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2012年1月26日 (木)

第746回波乱含みの3重賞

 根岸Sはダートの1400メートル戦。G1フェブラリーSを目指す馬たちのステップレースに位置づけられ、レベルの高いメンバーが揃う。指数上、10年のうち9年で連対している前走指数、平均指数の上位馬たちが連軸の中心になっている。

(根岸S)  1着    2着    3着
02年    BZ    AXa     b
03年(中山)BYb   B      Zd
04年    -     -      Xb
05年    A a   DZd   CZ
06年      c   C     B
07年    -     DXc   BZ
08年    AZa   D     C
09年    BYa   A b   D
10年    -     AYa   -
11年    BXa   -     -

 今年の前走指数の上位馬はティアップワイルド、ダノンカモン、ヒラボクワイルド、ゼンノベラーノなどだ。平均指数や過去の指数ではシルクフォーチュン、セイクリムズン、フェラーリピサなどもランク馬として上がってくる。
 根岸Sはダート1400メートル戦だけに、ペースがスローになることはない。むしろハイペース気味と考えていた方が良い。当然、逃げ馬は苦しい。過去10年、逃げ切って勝ったのは1頭だけ、2着に粘った馬も2頭しかいない。先行馬もスタミナがなければハイペースに巻き込まれて、脚をなくすことが多い。おおむね中段待機の馬たちが脚を使って伸び、勝利を手にするレースだ。
 今年、ハイペースを先行しても粘れそうなのはティアップワイルドだが、1200がベストの馬だけに、距離が持つかどうか。指数上位馬のなかで、中段から鋭い脚を使えるのはセイクリムズン、ダノンカモンなどだろう。後方一気の切れる脚ならシルクフォーチュンだ。
 セイクリムズンは昨年の根岸Sの勝ち馬だが、昨秋、復帰してから、公営の重賞で3戦2着2回、中央で1戦して5着だった。成績はまずまずだが、2走前のカペラSを見る限り指数に伸びがなく、差し脚にもかつての勢いが感じられない。
 ダノンカモンは、近走、1600、1800メートルのG1、G2を使って2、2、5着と好走してきた。昨年の根岸Sではセイクリムズンに続いての2着馬だけに、1400も適性の範囲だ。この秋以降、調子や勢いで、セイクリムズンを上回っており、ダノンカモンのほうが連軸向きだろう。
 他ではヒラボクワイルド、ブライトアイザック、セレスハント、ティアップワイルド、フェラーリピサなどに注目したい。

 京都牝馬Sはダンスファンタジア、ショウリュウムーン、コスモネモシン、アスカトップレディ、レディアルバローザ、スプリングサンダー、レジェトウショウなどが指数の上位馬たち。
 京都の芝は今週からBコースになるが、内ラチが荒れているのは周知のこと。逃げ馬は少し苦しいだろう。狙いは後方からでも、大外一気の脚が使える馬たちだ。
 当然、軽量馬に有利のはず。スローペースもありそうで、ここは53キロの恵量、差し脚も鋭いメルヴェイユドールに流れが向くのではないか。また、この3年間は指数が少し低くても、負担重量で恵まれる4歳馬が勝っており、52キロで乗れるドナウブルー、ビッグスマイルには要注意だろう。

(京都牝馬S)1着    2着    3着
02年     Xa   -     C
03年    A c   -     -
04年    -     D c   DX
05年    D     B c   A b
06年    A b    Z    -    (2着同着)
07年    A a   -      X
08年    D d   -      Zb
09年    -     BZ     Ya
10年    -     -     DYb
11年    -     BYc   C

 シルクロードSは京都芝1200メートルのハンデ戦。10年のうち9年で連対している平均指数の上位馬が連軸の中心だ。今年はサンダルフォン、キョウワマグナム、エーシンダックマン、アウトクラトールなどが平均指数の上位馬。他ではグランプリエンゼル、ダイワナイト、ヘッドライナーも指数の上位馬たち。目下4連勝中のロードカナロアはスローペースが多く、平均指数の評価の対象になっていないが、指数上でもほとんど差はない実力馬だ。
 逃げるのはエーシンダックマンになりそうだが、ハンデと馬場状態を考えると、逃げ切るのは厳しいかもしれない。替わって、力のある差し馬、ロードカナロア、サンダルフォン、エーシンヴァーゴウなどが連軸の中心になりそうだが、素直に考えるなら、近走、安定した上がりの脚の評価が高いロードカナロアから、というのが順当な組み立てなのだろう。しかし、ここはハンデ戦。57キロのロードカナロアにも死角はあるはずだし、他の有力馬たちもそれなりにハンデが課せられて、ここは波乱もありそうな気がする。恵ハンデと思えるのは、マジンプロスパー、キョウワマグナムの55キロ、グランプリエンゼル、ダイワナイトの54キロなどだ。

(シルクロードS)
       1着    2着    3着
02年    D     D b   C
03年    -       d   D b
04年      d   -      Za
05年      b    Y    A
06年    -     D c    Xb
07年    AZd    Ya   B
08年    C d   -       c
09年    -     -     A c
10年     Yd   DZb   A
11年    DXa   -     B

(お知らせ)
 12月1日から、新基準タイムの受付、販売を開始しました。
 新基準タイム2012年版(改訂26版)は、2012年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使用するもので、昨年同様、ご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。3月には、いよいよスタンド、馬場改造が終わった中京競馬も始まります。中京競馬場の基準タイムは、その開催に合わせて、順次、更新していく予定です。
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