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2011年10月27日 (木)

第722回天皇賞はアーネストリー

 秋の天皇賞は前走指数や平均指数の上位馬を中心に、毎年ランク馬が活躍している。中山開催だった02年以外は、指数のランク馬が勝利を収めてきた。2着もランク馬が多いが、3着になるとランク外の馬が目立つ傾向にある。また、1番人気も、過去10年でみると、5勝、2着2回とまずまずの結果を残している。

(天皇賞・秋)1着    2着    3着
98年    C      Yb   BZ
99年     Xc   -     B
00年      b   AXa   -
01年     Xc    Xa   BXb
02年中山  -     DYa   -
03年    C     AYb   -
04年     Zd   -     -
05年    B     DXa   -
06年    A d   -     -
07年    AXa   -     -
08年    B b   C     -
09年    C     CZ    C
10年    BYb   -     C

 今年はブエナビスタ、エイシンフラッシュ、アーネストリー、トゥザグローリーの前走指数が高く、連軸の有力候補だ。他に平均指数上位馬としてローズキングダム、ダークシャドウなどがあがってくる。
 秋の天皇賞は、後方一気の脚より、先行力のある差し馬が活躍することが多い。今年もシルポートが逃げることになりそうで、ここは平均ペースの流れになるのだろう。極端なスローペースはないとすると、当然今年も、先行力が求められることになる。
 平均ペースで先行できて、差し脚を使えるのは、アーネストリー、ローズキングダム、トーセンジョーダンなどだ。ペースが少しゆるむようなら、ミッキードリームやナリタクリスタル、ペルーサも集団に加わってくる。中段以降に待機して、直線鋭く脚を伸ばせるのは、ブエナビスタ、エイシンフラッシュ、ダノンヨーヨーなどだろう。
 先行力と指数の高さ、重賞実績から、中心にはアーネストリーを取りたい。今年の宝塚記念は2番手で先行、直線は早めに先頭に立つと、そのまま堂々と押し切って勝った。後方から脚を伸ばしたブエナビスタも2着に追い上げはしたが、すでに勝負がついた後だった。昨年の天皇賞秋では、あっさりとブエナビスタに交わされて3着だったが、昨年に比べると指数に安定感がみえ、充実が著しい。いまならブエナビスタとも互角以上の戦いができるだろう。秋の緒戦、オールカマーも全く危なげなく勝ち、準備も万端。骨折あけの佐藤哲三騎手の仕上がり具合の方が心配だ。

 京都のスワンSは波乱が続く。10番人気以下の馬たちが上位に食い込み、3連単が発売になった04年以降、配当が10万円以下だったのは1度だけだ。指数上は比較的、平均指数上位馬が活躍しているようで、今年はエーシンフォワード、グランプリボス、クレバートウショウ、リディルなどが平均指数で上位にある。他にダイワバーバリアン、スズカコーズウェイ、サンカルロ、ジョーカプチーノなども指数のランク馬たちだ。
 春にNHKマイルを勝った3歳馬グランプリボスが中心になりそうだが、休み明けはどうか。同じように昨年のNHKマイル2着のダイワバーバリアンも1年以上の休み明けは少し割り引いて考えたい。例年、瞬発力のある馬たちが好走しており、クレバートウショウ、リディル、ジョーカプチーノ、サンカルロ、フラガラッハなどからの組み立てもあるはずた。

(スワンS) 1着    2着    3着
01年    BZc   AYb   -
02年    AXa   -     B a
03年    -     A b   -
04年    -     -     -
05年    -     A d   D 
06年    -      Xb   D
07年    -       c   -
08年    BY    A d   -
09年      b   -      Zd
10年     X      c   -

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2011年10月25日 (火)

