最速だった。優勝したロジユニヴァースですら、実に39秒2もかかっている。今年の馬場状態はそこまで悪くはなかったとしても、3、4、5着だったベルシャザール、ナカヤマナイト、クレスコグランドなどの36秒台の上がりが多分標準的のはずで、オルフェーヴル、ウインバリアシオンが示した34秒8、34秒7という上がりタイムは、驚異の上がりタイムに思える。

 馬場状態が合わずに、上位に迫れなかった馬もいるに違いないが、たとえ馬場が良かったとしても、オルフェーヴルに先着できた馬はいただろうか。多分、なかったのではないか。オルフェーヴルはこの後、秋の菊花賞に向かうと思うが、そこもあっさり勝って3冠馬になるような気がする。オルフェーヴルは、とてつもなく強い馬なのかもしれない。そんなことを思わせるダービーの勝利、驚異の上がりの脚だった。この秋からの戦いが、一層楽しみになってきた。

 ハンデ戦の目黒記念は、51キロの軽ハンデ馬キングトップガンが2番手から直線早めに先頭に立って、そのまま差し切って勝った。いつもは後方からの追い込み馬を、一転、先行馬に仕立てた横山典騎手の手腕が冴えた勝利だった。2着は1番人気のハートビートソング。キングトップガンは7番人気、3着も6番人気のヤングアットハートで、3連単単は7万6530円と好配当になった。

 金鯱賞は、スタートで出遅れたルーラーシップが徐々に追い上げ、ゴール前、逃げ切りを計るキャプテントゥーレを一気にとらえた。1、2、3番人気の決着で、3連単も2900円という堅い配当だった。

 今年もダービーが終わった。競馬はダービーを頂点に進んでいくから、ダービーが終わると、なんだか1年が終わったようで、少し気が抜けた気分になるが、さあさあ、もたもたしてないで、また、来年に向けて、新しいダービー馬を探すとしよう。

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