第677回嵐のオークス
堅いと思っていたオークスは、直前に降り出した嵐のような強い雨に似て、荒れ模様のレースになった。勝ったのは中段から差し脚を伸ばした7番人気の伏兵エリンコート。2着も8番人気のピュアブリーゼが逃げ粘って、3着にやっと2番人気のホエールキャプチャが突っ込んできた。1番人気のマルセリーナは後方から追い込んだものの、前を行く3頭に迫る勢いはなく、大きく離されて4着に沈んだ。3連単は54万8190円の高配当になった。私はマルセリーナとホエールキャプチャの2頭が少し抜けた存在と思っていたから、2頭を中心に馬券をまとめてみたが、良いところなく負けた。
雨が降らなかったら、別の結果があったかもしれない。そう思わないでもないが、結果は結果。実力だけでなく、運も、天候も味方にできなければ、勝利の女神は微笑んではくれない。
レース直前の激しい雨に、馬場状態は急速に悪化していったが、その馬場状態を意識して大外枠から果敢に先手を取り、そのまま逃げの手を打ったピュアブリーゼ柴田善臣騎手の好判断が光った。1番人気のマルセリーナは、前走の桜花賞と同じ後方にポジションを取ったが、少し後ろ過ぎたか、あるいはぬかるんだ馬場が合わなかったのか。消化不良のようなレースになってしまった。しかし、3着に追い込んできたホエールキャプチャはマルセリーナのすぐ前、同じように後方にいたわけで、そこからギリギリ3着に押し上げているのだから、マルセリーナの敗因はポジションや馬場状態だけの問題ではないのかもしれない。
一昨年のダービーも、直前の激しい雨で不良馬場のレースになったが、結局、人気になった追い込み馬たちの脚が伸びず、ロジユニヴァースなどの先行馬たちの前残りになったことを思い出す。雨で馬場が悪くなった日に、追い込み馬を買うのはリスクが大きい。今週はいよいよダービーだが、天気予報は雨模様で芳しくない。後方から追い込みに懸けるであろう皐月賞馬オルフェーヴルはどうだろうか。
東海Sは前走アンタレスSを勝ったゴルトブリッツが1番人気、同レースで2着のワンダーアキュートが2番人気、3着のバーディバーディが3番人気と、前走アンタレス組が人気の上位を占めた。直線、逃げるランフォルセを捕らえたワンダーアキュートが前走の雪辱を果たした。最近のダート重賞戦線は、勝ち馬が入れ替わり立ち替わりの状態。連勝して人気を集めても、なかなか厳しい。
「WIN5」はついに1億4000万円を超す配当が飛び出し、1億超えビッグ配当はテレビのニュースや新聞にも大きく報道された。「WIN5」は毎週、発売金額を伸ばしているが、今週はダービーもあり、アナウンス効果もあって、さらに発売に弾みがつくかもしれない。私は新潟11レースで早くも脱落し、オークスも外していては、お話にもならないが、それにしても12億円の売り上げで、的中は600円分。的中の確率は0.000049パーセント。なかなか難しいが、高配当の魅力は何にもまして捨てがたい。
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