第721回祝3冠・オルフェーヴル

201110230811
201110220511

 その日は東京競馬場の指定席からターフビジョンを観ていた。
 直線に向いて、オルフェーヴルが勢いよく伸びて先頭に立つと、競馬場内のあちこちから大きな拍手がわき上がった。いつもの割れるような歓声はない。むしろ静かだった。オルフェーヴルは他の馬を寄せ付けず、圧倒的な強さでゴールを駆け抜ける。
 感謝と敬意を込めた暖かい拍手は、ゴールを過ぎても長く続いた。それはオルフェーヴルの勝利をたたえるスタンディングオベーションのように思えた。
 良かったね。おめでとう、3冠。
 ディープインパクト以来の3冠馬の誕生を目の当たりにして、私もなぜか我がことのようにうれしかった。馬券はトリガミだったけど、それは仕方ない。素晴らしいレース、素晴らしいパフォーマンスに、心から感謝します。ありがとう。うれしいです。
 きのう月曜日に馬場指数を計算して、オルフェーヴルのスピード指数を出したら98になった。2着のウインバリアシオンは96、3着のトーセンラーも95の高レベルの指数だった。菊花賞の3000メートルは、毎年、超スローペースが当たり前になっており、指数も80台が多かった。しかし、今年は道中のペースにゆるみがなく、それでいて直線も鋭い脚で伸び、上位馬たちの高い指数に結びついた。なかでもオルフェーヴルとウインバリアシオンの能力は、古馬の1線級をもしのぐレベルにありそうで、ジャパンカップ、有馬記念でも活躍が期待できるのではないか。

 富士Sは1年間休んで、前走、毎日王冠で4着に好走していたエイシンアポロンが2年振りの勝利を手にした。3歳春には将来を嘱望された馬で、ようやく本格化した印象だ。これでマイル戦は(1201)と、距離の適性が高く、今後のマイル線戦で期待される器だろう。

 競馬は何といっても「馬」が主役だ。今週は天皇賞にブエナビスタ、ローズキングダムなどが出走する。強い馬たちの熾烈な戦いのドラマが、停滞気味の競馬を熱く盛り上げてくれるとうれしい。

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2011年10月20日 (木)

第720回オルフェーヴルの3冠

 今週は注目の菊花賞。皐月賞、ダービーを勝ったオルフェーヴルが3冠を懸けて出走する。84年シンボリルドルフ、94年ナリタブライアン、05年ディープインパクトにつらなる、史上7頭目の3冠馬になれるだろうか。
 菊花賞の過去10年をみると、全体としては指数の上位馬たちが連軸の中心といえそうだが、3000メートルという距離のせいか、スローペースで上がりの脚を使ってきた馬の活躍もあって、ランク外の馬も健闘しているので要注意だ。

(菊花賞)  1着    2着    3着
01年    -     -     AZc
02年    -       d   -
03年      c   B     BXa
04年    -     A a   -
05年    AXa   D d   C c 
06年    D     BYc     b
07年    B     -     C d
08年    A     -     -
09年    -     C      Zc
10年      d    X    -
(スローペース調整値-5/5)

 今年は、フェイトフルウォー、トーセンラー、サダムパテック、ベルシャザールなど、セントライトを使った馬たちの前走指数が高い。過去の指数ではオルフェーヴルが最も高い。ウインバリアシオンやフレールジャック、ショウナンマイティ、ダノンミルは前走の神戸新聞杯が超スローペースだったせいで指数は低いが、いずれも上がりの脚では上位のレベルにあり、有力馬の一角として見ておく必要がある。
 菊花賞は3000メートルの長距離戦だけに、上がりの脚は最も重要な要素だ。過去の傾向からも、近走、上がり指数でプラス15以上の馬たちが中心になることが多く、今年はウインバリアシオン、オルフェーヴル、フレールジャック、ショウナンマイティが条件をクリアする。ともに神戸新聞杯組だが、もともと菊花賞は過去10年で7頭の勝ち馬を出している神戸新聞杯組が圧倒的に強く、特に神戸新聞杯が2400メートルになった07年以降は4年間で3勝を上げており、より関連が強まっている。
 今年、その神戸新聞杯を勝ったのはオルフェーヴルだ。皐月賞、ダービーを勝ち、菊花賞に向けてのステップとして神戸新聞杯に出走したが、道中は超スローペースとはいえ、上がりは32秒8という驚異的なタイムで圧勝した。直線も追いすがるウインバリアシオンを全く問題にしなかった。ダービーの後にオルフェーヴルの驚異の上がりタイムについて書いたが、ますます磨きがかかってきたようにも思える。超スローペースでも折り合いの心配もなく、3000に距離が伸びても何の問題もないだろう。3冠の可能性はかなり高い。

