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2011年12月20日 (火)

第737回アルフレードの真価

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 朝日杯フューチュリティーSは1番人気のアルフレードが勝った。これで3戦3勝。スピード指数も世代のトップの高さを示し、一躍、低調気味だった2歳牡馬戦線の主役に躍り出てきた。2着は3番手を進んだアルフレードを視野に、5番手で先行したマイネルロブスト、3着は後方待機のレオアクティブが鋭く追い込んできた。ナビグラフでみると、スローペースのレースで上がりの良かった馬たちが上位を占める結果だった。

 しかし、グランプリボス、ローズキングダム、セイウンワンダー、ゴスホークケン、ドリームジャーニーなど、最近の朝日杯の勝ち馬は、その後の皐月賞、ダービーに結果が結びついていない。朝日杯を勝って、ダービーも勝ったのは1994年ナリタブライアンまでさかのぼることになる。1992年のミホノブルボン、1990年のアイネスフウジン、1988年のサクラチヨノオーと、90年代前後は朝日杯からダービー馬が出るのは当たり前だったはずで、最近の傾向はどうしたのだろう。以前に比べると、距離適性がより求められるレース体系が作られて、マイルの距離の朝日杯では、2400メートルのダービーには結びつきにくいのだろうか。あるいは中山のマイルはトリッキーなコースで、内枠の先行馬が有利な分、力を出し切れなかった馬が多いせいなのだろうか。

 最近では、ダービー馬・ロジユニヴァース、皐月賞馬・ヴィクトワールピサなどを輩出している今週のラジオNIKKEI杯2歳S(阪神芝2000メートル)の方がクラシックにつながる傾向が強い。出走馬も朝日杯より有力馬が集まりやすく、レベルが高いこともある。

 いずれにしてもアルフレードの真価を問うのは、今週のラジオNIKKEI杯2歳Sの結果も含め、次走に予定されている弥生賞(中山芝2000メートル)をみてからでも遅くはないだろう。

 阪神カップは、混戦の坂下からグランプリボスが抜け出したところを、サンカルロが鋭い末脚で追い込んで、ハナ差で勝利を手にした。サンカルロは今年の高松宮記念でも2着に追い込んでおり、春の高松宮記念でも期待がふくらむ結果になった。ただ、1200より1400の適性のほうが高いようで、1400はこれで(3114)になったが、まだ1200での勝利がないのはすこし気になるところだ。

 小倉の牝馬限定ハンデ戦・愛知杯は、後方待機から早めに仕掛け、4角で4番手まで進出したフミノイマージンが、そのまま差し切り勝ちを収めた。

 単勝1.7倍に期待された3歳馬レーヴディソールは、後方から追い込んだものの4着までだった。この2走をみると3歳春の輝きからは遠い。しかし、ナビグラフを見るとレーヴディソールは上がりの脚こそ水準以上だが、ペースの対応力には少し欠け、古馬相手ではまだ力不足なのかもしれない。

 2011年の競馬も、あと1週を残すのみとなった。今年はクリスマスと有馬記念が同じ日。幸運が「W」でやってきますように。

(お知らせ)
 12月1日から、新基準タイムの受付、販売を開始しました。
 新基準タイム2012年版(改訂26版)は、2012年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使用するもので、昨年同様、ご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。来年は、いよいよスタンド、馬場改造が終わった中京競馬も始まります。中京競馬場の基準タイムは、その開催に合わせて、順次、更新していく予定です。
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