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2012年2月21日 (火)

第753回「ヤッテマッタ」

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 圧倒的な1番人気に支持されたトランセンドは、良いスタートを切ったのに、どうしたのだろう。藤田騎手は必死に追っている様子だったが、2の脚がつかず中段まで下がっていく。押して押しても、なかなか前に出られない。それでも少しずつ上がっていって、3コーナーでは4番手、4コーナーでは3番手にまで上げてきた。しかし、ハイペースで逃げる馬をめざして、中段から無理して上がっていったのでは、直線に向いて脚が残っているわけがなかった。直線なかばで、馬群に沈んでいくトランセンドの姿をみるのは初めてだ。他の先行馬も大崩れになって、道中は後方に控えていたテスタマッタとシルクフォーチュンがぐんぐん伸びてきて、テスタマッタがフェブラリーSのタイトルを手にした。

 ゴール時、いつも控えめに見える岩田騎手の大きなガッツポーズが印象的だった。勝利騎手インタビューでも「ヤッテマッタ」と、珍しく駄洒落をとばしては、ひとりで受けていたが、よほどうれしかったのだろう。テスタマッタは7番人気、2着のシルクフォーチュンは4番人気、3着は2番人気のワンダーアキュートで、3連単は14万超の高配当になった。トランセンドは7着のようだった。

 ナビグラフで見ると、勝ったテスタマッタと2着のシルクフォーチュンはともに、上がり指数で最上位の2頭だ。フェブラリーSは例年、先行馬が活躍するレースだったから、逃げるはずのトランセンドに人気が集中して、追い込み馬たちは多少盲点になっていたのかもしれない。

 先行馬が苦しいハイペースで、展開の利があった勝利とはいえ、テスタマッタもシルクフォーチュンもスピード指数は100を超えており、フロックでも何でもない。今後も大きな期待ができる上々の内容だった。

 長距離のハンデ戦・ダイヤモンドSは16頭立ての15番人気ケイアイドウソジンが、まんまと逃げ切ってしまった。中段から差し脚を使って上がってきた1番人気のギュスターヴクライが2着。2番手につけていた2番人気スマートロビンが粘っての3着。上位人気の馬が2、3着を占めたが、3連単は97万超馬券になった。

 まさかケイアイドウソジンが逃げるとは思ってもいなかったが、「穴は、長距離の逃げ馬、短距離の追い込み馬」を絵に描いたような結果だった。

 日曜日のレースのあと、一緒だった3人で新宿に出た。今半で食べたすき焼きがことのほか旨く、話もはずんだ。競馬には負けたが、競馬仲間とたべる旨いものは格別。楽しく幸せなひとときだった。3月、中京競馬場に行ったらまた、ひつまぶしを食べよう。

(お知らせ)
 12月1日から、新基準タイムの受付、販売を開始しました。
 新基準タイム2012年版(改訂26版)は、2012年1月5日以降の馬場指数、スピード指数の計算に使用するもので、昨年同様、ご入金確認後、お待たせすることなく新基準タイムをお送りいたします。3月には、いよいよスタンド、馬場改造が終わった中京競馬も始まります。中京競馬場の基準タイムは、その開催に合わせて、順次、更新していく予定です。
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コメント

私は絶対前が速くなると思って、シルクフォーチュンの複勝を買いました。
ナビグラフ万歳です(笑)
トランセンドはハナを叩かれるとダメなのでしょうか?

投稿: 名古屋の伊藤 | 2012年2月21日 (火) 21時38分

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