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2012年1月31日 (火)

第747回寒中お見舞い

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 関東では中山から東京に開催が変わった。寒さも一段と増す季節だ。寒風の中、裸同然ぺらぺらの勝負服を着て、時速68キロでレースをしている騎手は、さぞ寒いことだろうと、同情してしまう。

 昨年5月11日、大井競馬で落馬した怪我のため、長く休んでいた内田博幸騎手(41歳)も東京開催に合わせて騎乗を開始した。土、日で10鞍に乗って1勝、2着3回と、いきなり好結果を残した。内田騎手とほぼ同世代の蛯名騎手は今年も絶好調でリーディングのトップを快走しているし、昨年は不調だった武豊騎手も、最近は積極的に先行するレースが目立ち、リーディングの上位に名を連ねている。横山典騎手も連対率が33パーセントを超え、信頼性は断然だ。20台の若手騎手たちの台頭も頼もしいが、アラフォー世代のベテランが元気で積極的だと、レース全体が締まって面白く思える。

 根岸Sは、若手の藤岡康騎手のシルクフォーチュン(4番人気)が、後方一気の脚を繰り出して圧勝した。9番人気のトウショウカズンが2着に粘って、3着は5番人気のテスタマッタ。断然人気だったダノンカモンは、先行したものの、切れる脚がみせられず、5着まで。3連単は37万を超す高配当になった。

 シルクフォーチュンは後方一気、上がりの脚が頼りのレースだが、今回の根岸Sの上がり指数もなかなかの高水準といえるレベルで、このあとのG1フェブラリーSでも面白い存在になりそうだ。

 京都牝馬Sは、負担重量が52キロと恵まれた4歳馬ドナウブルーが直線、馬群を突き抜けて勝った。ドナウブルーは前走1000万条件戦を勝ったばかりで、ここは昇級戦だったが、堂々と2番人気に支持されていた。ナビグラフを見ても、前走の上がり指数は目立っており、52キロの恵量が差し脚の鋭さを一層引き出したと思えるレースだった。牝馬限定戦なら、これからも通用するだろう。ただ、ハンデ戦は別にして、牡馬に混じってのレースになると、まだ少し苦しいかもしれない。

 シルクロードSは単勝1.4倍の人気に支持された新星・ロードカナロアが前走に続いて重賞を勝ち、これで5連勝となった。4歳馬ながら57キロのハンデを背負っての圧勝劇は、素質の高さを感じさせる好内容で、特に直線なかばからのスピードは断然の速さだった。スピード指数も、ぐんぐん成長していることがうかがえるような右肩上がりの推移を示しており、もっともっと良くなりそうだ。これからが楽しみな短距離馬だろう。

 果敢に逃げたエーシンダックマンは、外から伸びてきたケンブリッジエルなどの追撃をギリギリ抑え込んで、2着に粘った。今は、強い逃げ馬が少ないだけに、今後も面白い存在に思える。

(お知らせ)
 12月1日から、新基準タイムの受付、販売を開始しました。
 新基準タイム2012年版(改訂26版)は、2012年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使用するもので、昨年同様、ご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。3月には、いよいよスタンド、馬場改造が終わった中京競馬も始まります。中京競馬場の基準タイムは、その開催に合わせて、順次、更新していく予定です。
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