« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »

2012年1月31日 (火)

第747回寒中お見舞い

201201290511
201201290811
201201280811

 関東では中山から東京に開催が変わった。寒さも一段と増す季節だ。寒風の中、裸同然ぺらぺらの勝負服を着て、時速68キロでレースをしている騎手は、さぞ寒いことだろうと、同情してしまう。

 昨年5月11日、大井競馬で落馬した怪我のため、長く休んでいた内田博幸騎手(41歳)も東京開催に合わせて騎乗を開始した。土、日で10鞍に乗って1勝、2着3回と、いきなり好結果を残した。内田騎手とほぼ同世代の蛯名騎手は今年も絶好調でリーディングのトップを快走しているし、昨年は不調だった武豊騎手も、最近は積極的に先行するレースが目立ち、リーディングの上位に名を連ねている。横山典騎手も連対率が33パーセントを超え、信頼性は断然だ。20台の若手騎手たちの台頭も頼もしいが、アラフォー世代のベテランが元気で積極的だと、レース全体が締まって面白く思える。

 根岸Sは、若手の藤岡康騎手のシルクフォーチュン(4番人気)が、後方一気の脚を繰り出して圧勝した。9番人気のトウショウカズンが2着に粘って、3着は5番人気のテスタマッタ。断然人気だったダノンカモンは、先行したものの、切れる脚がみせられず、5着まで。3連単は37万を超す高配当になった。

 シルクフォーチュンは後方一気、上がりの脚が頼りのレースだが、今回の根岸Sの上がり指数もなかなかの高水準といえるレベルで、このあとのG1フェブラリーSでも面白い存在になりそうだ。

 京都牝馬Sは、負担重量が52キロと恵まれた4歳馬ドナウブルーが直線、馬群を突き抜けて勝った。ドナウブルーは前走1000万条件戦を勝ったばかりで、ここは昇級戦だったが、堂々と2番人気に支持されていた。ナビグラフを見ても、前走の上がり指数は目立っており、52キロの恵量が差し脚の鋭さを一層引き出したと思えるレースだった。牝馬限定戦なら、これからも通用するだろう。ただ、ハンデ戦は別にして、牡馬に混じってのレースになると、まだ少し苦しいかもしれない。

 シルクロードSは単勝1.4倍の人気に支持された新星・ロードカナロアが前走に続いて重賞を勝ち、これで5連勝となった。4歳馬ながら57キロのハンデを背負っての圧勝劇は、素質の高さを感じさせる好内容で、特に直線なかばからのスピードは断然の速さだった。スピード指数も、ぐんぐん成長していることがうかがえるような右肩上がりの推移を示しており、もっともっと良くなりそうだ。これからが楽しみな短距離馬だろう。

 果敢に逃げたエーシンダックマンは、外から伸びてきたケンブリッジエルなどの追撃をギリギリ抑え込んで、2着に粘った。今は、強い逃げ馬が少ないだけに、今後も面白い存在に思える。

(お知らせ)
 12月1日から、新基準タイムの受付、販売を開始しました。
 新基準タイム2012年版(改訂26版)は、2012年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使用するもので、昨年同様、ご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。3月には、いよいよスタンド、馬場改造が終わった中京競馬も始まります。中京競馬場の基準タイムは、その開催に合わせて、順次、更新していく予定です。
 年間サポートのお客様には、この高田馬場日記でも紹介しているナビグラフを生成するソフト「ナビグラフ君」を無料で提供いたします。ぜひお早めにお申し込みください。
詳細はこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月26日 (木)

第746回波乱含みの3重賞

 根岸Sはダートの1400メートル戦。G1フェブラリーSを目指す馬たちのステップレースに位置づけられ、レベルの高いメンバーが揃う。指数上、10年のうち9年で連対している前走指数、平均指数の上位馬たちが連軸の中心になっている。

(根岸S)  1着    2着    3着
02年    BZ    AXa     b
03年(中山)BYb   B      Zd
04年    -     -      Xb
05年    A a   DZd   CZ
06年      c   C     B
07年    -     DXc   BZ
08年    AZa   D     C
09年    BYa   A b   D
10年    -     AYa   -
11年    BXa   -     -

