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2011年6月30日 (木)

第688回勢いのある軽ハンデ馬に期待

 ラジオNIKKEI賞は06年から3歳限定のハンデ戦になった。1番人気やトップハンデ馬が苦戦を強いられる傾向が強く、指数上もランク外の馬たちの活躍が目立つレースだ。

(ラジオNIKKEI賞)
       1着    2着    3着
06年      c   -     -
07年    -      Z     Z
08年    -      Xb   -
09年    -     -     B d
10年    C     -     AYb

 クラシック戦線で戦ってきたり、重賞で好結果を残してきた馬たちが圧倒的にハンデを背負うことが多いようで、今年は青葉賞2着、ダービー6着のショウナンパルフェが57キロのトップハンデ。次いでNHKマイルカップ6着、前走オープン勝ちのマイネルラクリマが56キロを背負うことになった。結果からは当然のハンデと思えるが、ショウナンパルフェはハンデの高さに見合う指数の高さがあるわけでもなく、他の馬たちが53、54キロ程度のハンデだとすると、苦戦もありそうな気がする。
 軽ハンデの指数上位馬は、未勝利、500万条件を連勝してきた54キロのフレールジャック。デビュー戦になった5月の未勝利戦では、中段から父親譲りの飛ぶような差し脚を繰り出して圧勝したが、その鋭い差し脚は、スローペース必至のこのレースでも大きな武器になるのではないか。前走は一転、2番手から楽に抜け出して、高レベルの指数を示しており、基礎能力の高さに期待したい。
 他に、56キロのハンデでもマイネルラクリマ、連勝中のエポワス、前走1000万条件を勝ったプランスデトワール、復調気配のカフナ、500万条件を勝ったばかりのフルアクセル、アバウトなども連軸の有力馬の一角に推したい。

 函館スプリントSは、例年、前走指数の高い馬が圧倒的に強く、過去10年、連続してABC馬が連対している。今年はテイエムオオタカ、カレンチャン、アンシェルブルー、パドトロワなどが前走指数の上位馬たちだ。
 また負担重量で恵まれる牝馬と3歳馬も圧倒的に強く、過去10年、牝馬と3歳馬で合わせて9勝をあげている。
 とすると、前走指数の高い牝馬と3歳馬が中心になりそうで、今年は3歳馬テイエムオオタカ、牝馬カレンチャン、牝馬アンシェルブルーなどが連軸の中心になりそうだ。ここは前走、阪神牝馬Sを勝ったカレンチャンが最有力だろう。

(函館スプリントS)
       1着    2着    3着
01年    B     BZ    A c
02年    B d   DYb     d
03年     Xc   B b   -
04年    A b   -      X
05年    A     BZb   -
06年    -     A     DZ
07年    A b   -     B c
08年    AXb    Zd    Yc
09年(札幌)A      Yd    Xa
10年    CZd    Xa   -

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2011年6月28日 (火)

第687回充実アーネストリー

201106260911

 今年の宝塚記念は、佐藤哲三騎手のアーネストリーがレコードタイムで勝った。速いペースで逃げるナムラクレセントの後ろで折り合い、4角を回って早めに先頭に立つと、そのまま押し切って勝った。後続馬はなすすべもなく、内から伸びてきたエイシンフラッシュも差を詰められず、逆に、大外から追い上げてきたブエナビスタにゴール直前で交わされて3着に落ちた。後方からのレースだったブエナビスタは、直線一気に伸びてきたものの、実際、3着も危ないと思われる場面もあった。それでもぐんぐん伸びてきて2着を確保、年度代表馬の底力をみせた。エイシンフラッシュもブエナビスタも、十分に内容のあるレース内容だったといえそうで、ここはアーネストリーの力が上回っていたと認めるしかないだろう。それほどに、充実したアーネストリーの圧勝劇だった。

 佐藤哲三騎手は、2004年の宝塚記念でもタップダンスシチーの手綱を取って3角で先頭に立つと、そのまま押し切って勝っており、その時の光景を思い出させるような今年のレース振りだった。昔は逃げ馬に乗せたら1流と思わせるベテラン騎手も多くいた気がするが、最近では中館騎手くらいしか思い浮かばない。果敢に逃げるのは減量騎手や若手の騎手ばかりで、ベテラン騎手になるとなぜか、超スローペースに落として逃げるか、後方からのレースが多くなるような気がする。逃げ、先行馬の好きなファンも多いはずで、私自身も、もっと積極的なレースが見たいと思う一人だ。そういう点で、今回の佐藤哲三騎手には格段の拍手を贈りたい。