 東京の富士Sは、1番人気馬が目下6連敗中で、2着もない。指数上位馬も苦戦をしいられており、高配当が続くレースだ。
 上がりの脚が問われることが多いようで、エイシンアポロン、ストロングリターン、ラインブラッド、レインボーペガサスなどが上がってくるが、なかでも前走、1年近い休み明けだった毎日王冠で4着のエイシンアポロンが中心になりそう。昨年の毎日王冠でも高指数で2着に好走しており、基礎能力は高いはず。

(富士S)  1着    2着    3着
01年    B b   DXa   -
02年    D c   -     AYa
03年    D     -     -
04年    CYa   AZ    C
05年    B b   -     C 
06年    -     BZd    Xb 
07年    -     -       d
08年      c   -     -
09年     Yd   -     -
10年    -     -     -

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2011年10月18日 (火)

第719回牝馬の難しさ

201110160811
201110160511
201110150811

 圧倒的な1番人気に推されたホエールキャプチャだったが、残念ながら、残された最後の3冠・秋華賞のタイトルには手が届かなかった。中段の外につけ、直線の脚に懸けるレースだったが、内をついて先に抜けだした2頭を、最後まで捕らえきれなかった。勝ったのは2番人気のアヴェンチュラ。内ラチの3番手で先行、直線に向くと早めに仕掛けて、後続を引き離して、全く危なげない勝利だった。2着も直線で早めに内をついキョウワジャンヌ。ホエールキャプチャは外枠が災いしたのか、先行できず、3着がやっとだった。
 勝ったアヴェンチュラは、骨折のために春のクラシックを振ったが、夏に復帰してからはタフな函館、札幌の芝で古馬相手に連勝して、スピード指数も上々のレベルにあった。ナビグラフを見ても、スタミナや先行力が十分にあって、開幕2週目で内ラチが伸びる先行馬に有利な馬場状態、内枠、平均ペースの流れ、展開なども味方したのだろう。
 3着のホエールキャプチャはまだしも、桜花賞馬マルセリーナ、オークス馬エリンコートは良いところなく、7着、10着に負けた。距離が合わない、本調子にない、スタートで出遅れた、などの敗因あったにせよ、春のクラシック戦線のヒロインたちには少し苦い思いの残るレースになってしまった。彼女たちをまとめて打ち倒した新ヒロイン・アヴェンチュラのこれからに期待しよう。

 府中牝馬Sも牝馬3冠を達成したアパパネが人気を集めたが、あろうことか14着に大敗した。直線半ば、これから一気に脚を伸ばすところで、全く反応せず、ずるずる下がる一方だった。勝ったのは後方から鋭く伸びてきたイタリアンレッドで、牝馬ながら「サマー2000シリーズ」のチャンピオンに輝いた力は本物だったということだろう。2、3着も後方から伸びてきたアニメイトバイオ、フミノイマージン。先行馬のなかでは4着のアスカトップレディが最上位で、先行馬は総崩れだった。
 それにしても、アパパネの14着は負けすぎ。蛯名騎手は、「重い」と指摘していたが、次走予定のエリザベス女王杯までに、それが解消できるのだろうか。
 牝馬は気まぐれな気質もあるのか、一筋縄ではいかない難しさがある。