 今年の前走指数の上位馬はティアップワイルド、ダノンカモン、ヒラボクワイルド、ゼンノベラーノなどだ。平均指数や過去の指数ではシルクフォーチュン、セイクリムズン、フェラーリピサなどもランク馬として上がってくる。
 根岸Sはダート1400メートル戦だけに、ペースがスローになることはない。むしろハイペース気味と考えていた方が良い。当然、逃げ馬は苦しい。過去10年、逃げ切って勝ったのは1頭だけ、2着に粘った馬も2頭しかいない。先行馬もスタミナがなければハイペースに巻き込まれて、脚をなくすことが多い。おおむね中段待機の馬たちが脚を使って伸び、勝利を手にするレースだ。
 今年、ハイペースを先行しても粘れそうなのはティアップワイルドだが、1200がベストの馬だけに、距離が持つかどうか。指数上位馬のなかで、中段から鋭い脚を使えるのはセイクリムズン、ダノンカモンなどだろう。後方一気の切れる脚ならシルクフォーチュンだ。
 セイクリムズンは昨年の根岸Sの勝ち馬だが、昨秋、復帰してから、公営の重賞で3戦2着2回、中央で1戦して5着だった。成績はまずまずだが、2走前のカペラSを見る限り指数に伸びがなく、差し脚にもかつての勢いが感じられない。
 ダノンカモンは、近走、1600、1800メートルのG1、G2を使って2、2、5着と好走してきた。昨年の根岸Sではセイクリムズンに続いての2着馬だけに、1400も適性の範囲だ。この秋以降、調子や勢いで、セイクリムズンを上回っており、ダノンカモンのほうが連軸向きだろう。
 他ではヒラボクワイルド、ブライトアイザック、セレスハント、ティアップワイルド、フェラーリピサなどに注目したい。

 京都牝馬Sはダンスファンタジア、ショウリュウムーン、コスモネモシン、アスカトップレディ、レディアルバローザ、スプリングサンダー、レジェトウショウなどが指数の上位馬たち。
 京都の芝は今週からBコースになるが、内ラチが荒れているのは周知のこと。逃げ馬は少し苦しいだろう。狙いは後方からでも、大外一気の脚が使える馬たちだ。
 当然、軽量馬に有利のはず。スローペースもありそうで、ここは53キロの恵量、差し脚も鋭いメルヴェイユドールに流れが向くのではないか。また、この3年間は指数が少し低くても、負担重量で恵まれる4歳馬が勝っており、52キロで乗れるドナウブルー、ビッグスマイルには要注意だろう。

(京都牝馬S)1着    2着    3着
02年     Xa   -     C
03年    A c   -     -
04年    -     D c   DX
05年    D     B c   A b
06年    A b    Z    -    (2着同着)
07年    A a   -      X
08年    D d   -      Zb
09年    -     BZ     Ya
10年    -     -     DYb
11年    -     BYc   C

 シルクロードSは京都芝1200メートルのハンデ戦。10年のうち9年で連対している平均指数の上位馬が連軸の中心だ。今年はサンダルフォン、キョウワマグナム、エーシンダックマン、アウトクラトールなどが平均指数の上位馬。他ではグランプリエンゼル、ダイワナイト、ヘッドライナーも指数の上位馬たち。目下4連勝中のロードカナロアはスローペースが多く、平均指数の評価の対象になっていないが、指数上でもほとんど差はない実力馬だ。
 逃げるのはエーシンダックマンになりそうだが、ハンデと馬場状態を考えると、逃げ切るのは厳しいかもしれない。替わって、力のある差し馬、ロードカナロア、サンダルフォン、エーシンヴァーゴウなどが連軸の中心になりそうだが、素直に考えるなら、近走、安定した上がりの脚の評価が高いロードカナロアから、というのが順当な組み立てなのだろう。しかし、ここはハンデ戦。57キロのロードカナロアにも死角はあるはずだし、他の有力馬たちもそれなりにハンデが課せられて、ここは波乱もありそうな気がする。恵ハンデと思えるのは、マジンプロスパー、キョウワマグナムの55キロ、グランプリエンゼル、ダイワナイトの54キロなどだ。