 「WIN5」はついに、2億円が出た。はじめて4億6千万円あまりがキャリーオーバーにもなった。「WIN5」に熱くなりそうな今年の夏。

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2011年6月23日 (木)

第686回波乱は前残り

 宝塚記念は阪神の芝内回りコースが舞台。例年、指数上位馬が活躍する傾向が強く、平均指数の上位馬と前走指数上位馬が、ともに過去10年の内9年で連対して、連軸の中心になっている。春の天皇賞組が強く、配当的にも順当なレースになることが多いが、今年は天皇賞馬のヒルノダムールも、有馬記念馬のヴィクトワールピサも回避しており、波乱の目がないわけではない。

(宝塚記念) 1着    2着    3着
01年    AYb   AYa   -
02年    B b   C b   D
03年      d   A c   BZb
04年    AXb    Za   -
05年    B     -     AXa
06年(京都)A a   -      Z
07年    -     A a   -
08年    -     A a   -
09年    C a     d    X
10年    -      Yb   -

 今年は、ブエナビスタ、ダノンヨーヨー、ドリームジャーニー、ルーラーシップ、ハートビートソングの前走指数が高く、他に平均指数からエイシンフラッシュ、トーセンジョーダン、ナムラクレセント、シンゲンなどが浮上してくる。
 宝塚記念は道中のペースが速くなる傾向だったが、最近は、スローペース気味で、上がりの脚が切れる馬や、先行馬の前残りの傾向が続いている。特に07年以降、上位馬たちの上がり指数は10を超すレベルが求められるようになった。今年も前哨戦のペースが遅く、上がりに切れが求められる傾向に変わりはないだろう。
 今年、2200メートル以上の距離で、上がりの脚が鋭いのはブエナビスタ、ルーラーシップ、アサクサキングス、エイシンフラッシュ、ローズキングダム、トゥザグローリーなどだ。
 加えて、過去の傾向から、春の天皇賞か有馬記念で、上位の実績がある馬から連軸馬をとるのがセオリーだとすると、有馬記念2着のブエナビスタ、天皇賞2着のエイシンフラッシュが連軸の中心になりそうだ。ここは、直線の鋭い切れ、安定した差し脚ではブエナビスタに分があるのではないか。
 ブエナビスタの前走はヴィクトリアマイルだったが、先に抜けだしたアパパネをわずかに捕らえられずに2着に終わったが、距離はマイルより2000以上の方が適性が高いはずだろう。マイルでの敗戦を気にする必要はないと思うが、不安があるとすると、阪神の内回りコースは直線が短いだけに、スローペースで前を行く馬たちが楽をして、前残りのレースになった時、後方から追って届かないケースだろう。エイシンフラッシュはブエナビスタよりは前でレースができると思うが、ブエナビスタほどには切れる脚がないのが気になる。
 4歳馬ルーラーシップも連軸の中心に取りたい1頭だ。前走、金鯱賞では大きく出遅れて最後方からのレースになったが、前残りになりがちな不良馬場を、最後方から徐々に押し上げ、直線では4番手から一気に差しきって勝った。有馬記念でも勝ち馬からは離されたとはいえ6着に来ており、近走、もっとも成長を感じる1頭だ。本来は前々でレースをする馬で、阪神の内回りコースは合うだろう。
 先行できて前残りがありそうなのはアーネストリー、トゥザグローリー、ハートビートソング、ローズキングダムなど。波乱の要因は人気薄馬の前残りにあるのではないか。

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2011年6月21日 (火)