 デイリー杯2歳Sは、最後方から脚を伸ばしてきたダーロネガに、直線、内から馬体を合わせて伸びてきたクラレントが半馬身、ダローネガを突き放して勝った。ダローネガは出遅れがもったいなかった。

 あとひとつがなかなか勝てないドラゴンズは、今夜、横浜との対戦に懸ける。関東エリアでは今年最後のゲームで、この原稿を仕上げたら大急ぎで応援に出かけるつもり。勝てると良いけど。

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2011年10月13日 (木)

第718回秋華賞の栄光は

 今週は3歳牝馬のG1・秋華賞が注目のレースだ。3歳牝馬のクラシック戦線では、桜花賞はマルセリーナ、オークスはエリンコートが栄光を手にした。残された最後の1冠・秋華賞はどの馬に栄光が輝くのだろう。
 秋華賞の過去10年を指数でみると、平均指数上位のabcd馬が10年間、すべての年で連対している。成長過程にある3歳のG1だけに指数上位馬が強い傾向が見て取れ、XYZ馬やABCD馬も上々の連対率を示している。

(秋華賞)  1着    2着    3着
01年     Za    Z    A
02年    A     BXb   -
03年     Xb    Ya    Zd
04年    A a   -     -
05年    BZc   CXa   -
06年      d   -     -
07年    BXa   -     BYb
08年     Y    A a   -
09年    AYa   A a    Xc
10年     Yc   -     -
(スローペース調整値-15/-5)

 今年の平均指数の上位馬はアカンサス、ホエールキャプチャ、リトルダーリン、アヴェンチュラ、フレンチボウなど。他にマルセリーナ、キョウワジャンヌ、カルマート、デルマドゥルガー、マイネソルシエールなども、過去指数、前走指数で上位にランクされる馬たちだ。
 近走の上がりの脚はマイネイザベル、リトルダーリン、キョウワジャンヌ、ホエールキャプチャなどが鋭いが、超スローペースでのもの。ペースの対応力ではホエールキャプチャの上がりの脚が、断然に評価が上だ。先行力、スタミナの点からはアヴェンチュラ、デルマドゥルガー、カルマートなどが上がってくる。
 秋華賞の前哨戦ローズSには、桜花賞馬マルセリーナ、オークス馬エリンコートも出走したが、勝ったのは桜花賞2着、オークスでは3着だったホエールキャプチャだった。レースはスローペースで流れたが、ホエールキャプチャはマルセリーナと並ぶように先行、直線に向くと内ラチからしっかりと伸びた。マルセリーナは直線半ば外から伸びた馬たちに交わされて6着、ホエールキャプチャ、マルセリーナのすぐ後ろにつけていたエリンコートは直線で脚が止まってしまって10着に負けた。
 結果的にホエールキャプチャの強さが目についたレースだったが、ホエールキャプチャが春の桜花賞、オークスを勝てなかったのは、マイルの桜花賞は距離が短すぎ、オークスは出負けして最後方からのレースになったのが、最大の敗因だったのではないかと思わされた。それでも2着、3着に好走してこれたのは、まさしく能力の証なのだろう。
 先週の京都の芝コースはレコードタイムも記録されていたように、非常に速い。内ラチの傷みもなく、当然先行馬に有利な馬場状態だ。今年のメンバーならハイペースもあり得ない。ホエールキャプチャが、ローズSのように先行力を生かしたレースができれば、上がりの脚も鋭いだけに、最後の1冠を手にするのではないか。
 マルセリーナはマイルに適性がありそうだし、エリンコートはまだ本調子にないのかもしれない。春の上位馬たちをまとめて負かすとしたら、函館、札幌で古馬相手に連勝してきたアヴェンチュラだろう。