(シルクロードS)
       1着    2着    3着
02年    D     D b   C
03年    -       d   D b
04年      d   -      Za
05年      b    Y    A
06年    -     D c    Xb
07年    AZd    Ya   B
08年    C d   -       c
09年    -     -     A c
10年     Yd   DZb   A
11年    DXa   -     B

(お知らせ)
 12月1日から、新基準タイムの受付、販売を開始しました。
 新基準タイム2012年版(改訂26版)は、2012年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使用するもので、昨年同様、ご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。3月には、いよいよスタンド、馬場改造が終わった中京競馬も始まります。中京競馬場の基準タイムは、その開催に合わせて、順次、更新していく予定です。
 年間サポートのお客様には、この高田馬場日記でも紹介しているナビグラフを生成するソフト「ナビグラフ君」を無料で提供いたします。ぜひお早めにお申し込みください。
詳細はこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月24日 (火)

第745回人気馬の明暗

201201220611_2
201201220811_2

 アメリカJCCは、単勝1.4倍、断然の人気を集めたルーラーシップが圧勝した。
 中山の芝は連戦の傷みのため、内目は状態が悪く、芝がほとんどはげ落ちている。加えて前日から降り続いた冷たい雨で、馬場状態は不良だった。ルーラーシップは後方待機から直線に向くと、少しだけ芝の状態が良い大外に回し、前を行くナカヤマナイトを一気に捕らえた。2番人気のナカヤマナイトが2着に残り、3着は外から伸びた4番人気ゲシュタルト。3連単は1270円の配当で、堅い決着になった。
 馬場状態を考えれば、勝ったルーラーシップの上がりは非常に高レベルで、春の本番に向けて期待が持てるレースに内容に思えた。
 ダートの重賞・平安Sも、エスポワールシチーが単勝1.3倍の人気を集めた。しかし、快勝したルーラーシップとは明暗を分ける結果になった。
 逃げるかと思ったエスポワールシチーは、控えて3番手からのレース。直線に向いて早々と先頭に立った10番人気のヒラボクキングを追い続けたが、結局、最後まで捕らえきれずに、2着に負けた。3着は6番人気のシルクシュナイダー。3連単は15万を超える高配当になった。
 エスポワールシチーの手綱を取った佐藤哲三騎手のコメントを読むと、トウショウフリーク、ヒラボクキングの好ダッシュに、あえて無理をせずに控えたようだった。フルゲートの京都ダート1800メートルは1コーナーまでの距離が短く、もともと内枠の逃げ馬や先行馬が有利で、大外枠から逃げ切るのは容易ではない。その点からは無理をせずに控える戦法は当然の選択だったとも思うが、元来エスポワールシチーはハイペースで逃げて勝機をつかんできた馬だ。ナビグラフを見ればわかるとおり、上がりの脚があるわけではない。加えて1頭だけ58キロをを背負っており、直線での叩き合いになったら苦しいはずだった。騎手でもない私が言うことでもないが、ジャパンカップ・ダートでトランセンドが不利な大外から無理矢理に逃げたように、エスポワールシチーも無理してでもハナを奪いに行って、マイペースの逃げを打った方が良かったのかもしれない。
 10番人気の低評価で勝ったヒラボクキングは、2走前、準オープン戦を上々の上がり指数で逃げ切り勝ちを果たしている。ここは負担重量の差もあり、上がりの戦いになったらエスポワールシチーより分があったということなのだろう。それにしてもヒラボクキングのスピード指数は100を越す高レベルだった。この勝利はフロックではないはず。今後も要注意だ。
 ミホノブルボンでダービーを制した小島貞博調教師の訃報を聞いた。私がスピード指数で戦う自信と確信をつかんだ頃の、名馬と名ジョッキーだった。こころよりご冥福をお祈りいたします。

(お知らせ)
 12月1日から、新基準タイムの受付、販売を開始しました。
 新基準タイム2012年版(改訂26版)は、2012年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使用するもので、昨年同様、ご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。3月には、いよいよスタンド、馬場改造が終わった中京競馬も始まります。中京競馬場の基準タイムは、その開催に合わせて、順次、更新していく予定です。
 年間サポートのお客様には、この高田馬場日記でも紹介しているナビグラフを生成するソフト「ナビグラフ君」を無料で提供いたします。ぜひお早めにお申し込みください。
詳細はこちらから