第685回当たった

201106190911_2

 先週の「WIN5」が当たった。配当は29万7610円。過去の配当に比べると随分安かったが、それでもはじめて「WIN5」が当たったことだけで、ありがたくも幸せで満足な気分。すごくうれしかった。最後の5レース目は中山のバーデンバーデンCだったが、直線半ばでケイアイアストンが3番手から抜け出す時には、思わず席から身を乗り出して「横山!横山!」と、声の限りに叫び続けていた。確定するまでの時間がすごく長く感じたが、確定してしまうと急に力が抜けて、疲労感でぐったり。各レースの馬券の当たり外れさえも忘れさせるような緊張と期待感が5レース、約45分間続くわけで、いままでの馬券にはない「WIN5」ならではの新しい興奮が面白い。
 日曜日だけでなく、土曜日も売り出してくれないかな。
 この日は全体に出走頭数が少なく、ほぼ勝てそうな馬もいたから、比較当てやすかったに違いない。人気も1、1、5、2、2番人気と順当だったし、スピード指数上もすべてランク馬で、(BXa-BYa-Ya-Y-DYa)という組み合わせ、なぜか今週はXYと平均a馬が多かった。夏競馬の間は出走頭数もそれほど多くはないだろうから、その点からは当てやすいのかもしれない。

 阪神の日曜日・マーメイドSは、過去のデータから、54キロまでの軽ハンデ馬と逃げ先行馬が有力と思って、アスカトップレディを中心に3連単馬券を買ったが、アスカトップレディは先行したものの直線後退して6着だった。55キロのフミノイマージンが最後方から大外に回して追い込んで勝ち、2着は内から伸びたトップハンデのブロードストリート、3着に軽ハンデの追い込み馬アースシンボルが入って、過去の傾向とは全く違う結果になってしまった。過去の傾向はあくまで、過去の傾向に過ぎないということ。とらわれすぎてもいけないし、無視してもいけない。
 ナビグラフでは、ゴールデンエリアに3頭がいたが、勝ったフミノイマージンもその中の1頭だった。3着のアースシンボルが人気薄で、3連単は42万5710円。「WIN5」よりずっと高配当だった。

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2011年6月16日 (木)

第684回軽ハンデの先行馬から

 阪神の日曜日、マーメイドSは牝馬限定のハンデ戦。調子の上下が大きい牝馬の難しさに加え、ハンデ戦とあって、難解なレースだ。ハンデ戦になったのは06年からだが、それ以降、1番人気馬は3着もない。また、トップハンデ馬も3着が最高順位で、連対馬は全てハンデが54キロまでの馬たちだった。また、ここ3年連続して、軽ハンデで人気薄の逃げ馬が連対しており、逃げ、先行馬には要注意のレースだ。指数上位馬も苦戦を強いられることがあるが、全体としては前走指数上位馬の連対率が高く、連軸向きだろう。

(マーメイドS)
       1着    2着    3着
06年(京都)A     CZb   D
07年    C      Zc     d
08年    -     -     BXa
09年    -     B     -
10年    A     -     -

 今年はアスカトップレディ、ブロードストリート、アースシンボル、ディアアレトゥーサ、プロヴィナージュ、イタリアンレッドなどが前走指数の上位馬たちだ。
 重賞の実績では、愛知杯の勝ち馬・セラフィックロンプ、福島牝馬Sの勝ち馬・フミノイマージンに加え、プロヴィナージュ、ブロードストリートなどが上位だが、当然、ハンデは課せられている。先に述べたように、ハンデは54キロまでの馬が有力で、実績上位とはいっても連軸候補にしにくい。
 また、逃げ馬や先行馬の活躍も目立つレースで、指数上位馬の中でハンデが楽で、先行力もあるアスカトップレディが中心になるのではないか。
 アスカトップレディは1000万、1600万条件戦を連勝。最も勢いのある4歳牝馬だ。ここが初重賞戦になるが、前走指数は最も高く、十分に勝ち負けになるレベルにある。
 軽ハンデを生かして、上がりの脚が使えるアースシンボル、イタリアンレッド、ポルカマズルカ、マイネプリンセス、ロイヤルネックレスなどが連下の相手なら、高配当も必至だろう。

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2011年6月14日 (火)

