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2012年3月29日 (木)

第764回 休み明けG1馬の取捨

 大阪杯は過去10年、1番人気馬が6勝8連対と圧倒的に強い。スピード指数のランク馬も過去の高指数馬や、前走指数の上位馬などが高率で連対しており、比較的堅いレースに思える。しかし人気薄馬も2、3着に食い込んでおり、3連単に限らず、馬連も馬単も決して低配当というわけではない。

(大阪杯)  1着    2着    3着
02年    -      Xb    Za
03年    -     AYa   BXa
04年    -      Z    A c
05年    BYd   A       b
06年     Ya   A d    Xa
07年    -     DY      c
08年    A     BYb   -
09年     Yb     a   C
10年    A     B      Xa
11年    D     -     -

 今年はトーセンジョーダン、アーネストリー、ナリタクリスタルが過去の指数が高いXYZ馬で、他にフェデラリスト、ナカヤマナイト、ダンツホウテイなども前走指数上位馬としてピックアップできる。
 大阪杯は阪神の内回りの2000メートル戦。今年のメンバーならハイペースは考えられず、先行力があって、スローペースにも対応できる差し脚がある馬が有利だ。その点から、フェデラリスト、ナカヤマナイト、ダンツホウテイ、ナリタクリスタルなどが有力馬として浮上してくる。
 問題は、G1タイトルホルダーのトーセンジョーダン、アーネストリー、ローズキングダムの取捨だ。ともに有馬記念以来の出走で、3か月の休み明けになるが、実績では抜けた存在だ。手薄なG2なら、いきなり好走もあり得るが、軸馬にはとりにくい。
 順調に使われてきた馬たちで、注目すべきは目下4連勝中のフェデラリストだろう。5歳馬だが、新馬戦4着のあとに1年近いブランクがあり、まだ10戦の身。昨年2月に復帰してから公営で2勝、中央で5勝をあげた。今年に入って重賞も2連勝と、快進撃を続けている。前走の中山記念では、直線1頭だけ次元の違う脚色で馬群を抜け出し、大逃げをはかるシルポートをきっちり捕らえて勝った。指数のレベルも高く、ここはG1タイトルホルダーたちを差し置いてでも、中心馬として信頼したい。

 中山のダービー卿CTは、過去10年、1番人気馬が勝ったのは1度だけ。トップハンデ馬も1勝しかしていない。波乱と高配当が続くハンデ戦だ。
 今年のトップハンデはガルボとリーチザクラウンの57.5キロ。こなせない負担重量ではないはずだが、ここはデータに従って連軸に取るのはやめよう。
 上がりの脚はネオサクセス、サトノタイガー、タガノエルシコ、ミキノバンジョーなどが鋭いが、土曜日の雨で良馬場は望めず、後方から追い込むのは難しいだろう。また、過去の傾向を見ると、前走マイル戦で好成績を上げている馬たちが連軸の中心になっている。とすると、タガノエルシコ、ツクバホクトオー、テイエムオオタカ、キングストリートなどが上がってくる。
 馬場状態を考えたら、ここは先行馬から連軸を取るのがセオリーだろう。先行力なら長く良い脚を使えるサトノタイガーか。道悪得意のタガノエルシコの再度の逃げ切りか、条件戦を勝ったばかりだが、ツクバホクトオーの鋭い瞬発力に懸けるか。牝馬のアプリコットフィズも侮れないし、迷いは続く。

(ダービー卿CT)
       1着    2着    3着
02年    B b   -      Xb
03年    D     -      Ya
04年    -     -       d
05年     Z      b   -
06年      d   -      Y
07年    C d   -     -
08年      c   -     -
09年    C     C     -
10年    CZc   CZb   -
11年(阪神)-      Xa    Zb

☆お知らせ☆
中京競馬場の馬場改造に伴い、基準タイムを更新しました。基準タイムのお申し込みはこちら、更新日程など、くわしくはこちらをご覧ください。

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