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年1月19日 (木)

第744回ランク馬が強いAJCC、平安S

 金杯から始まった正月の中山開催も今週が最終週。
 中山の重賞はアメリカJCCが組まれている。アメリカJCCは、過去10年、前走指数の上位馬たちが毎年連対しており、平均指数の上位馬も9年、XYZ馬も8年で連対している。この10年で、指数ランク外の馬が勝ったのは2頭だけで、全体として指数上位馬が強い傾向が続いている。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
02年    -     C c   B
03年    BXa   C     -
04年    AXb   -      Z
05年    AYb    Za   CX
06年    -     D     -
07年    D a    Z    -
08年    BZ      b   -
09年    B d   BXa   -
10年     Yd   B     DYb
11年    BXa   -      Xb

 今年はゲシュタルト、ナカヤマナイト、ネヴァブション、サンテミリオン、ルーラーシップ、ヒカルカザブエなどが、指数上位のランク馬たちだ。
 例年、有馬記念、金杯を使ってきた馬たちが強いが、今年この条件にあうのはルーラーシップ、ミステリアスライト、ネヴァブションなど。
 なかでは、有馬記念4着のルーラーシップの実績が断然だ。超スローペースになった有馬記念は、最後方から勝ったオルフェーヴルを追うように、メンバー中最速の上がりタイムで伸びてきたが、惜しくも4着止まりだった。2走前の宝塚記念も後方から5着に食い込んでおり、差し脚の鋭さは疑いのないところだ。今年のアメリカJCCは多少スローぺー気味の流れになりそうで、ペースもルーラーシップに合うはず。手薄なG2なら当然の主役だ。
 ルーラーシップの相手、なかでも強敵になりそうなのは、4歳馬のナカヤマナイト、トーセンレーヴだろう。ナカヤマナイトはダービー4着のあとフランスに渡って、6着、10着と結果を残せなかったが、帰国後はオープン戦をあっさりと勝った。ここでも十分に勝負になる指数を示しており、上がりの脚も鋭い。トーセンレーヴは、出走予定だった鳴尾記念を調教中の心房細動で取り消したアクシデントは少し気になるが、上がりの脚の鋭さ、能力の高さは証明済みだけに、要注意だろう。
 他ではゲシュタルト、ネヴァブション、ヒカルカザブエ、リッツィースターなどが連下の候補だろう。

 京都のダート重賞・平安Sも平均指数や前走指数など、指数上位馬たちの活躍が目に付く。今年はエスポワールシチー、アドマイヤロイヤル、インバルコ、ヒラボクキング、トウショウフリークなどが指数の上位馬だ。
 ダート戦だけに先行力は武器になるはず。今年のメンバーで先行力があるのは、エスポワールシチー、トウショウフリーク、ヒラボクキングなどだが、ここではG1で5勝の実績馬・エスポワールシチーが連軸の中心になるだろう。もちろん指数の高さでも少し抜けた存在だ。前走、ジャパンカップ・ダートは勝ったトランセンドにハナこそ譲ったが、2番手で先行して3着に粘っている。7歳になっても相変わらず元気で、調子に不安もないようだ。
 上がりの脚があるインバルコ、アドマイヤロイヤル、グランドシチー、レーザーバレット、サイレントメロディー、キクノアポロ、タガノロックオンにも注意を払いたい。

(平安S)  1着    2着    3着
02年    AYb   A c   AXa
03年    C     -       c
04年    -      Zc    Yd
05年    C c   -     AZc
06年    C b   -     -
07年      c   AXa   C
08年    CYb   AXa   - 
09年     Xa    X    -
10年      c     c   A
11年    CZ    A b    Yd

(お知らせ)
 12月1日から、新基準タイムの受付、販売を開始しました。
 新基準タイム2012年版(改訂26版)は、2012年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使用するもので、昨年同様、ご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。3月には、いよいよスタンド、馬場改造が終わった中京競馬も始まります。中京競馬場の基準タイムは、その開催に合わせて、順次、更新していく予定です。
 年間サポートのお客様には、この高田馬場日記でも紹介しているナビグラフを生成するソフト「ナビグラフ君」を無料で提供いたします。ぜひお早めにお申し込みください。
詳細はこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月17日 (火)