 今年の府中牝馬Sは豪華なメンバーが揃った。昨年の秋華賞を勝って、牝馬3冠を達成し、今年の春はブエナビスタを押さえてヴィクトリアマイルも勝ったアパパネを筆頭に、オークスをアパパネと同着で勝ったサンテミリオン、今年のサマー2000シリーズのチャンピオンになったイタリアンレッドなど、今年からG2に格上げされた効果も現れているといえそう。指数上位はアパパネ、アスカトップレディ、アニメイトバイオ、ブロードストリート、レディアルバローザ、イタリアンレッドなどだ。
 アパパネは休み明けのうえ、ただ1頭57キロを背負うが、ここでは力が違うだろう。
 これまではG3の牝馬限定戦だけに、スローペースになりがちで、指数の高さよりも上がりの脚が問われるレースになることが多かった。今年はG2になってペースが上がる可能性があり、超スローはないかもしれないが、一応、今年のメンバーで上がりの脚が鋭いのはレディアルバローザ、ウエディングフジコ、エオリアンハープ、プティプランセス、フミノイマージン、ブロードストリートなど。アパパネの相手としてあげておきたい。

(府中牝馬S)1着    2着    3着
01年    -      Xa   A d
02年    AXb     d   BYa
03年    BXa   CYb   -
04年    A     CYc   CZb
05年    -     -      Zb
06年    AX    C d   B a
07年    C     A     CYa
08年    -     AXa   -
09年    -     -     -
10年    -     B     -

  デイリー杯2歳Sは前走指数の高いマコトリヴァーサル、メイショウハガクレ、メイショウダビンチ、ダローネガ、トミーバローズなどが有力だ。なかでも差し脚上位で、距離も合うのはダローネガだろう。

(デイリー杯2歳S)
       1着    2着    3着
01年    -     A a   DZd
02年    BZb   -      Yc
03年    AXa     d   -
04年    -     A a   -
05年    -     -     A a
06年    -     AXa    Yd
07年      b   B a     d
08年    B a   CXc   -
09年    A a    Yb   -
10年    -     -      Xb
(スローペース調整値-20/-10)

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2011年10月12日 (水)

第717回競馬も野球も

201110090511
201110090811
201110100511

 とうとうドラゴンズが首位に立って、今日にもマジックが点灯するかもしれない。秋口にはヤクルトの優勝は堅いと思わざるを得なかったし、ドラゴンズは落合監督の退任劇もあったりして、2位が良いところだろうと、あきらめかけていた。それが、この時期にこの位置にいるとは想像していなかった。優勝するなら、週末の東京ドームか、週明けの横浜か。まだマジックが出てるわけではないが、気もそぞろ。最後のフィナーレに向けて、応援はどこに行こうか、思案中。

 競馬は、秋の東京、京都の開催が始まった。
 毎日王冠はシルポートがスローペースで逃げて、直線の攻防になった。超スローペースだけに先行馬有利かと思われたが、後方からレースを進めていた1番人気のダークシャドウが馬群を割って伸び、坂上から一気に差し切って勝った。ダークシャドウの上がりタイムは32秒7を示し、直線のスピード勝負になっても、鋭く切れる瞬発力でも一流であることを証明してみせた。それにしても前がふさがる不利がありながら、あの後方からよく届いたという印象のレースだった。2着は先行した3歳のリアルインパクト。安田記念での勝利がフロックではなかったことを見せた。3着は後方からダークシャドウと並んで、32秒台の上がりで伸びてきたミッキードリーム。夏に3連勝して大きく成長した1頭だった。毎日王冠で1番人気馬が勝ったのはテレグノシス以来、実に7年振りだった。

 京都大賞典は59キロを背負ってもローズキングダムが強かった。道中スローペースの3番手から、直線に向くと、さっと抜け出して圧勝。ここでは格が違うといわんばかりの横綱相撲に見えた。2着はビートブラック、3着はオウケンブルースリ。