第683回もう少しのWIN5

201106120511 201106120811

 先週の「WIN5」は的中が7票、1億3051万7290円の配当になった。「WIN5」は4月24日から先週まで8回発売されて、億を超す配当はこれで2度目。一番安い配当でも50万8590円で、8回の配当の単純平均は3699万円くらいになる。私も毎回買っているが、しかし、当たりそうで、なかなか当たらない。
 先週は阪神の10レース・あおぎりS(3歳1000万下ダート1800戦)で、近走、芝しか走っていないためにランク外の扱いになったタガノロックオンが勝ったが、そのレース以外は、東京10Rのグラスゴッド(AYc)、新潟11Rのスマートブレード(Zd)、阪神11Rのダッシャーゴーゴー(CYa)、東京11Rのダークシャドウ(Aa)と、すべて指数上位のランク馬で、特に平均指数のランクを合わせ持つ馬たちが勝っていた。惜しかった。
 そういえば、安田記念のあった先々週は、5レースともすべてランク馬が勝っており、他の週もランク馬がよく頑張っている。もちろんランク馬すべてを買うわけにはいかないが、過去8回のデータからは、前走指数と平均指数の上位馬の勝率が高いようで、ランク馬の取捨がうまくできれば、いつか当たるのではないかと、期待している。

      1R目  2R目  3R目  4R目  5R目  配当
6月12日  -    AYc   Zd  CYa  A a  1億3051万
6月 5日  DZd  A c  D      d  A        687万
5月29日    a  -    B     Zb  AYa       55万
5月22日   Yb  C a  -    BYa  -    1億4685万
5月15日  B    -    A d  -    BYc      763万
5月 8日  B c  A    -    B     X        50万
5月 1日  C d  C d  A d  -    B d      218万
4月24日   Z   D    AYb  -    C b       81万

 エプソムカップは1番人気のダークシャドウが直線半ばで早々と突き抜け、外から追ってきたエーブチェアマン、セイクリッドバレーを押さえ込んで1番人気に応えた。ナビグラフでみると、ダークシャドウはスローペースでないレースで上がり指数が最も高く、少し抜けた存在のようで、勝って当然のエリアにいた馬だった。
 私はランク馬ではないものの、好調に見えた横山典騎手のダンツホウテイに期待してみたが、まだ力不足か、あいにくの結果だった。それにしても、まさかダンツホウテイが逃げるとは思わなかった。逃げるペースはそれほど速くなかったから、直線も持ちこたえられるかとも思ったが、結局は逃げ切れずに6着だった。

 CBC賞は例年、難しいハンデ戦だが、終わってみればランク馬が上位を占めたレースだった。トップハンデをものともせず、ダッシャーゴーゴーがメンバー最速33秒7の上がりの脚を使って、逃げるヘッドライナーをゴール前で差し切って勝ったが、やっぱりG1スプリンターズS、高松宮記念で降着とはいえ、2着、4着に入線した馬の能力は伊達ではなかった。2度の降着処分になった川田騎手自身も、意地をみせたレースだった。

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2011年6月 9日 (木)

第682回スローなら先行馬から

 春の東京開催、最後の重賞はエプソムカップ。平均指数の上位馬abcd馬は10年のうち9年で連対し、03年の東京コース改修後は、前走指数上位のABC馬も毎年連対している。例年、指数上位馬の活躍が目立つレースといえそうだ。

(エプソムC)1着    2着    3着
01年      b   -     -
02年     Yd    Xa   -
03年    A     B     -
04年     Zb   AYa   -
05年    -     C d   B b
06年    B     BYa   -
07年      c   C a   C d
08年    -     A b    Yc
09年    A a    Zb     c
00年    CYc    Y    -

 今年、平均指数の上位馬は、セイクリッドバレー、ダークシャドウ、スズジュピター、アニメイトバイオ、アクシオン、ロードキャニオンなど。前走指数や過去の指数でマッハヴェロシティ、キャプテンベガ、アロマカフェ、ヤマニンウイスカーも上がってくる。最近は、新潟大賞典組が活躍することが多く、今年、好指数で新潟大賞典を勝ったセイクリッドバレーと、2着のマッハヴェロシティが有力馬の一角を占めることになりそう。
 今年のメンバーは、平均ペースで逃げたら脚をなくす馬ばかりで、道中のペースが上がるとは思いにくい。スローペースで鋭い脚を使えそうなのはエーブチェアマン、ダークシャドウ、ダンツホウテイ、レインフォーレスト、セイクリッドバレーなどだが、スローペースだけに、後方一気の脚より、先行馬に有利のはず。距離の適性も含めて考えると、ダンツホウテイが中心になるのではないか。
 ダンツホウテイの前走はオープン特別のメイSだったが、終始2、3番手で先行し、直線の坂下からきっちり抜け出して勝ち上がってきた。まだ重賞の勝ち星はないが、今年はオープンを2勝しており、好調に期待したい。

 芝短距離の重賞・CBC賞は中京競馬場が改修工事のため、昨年は京都で、今年は阪神での開催になった。ハンデ戦のためか、ランク上位馬も苦戦を強いられている。ハンデ戦になった06年以降、1、2、3番人気馬が1度も勝てず、2番人気馬の2連対、3番人気馬の3着が1回あるだけで、波乱の傾向が強いレースだ。
 今年のトップハンデはダッシャーゴーゴーの58.5キロ。G1スプリンターズS、高松宮記念で2度の降着はいただけないが、2着、4着に入線した馬の能力は最上位だろう。ただ、トップハンデを背負ってどうだろうか。他の馬との指数差を考えると、それほど抜けているわけではないから、是非「この馬で」とは思えない。ダッシャーゴーゴーに続くのが高松宮記念で3着のアーバニティだ。前走は不良馬場に脚を取られ、落鉄もしていたようで、レースにならなかったらしい。良馬場なら巻き返しがあるのではないか。他ではエーシンホワイティ、グランプリエンゼルも差し脚が鋭い。人気のないところでは、52キロの軽量を生かして差し切りもありそうなエーシンリジルが気になる。

(CBC賞) 1着    2着    3着
06年    -      Z      b
07年    -     D c   -
08年    -     A       a
09年    -     A     B
10年(京都) Yb   -     -

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2011年6月 7日 (火)

第681回ナンバー1

201106050511
201106040511

 ゴール前、横一線の馬群を抜けてきたのは、3歳馬のリアルインパクトだった。内をついて伸びてきたストロングリターンが2着、外から猛追したスマイルジャックが3着。1番人気のアパパネ、2番人気のダノンヨーヨーは馬券に絡めず、今年も安田記念は波乱模様になって、3連単は33万超の高配当だった。

 勝った3歳馬リアルインパクトは9番人気と評価が低かった。公営のトップジョッキー戸崎騎手を背に、終始2、3番手で先行して、直線の坂を登ったところで、逃げ粘りを計るシルポートを交わし、そのまま後続馬を押さえ込んだ。馬の出来が良かったのはもちろんとして、古馬とは4キロの負担重量差があり、その差を生かすために先行策を取ったという、戸崎騎手の好騎乗も光る勝利だった。

 人気のアパパネは、まだ疲れが残っていたのかもしれないが、牡馬のペースも合わなかったのではないか。まだ、牡馬を負かせるほどには強くはないのだろう。ダノンヨーヨーは走る意欲に欠けたレースに思えた。

 それに引き替え、というか、惜しかったのは3番人気のスマイルジャックだろう。スタートで出負けして、さらにずるずる下がっていって、後方からのレースになってしまった。直線を向いても前が壁になって出す所がなく、2度、3度、もたつく場面もあった。それでも外に回すと一気に脚を伸ばして、33秒7という最速の上がりタイムで3着まで追い込んできた。タラレバを言っては仕方ないが、もう少し前でレースができていたら、あるいは直線でスムースに抜け出せていたら--。勝っていたのではないかと、思わされるレースだった。

 ナビグラフでみると、例年同様、上がり指数で上位にある馬たちの戦いだったことがわかる。リアルインパクトはまだ1勝馬の身で、多少人気を落とすことはあったにせよ、上がり指数で見る限りは、人気の上位馬と比べても全く遜色なく、古馬との4キロ差がある分、勝ち負けも考えられるレベルの馬だったといえる。リアルインパクトのスピード指数も90に届いて世代のナンバーワン。今年の3歳馬は強いかもしれないと思わせてくれるリアルインパクトの勝利だった。

 3歳のダート重賞・ユニコーンSは牝馬のアイアムアクトレスが3番手で先行、直線半ばで早めに先頭に立つと、追い上げてきた1番人気のグレープブランデー、2番人気のボアレスを振り切って勝った。アイアムアクトレスはこれでダート戦で4戦4勝。その4勝とも、牝馬のダート指数のベスト5に評価される指数のレベルにあり、3歳牝馬のダート戦線では目下敵なしのプリンセスといえそう。2着グレープブランデーのスピード指数も3歳ダート戦のベスト1指数だった。

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2011年6月 2日 (木)

第680回安田記念は荒れるか

 今週は春のマイル王を決める安田記念。平均指数の高い馬たちが過去10年のうち8年で連対して連軸の中心になっている。過去10年、1番人気馬は一昨年にウオッカが勝っただけで、他の年は2着もなく、波乱の傾向が続くレースだ。

(安田記念) 1着    2着    3着
01年    AYb   -      Z
02年    -     -     B
03年      c   -     BXa
04年      a   AXa    Zd
05年    C c   -     外
06年    C外     Zb   外
07年     Yd   A     -
08年    -     外     AX
09年    BXa   AZb   -
10年    -       d   -

 今年の平均指数の上位馬はダノンヨーヨー、ライブコンサート、エーシンフォワード、スマイルジャック、サンカルロなど。他に前走指数ではアパパネ、リアルインパクト、ビービーガルダン、シルポート、ジョーカプチーノなどがピックアップされる。
 03年、東京の馬場改修後は、マイル以上の距離で上がり指数が+15を超す馬たちが中心になっており、ダノンヨーヨー、アパパネ、リアルインパクト、スマイルジャック、リーチザクラウンなどが連軸候補になりそう。
 今年の1番人気はおそらくアパパネだろう。昨年、3歳牝馬のクラシック戦線で3冠を達成し、前走はヴィクトリアマイルで昨年の年度代表馬・ブエナビスタを抑えて勝った。マイルは(5101)と適性が高く、しかもG1のマイル戦は3戦3勝だ。ただ、これまで牡馬との戦いは1戦のみで、その読売マイラーズCでは後方から追い込んできたが4着どまりだった。牡馬とは2キロのアドバンテージもあり、ここでも引けを取ることはないと思うが、経験の少ない牡馬との戦いだけに、ペース次第では苦戦もありそう。
 アパパネ同様、負担重量で恵まれるのが、54キロの3歳馬リアルインパクト。まだ1勝馬の身だが、朝日杯2着、前走のNHKマイルCでも3着と、世代のトップクラスのレースで好走しており、軽量を生かして瞬発力が炸裂するかもしれない。
 古馬の牡馬陣では上がり指数の高いダノンヨーヨー、スマイルジャックが有力だろう。
 ダノンヨーヨーとスマイルジャックは、ここ3戦、昨年の秋のマイルCSから冬の東京新聞杯、春の読売マイラーズCと全く同じレースを戦っており、2頭の比較がしやすい。マイルCSではダノンヨーヨーが2着に追い上げた後、次の東京新聞杯ではスマイルジャックが勝った。その東京新聞杯の1番人気はダノンヨーヨーだったが、追い込み不発で7着、前走の読売マイラーズCも1番人気に推され、追い上げたものの3着までだった。片や、読売マイラーズCのスマイルジャックは先行できずに、6着に持ってくるのががやっとだった。
 2頭にあまり差はないように思えるが、実績ではマイルのG1で2着があるダノンヨーヨーのほうが上位だ。マイル戦は(6322)とスペシャリストでもあり、指数も100を記録したことがある。素質も高いはずだが、ただ、近走は1番人気に支持されながら、苦戦が続いているのが気になる。
 ならば、スマイルジャックに期待する手もあるかもしれない。前走はスローペースで前残りのレース。33秒0というメンバー最速の上がりの脚を使っても届かなかったのは致し方ないだろう。いつものように先行できず、ポジションが後ろ過ぎたことが敗因とはっきりしており、巻き返しもあるのではないか。
 逃げ馬シルポートにも注目が集まるが、過去10年、このレースを逃げ切った馬はいないし、前走のようなペースにはならないのではないか。

 3歳のダート重賞・ユニコーンSは例年、指数上位馬が圧倒的に強い。今年はホノカアボーイ、グレープブランデー、ボレアス、アイアムアクトレス、コルポディヴェントなどがダートの指数上位馬たち。前走、いぶき賞組のレース内容が良く、そのレースを3番手で先行して直線、難なく差しきって勝ったグレープブランデーが強そうだ。中段から追い込んだボレアスも有力。

(ユニコーンS)
       1着    2着    3着
01年    -     芝     -
02年    公     AXa    Yb
03年     Yd   B b   芝
04年     Zd   芝     D d
05年    AXa    Y    B b
06年    D      Yc   CZ
07年    A b    Xa   -
08年    BXc    Zc   -
09年    A d   C c    Xa
10年     Yb   C     -
(スローペース調整-15/-5)

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