第743回強かったトゥザグローリー

201201150811
201201150611

 過去10年、トップハンデを背負って日経新春杯を勝った馬は1頭もいなかった。今年は有馬記念で2年連続3着のトゥザグローリーがトップハンデ馬だったが、過去の傾向から、さすがに58.5キロのハンデは苦しいだろうと思っていた。しかし、それは全くの杞憂だった。直線、前を行く馬たちを外から捕らえて、抜け出すトゥザグローリーのパワーは、G2では力が違うといわんばかりの力強い、堂々としたもので、まさに圧巻といえる勝利だった。

 メンバー的には少し手薄なG2戦だったが、スマートロビンが逃げて、道中のペースはゆるみがなく、結果的にトゥザグローリーの指数は100を越す高レベルになった。G1はまだ勝てないものの、これで古馬G2は3戦3勝。近走、有馬記念、日経新春杯と、上がりの脚でも水準以上の鋭さを見せており、いよいよ念願のG1タイトルにも手が届くのではないかと、大きな期待を抱かせる勝利に思えた。

 3歳の重賞・京成杯は、2番人気のベストディールが、直線、早め先頭に立った1番人気のアドマイヤブルーをあっさりと差し切って勝った。後方から追い込んできたマイネルロブストがゴール前でアドマイヤブルーを捕らえ2着に上がった。アドマイヤブルーは3着に負けた格好だが、先行して直線も伸びており、内容的には悪くなかった。指数上も世代上位といえる自己ベストを示しており、今後も期待できるだろう。しかし、上位の2頭はもっと強かったということのようで、勝ったベストディール、2着のマイネルロブストは、その指数の高さから春のクラシック戦線でも期待できるだろう。

(お知らせ)
 12月1日から、新基準タイムの受付、販売を開始しました。
 新基準タイム2012年版(改訂26版)は、2012年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使用するもので、昨年同様、ご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。3月には、いよいよスタンド、馬場改造が終わった中京競馬も始まります。中京競馬場の基準タイムは、その開催に合わせて、順次、更新していく予定です。
 年間サポートのお客様には、この高田馬場日記でも紹介しているナビグラフを生成するソフト「ナビグラフ君」を無料で提供いたします。ぜひお早めにお申し込みください。
詳細はこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月12日 (木)

第742回トップハンデは苦戦

 ハンデ戦の日経新春杯はトップハンデ馬が苦戦しており、過去10年で2着が1回、3着が2回あるだけで、勝ち星は1つもない。また、1番人気馬も10年間で1勝、2着2回、3着2回のみ。指数の上位馬たちもふるわない。実績のある馬たちが重ハンデを背負う傾向が強いのか、あるいは条件戦から勝ち上がってきた馬のハンデが軽すぎるのか。いずれにしても波乱になりやすいレースだ。

(日経新春杯)1着    2着    3着
02年    C       a   A
03年    D     BXa   A
04年    -     -     BZa
05年    -     -     -
06年     Y    -     B c
07年    -      Yc   -
08年     Zb   -     -
09年    -     C b   -
10年    -     -     -
11年     Xa   B     -

 今年は58.5キロを背負うトゥザグローリーがトップハンデで、次いで58キロのナムラクレセント、57キロのビートブラックが重ハンデの馬たちだ。
 昨秋の天皇賞5着、有馬記念3着の実績からトゥザグローリーのトップハンデも当然とは思うが、過去10年、57キロ以上の重量を背負って勝った馬が1頭もいないことを考えると、軸馬としては手を出しにくい。
 脚質の傾向からは、上がりの脚がポイントになることが多く、マゼラン、ブルースターキング、スマートギア、スマートロビン、トゥザグローリーなど、高い上がり指数を示している馬たちに向くだろう。
 ハンデを考えれば、55キロのスマートロビン、54キロのマゼラン、50キロのブルースターキングなどが連軸候補に浮上してくる。
 なかでも、前走1600万条件戦を勝ったばかりだが、2400メートルの距離適性、近走の出来の良さから4歳馬スマートロビンが魅力的に見える。前走も京都の2400メートル戦を2番手で進み、直線では堂々の差し切り勝ち。全く危なげがなかった。55キロのハンデは少々見込まれたようだが、このメンバー相手でも十分に勝ち負けになるだろう。将来性も含めて、真価が問われるレースになりそうだ。