 岩手競馬支援と銘打ってダートのG1南部杯が東京で行われた。ジャパンカップ・ダートを勝ち、今年のフェブラリーSも勝って、ドバイワールドカップでは2着。トランセンドが断然の1番人気に推された。逃げたエスポワールシチーが長く粘っていたが、3番手にいたダノンカモンが直線半ばで、前を行くトランセンド、エスポワールシチーの2頭を差し切って前に出る。トランセンドは一瞬3番手に下がったが、そこからが強かった。ダノンカモンに並びかけて、抜け出したところがゴールだった。

 先週、フジテレビ「みんなのKEIBA」の「ツイてる奴にのれ」のコーナーに急に出演することになった。事務所で録画したが、1分間程度のコーナーにもかかわらず、とちったり、かんだりして、撮影に1時間くらいかかった。どうなるかと心配したが、日曜日の放映を見ると、随分良くまとめていただいたようで、さすがにプロの仕事と、感心するばかりだった。

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2011年10月 6日 (木)

第716回秋競馬も本番

 東京の開幕週は3日間の変則開催になった。体育の日の10日には震災の被災地と岩手競馬支援のため、ダートのG1南部杯が行われる。出走予定馬のほとんどがJRA所属馬で、公営所属馬は4頭だけ。その4頭も条件クラスのレベルのようで、ここで勝ち目があるとも思えない。
 近走、中央競馬での指数上位はトランセンド、オーロマイスター、シルクフォーチュン、ダノンカモン、ランフォルセなど。エスポワールシチーは1年半以上も中央で走っていないが、近走は公営競馬のG1で好走しており、指数上の差はないだろう。
 1600メートルはフェブラリーSと同距離だが、今年そのレースを101の高指数で勝ったのはトランセンドだ。その後、ドバイ・ワールドCでもヴィクトワールピサに次いで2着に逃げ粘っており、能力上位は明らかだ。平均ペースで逃げて、上がりの脚もしっかりとしているのが特徴で、並ばれても抜かせない勝負根性の強さも感じる。レースは半年ぶりになるが、調教も上々のようで、あえて逆らうこともないだろう。

 毎日王冠は、前走指数の上位馬が過去10年連続して連対中。平均指数の上位馬も9年で連対している。2、3着もランク馬が中心で、全体的にみても指数の上位馬が中心になるレースだ。

(毎日王冠)  1着    2着    3着
01年     D d   C c    Z
02年(中山) CYb   AXa   -
03年      Xb   D c    Ya
04年     BXa   A a   C d
05年      Z    C d   -
06年       b   C d   C
07年     -     B      Yc
08年      Zc   A      Xa
09年     B       d   -
10年       d   D     CXc

 今年の前走指数上位はシルポート、ダノンヨーヨー、リアルインパクト、ミッキードリーム、ナリタクリスタルなど。他に平均指数などでダークシャドウ、シンゲンも指数上位馬だ。
 前走は、安田記念や宝塚記念組の連対率が高く、春の実績が重視される予想で人気が決まる傾向が強い。ただ、過去10年、1番人気で勝ったのはテレグノシス1頭だけで、人気馬の苦戦が目につくから、春の実績だけを鵜呑みにすることはできない。
 秋の東京、開幕週のレースだけに馬場状態が良く、例年、比較的先行馬が活躍する。
 今年、指数上位のメンバーで、先行力があり、差し脚でも評価できるのは、東京の芝で4戦4勝のダークシャドウ、目下3連勝と勢いのあるミッキードリーム、3歳馬ながら安田記念を制したリアルインパクト、他に逃げるシルポート、差し脚のあるナリタクリスタルなどだ。
 個性派が揃ったが、順当ならダークシャドウが連軸向きかもしれない。人気になりそうで、その点は気になるが、東京は4戦4勝と相性がよいし、距離も合うだろう。
 伏兵組で、この夏に力をつけてきたのはミッキードリームだ。ダークシャドウが高指数で2着した大阪杯では9着に負けたが、指数そのもの自己ベストを示して上々だった。その後、オープン戦2着の後、自己条件の1000万に戻して1着、1600も1着、前走はついに重賞・朝日チャレンジCを勝ち上がった。春には同年のダークシャドウとは差があったのは確かだが、安定した指数の高さから、いまなら十分に戦えるのではないか。

 京都大賞典も平均指数上位馬が10年連続で連対し、前走指数の上位馬も9年で連対して、指数上位馬が強い。
 今年の平均指数上位馬はローズキングダム、オウケンブルースリ、ジャガーメイル、マイネルキッツなど。他に前走指数でビートブラック、ネコパンチが上位だ。指数上は前走指数も平均指数も最上位のローズキングダムが有力に見えるが、問題は1頭だけ59キロを背負うことだ。手薄なメンバー構成とはいえ、差し脚比べになると少し苦しいかもしれない。今年は9頭建てで少し寂しいが、休み明けの馬ばかりで、波乱もありそう。先行力を生かしたレースができるネコパンチ、ビートブラックなどから狙う手もあるだろうか。

(京都大賞典) 1着    2着    3着
01年     CYb   DYd   -
02年      Xa    Yb   AZc
03年     AXa   AYa   -
04年      Xb   AZb   D
05年     B a    Xa   A
06年     D d    Ya   C
07年      Z    B b   -
08年     -     B b   DYa
09年     -     A c   -
10年     B     AXa   -

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2011年10月 4日 (火)

第715回カレンチャン圧勝

201110020611
201110010911
201110010111

 秋のG1はスプリンターズSが第1弾。今年はシンガポールから参戦してきたロケットマンが断然の人気を集めた。

 スタート前に逸走して、コースを3周したビービーガルダンは別にしても、多頭数の短距離戦では、スタート、4コーナー、直線などでごちゃついて、どうしても紛れが生じやすい。それが競馬という言い方もあるが、ランキング世界第2位のロケットマンも例外ではなかった。ロケットマンはスタートも良く、3番手で4コーナーに向かった。しかし直線に向くと、覆い被さるように伸びてきたエーシンヴァーゴウに進路をふさがれ、一瞬もたつく間に、外から伸びてきたカレンチャンにも外を閉められ、勝負所で出しどころがなく、行き場を失ったままゴールするしかなかった。直線の二の脚、瞬発力に点火することもできなかったが、それでも4着に残した能力はさすがと思わされた。ただ、日本勢の封じ込め作戦?にしてやられた感はあるにせよ、直線の坂では前が開いていて、一瞬の切れ、瞬発力があれば、そのスペース割って伸びてくることもできたはずで、その点では少し物足りない気もした。
 紛れの海におぼれることなく、すいすいと不利もなく、勝利を手にしたのは牝馬のカレンチャンだった。スタートでは少し出負けしたが、4コーナーでは6番手に進出して、先にスパートをかけたエーシンヴァーゴウを追う。ロケットマンを内に封じ込めたまま、坂上で先頭に立つと、後続を振り払うように一気に差を広げた。勝ったカレンチャンは3番人気、2着は2番手で先行した9番人気のパドトロワが残り、3着は7番人気のエーシンヴァーゴウ。3連単は21万超馬券になった。ビービーガルダンの除外で、指数上は前走指数上位の(A-A)馬券だった。私はカレンチャンからの3連単マルチ馬券を持っていたから、この日一日、まずまずの結果になった。

  土曜日の阪神、シリウスSは初ダートのヤマニンキングリーが、武豊騎手を背に2番手から4コーナーで先頭に立ち、そのまま堂々の差し切り勝ち。芝で好成績があった実力馬で、ナビグラフを見ても、このメンバーでは上がりの脚で抜けた存在だった。ハンデも恵まれていて、後続馬は追っても捕まえられなかったのは当然だろう。

 札幌2歳は断然の1番人気に推されたグランデッツァが、期待に応える快走で勝利を手にした。これで3戦2勝。勝った指数は目下、世代トップのレベルで、一躍クラシック戦線の有力馬として評価も上がってきたといえそう。

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