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2011年6月 7日 (火)

第681回ナンバー1

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 ゴール前、横一線の馬群を抜けてきたのは、3歳馬のリアルインパクトだった。内をついて伸びてきたストロングリターンが2着、外から猛追したスマイルジャックが3着。1番人気のアパパネ、2番人気のダノンヨーヨーは馬券に絡めず、今年も安田記念は波乱模様になって、3連単は33万超の高配当だった。

 勝った3歳馬リアルインパクトは9番人気と評価が低かった。公営のトップジョッキー戸崎騎手を背に、終始2、3番手で先行して、直線の坂を登ったところで、逃げ粘りを計るシルポートを交わし、そのまま後続馬を押さえ込んだ。馬の出来が良かったのはもちろんとして、古馬とは4キロの負担重量差があり、その差を生かすために先行策を取ったという、戸崎騎手の好騎乗も光る勝利だった。

 人気のアパパネは、まだ疲れが残っていたのかもしれないが、牡馬のペースも合わなかったのではないか。まだ、牡馬を負かせるほどには強くはないのだろう。ダノンヨーヨーは走る意欲に欠けたレースに思えた。

 それに引き替え、というか、惜しかったのは3番人気のスマイルジャックだろう。スタートで出負けして、さらにずるずる下がっていって、後方からのレースになってしまった。直線を向いても前が壁になって出す所がなく、2度、3度、もたつく場面もあった。それでも外に回すと一気に脚を伸ばして、33秒7という最速の上がりタイムで3着まで追い込んできた。タラレバを言っては仕方ないが、もう少し前でレースができていたら、あるいは直線でスムースに抜け出せていたら--。勝っていたのではないかと、思わされるレースだった。

 ナビグラフでみると、例年同様、上がり指数で上位にある馬たちの戦いだったことがわかる。リアルインパクトはまだ1勝馬の身で、多少人気を落とすことはあったにせよ、上がり指数で見る限りは、人気の上位馬と比べても全く遜色なく、古馬との4キロ差がある分、勝ち負けも考えられるレベルの馬だったといえる。リアルインパクトのスピード指数も90に届いて世代のナンバーワン。今年の3歳馬は強いかもしれないと思わせてくれるリアルインパクトの勝利だった。

 3歳のダート重賞・ユニコーンSは牝馬のアイアムアクトレスが3番手で先行、直線半ばで早めに先頭に立つと、追い上げてきた1番人気のグレープブランデー、2番人気のボアレスを振り切って勝った。アイアムアクトレスはこれでダート戦で4戦4勝。その4勝とも、牝馬のダート指数のベスト5に評価される指数のレベルにあり、3歳牝馬のダート戦線では目下敵なしのプリンセスといえそう。2着グレープブランデーのスピード指数も3歳ダート戦のベスト1指数だった。

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