 クラシック戦線に向けての3歳馬たちの戦いもいよいよ本格化していく。京成杯はそのステップレースで、前走指数上位馬が中心を占める。
 今年はコスモアンドロメダ、マイネルロブスト、アドマイヤブルー、マナウスなどの前走指数が高い。京成杯は、年末のホープフルSと距離が同じで、そこで好指数、好成績を示しているアドマイヤブルー、コスモアンドロメダ、レッドシャンクスなどが中心になりそうだ。なかでも、新馬、ホープフルSを鋭い差し脚で連勝してきたアドマイヤブルーに注目したい。超スローペースで浮上しそうなアーデント、レッドシャンクス、ベストディール、ロジメジャーなどに要注意。

(京成杯)  1着    2着    3着
02年    -     A a   -
03年    -     A a    Xd
04年    AZa   BXb   -
05年    -      Zd   -
06年    A a   D     BYb
07年    AX    -     -
08年    D     CXd   B a
09年     Y    -     -
10年     Xa   A     CZb
11年    AYa   -     BYb
(スローペース調整-20/-10)

(お知らせ)
 12月1日から、新基準タイムの受付、販売を開始しました。
 新基準タイム2012年版(改訂26版)は、2012年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使用するもので、昨年同様、ご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。3月には、いよいよスタンド、馬場改造が終わった中京競馬も始まります。中京競馬場の基準タイムは、その開催に合わせて、順次、更新していく予定です。
 年間サポートのお客様には、この高田馬場日記でも紹介しているナビグラフを生成するソフト「ナビグラフ君」を無料で提供いたします。ぜひお早めにお申し込みください。
詳細はこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月11日 (水)

第741回決め手の上がり指数

201201080811
201201090611
201201050611
201201050811

 5日の金杯が終わって、慌ただしく8日、9日と正月競馬が続き、ほっとする間もなくもう次の競馬が待ち構えている。今週末の競馬は1月も月のなかば、時だけはますます早く進んでいく。今年も日本にとっては厳しい状況が続きそうだが、せめて日々健康で、明るく、競馬を楽めたらと思っている。

 京都のシンザン記念は2番人気に推されたディープインパクト産駒の牝馬・ジェンティルドンナが差しきって勝った。2、3着も先行したマイネルアトラクト、プレミアムブルーが残ったが、ジェンティルドンナの決め手が光って見えたレースだった。1番人気のトウケイヘイローも、ジェンティルドンナと並ぶように先行集団に取り付いていたが、直線伸びきれずに4着がやっと。差し脚比べで後塵を拝する結果になった。

 中山のフェアリーSは、3番人気のトーセンベニザクラが馬群を割って伸び、マイネエポナ、ダイワミストレスをクビ差押さえ込んでゴールした。私は横山典騎手のパストフォリアを軸に馬券を買ったが、スタートで大きく出遅れて、全くレースにならなかった。
 シンザン記念も2、3着馬が人気薄で3連単は28万超の好配当になったが、フェアリーSもまた2、3着のマイネエポナ、ダイワミストレスが8番人気、11番人気という人気薄で、3連単は50万を超す高配当になった。

 シンザン記念もフェアリーSも、勝ち馬はナビグラフ上で、上がり指数が最も高い馬たちだった。そういえば、中山金杯を勝ったフェデラリスト、京都金杯2着のダノンシャークも、上がり指数で+15のラインを超す馬たちで、芝の中距離以上のレースでは、スピード指数だけでなく、水準以上の上がりの脚がなければ勝負にならないレースが続く。

(お知らせ)
 12月1日から、新基準タイムの受付、販売を開始しました。
 新基準タイム2012年版(改訂26版)は、2012年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使用するもので、昨年同様、ご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。3月には、いよいよスタンド、馬場改造が終わった中京競馬も始まります。中京競馬場の基準タイムは、その開催に合わせて、順次、更新していく予定です。
 年間サポートのお客様には、この高田馬場日記でも紹介しているナビグラフを生成するソフト「ナビグラフ君」を無料で提供いたします。ぜひお早めにお申し込みください。
詳細はこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月 6日 (金)

第740回明けましておめでとうございます

 年末年始は家族で北陸に出かけた。ひとり娘もいつの間にか26歳になったが、いつまで、こうして家族揃っての旅ができるだろう。
 新しい1年が平穏で、誰もが幸せに思える日々でありますように。
 今年もよろしく、お願い申し上げます。

 3歳の重賞・シンザン記念は、春のクラシックに向けての前哨戦。素質のある馬たちがしのぎを削る。過去10年の傾向を見ても前走指数の高い馬が中心を占め、勝ち馬はすべて何らかの指数ランクがある馬たちだった。

(シンザン記念)
       1着    2着    3着
02年    C a     b   C
03年    BXa   -     -
04年    AYc   B b    Zd
05年    CXa   A d   D
06年      d   -     A a
07年    C     A      Xa
08年    BYb     d   -
09年    A a   -     -
10年    B a   -      Y
11年     Z    -     -
(スローペース調整値-20/-10)

 今年はレオンビスティー、シゲルアセロラ、タツストロング、トウケイヘイロー、オリービン、プレミアムブルーなどが指数の上位馬たちだ。
 連軸の中心になりそうな朝日杯の出走組はトウケイヘイローとマコトリヴァーサル、ヒシワイルド。朝日杯13着、14着のマコトリヴァーサル、ヒシワイルドはさて置き、4着のトウケイヘイローは惜しいレースだった。向正面は中段に控え、3角から早めに仕掛け、直線で先頭に立つ場面もあったが、坂を上がってから脚が上がってしまった。結果は4着だったが、平均ペースを早めに動いた分、少し苦しくなったのだろう。
 レオンビスティー、シゲルアセロラ、タツストロングなど、前走指数でトウケイヘイローの指数を上回る馬もいるが、いずれも1200と1400メートル戦での指数であり、マイルの指数としては、トウケイヘイローの指数は、同世代との比較で上々のレベルといえる。平均ペースのレースで、上がりの脚もしっかりとしており、連軸向きだろう。他に平均ペースで差し脚の鋭いのはグラーネ、オリービンなど。スローペースなら切れる脚のあるジェンティルドンナ、サンシャイン、ヒシワイルドなどにもチャンスが広がるかもしれない。

 3歳牝馬の重賞はフェアリーS。指数上位馬はオメガハートランド、チェリーメドゥーサ、シャンボールフィズ、メイブリーズ、ラシンティランテ、パストフォリア、トーセンベニザクラなどだ。フェアリーSもシンザン記念と同じマイル戦だが、牝馬限定戦だけにスローペースは必至だ。上がりの脚が良いのはトーセンベニザクラ、パストフォリア、メイブリーズ、オメガハートランド、フライングバルーンなど。連軸にとるなら指数の裏付けもある2勝馬オメガハートランドだろうか。他に、先行力を生かせるパストフォリア、後方一気の切れる脚で巻き返しを図るトーセンベニザクラも連軸候補になりそう。
 超スローペースならアイスフォーリス、ターフデライトも食い込みは可能だ。

(フェアリーS)
       1着    2着    3着
09年    A a   -     -
10年     Zc   D     BXa
11年    -     A b    Ya
(スローペース調整値-20/-10)

(お知らせ)
 12月1日から、新基準タイムの受付、販売を開始しました。
 新基準タイム2012年版(改訂26版)は、2012年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使用するもので、昨年同様、ご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。3月には、いよいよスタンド、馬場改造が終わった中京競馬も始まります。中京競馬場の基準タイムは、その開催に合わせて、順次、更新していく予定です。
 年間サポートのお客様には、この高田馬場日記でも紹介しているナビグラフを生成するソフト「ナビグラフ君」を無料で提供いたします。ぜひお早めにお申し込みください。
詳細はこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »